ユキ・ヒイラギ
ユキ・ヒイラギ(Yuki Hiiragi)
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:中原麻衣
- 種族:地球人(古代に地球へと渡った異世界人の子孫)
- 性別:女
- 年齢:推定14歳(外見年齢)
- 所属:民間人→ブライティクス
- キャラクターデザイン:Chiyoko
『スーパーロボット大戦BX』のヒロイン。漢字表記は「柊 結希[1]」。
半年前に保護され、ヒイラギ家にやってきた記憶喪失の少女。表向きはヨウタに遠い親戚と説明されている。
記憶喪失であることを感じさせない明るくまっすぐな性格で、落ち込んでいる人を見るとマリから教えてもらった「ご飯を食べれば元気が出る」と励ます優しさも持っている。結構天然で好奇心旺盛。ニューヤークでは露店のホットドックを食べて気に入り、その後も行く先々で店に立ち寄っては食べている。遺跡や古代文明に対しては並々ならぬ関心を示し、その知識の量も非常に卓越したものである。
身につけていた「運命の石」を大切にしているが、デストルークが襲撃してきた際にその石からファルセイバーが実体化した。当初はヨウタから守られる対象であったが、遠くから見ているだけで不安に苛まれるばかりという立場は辛いと語り、強い決意のもとでファルセイバーに融合する。なお、この「運命の石」は誰にも触れさせないほどに大切にしており、ヨウタもその例外ではなかったのだが、後には「ヨウタになら、持っていてもらってもよかった」と語っている。
その正体は有史以前の大戦で滅んだ超古代文明の生き残りであり、ファルセイバーが失った力の源となる四つのエネルギーの一つ「記憶の至宝」を受け継いだ存在。それ故に、「境界の力」を手に入れようと企むバルギアスに狙われ、終盤「境界の力」を奪われる。肉体を「境界の力」によって置換していた彼女はこの時点で肉体を失い、魂のみの存在となってファルセイバーとの融合を解除出来なくなってしまう。
最終決戦後の結末はルート次第で異なるが、いずれにしても最終的には肉体を取り戻し、ヨウタと共に元の世界に帰還している。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- ファルセイバーのサブパイロットその2。第1話ではファルセイバーのサブパイロットをつとめるものの、第2話以降は一定期間同乗しない。
- 中盤に大河長官に指名され、戦術指揮も担当。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
戦術指揮
- クリティカル率上昇、防御スキル発動率上昇、バリア無効
- BXで採用。
人間関係
他作品との人間関係
- 田神悠宇
- 骨董品店によく訪れており、知り合いの間柄。悠宇の父親であるドクター田神の話はユキにとっては凄く面白いらしい。
- 沙慈・クロスロード
- 骨董品店のアルバイト。ユキにとっては兄貴分のような存在。
- 大河幸太郎
- 中盤で彼に指名された事により、戦術指揮を担当。
- ミーナ・フォルテ
- 彼女と意気投合し、友人となる。
- ウェンディ・ハーツ
- 彼女とも親友になる。一番星コンテストではウェンディと共に出場しており、別エントリーだったミーナとあわせて三人とも戦術指揮に指名されることに。
- リュウ・ホウメイ
- ユキのために古代の料理を再現した。
- ハーデス神ほかミケーネの神々
- 彼らの侵攻によって実の家族や友人を失い、「境界の力」をファルセイバーから受け継ぐことになった。
- ハリケーン
- 彼女たち八稜郭の衣装を「かっこいい」と憧れる。ファルセイバーからは「まだその服は早い」と釘を刺されるが、コンテストで彼女たちから衣装を拝借して出場してしまう。
- マイケル・チャン / 刹那・F・セイエイ
- 彼女が大好きな映画の主役とそのモデルとなった人物。本物のダブルオーライザーが戦場に介入したときには興奮を隠せずにいた。
名(迷)台詞
- 「わたし、知ってる!」 / 「わたし、覚えた!」
- 作中でユキがよく口にするフレーズの一つ。記憶喪失キャラなためか、新たに覚えたことをアピールする所がある。それが正しいかどうかは、別だが…。
- ユキ「やられたらやりかえせってお母さんが言ってた!」
ヨウタ「そりゃ商売の話だよ!」 - 反撃時。マリも何教えてんだか。
- なお、上記の台詞の元ネタは、「倍返しだ!」という主人公の決め台詞で有名になった2013年のテレビドラマ『日曜劇場 半沢直樹』であると思われる。
- 「いっけー! ハイパー・ライジングソード・ファイナルアタックでやっちゃえ!」
- 第3話「ニューヤーク サスペンス」より。ユキ達がピンチの場に現れた彼女が大好きな映画に登場したガンダムへの声援。
- まるで、どこかの妖精を想起させるノリの台詞である。
- 「神の使いって、素手で戦うのが決まりだからだよ!」
- 間違い例その1。第12話「それぞれの決意」においてゴーグが武器を持つのを嫌がった件について。元ネタは漫画『聖闘士星矢』。
- 「ソレスタルビーイングだー!」
- 第18話ELS移送ルート「意志を持った生命体」より。別の妹キャラを彷彿とさせる一言。
- 「わたし、覚えた! ヨウタが情けない事言ったら、私怒ってみる!」
- 第22話「『忘れちゃいけない』温かさ?」より。新たに覚えたことのアピール。直後にヨウタから「いや、お前のキャラじゃないだろ…」と突っ込まれる。
- 「死んだ奥さんを迎えに行く、イザナギの話とオルフェウスの話なんかもそっくりだよね」
- キャンペーンマップ「無限の使者」より。神話に関する話題時の一言。
- ちなみに、「イザナギ」は本作に参戦している『ガオガイガー』のディビジョン艦にも使われている名前である。また、「オルフェウス」は携帯機シリーズの前作である『UX』をプレイした者ならばニヤリとする発言である。
- 「わたし、覚えた!こうして、こうして、ここでこうやれば…」
「やったー!全部クリアできたー!」
「あ、二人とも!わたし『無改造でスキル育成無し、一機だけ』制限プレイでクリアできたよー!」 - 中断メッセージでヨウタが無理な単騎プレイ中に、ファルセイバーに「一人で戦わなくていい」と諭されている最中での発言。暗かったBGMも急に明るくなり落差が酷い。
- それにしてもその条件でどうやってクリアしたのだろうか…。
搭乗機体
明確には搭乗ではなく、融合という形となっている。
- ファルセイバー
- 主人公機。
- ブルーヴィクター
- グリッターファルセイバー
脚注
- ↑ 「スーパーロボット大戦BXパーフェクトバイブル」P398より