エアリーズ | |
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外国語表記 | Aries |
登場作品 | |
デザイン | 石垣純哉 |
分類 | 空戦型量産型モビルスーツ |
型式番号 | OS-07AMS |
全高 | 16.9m |
重量 | 8.0t |
装甲材質 | チタニュウム合金 |
アビリティレベル |
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開発 | OZ(ロームフェラ財団) |
所属 |
OZ 地球圏統一連合 |
主なパイロット |
ルクレツィア・ノイン ゼクス・マーキス ミュラー |
概要
本機はOZが軍備の質の向上を目指して開発したもので、リーオーの空戦特化型に位置する機体である。「ガンダム」が登場するまでの軍備で、陸のトラゴス、空のエアリーズ、海のパイシーズの一角を担った。脚部を折り畳んで簡易変形を有し、機動性に非常に優れ、マッハ2以上での戦闘飛行が可能である。
カタログ上はほぼリーオーと同等の能力を有している事になっているが、同等の能力を有した機体が空を飛べるという事は、戦術的にかなりのステータスであり、実際の戦闘力はリーオー以上であると言える。このため、特に制限がなく、各陣営に大量に配備されているリーオーと異なり、OZの息のかかった部隊以外には意図的に余り配備されていない。
OZのオペレーション・デイブレイクの際には、その機動力で連合軍のリーオー部隊を圧倒し、分かり辛いがその時はゼクスもエアリーズに搭乗して出撃している。
とは言うものの、「ガンダム」のターゲットとしては、リーオーと同レベルに分類される機体であり、ガンダムやトールギスの機動性の前には成す術無い。他にも、汎用性がない(大火力兵器が使用できない、カスタマイズができない)、陸戦能力がリーオー以下、常時飛行するため燃費が悪いと言った特化型故の弱点も存在している。
主戦場が宇宙に移って行った事から生産もされなくなり、徐々にその地位をトーラスに譲っていく事となった。
ガンダムのパイロットでは、自らの戦う意義を見失っていたカトル・ラバーバ・ウィナーが、迷いを吹っ切った際にOZから強奪。リーオーでビルゴ部隊と戦い窮地に追い込まれたヒイロ・ユイの元に駆けつけ、同じく駆けつけてきたルクレツィア・ノイン率いるサンクキングダム軍から受け取ったウイングガンダムのバスターライフルでビルゴを撃退するという、活躍を見せている。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F
- NPCとして登場する。また、ノイン機がロンド・ベルに加わる。スポット参戦から正式加入までが長い上にFでは別段特筆すべき事では無いのだが、とても主力となり得る様な性能ではなく、更にチェーンガンが何故かビーム兵器であるため、HMに弾かれたりと散々である。しかも、愛を持って改造しても完結編で永久離脱する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 引き続き自軍に在籍しているが、唯でさえ微妙な性能(Fから変更されてはいる)を有しているのに敵のインフレがどんどん進むのでとても戦力には換算できない。そして、宇宙Bなのにそこから抜け出せないままノインが抜ける際に永久離脱する。余りにも不遇。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 序盤ゼクスが数機引き連れてくる。それ以降も度々登場するが中盤を過ぎたあたりで見なくなる。なお、今回はノインが最初からトーラスに乗っているため、彼女には乗ってもらえない。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 敵ユニットとして、一般機とモスグリーンの指揮官機が登場。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 宇宙編に敵として登場するが、出番は1マップのみ。性能も低い。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦リンクバトラー
- 中距離武器で地道に削る事もできるが、根本的に火力が低く、直撃でも余り大きいダメージを与えられない為、今一使い辛いが、運用次第では戦力にならない事もない。64本編では正式入手できないのに登場している珍しい機体。
- スーパーロボット大戦64
- Wの原作再現が多いため、やっと普通に敵として出てくる。ただしトラゴスがいるのにリーオーがいないという妙な選出。ダメージが高めの仕様のため、運動性が多分リーオー代わりのマラサイより高い事と相まってちょっと鬱陶しい。原作の様に無改造の「ガンダム」単機で突っ込んでいくとあっさり撃墜される。後半、トレーズ・クシュリナーダ邸での防衛戦ではヒイロ搭乗のエアリーズがスポット参戦、しっかり改造されており活躍してくれる。
関連作品
装備・機能
武装・必殺武器
- チェーンライフル
- 標準携行火器。特筆すべき点は無い。
- ミサイルポッド
- 4連装のミサイルポッド。オプション装備。
移動タイプ
サイズ
- M
対決・名場面
- ミュラーによる連合軍虐殺劇
- OZの二級特尉であるエリートパイロット、ミュラーの搭乗した機体は、1話限りであるが、「ブルーエンジェル」のコードネームで、教官であるルクレツィア・ノインを上回る活躍を同僚のアレックスの駆るキャンサーと共に見せている。OZに抵抗を続ける連合軍が降伏意思を見せても、「粛清」と称して攻撃を繰り返す残虐非道さを見せつけており、まさにOZの負の面を強調させていたが、最後は逆上してゼクスのトールギスに攻撃を仕掛けた結果、ビームサーベルで真っ二つにされて返り討ちに遭うという、あっけない最後を迎えた。
- バスターライフル使用
- 地球に降りたヒイロはOZトレーズ派とともにリーオーでなおも戦い続ける。戦場で孤立したところをカトルのエアリーズが駆け付け、ノインとサリィが落としてくれたウイングガンダムのバスターライフルを一緒に使って敵を殲滅、危機を脱した。
関連機体
- リーオー
- 本機開発の技術の下地となっている。