マクロス30 銀河を繋ぐ歌声

2015年5月25日 (月) 02:05時点におけるDoradokawakami (トーク | 投稿記録)による版

概要

マクロスシリーズ30周年記念プロジェクトの1つとしてPS3専用に制作された、フライトアクションRPG。『マクロスF』から1年後となる2060年に設定されたオリジナルストーリーであり、歴代シリーズのキャラクター達が時空を超えて集結する。

週刊ファミ通のクロスレビューでは歴代のキャラクターが登場するオールスター的要素や自分でバルキリーを開発・強化できる点、初心者用にオートモードが用意されている点などが評価されゴールド殿堂入りした。

ストーリー

バジュラ戦役から1年後の2060年、民間軍事会社S.M.Sのセフィーラ支社に所属するパイロット、リオン・榊YF-25 プロフェシーを届けるために辺境の惑星ウロボロスを訪れるが、謎の機体によって撃墜され、S.M.Sウロボロス支社の支社長アイシャ・ブランシェットに救われる。YF-25を届け任務を達成したリオンは帰ろうとするが、星にウロボロスオーロラという時空の障害が発生し、帰れなくなる。

リオンはS.M.Sウロボロス支社で仮社員として遺跡調査に協力することになるが、遺跡の地下で記憶を失った少女ミーナ・フォルテを発見する。どうやらミーナは遺跡に関わる存在らしく、彼女によると遺跡とこの時空の異変が関係しているらしい。リオンたちは遺跡の調査を進めるうちに、時空を超えた伝説の歌姫やパイロットたちと出会うことになる。

登場人物

リオン・榊
今作の主人公。民間軍事会社のS.M.Sに所属する男性で階級は少尉。S.M.Sの惑星セフィーラ支社に所属しているが、任務で惑星ウロボロスを訪れる。コールサインはジークフリード1。

登場メカ

YF-25 プロフェシー
YF-30 クロノス

用語

ウロボロス
銀河辺境にある開拓途上の惑星。SDFN-8 ジェネラル・ブリタイ・クリダニクを旗艦とする移民船団によって発見された。移住に理想的な環境だったが、周囲のフォールド断層が不安定で、ときおり発生する「ウロボロスオーロラ」によって外部との往来が隔絶することもあるため開拓が進んでいない。浮島・砂漠・氷河といった地形が存在し、プロトカルチャーのものと思われる古代遺跡がある。首都は人口30万人のブリタイシティ。
ウロボロスオーロラ
惑星ウロボロス周辺に発生する大規模フォールド断層の通称。大気圏内にも出現し、発生すると短くて一週間、長ければ一ヶ月ほど外部と接触することができなくなる。マクロス級の大型戦艦を使って初めてフォールド可能とのこと。遺跡内に存在する制御装置を起動させれば部分的に制御は可能。
ハーヴァマール
新統合軍の第815独立戦隊。反統合運動、テロ、はぐれゼントラーディなどの脅威に対抗するための特務部隊。最新鋭のVFを多数擁する「VF-X」。
元はVF-X ハーヴァマールとして地球至上主義者ラクテンスの息がかかった議員により発足されたらしい。
バンデット
バルキリーなどの兵器を使って悪行を働いているならず者集団。野盗、反政府組織、テロリスト、脱走兵、はぐれゼントラーディなどその素性は様々。中にはハンターからバンデットに身を落とした者もいる。
ハンター
治安レベルが低いウロボロスにおいて、軍に代わって治安維持を行っている。ハンターズギルドによってライセンスを発行される。様々な依頼が寄せられ、達成した者には報奨が出る。

楽曲

プラネット・クレイドル
OP曲。
ワンダーリング
ED曲。

登場作と扱われ方

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。PV第1弾ではリオン・榊の登場が確定している。
スパロボに参戦した版権作品の派生ゲーム作品の参戦は本作が初。

各話リスト

話数 サブタイトル 登場メカ 備考 再現スパロボ
プロローグ
第一章 惑星ウロボロス
第二章 遺跡に呼ばれしもの
第三章 フォールド・アウト
第四章 砂漠の大地
第五章 決死の救出作戦
第六章 ファースト・ライブ
第七章 ハーヴァマールの狂気
第八章 リベンジ・シャロン
最終章 銀河を繋ぐ歌声

主要スタッフ

制作
アートディンク
監督
佐藤英一
キャラクターデザイン
丸藤広貴
メカニックデザイン
河森正治

余談

  • 『マクロスエースフロンティア』のように、複数のマクロス作品を扱ったゲームはこれまでにも存在したが、異なる時代のキャラクターが1つの時代に集まるというクロスオーバーは、本作品が初となる。

商品情報

ゲーム

書籍

リンク

b.bngi-channel.jp/macross30/