光子力エネルギー
光子力エネルギー(Photon Power Energy)
『マジンガーシリーズ』の殆どの作品を通して登場するエネルギー。
ジャパニウム鉱石を超合金Zに精錬する際に抽出されるエネルギーであり、驚異的なパワーを持っている。
光子力は燃料状態では液体であり、富士山麓にある光子力研究所の製油施設で精製される。また、ボスボロットのディーゼルエンジンに給油して使用することも可能であった。
αではカヲルが「生命を進化させる力」(ゲッター線)、「アダムがリリンに与えた力」(サイコドライバー)と共に、「全てを浄化する光の力」と称して光子力を並べ挙げている。
光子力を動力としているメカ
マジンガー
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- マジンカイザー
- 漫画『マジンカイザー対真ゲッターロボ』では、光子力に加えてゲッター線を融合させ、絶大なエネルギーを生み出している。
- マジンカイザーSKL
- 前日談小説によると、光子力反応炉を動力としている。
その他
余談
- フィクション作品の技術を現実の科学的見地で解説する、柳田理科雄氏の著書『空想科学シリーズ』にてマジンガーZの光子力エネルギーについて書かれているが「マジンガーZは太陽光の下では指一本動かすのがやっと」等の記述があり、柳田氏は光子力を太陽光エネルギーと解釈した上で考察している(もちろん注釈で正しい設定にも触れており「現在の科学力で考えうる光子力エネルギーを考察した結果」であるとしている)。他にもロケットパンチの発射方法等にも現代科学に置き換えての考察もある。
なお、この空想科学シリーズはあくまでもフィクションの技術を現代科学で実際に再現した場合どうなるのかを解説しており、決してフィクション作品の揚げ足取りを目的としたものではない(科学技術への興味を持ってもらいたい事が一番の目的)。また柳田氏自身は『マジンガーZ』をリアルタイムで視聴していたファンであることを度々公言している。