XMS-005 ティエルヴァ(Thielva)
- 登場作品:機動戦士ガンダムAGE
- 分類:Xラウンダー専用機
- 装甲材質:不明
- 全高:18.8m
- 重量:63.0t
- 主動力:不明
- 開発組織:マッドーナ工房
- 主なパイロット:ジラード・スプリガン
- メカニックデザイナー:海老川兼武
Gバウンサーを元として開発されたXラウンダー専用のモビルスーツ。外見はGバウンサーとさほど変わらないが、頭頂部にブレードアンテナが追加されているほか、ツインアイの上からバイザーが装着されている。
最大の特徴はウイング・バインダーの代わりに背部に装備した2基のオールレンジ攻撃兵器「Tビット」で、これにより距離を問わない戦いを行うことが出来る。
ルナベース攻防戦では、寝返ったジラードの搭乗機としてヴェイガン側に参戦、キオのガンダムAGE-FXと交戦する。
その後はギラーガ・フォーンファルシアと共にガンダム3機を相手に戦っていたが、ジラードが自身のXラウンダー能力を暴走させてしまった事で、戦場全域の誘導兵器のコントロールを奪い、その場にいた全員を敵味方関係なく攻撃し始める。最終的にはジラードの意志とは関係なく、暴走した能力に引きずられたTビットがAGE-FXを撃とうとしたことで、孫を救おうとしたフリットによって撃墜された。
なお、開発はマッドーナ工房となっているが、このMSの製作は連邦を通しての依頼であったため、工房にはヴェイガンの戦力を開発しているとは気付く事が出来なかった。
登場作品と操縦者
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。序盤で月ルートに進むと、他の「ガンダムAGE」の面子よりも一足先に登場しスポット参戦。その後は共通ルート第25話でスポット参戦した後、第39話で敵として登場。
- 装甲ダウンつきのTビットが面倒な敵だが、逆に言うと厄介なのはそれくらい。空中から距離を詰めればドッズライフルでしか攻撃できなくなる。特段厄介な特殊能力も持たないので、ボスの中では戦いやすいタイプ。ただし、イベントで原作の誘導兵器ジャックの代わりに合計60機以上のゴーストとバッタとカトンボを引き連れてくるので、むしろそちらの方が厄介。先んじてナデシコやグラン・ガラン辺りの気力を上げて放り込み、MAP兵器で一網打尽にしてしまおう。
- 条件を満たすと第40話以降味方として使用可能になる。スポット参戦時同様良くも悪くもTビット頼みの機体なので、ENを優先的に改造したいところ。また、Tビットは気力120以上の制限があるため、マイクのディスクPなどで早めに上げる事。宇宙Sと射程増加のボーナスがあるので、射撃系の機体と組むといい。
装備・機能
武装・必殺武器
- ドッズライフル
- 主兵装。Gバウンサーの物と同型。
- ビームサーベル
- 接近戦用の武装。両腰に1本ずつ、計2本マウントしている。
- シールド
- 防御用の実体盾。シャルドールなどが装備しているのと同型。
- Tビット
- 背部に2基装着されている無線式の誘導兵器。通常時はスラスターとしても機能する。
- ビーム砲が1門内蔵され、オールレンジ攻撃を可能としている。また砲口の周りにはブレードが4枚設置され、これを閉じた状態で高速回転させながら突撃させれば相手を貫く事も可能。劇中では掴んで投げたこともある。
- BXでは武装一斉攻撃パターンで、ライフルで牽制しつつビットを射出して同時攻撃、ビームサーベルで引っ掛けて投げ飛ばした相手をビットで貫く、という流れ。トドメ演出ではビットを回収して離脱する。
- ギラーガビット、フォーンファルシアビット、Cファンネル
- ルナベース攻防戦ではジラードのXラウンダー能力の暴走により、これら全ての制御をジャックして利用した。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
対決・名場面
関連機体
- Gバウンサー
- 原型機。SRW未登場。