惑星ジェミナイ(Planet Gemini)
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇で語られるジェミニスの母星。住人は「ジェミナイド」と呼称される。 本編開始以前に滅亡・消滅しており、DLC「ラスト・デイ」で戦場になるのみ。
内情が語られることはないが、ガドライト達の会話からするに聖インサラウム王国同様の惑星統一国家であったらしく、また次元力を「霊子力」と呼称し、積極的に利用していた。 また、恒星間航行を普通に行えるレベルの技術や知識レベルがあったほか、異次元の敵に襲われたこともあるらしく、ガドライトがそれを示唆するようなことを述べている。
名称不明の伝統格闘技が存在し、これを機動兵器の戦闘に使用する「コマンドアーツ」という戦法がある。それを修めた精鋭たちを選りすぐったジェミニスは、ジェミナイド達にとって希望だった。
しかし、本編開始以前、尸空率いるサイデリアルの大部隊の急襲を受け、政府は壊滅、星は焦土と化し滅亡。惑星そのものも新世時空震動の際に消滅してしまった。
ジェミナイド
ジェミナイに生まれた人間達。ガンダムシリーズで地球生まれの人間を「アースノイド」と呼ぶのと同じである。
種族的な特徴としては主にふたつあり、一つは男性の金属硬化能力、もう一つは遺伝形態である。
ジェミナイドの男性は体の表面を金属化することが出来、これを使用すると肌がややくすんだ銀色に変色する。硬度は相当な物らしく、ガドライトはブースト状態のヒビキの攻撃を受けて平然としていた。
もう一つの特徴である遺伝形態は、完全母系遺伝である。これは簡単に言うと、どんな交配の仕方でも、生まれてくる子供は常に母親側の種族として生まれてくる、ということである。つまり、母親がジェミナイドでないと、ジェミナイドの子供は産まれない、ということである。
ジェミナイ滅亡時にジェミニス以外のジェミナイドは軒並み死亡しており、そのジェミニスもアンナロッタ以外の女性隊員が全滅したことで、種族としての前途は半分以上閉ざされた(アンナロッタが出産したとして、それが男性であれば先がない)。
そして、時獄戦役末期、何らかの命令違反によりアンナロッタが尸空に抹殺されたことで、ジェミナイドは滅亡することが決定した。