フロスト兄弟
フロスト兄弟（Frost Brothers）
『機動新世紀ガンダムX』において主人公のガロード・ランと敵対する兄弟。
目的のためなら手段を選ばず、新旧連邦の要人に取り入り、ニュータイプ関係の作戦に一枚噛んでは作戦と要人とを葬り去っていった。
兄弟間にはテレパシー能力及び視覚等の感覚を共有する特殊能力（ツインズシンクロ）があり、戦闘時におけるコンビネーションで抜群の戦闘力を発揮するがビットモビルスーツを操るフラッシュシステムには適応しなかったことで「ニュータイプの紛い物」を意味する「カテゴリーF（フェイク）」の烙印を押されたために、ニュータイプだけでなく自分たちの力を認めなかったオールドタイプも憎悪している。
SRWでは、兄弟のどちらかを倒すと残りの一人も撤退することが多く、強化パーツや資金を獲得したい場合はマップ兵器などで同時に撃墜する必要がある。
登場作品
- スーパーロボット大戦Z
- ギルバート・デュランダルの考案したデスティニープランが次元崩壊によって黒歴史の遺産の一つとして残り、地球連邦がニュータイプを探し当てる為にデスティニープランのシステムを利用。その結果、被験体であったフロスト兄弟は、「ニュータイプとして遺伝子的に不適応」と見なされ、カテゴリーFの烙印を押されてしまっている。本作ではまさに、デスティニープランによって齎される弊害の代表格として扱われており、当然ながらフロスト兄弟は、システムを考案したデュランダルや、自分達と対照的に遺伝子的に優れた存在になっているキラ・ヤマトを激しく憎む事になった。