アンゲロイ

2015年4月14日 (火) 16:19時点におけるSilva (トーク | 投稿記録)による版

アンゲロイ(Angeloi)

サイデリアルの運用する量産型人型機動兵器。

可動フレームを軸に、柔軟な構造の装甲でそれを覆う形で構成されている。この装甲は外部へのエネルギー放射機構を持ち、変形することで武器としても使用される。その構造を生かした高い運動性と高出力により、地球の機動兵器とは一線を画する戦闘力を持つ。

基本的には数で勝負の機体であり、無人スレイブのデイモーンと共に投入されることが多い。基本的に無人機だが、有人仕様のコクピット設置型も存在。また、所属する部隊ごとにカラーリングが違い、尸空の率いるイドム制御機は白灰色となっている。

名前の由来は「天使」を意味する「Angel」のギリシャ語読み「アンゲロイ」。

アンゲロイGEM

ジェミニスに配備されている別カラーバージョンで、「GEM」は「GEMINIS」の略。色はディオスク同様の紫系統で、性能に差はない。ディオスクを使わない偵察・戦力調査任務において投入されるが、勝手が違うのか「念動コントロールさえ使えれば」とジェミニスが嘆く台詞もある。

アンゲロイCAN

鬼宿に配備されている別カラーバージョン。「CAN」は「CANCER」の略。色は赤。

アンゲロイANT

アンタレスに配備されている別カラーバージョン。「ANT」は「ANTARES」の略。色は青。

アンゲロイTAL

ハイアデスに配備されている別カラーバージョン。「TAL」は「TAULS」の略。色は緑。

アンゲロイSGT

アウストラリスの直衛部隊に配備されている別カラーバージョン。「SGT」は「SAGITTARIUS」の略。色は金。

アンゲロイ・アルカ

銀河中心部の本隊に配備されている別カラーバージョン。他の機種を大きく引き離す性能を持つ。色は黒。「アルカ」はイタリア語で「箱舟」を意味する。英語だと「アーク」。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
GEMは第1話、ノーマルはエピローグから登場。基本的に気力上げ要員でそんなに強くはないが、ジェミニス搭乗機は割りと当てて来る。また、アンナロッタ搭乗機は彼女の能力も相まってそこそこ強く、武装の威力だけなら尸逝天に並ぶ。さらにサイズが1Lと意外に大きいため、思ったよりもダメージを通しにくい。デイモーンと同じ感覚でいると思わぬ痛手を食らうことがあるので、1周目から2周目では甘く見ずに用心してかかるべし。
エピローグで出てくる尸空隷下の機体は本物のザコで、さして苦戦する要素はない。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
GEM以外は全て登場。基本気力上げ要員のザコだが、やっかいなのが序盤終り頃に現れるアンゲロイ・アルカである。元々の機体サイズが大きい上に、装甲値が3200と目を疑いたくなるくらいに硬い。生半可な威力の武器ではダメージが通らない上、HPも20000弱と耐久力が異様なので、序盤から中盤にかけては最低でも1機か2機は武器を10段階改造した機体を用意したほうが良い。

装備・機能

武装・必殺武器

アポイナ・ソード
腕の装甲を変形させて剣に変え、斬り付ける。「アポイナ」とはギリシャ語で「贖罪」を意味する。
メタノイア・ショット
腕を砲身に変えてエネルギーを放つ。「メタノイア」はギリシャ語で「悔い改める」を意味するとされているが、実際は誤訳で、原義は「方向の転換」。もっとも、スパロボ的には前者の意味だろう。
アナレプシス・スラッシュ
天獄篇で追加された攻撃。左足にエネルギーを集中して突っ込み、アポイナ・ソードで斬る。「アナレプシス」とは過去の事象を現在のそれであるかのように想起する、つまりはフラッシュバックを意味する哲学用語。
カリス・シュート
アルカの使用する攻撃。メタノイア・ショットの強化版で、背中から無数のトゲを伸ばしてエネルギーを解放、腕を長距離砲に変えて射撃する。「カリス」とはキリスト教における聖杯のこと。
パルシア・スマッシャー
アルカの使用する攻撃。腹部からビームを放つ。「パルシア」とはギリシャ語で「再臨」を意味する。

特殊能力

オールキャンセラー
アルカのみ所持。装甲と合わせてとにかく硬い。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

1L
実はジェニオン・ガイ並みにデカい。やけに一撃が重いのはこれが理由。

関連機体

デイモーン
サイデリアルでは基本的にこの機体とセットで投入される。