ガンドール

2016年4月6日 (水) 23:48時点におけるDグループ (トーク | 投稿記録)による版

ガンドール(Gundole)

全長1.4km、全高600mにも及ぶ巨大戦艦獣戦機隊基地の地下で建造され、その崩壊と共に飛び立つ。通常は戦艦然とした外見だが、龍のような形態へと変形できる。

主武装であるガンドール砲はその原理がダンクーガの断空剣にも応用されている。その他にもレーザーやバルカンによる武装を施された、まさに天駆ける巨龍である。莫大なエネルギーを期間をかけて蓄えて稼働するのだが、しかし動力である3基のプラズマエネルギー融合炉は起動から183日の稼働にしか耐えられない。地上および月面での戦闘の後、ガンドール砲によりムゲ帝国が存在する別宇宙へと繋がる超空間を開くのだが、残ったエネルギーではダンクーガ1体の質量分1回がせいぜいという地獄への片道切符となってしまった。

なお、上述のような設定がありながらも、映像作品のシリーズにおいては最後まで轟沈することなく終わっており、後日談の小説『獣機神曲』にも出番が与えられている。

登場作品と操縦者

作品としてはスパロボ参戦回数上位の『ダンクーガ』であるが、ユニットとしての登場回数ではダンクーガにかなり水を空けられている。

また特殊能力としての変形を有さず、常に龍形態である扱いが多い。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
ガンドール隊の旗艦として活躍。武装がモビルスーツ並の威力しかない上に命中率も良くない。葉月博士の激励が存在意義。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
シーン1での母艦。植物惑星を破壊するために轟沈する。故にほぼスポット参戦と言える。
スーパーロボット大戦IMPACT
通常兵器版ガンドール砲が追加され火力も底上げされ、ユニット性能も向上したが、武装の全てがビーム兵器な為水中ユニットには無力。P武器がない点は突撃で補うといい。第1部では旗艦だが3部序盤で轟沈し使用不可になる。第1部で戦艦としては結構強いので改造してしまった人はかなり後悔したことだろう。援護で使うのにとどめ、強化はパーツで我慢しよう。
ただし、本作では早解きで強力な特殊技能が手に入り、1部の大半で強制出撃な本機の強化はクリアターン短縮に役立つため、そちらを重視するなら必要経費と割り切って強化するのも手。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦J
ユニットとしては登場しないが、ダンクーガが断空光牙剣を使うとガンドール砲を発射するカットインが入る。

単独作品

スーパーロボット大戦64
初参戦作品。火力は64戦艦の中でもトップクラスだが、葉月博士必中を修得しないのが泣き所。シャアとの最終決戦では小説版の三段構え(核ミサイルHi-νガンダムの砲撃、内部からの爆破)の内、二番手の替わりをガンドール砲で務める。
スーパーロボット大戦GCXO
序盤の終わり際に外宇宙へ旅立つ為の母艦として登場する。今回は常に龍形態ではなく、ガンドール砲の攻撃前にのみ変形する。攻撃力はホワイトベースを上回るが、武器は大半がEN消費が多くガス欠しやすい。またMサイズ以下には一番弱く射程の短い16門ビーム砲とマップ兵器版ガンドール砲でしか攻撃できないため、一方的に打ち込まれる危険も。

装備・機能

武装・必殺武器

16門ビーム砲
ダイガンと同等の大型ビーム砲。
IMPACTでは艦全体から多数のビームを一斉発射。弾数60発、気楽に使えるが威力が低い。隣接しても使えるのが強み。
2連装大型ビーム砲
IMPACTでは艦の両サイドからビームを連射。消費EN8、ガンドール砲に比べると燃費が良いので反撃と削り役を任せられる。射程2からしか使えない。
ガンドール砲
龍の口から放たれるエネルギー砲。これをダンクーガの断空剣に当ててエネルギーを補充することで断空光牙剣が使用可能になる。
TV最終話ではダンクーガがガンドール砲のエネルギーに乗って別宇宙へと攻め込んだ。
マップ兵器版と通常兵器版があり、どちらも威力は同じだが燃費が悪く、バカスカ使っているとあっという間にガス欠になる。IMPACTではマップ兵器版は通常に比べてたった5しかENに差が無い為ある意味お得。

特殊能力

搭載
母艦としての標準能力。
強化パーツ使用
母艦としての標準能力。

移動タイプ

宇宙でも航行可能。

サイズ

LL

機体BGM

「バーニング・ラヴ」
64にて採用。
「愛は奇跡(ミラクル)」
IMPACTで採用。
「ホントのキスをお返しに」
GCXOで採用。大幅なアレンジが加えられており、原曲よりもロボットアニメらしくなった。

関連機体

ダンクーガ
ファイナルダンクーガ
ドラゴンズハイヴ
獣装機攻ダンクーガノヴァ』における、ガンドール的立場の龍型巨大戦艦。