概要
TERRAの司令官。冷静沈着で、常に厳しい表情を見せるが、自室で青い鳥「ミチル」を飼うという意外な一面も持っている。
第一次MU大戦時、当時の上官であった九鬼正義の命令で、戦術融合弾を使用するが結果的には仙台は崩壊し、娘の美智瑠が死亡してしまうという結末を迎える。結果として、娘を殺めてしまったことへの罪の意識を引きずり、妻の真理子とは長い間別居することになる。最期は九鬼と刺し違える形でニライカナイを自爆させて死亡した。
劇場版『多元変奏曲』では上記の設定にはまったく触れられない(実質無かったことになった)一方、裏で進む計画を看破して黒幕たるエルンスト・フォン・バーベムに接触。「調律」がバーベムの予想外の展開を見せる中、バーベムを射殺して現実世界における事態の決着をつけた。キャラクター統廃合によっていい目を見た人物の一人である。
登場作品と役柄
Scramble Commanderシリーズ
単独作品
- スーパーロボット大戦MX(MX PORTABLE)
- 原作同様に綾人との食事の約束が死亡フラグとなり、九鬼と刺し違える結末に繋がった。
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「TERRAは人命救助の組織ではない。もし七森くんを助けたいなら、奇跡を起こしたまえ」
- ネコだけは残しておいてほしくなかった。
- 小説版にて鳥飼が去った後、ネコを一瞥して。嫌いなんだろうか、ネコ。
- 「余興はこれからですよ、一佐殿」
- 終盤、九鬼の攻撃で致命傷を受けた際、ラーゼフォンを引き渡させようとした事を「余興」と言い放った九鬼に対して。直後、ジュピターシステムを起動させ、心中する形で娘の仇を葬ったのであった。
- 「人が知覚できる神など、神ではありません!」
- 劇場版にて、自分の望んだシナリオとは違った「調律」の結末に取り乱し、憤るバーベムに対して言い放った台詞。