リュウ・ホセイ
2013年12月6日 (金) 18:05時点における210.146.47.65 (トーク)による版
リュウ・ホセイ(Ryu Jose)
ホワイトベースクルーの一人。モビルスーツのパイロット候補生で、作中ではコアファイターやガンタンクを操縦した。
面倒見の良い人物で、友人であるブライトの良き相談役であり、アムロ達年下にとっても良き理解者であった。
第20話でホワイトベース艦内に白兵戦を仕掛けてきたランバ・ラル隊に対して応戦するが、ランバ・ラルとの銃撃戦の末に負傷してしまう。第21話は重傷であるにもかかわらず艦内を回り、気まずい雰囲気になっていたクルーたちをなおも気にかけていた。そんな中ランバ・ラル隊残党が襲撃を賭けてくる。そんな中リュウは重傷を押してホワイトベースを守るためにハモンの乗るマゼラトップに特攻し、死亡する。
彼の死にはクルー全員が悲嘆に暮れるが、同時にクルーの結束力を強めるきっかけにもなった。
なお企画当初彼は黒色人種と設定される予定であったが、放送当時の自主規制のため人種はラテン系という形に変更されたとされている。その当初の設定を汲んでか、キャラクターを実写で表現したPSゲーム『GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH』においては黒人の俳優が演じている。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 第1話からジムに乗って登場するが、すぐにヘンケンの部隊にハヤトと共に転属してしまうために印象は薄い。
単独作品
パイロットステータスの傾向
精神コマンド
特殊技能
人間関係
- アムロ・レイ
- 彼に対する兄貴分ポジションを務め、時には叱咤しながらも強い期待と信頼を寄せ、アムロも同様に信頼を寄せていた。
- ブライト・ノア
- 友人であり、頼りになる相談相手でもあった為、彼の死の際には地に手をついて号泣したほどである。
- ハヤト・コバヤシ
- 共にガンタンクに乗って出撃する事もあり、柔道の相手を務めたりと絡みは多い。
- カイ・シデン
- 彼がハヤトらと共に脱走した際は殴り飛ばしている。
- ミライ・ヤシマ
- 仲間。
- セイラ・マス
- 仲間。リュウの死にいち早く気づいていた。
- ランバ・ラル
- 彼と銃撃戦を展開。互いに負傷してしまう。
- クラウレ・ハモン
- ランバ・ラル隊残党を率いてホワイトベースに決死の攻撃を仕掛けてくる。ガンダムもホワイトベースも窮地に陥る中、皆を救うためリュウは彼女に対し特攻を仕掛ける。
名台詞
- 「いいや。ありゃああれでいいんだ。な?」
- アムロの戦い方に説教するブライトに対して。アムロはリュウより年下ではあるが、彼の戦い方に感心していた。
- 「まったく。ガンダムのこんな姿は見たくもないな」
- TV版第15話でコアファイターの部分を離脱させ、四つんばいになっているガンダムの姿を見ての台詞。
- 「ブライトはアムロとゆっくり話し合ったこと無いんだろ。それじゃトラはおとなしくならんな」
- アムロがガンダムで脱走した件でアムロを独房を入れ、自惚れがなくなるまで出さないとブライトが言ったのに対してそれはただの言い逃れと言い「なぜ?」と言うブライトに言った台詞。ブライトがアムロの力量に内心に恐れていることを見抜き、アドバイスした。実際、アムロがガンダムで脱走したのはブライトがアムロをガンダムのパイロットから解任する話をしていたのをアムロが偶然に聞いたからで、アムロに聞かれ彼が走り去ったにもかかわらず、ブライトはアムロと話そうとも追いかけようともせず「手間が省ける」とアムロをほっといた。
- 「ブライトがな、お前は野生のトラだっておっかながっていたよ。おかしいだろ」
- ブライトと話した後、独房にいるアムロと話し、ブライトがアムロを恐れていることを伝えた。リュウの死後、アムロはリュウのこの台詞を回想している。
- 「そ、それよりもアムロを独房から出すんだ。責任は俺がとる」
- セイラに対して。謹慎中のアムロにガンダムを操縦させるため自ら責任をかぶろうとするが、セイラは「自分も責任を取る」とブライトから独房のキーの暗証番号を聞き出す。
- 「か、代われ!お前より俺のほうがずっと慣れているんだ!」
「馬鹿野郎!その時その時に合わせて使い方を考えろ!コアファイターだけでも使えるだろ、え?ど、どけよ、素人め」 - 中破したガンタンクを操縦していたジョブ・ジョンと無理矢理操縦席を交代する。ガンタンクからコアファイターを分離させ、そして…
- 「あの赤い彗星とやり合って生きてるとは!ラッキーボーイだぜぃ!」
- 上述の『THE WAR FOR EARTH』で飛び出した台詞。リュウ自体を黒人の俳優が演じていることに加え、飯塚昭三氏も洋画吹き替えでも定評のある声優であるためか、完全に洋画っぽいノリである。