ビスト財団(Vist Foundation)
『機動戦士ガンダムUC』に登場する財団法人。創始者はサイアム・ビスト。サイアムに継ぐ二代目の当主は、孫のカーディアス・ビストが務めている。
美術品を宇宙に移送することを目的としているが、実際には後ろ暗い事業や投資で儲けた金を洗浄するためのマネーロンダリング機関である。また、地球連邦政府とアナハイム・エレクトロニクス社の二者と深い関係にあり、宇宙世紀の世界において強大な影響力を有している。財団の栄華の背景には、財団が秘匿するという、公開されれば連邦政府の体制そのものを揺るがすという「ラプラスの箱」の存在がある。
登場作品
Zシリーズ
関連人物
- サイアム・ビスト
- ビスト財団創始者。西暦の時代から100歳以上の高齢だが、冷凍睡眠によりいまだ存命。
- カーディアス・ビスト
- ビスト財団第2代当主。サイアムの孫。「袖付き」に「ラプラスの箱」を譲渡しようとする。また、ユニコーンガンダム建造にも大きくかかわる。
- マーサ・ビスト・カーバイン
- カーディアスの妹で、アナハイム・エレクトロニクスの社長夫人。「月の女帝」と呼ばれるほどの権勢を誇る。
- アルベルト・ビスト
- カーディアスの息子。アナハイム・エレクトロニクスの重役。
- ガエル・チャン
- カーディアスの側近。