アーマラ・バートン

2013年1月18日 (金) 21:07時点における114.168.161.10 (トーク)による版

アーマラ・バートン(Armala Burton)

アルテウル直轄の部下である謎の少女。ハイ・パーソナルトルーパー「ガリルナガン」を駆り、執拗にイングを狙って襲い来る。高いプライドを持ちクールな性格だが、戦闘中に感情が高ぶるとその裏に隠れた激烈な本性が顔を出す。

ガイアセイバーズの最高位部隊である「オメガ・セイバー」の隊長を務めており、ドゥバンの上官に当たる。

行動の全てはアルテウルからの命令によるものであり、戦隊の前に現れた最初の場面では、オルレアンでオーバーホールを受けていたヒュッケバインシリーズを全機破壊、Mk-IのブラックホールエンジンとMk-IIIのトロニウム・エンジンを強奪している。

その正体は、アルテウルことOG世界のユーゼス・ゴッツォが作り上げたバルシェムの1体。本人は自らをアルテウルの懐刀と自負し、地球での戦いも全てはゼ・バルマリィ帝国の繁栄の為と信じていたが、当のアルテウル(ユーゼス)にとっては、自らが「超える」ため、イングを成長させ、「因子」の一つとするべく送り込んだ捨て駒に過ぎず、最後はアダマトロンと化し、帝国への翻意を露わにしたユーゼスに切り捨てられ、ガリルナガンごと吸収されてしまった。

その存在はOG世界における「α」のイングラムの異世界同位体であり、性格面では真反対なものの、類似する部分が多くみられる。また、名前もイングラムに引っかけたもので、片方をイングが持っている辺りに立ち位置の分担が見られる(「Ing」「ram」⇒「Arm」ala)。

バルシェムにカウントされ、アストラナガン(のコピー機)に乗り、ユーゼスの配下として行動する、という点では確かに似ているが、執拗にイングを狙い、その内なる力の覚醒を促す、という点ではキャリコ・マクレディに似通っている(どちらかというとエグレッタ・ウーノと分担している)。また、最終的に敵の大ボスに吸収されているという点から見ると、「α外伝」におけるイングラムの運命をもなぞっていると見ることも出来る。

これらとイングの境遇などから、二人を巡る展開がαシリーズのそれを大まかになぞっている節も見られ、早くも続編におけるクォヴレーの参戦を予測するユーザーも多い。


登場作品と役柄

第2次スーパーロボット大戦OG
24話「黒焔の狩人」で初登場。本作のライバルキャラ的立ち位置であるが、途中からエグレッタ・ウーノが登場するためそちらの意味ではやや分が悪い。いきなりヒュッケバインシリーズを破壊したという行動から、ユーザーからはガリルナガン共々「創通からの使者」なるあだ名がついている。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

射撃・命中・技量に優れるスピード型。射撃武器の多いガリルナガンの特性を存分に発揮して来る。

精神コマンド

加速 集中 直感 直撃 
リアル系としてはなかなかの構成。全体的に消費が少ないのは敵パイロットたるがゆえか。

ツイン精神コマンド

連撃

特殊技能

底力L6 援護攻撃L3 ガンファイトL8 連続攻撃L2 見切り ガード
気力130を超えると底力との相乗効果で当たらない・通らないの強敵に変貌。脱力を切らさないように。

パイロットBGM

「黒焔の狩人」
専用曲。音程はまるで違うが、旋律はまんま「TIME DIVER」。曲名自体も「TIME DIVER」の歌詞のアレンジ。

人間関係

アルテウル・シュタインベック
司令官にして創造主。彼には忠実だったが……。
イーグレット・イング
執拗に彼を狙う。並行世界論では彼と共にイングラムの代役であり、物語再現を分担している。
ドゥバン・オーグ
立場上は彼の上官に当たる。
イングラム・プリスケン(α)
キャリコ・マクレディ
色々と彼らとの共通点を持たされている。

名台詞

関連機体

ガリルナガン
搭乗機である劣化アストラナガン。