エ=セルダ・シューン

2016年7月4日 (月) 21:49時点におけるTake (トーク | 投稿記録)による版

概要

フューリーの騎士団の中でも、皇族の親衛隊である「禁士」の長を務める人物。騎士の一人であるアル=ヴァン・ランクスの武技の師でもあったが、フューリーに関する事実を地球に明かし、共存の道を模索するためラースエイレムキャンセラーを搭載した特別な機体を奪取、サイトロン・コントロールの実験台となっていた三人少女を救出してガウ・ラ=フューリアを脱走した。

しかし、追っ手との戦いの中で傷を負い、アル=ヴァンの攻撃が致命傷となって戦死。奪取した機体はカティア達がどうにかコントロール、地球圏にたどり着いて戦いに身を投じることになる。

初登場となる『J』では名前のみの言及だったが、『ムーン・デュエラーズ』で本人が登場。「セルドア・シウン」という偽名でアシュアリー・クロイツェルに入り込んでいた。 後にフューリーから「玉座機」という特別な機体であるグランティードを奪取して逃亡したが、アル=ヴァンではなく、諜士の長であるカロ=ラン・ヴイの攻撃で致命傷を負いながらも離脱。壊滅したアシュアリー・クロイツェルからカティアとメルアを救出、息子であるトーヤのもとへグランティードを到達させることに成功。

だが、直後にゾヴォークの機体を率いるソ=デス・ズォーの襲撃を受け、これを退けるも力尽き死亡した。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
実質的な初登場作品。パイロットとして操作できるのはノーマルモードはプロローグと地上ルート第2話、ビギナーズモードは第1話のみだが、近衛の長だけあってその実力は本物。
外見や性格、言動などは今回で初公開となった。なお、既に致命傷を負っているため、戦闘中の顔グラは流血している。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

命中・回避・技量に優れるスピード型。乗っているのがスーパー系のグランティードなので生かしにくい。

精神コマンド

不屈加速必中気迫熱血信念(ツイン)
実に騎士らしいラインナップ。ビギナーモードのみ、気迫と熱血を習得済み(レベルを上げれば他のモードでも習得できるだろうが、レベル30から5レベルあげるのは現実的な話ではない)。「気迫」を使えばいきなりオルゴン・クラウドを発動できるので、まずはこれで身の安全を図ろう。

特殊技能(特殊スキル)

カウンターL8、底力L6、援護防御L2、連続攻撃L4
どちらかというと防御的な構成。高い回避のおかげで「底力」が発動すれば割とよけてくれる。

エースボーナス

カウンターが必ず発生する

パイロットBGM

「The knights of the Fury」

人間関係

紫雲統夜/トーヤ・シウン
息子。フューリーに関する事実は教えておらず、最後まで再会することもなかったが、OGMDでは再会が実現。
カティア・グリニャールフェステニア・ミューズメルア・メルナ・メイア
サイトロン・コントロールの実験体だった彼女らを救出した。OGMDでは「セルドア」の名前で覚えられており、救出できたのはカティアとメルアだけだった。(なお、テニアはカルヴィナと行動している。)
ユズキ=シウン
妻。
アル=ヴァン・ランクス
弟子。『J』では彼に引導を渡されている。
カロ=ラン・ヴイ
諜士長。アル=ヴァンと戦闘後、彼に背後から撃たれる。
ソ=デス・ズォー
諜士。彼との戦闘を繰り返した事で命を落とす事になる。
フランツ・ツェッペリン
『J』での知人。

名台詞

「無論だ。彼らへの手土産として、これ以上の物はない」
「道を譲れ、アル=ヴァン。私は、本気だ!」
プロローグにて、アル=ヴァンとの問答の締め。
「……真理かも……知れんな。人は……逆境に瀕してこそ……本性が現れる」
プロローグにて、「騎士は敗れる時になって初めて敵を卑怯卑劣と罵る」と嘯くカロ=ランの言葉に対して。
「目を閉じるな、トーヤ! この戦いを……父の戦いをしかと見届けよ!」
第2話での戦闘時。
「なあ……トーヤ……お前が……生まれた日のこと……お前を……初めて抱き上げた時の、あの重み……産声……今でも……よく覚えて……いるよ……あんな……小さ……な……」
第2話にて、敵を退けた直後。真実も、我が子が生まれた時の喜びも語る間もなく、フューリーの英雄はその激動の人生に幕を下ろした……。