ウィッツ・スー
ウィッツ・スー(Witz Sou)
- 登場作品:機動新世紀ガンダムX
- 声優:中井和哉
- 種族:地球人
- 性別:男
- 所属:フリーデン
- 身長:175cm
- 体重:77kg
- 瞳の色:アクアマリン
- 髪の色:ブロンド
- キャラクターデザイン:西村誠芳
フリーデンの傭兵。熱血直情的な単純青年でクルーのおもちゃにされることも。
金には意地汚い所がある(トニヤとサラも「雇うならロアビィ」と暗に言ったことがある)が、金にこだわるのは故郷の家族達のためであり、稼いだ金は金塊として隠れ家に蓄えてある。乗機は高機動型の可変MS、ガンダムエアマスター、ガンダムエアマスターバースト。面倒を見てもらったバルチャーの頭領から譲り受けたものとのことで、そのこだわりからかウィッツ自身は改修後も愛機をエアマスターと("バースト"と付けずに)呼び続けた。
名前は体育会系で「ういっす」と返事しそうなキャラクターだから、と言う脱力しそうな理由でつけられたが、キャラクターデザインは後にメジャーリーガーとなったイチロー(特に髪型は当時のイチローそのまま)がモデルの凛々しい面構え。更にファッションも体育会系ではなくかなりおしゃれ。一方でフリーデンの休憩室に木彫りの熊の置物を置こうとする一面も(トニヤに馬鹿にされたが…)。
父をMS乗りに殺された過去を持ち、父の代わりに家族を養う為に出稼ぎに出ているが、母がMS乗りを忌み嫌っていたこともあり、自分がMS乗りになったことは故郷の家族には秘密にしていた。一方で故郷の母も、ウィッツには何も知らせずに再婚しており、一度故郷に帰ったは互いの隠し事が原因で母は喧嘩になってしまう。義父のバーテンから本心を知り、母と和解をし蓄えた金塊を託した。
最終決戦目前に、かねてから気にしていたトニヤに指輪をプレゼントしプロポーズするが、死亡フラグは立たなかった。戦後はトニヤを連れて故郷へ帰っていった。
ちなみに担当声優の中井和哉氏は、地元の役場職員から俳優の道に転進後まもなく、このウイッツを演じている。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦α外伝
- 未来の世界の住人として登場。ガンダムエアマスターに乗る。地形適応を見ると空のみAという、いかも空戦用機エアマスターのパイロットだと思えるが、バグのためパイロットの地形適応は反映されないので陸でも宇宙でも問題なく運用できる。
- スーパーロボット大戦R
- 過去の世界で登場。エアマスターに乗っている。序盤から使用でき、使用できるステージも多い。加速を持ち、移動力の高いエアマスターに乗っているので、戦場へもすぐたどり着ける。
- スーパーロボット大戦Z
- 今回は最初からガンダムエアマスターバーストに乗っている。能力値が高く小隊員として安定した運用が可能な加速要員。また、隊長効果は「獲得資金+20%、移動力+1」と有用で、雑魚掃討を任せるといい。会話シーンで時折見られるテレ顔が実にかわいい。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 物語中盤にガロードやロアビィ、ロラン達∀ガンダムの面々と共に次元震に巻き込まれ、自軍に加入。加速と小隊長能力に加えエアマスターの移動力も高いため、突撃役として最適。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 中盤に参戦。前作と同じく相変わらず移動のスペシャリスト。エアマスターと相性がいいのはもちろんだが実はレオパルドとも好相性なのでロアビィと機体を交換するのも有り。
パイロットステータスの傾向
能力値
命中、回避に優れている。射撃重視のステータス。α外伝とR時は格闘が非常に低い。Zでは格闘もそこそこの高さになったがどちらにしろ格闘武器のないエアマスターに乗っている限りは必要がない。回避が高い反面、防御はかなり低い。
精神コマンド
加速、集中を覚える。愛機エアマスターの移動力が高い為、足が速い。
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- Z
- 獲得資金+20%、小隊移動力+1
パイロットBGM
人間関係
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
名台詞
- 「綺麗だなぁ…俺が稼いだ金塊より、ずっとキラキラしやがる。」
- 休暇で故郷に帰る途中、上空から夕日を受けて輝く小麦畑を見つめて。
- 「どうだい!こいつが生まれ変わった新しいエアマスターだぜ!」
- エスタルドのリー将軍の協力で強化されたエアマスターバーストを見せて。
- 「何も喋るな」
- 26話タイトル。エスタルドをめぐる戦いにて、新連邦に後れをとった事を嘆くガロードに対し言ったセリフ。セリフ自体はちゃんと存在するのだが、次回予告時には該当箇所が「無音」という、小粋な演出があった。