GAT-X105+AQM/E-X03 ランチャーストライクガンダム(Launcher Strike Gundam)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED
- 分類:試作型モビルスーツ
- 全高:17.72m
- 重量:83.70t
- 装甲材質:PS装甲
- 開発:モルゲンレーテ社
- 所属:地球連合軍、三隻同盟
- 主なパイロット:キラ・ヤマト、ムウ・ラ・フラガ
ストライクガンダムに遠距離砲撃戦用ストライカーパック「ランチャーストライカー」を装備した状態。後方からの火力支援や対艦攻撃などに用いられる。ストライカーパックの中では最もエネルギー効率が良くない。
原作でも使用頻度が低く、ほんの数回しか使われなかった。ストライクを運用したアークエンジェル隊は圧倒的に艦載機が少なく、アークエンジェルを守る為にはランチャーでは多数の敵MSを相手取るには小回りが利かなかった事や、MSを相手にする分にはランチャーほどの火力が無くても撃墜できる事が、使用頻度の低さに繋がったと思われる。
最後はムウが搭乗し、クルーゼのゲイツと戦ったが、本装備が対MS戦闘に向いていなかった為に苦戦し、アグニを破壊されてしまう。更にパックをパージした直後にエクステンショナル・アレスターの直撃を受け、片腕と腹部を損傷して戦闘続行不可能となり、キラのフリーダムに回収された。
登場作品と操縦者
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 全体攻撃のアグニは強力だが、本作はエールの方が使いやすいのであまり出番は無い。
ただし、全体攻撃の火力と射程を上げたいなら、こちらを選ぶのも手。宇宙マップなら移動タイプにも左右されない。全体攻撃をメインにした戦いをするなら、宇宙戦のメインに成り得る。 - スーパーロボット大戦J
- アグニの射程が長く、威力も高い上、マップ兵器も持っているが、運動性が一番低いという欠点を持つ。が、そこまで気にするほどでもない。P武器が若干、微妙。ソードとどっちを使うかはしっかり考えよう。
- スーパーロボット大戦W
- Jの時と比べ、移動力が下がってしまっている。それ以外は同じ。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部に2門装備された近接防御機関砲。敵機への威嚇や牽制、ミサイル迎撃などに使われる。
- コンバットナイフ「アーマーシュナイダー」
- 両腰部に格納された折りたたみ式のナイフ。内蔵された電源と超振動モーターによって高周波振動させた刀身でPS装甲以外のほとんどの物体を切断できる。
- 320mm超高インパルス砲「アグニ」
- インド神話の『火の神』の名を冠する、全長約20mの大型ビーム砲。一撃でコロニーの外壁に大穴を開ける程の威力がある。が、それに比例してエネルギー消費率も高い為、長時間の戦闘には不向きな武装。劇中では一度、アグニに直接パワーケーブルを接続して、アークエンジェルからエネルギーを供給する事で使用した事がある。第3話でコロニーに穴を開ける事で、ランチャーストライクの火力を見せ付ける為……ひいては、ストライクガンダムの主役機としてのインパクトを視聴者に与える為の武装だったと言っても過言ではない。
- 120mm対艦バルカン砲
- 右肩に装着される複合兵装「コンボウェポンポッド」に付いているバルカン砲。イーゲルシュテルンより威力が高い。『対艦』用の武装なのだが、専ら対MS用の迎撃武装として使われる。構造上、前方にしか撃てないのが難点。射線を取る為には機体そのものの向きを変える必要がある。
- 350mmガンランチャー
- 「コンボウェポンポッド」に付いている2連装ミサイルランチャー。劇中で使用した弾種は不明だが、誘導弾、無誘導弾双方を発射可能。こちらも、基本的には対MS用の迎撃武装として使われる。
特殊能力
- 銃装備
- 撃ち落としを発動。
- PS装甲
- 通電させる事で相転移する特殊な装甲で、物理攻撃を無効化する。通常はグレー一色だが、通電させると色が変化する。大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。
- 分離
- ランチャーストライカーを分離する。
- 換装
- エール、ソード、I.W.S.P.、ライトニングに換装する。
移動タイプ
機体BGM
対決
- 対ゲイツ(クルーゼ機)
- コロニーメンデル内で交戦。接近戦の不得手なランチャーストライクでは対応しきれず、翻弄される。ストライカーパックをパージしてアーマーシュナイダーによる接近戦を挑もうとした直後、エクステンショナル・アレスターを右肩、左腹部に受け墜落。間一髪のところをフリーダムに助けられている。なおパイロットのムウも腹部に砕した金属片が刺さり負傷している。
名場面
関連機体
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