クィーンサイダロン
クィーンサイダロン | |
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外国語表記 | Queen Sideron |
登場作品 | NG騎士ラムネ&40 |
声優 | 松本保典 |
デザイン | 中原れい |
分類 | 守護騎士 |
所属 | ドン・ハルマゲ配下 → アララ王国 |
パイロット | ダ・サイダー |
概要
ダ・サイダーの乗る黒色の守護騎士。ダ・サイダーに召喚され、「ジュワー!!」のかけ声で登場する。
他の守護騎士と違い明確な意識を持たず、その力を発揮するには「勇者」の搭乗が必要である。
物語前半は、「勇者」であるダ・サイダーがドン・ハルマゲに洗脳されていたため、ラムネス一行の前に何度も立ち塞がった。ダ・サイダーが抜けているので、何かと失敗する事も多いが、ダ・サイダーは一応「勇者」であり、何より機体自体が守護騎士の中で最強であるため、ダ・サイダーが本気を出した時の戦闘力はキングスカッシャーと互角以上である。
ダ・サイダーの「血圧」が無限をぶっちぎると、「やってやるぜ!ヤリパンーーーッサー!」の掛け声で獣形態であるヤリパンサーへと変形する事が可能になる。サムライオンと同じ様に必殺形態ではあるが、途中からの参戦なので、出番はちょっと少なめ。しかし、血圧を上げる為に毎回あの手この手を用意してくるので、インパクトはでかい。冷静に考えると、生命に関わるほど血圧を上げているのだが、あまり深く考えるのは無粋である。
ネーミングの元ネタはチェスの駒の「クィーン」と飲料の「サイダー」から。チェスではクィーンが一番強い駒なので、それを元ネタにした以上キングスカッシャー以上の戦闘力は当然なのかもしれない。クイーンと表記される事もあるが、正式にはクィーン。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- 原作通りダ・サイダー(2代目戦士サイダー)が搭乗し、何度か敵対した後、自軍へ加入する。各守護騎士のおかげでオールラウンドに戦えるキングスカッシャーと比べると見劣りしてしまうが、合体攻撃の存在に加え、ダ・サイダーが脱力を覚えるために対ボス戦に役立つので、改造しておいて損はない。一応、クィーンサイダロンフルパワーがあるため、単体での攻撃力はキングスカッシャーより上。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
装備・機能
武装・必殺武器
携行武器を含む全ての武器が内蔵式になっており、変形の際には収納されるので武器を回収する必要が無い。また、これらの武器は主力武装ではあるが、決め手に欠ける。とどめはヤリパンサー形態で放つ突撃である(アニメでキングスカッシャーとの合体攻撃『ロイヤルスカッシュ』の初使用の際、『クィーンサイダロントルネード』と呼称しておりNEOでもその名前が採用されている)。また、主人公サイドへの合流時に『クィーンサイダロンフルパワー』という必殺技が追加される。
- ムチ
- その名前の通り鞭。胸に折り畳まれて収納されている。
NEOではスタン特性付き。 - クィーンシューター
- 胸から発射するクナイ。
NEOではヒット&アウェイ特性付き。 - パンサークロー
- ヤリパンサー形態の爪。『キューティーハニー』の敵組織と同名だが無関係である。
NEOでは「クロー」の名称で採用されており、突破攻撃となっている。 - ハルバード
- 主力武器。ハルバードとは、竿状武器のひとつで、柄の長い斧(ポールアックス)の穂先に槍の刃を取り付けたもので、「戦斧」とも呼ばれる。普段は胸に折り畳まれて収納されている。
NEOでは押し出し特性付き。 - ビームキャノン
- ヤリパンサー時の背中に付いている4門の小型のビーム砲。恐らく劇中使用されたのは1回だけ。そのためかスパロボ未採用。
- クィーンサイダロントルネード
- 血圧を上げ腰のメーターを∞にする事でヤリパンサーに変形し敵に突撃する。キングスカッシャーの対となる機体としての技ではあるが、変形のかけ声やオーラの色と合わせて明らかに野生の本能全開である。
- クィーンサイダロンフルパワー
- クィーンサイダロンの全エネルギーをハルバードに込めそれを投げ敵を貫く。原作ではゴブーリキが張ったバリアを破壊する為に使用された。
NEOではロックオン特性付き。
名前の元ネタは恐らくこれ。
合体攻撃
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 2またはS
- NEO、OE
機体BGM
- 「熱血!!勇者ラムネス」
- 原作の前期OP曲。基本の戦闘BGM。
- 「クイーンサイダロン」
- クィーンサイダロン召喚BGM。必殺技使用時の基本BGM。また、敵対時の戦闘BGMでもある。
- 「闘え!!キングスカッシャー」
- 挿入歌。ロイヤルスカッシュ使用時のBGMで、変更不可。
関連機体
余談
- 続編『VS騎士ラムネ&40炎』(SRW未参戦)においては、なんと序盤で呼び出す前にカプセルごと破壊されるという呆気ない形で失われている(ノリも軽い)。世代交代のためとはいえ、仮にも前作のライバル機体の退場シーンとしてはあんまりにもあんまりなものである。
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