ここではゲッターロボシリーズのOVAに登場する車弁慶について説明する。
TV版については「車弁慶」を参照。
車弁慶(Benkei Kuruma)
- 登場作品:ゲッターロボシリーズ
- 声優:飯塚昭三
- 種族:地球人(日本人)
- 性別:男
- 年齢:28歳→41歳(世界最後の日)
- 所属:ゲッターチーム→日本軍
- 階級:少佐
- キャラクターデザイン:羽山賢二(世界最後の日)、鈴木藤雄(真対ネオ)
真ゲッターロボ 世界最後の日
元ゲッターチームのメンバーで、巴武蔵の後輩。ゲッターチーム解散後は、武蔵と共に日本軍に所属していた。渓の育ての親であり、彼女の素性を知る数少ない人物。
アニメ作品では初めて武蔵と競演した。スパロボの設定が逆輸入されており、大雪山おろしを使える。武蔵から直々に学んだようで「直伝、大雪山おろし!」と叫んでいる。
本作品において数少ない、全話に渡って登場するキャラクターでもある(第2話での登場は過去シーンのみかつ台詞なし)
真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ
最終話のエンディングにカメオ出演(声は無し)しているが、格好はほぼTV版そのまま。
現時点ではスパロボには登場していない。
登場作品と役柄
2014年時点、スパロボに登場しているのはいずれも『世界最後の日』準拠の設定。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 今回は武蔵が真ゲッターに乗り続けるため声無しのNPCに終始、完全な非戦闘員扱いでの登場。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 中盤、真ゲッターが参戦する頃から登場する。今回は旧ゲッターチームが真ゲッターに搭乗する第44話からパイロットとして使用可能。レベルと撃墜数は隼人のものが引き継がれるので、タワーを使えば使うほどエースボーナス取得は楽になる。そしてそのエースボーナスが真ゲッター3の使い勝手を左右するので早期に取得させたい。破界篇ではパイロットとして使える機会はなかったが、破界篇~再世篇プロローグの間で、2回に1回の割合で竜馬・隼人と組んで真ゲッターに乗っていた事が語られている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 最初は號・渓と一緒に真ゲッターに乗り、それからガイと交代して旧ゲッターに乗り換える。隼人がパイロットに復帰すると、竜馬と共に各ゲッターに乗り換えられるようになる。TV版の車弁慶と違い、単独パイロットとして出撃機会がある上に、シナリオ上でのポジションもブルー・スウェアの首脳陣の一人という扱いで、存在感は大きい。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 原作終了後のため時空の彼方で戦い続けていたが、第4章にて時空の裂け目が開いた際に竜馬共々連れ戻されて帰還。以後は竜馬チームと號チームで真ゲッターを共用する形で出撃可能となる。
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 「聖バレンタインの騒乱」では愛娘である渓がチョコ作りをする際に複雑な反応をしている。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
人間関係
他作品との人間関係
名台詞
- 「すまねえ…すまない、元気。俺達は今度こそ、今度こそ竜馬に間違いを犯させるかも知れん。なのに…止めることができねえなんて…!すまねえ、すまねえ元気…!!」
- 第1話。早乙女と隼人への復讐に燃える竜馬を止められず、ただ元気に謝罪することしかできない弁慶。
- 「所詮、ゲッターからは逃れられない運命ってわけか…」
- 第5話。荒廃化した早乙女研究所にて、真ゲッター2と共に姿を現した號の指示で渓と共に真ゲッターロボに乗り込むことになった弁慶。ゲッターにより多くのものを失いながらも、インベーダーと戦うために、再びゲッターに乗り込む。そんな皮肉を自嘲しながらも戦う決意を固めた。
- 「こいつは早乙女の息子なんかじゃない!俺の娘渓だ!」
- 第6話。早乙女博士によって世界がゲッター線によって汚染され、その忘れ形見である元気の身を案じた弁慶の気転で守った時の台詞。
- 「ゲッターチームの復活だ!底力を見せてやる!!」
- 第11話。13年の時を経て再び揃ったゲッターチームは真ドラゴンに立ち向かう。
- 「任せてくれ、先輩…渓は、この俺が必ず…!」
- インベーダーの精神攻撃を振り切り、武蔵から「元気を頼む」と激励された弁慶。武蔵の形見である帽子を被り直し、彼は娘を守る決意を新たにする。
- 「見たな、竜馬!隼人!」
- メタルビースト・ドラゴンの合体スピードが自分達より遅い事に気付いて。ちなみに原作漫画版では弁慶だけが気付いていなかった。
- 「直伝!大雪山おろし!!」
- 第13話(最終回)大雪山おろしを使った際に。地味に宇宙空間で大雪山おろしを使っていたりもする。
- 「號だけじゃない、過去を未来に繋ぐために現在を生きる…それが人間ってやつなんだ!!」
- コーウェンとスティンガー (ゲッターロボ)との決戦の最中、號の真実を悟った竜馬の台詞の後で。
- 「ここから先は俺達だけで充分だ。渓、お前達は…!」
- 時の狭間でインベーダーと戦い続けるゲッターエンペラー、そしてゲッターの軍勢を見た弁慶は竜馬、隼人と共に戦う事を選び、真ゲッターロボを真ドラゴンから分離させ、渓らを地球に帰還させる。
スパロボシリーズの名台詞
D
- 「ふん、どうもなれなくてな。それはそうと、俺のことも昔の階級で呼ぶのはやめてもらおう。もう統合軍なんざ残っちゃいねぇんだ」
- 「憎しみは激闘の中」シナリオデモ中。隼人をジン・ジャハナムと呼ばないことでヤマザキから指摘を受けるも、隼人から「こいつは昔からこう言う男だ」と流され、ヤマザキに反論する。
- 「お前ら、なにぼやぼやしてやがる。こいつらを倒せば、地球はもとに戻るかもしれねぇんだ。気合いを入れろ!」
- 「憎しみは激闘の中」戦闘マップ。ゲッター1で出撃し、渓達真ゲッターチームに喝を入れる。
- 「武蔵先輩…?ダメだ、早くそこから逃げてくれ!!」
- エンジェル・ハイロゥの影響を受けた際の台詞。
Zシリーズ
- 「待ちに待ってた出番が来たぜ! 近づく奴は片っ端から海の藻屑にしてやる!」
- 天獄篇残されの海ルート第26話「深海の秘密」での戦闘前台詞より。このステージは深海での戦いであり、水中固定で空が飛べない、というまさに真ゲッター3のためのような舞台。そのためなのか非常に生き生きしているのが見て取れる。というか、今は亡き先輩と同じ事を言っている…。
- ちなみに時獄篇ではメリダ島ルートで同様のステージがあったが、弁慶は分岐で反対のルートにいたため、参加できなかったことをヒビキが嘆いていた。
CC
- 「確かに渓も立派な大人だ…。 ああ…いや、だがしかし…」
- 「聖バレンタインの騒乱」にて、娘の渓が想いを寄せている相手にチョコを作る光景を見て、複雑な表情を見せる。
- …まあ、その相手が亡き姉の細胞から作られたゲッタークローン――即ち、遺伝子的・血縁的な立場からヤバイ存在であるので…。
- ちなみにイアンはその愛娘をたぶらかしている(?)人物に憤慨している…。