トーマス・プラット

2012年7月27日 (金) 11:37時点におけるOchaochaocha3 (トーク | 投稿記録)による版 (1版:カテゴリ変更:「魔装機神」→「魔装機神シリーズ」)

トーマス・プラット(Thomas Pratt)

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL

地上人召喚事件によってラ・ギアスに召喚された地上人。元ディバイン・クルセイダーズのパイロットで、バゴニア連邦共和国に傭兵として雇われていた。戦争終結後も地上に帰還せずそのままバゴニア軍に所属し、魔装機神隊と戦いを繰り広げた。

戦争を自分の命をチップにしたスリリングなゲームとしてとらえている。

誰かさんのようなインチキくさい英語を使ったり、星座占いをやたらと気にしたりする。

ORIGINAL GENERATION

元DC兵という設定から、数少ない『魔装機神シリーズ』からの参戦キャラクターとなり、DC戦争でDC側の戦闘指揮官として登場。上記のように戦争をゲームと考えるのみならず、任務をビジネスと呼び、計算高く自己保身に長けているが、そのためならば平然と部下を使い捨てにする自己中心的な人物。また、リョウト・ヒカワの上官だが戦力として評価していないらしく、爆弾を仕掛けたリオンをハガネに回収させて爆発させる罠の捨て駒にしている。DCの大義やイデオロギーなどには一切関心を持っていない。なお、インチキくさい英語や星座占いを気にする面は見受けられない。

DC残党と連邦軍とのジュネーブでの最終決戦では、DCに勝ち目無しと見て逃げ出した。その後ラ・ギアスに召喚され、バゴニアの傭兵になった。

なお、彼のパイロットスーツがテンザンやテンペストに流用されたため、「DCのパイロットスーツはラ・ギアスのものと同じ」というややこしいことになった(ファングが同じものを着ているため)。DW以降は違うパイロットスーツにすることで解決している。

登場作品と役柄

魔装機神シリーズ

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
バゴニアの傭兵として第二章に登場。ゼツと最期まで行動を共にする。
スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
OGシリーズに組み込まれたのに伴い、初遭遇時にマサキがトーマスのことを思い出す台詞が追加された。PSP版では音声の追加に伴い戦闘台詞が増加。このなかにアイビー・リーグの出身であることを匂わすものがある。もしそうなら相当なエリート。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION
主にリュウセイ編に出てくる。
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
声の担当が宇垣秀成氏に決定。テンザン共々序盤の強敵という位置付けは変わらないが、ガーリオン・カスタムでのソニック・ブレイカーの掛け声が独特なので一度聞いてみるといいだろう。
スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
テンザンと行動を共にし、ハガネにガーリオン・カスタムのソニック・ブレイカーを仕掛けるが、サイバスターのアカシックバスターに競り負けた。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
ド根性ひらめき報復鉄壁M吸収必中
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
偵察必中加速直撃熱血ド根性、(ツイン)かく乱

特殊技能(特殊スキル)

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
気配察知、斬り返し、再攻撃、分身
スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS
ラッキーL5、インファイトL4、指揮官L3、強運

人間関係

ゼツ・ラアス・ブラギオ
魔装機神LOEでの上司。よほど馬が合ったのか、最期まで付き合うことに。
リョウト・ヒカワ
OGシリーズでは部下。軟弱な彼を疎み、使い捨てにしようとした。
テンザン・ナカジマ
OGシリーズでは部下。戦争をゲームと考える点でよく似ているが、死と隣り合わせのスリルを味わうトーマスは、ただ戦闘を楽しめればいいというテンザンを内心小馬鹿にしていた。テンザンとは馬は合っていたものの、その隣で客観的に物事を見ていた。
マサキ・アンドー
彼とサイバスターへの強い執着がトーマスをラ・ギアスに残留させたようだ。DS版(PSP版)のOPデモでマサキの相手に選ばれるなど、スタッフからも因縁の相手として認められている。
リューネ・ゾルダーク
LOEまで面識はないが彼女のことを知っている。
ファング・ザン・ビシアス
傭兵としての立場から彼を激しく批判している。

名台詞

戦闘台詞

「地上じゃ色々不思議だったが、こっちに来てようやくわかったぜ」
「ここなら、条件は五分五分だ!」
戦闘でマサキと対峙したときの台詞。強化されたアゲイド・ギンシャス・リブナニッカの+シリーズは、確かに性能面ではサイバスターと互角である。しかし、契約した精霊の加護はマサキと互角とは到底いえず、それが勝負の明暗を分けた。
「ピンチの時こそ冷静に、だ。ダートマスとの試合を思い出せ!」
戦闘で追い詰められたときの言葉。ダートマスはアメリカ合衆国で10指に入る名門大学のひとつ。
ハーバードやコロンビアといった錚々たる名門校と連盟(アイビー・リーグ)を組んでいる。いずれの競技の試合かは不明だが、団体競技の可能性が高い。現況、命を賭けた状況にしか価値を見出せなくなってしまった彼だが、はたしてどのような学生時代を過ごしたのだろうか。
「契約が残ってるのに裏切るとはな!傭兵の風上にも置けねぇぜ!」
「同じ傭兵として言わせてもらうぜ!てめぇは最低のクズだ!」
戦闘でファングと対峙したときの台詞。大儀やイデオロギーのない彼にも奉ずるべき信義があったことがわかる。

魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL

トーマス「HAHAHA!楽しいぜ!ジノ、てめえを殺れるようになるとは思わなかったからな!」
ジノ「貴様……なんのためにバゴニアにいる!?」
トーマス「決まってるだろうが。戦争ができるからよ!!」
魔装機神LOE第二章「志士、意気に通ず」より。
「バカ言え、戦争ってのはゲームなんだよ。チップは、自分の命だ。これ以上スリリングなゲームがあるかい」
同じく第二章「バゴニアの思惑」より。
「くそっ!!やっぱりあんなじいさんに付き合ったのが運のつきだったぜ!!」
「ち、またやられちまったい!!気分悪いぜっ!!」
「ちいっ!!何でこう、カッコよく決まらねえかね!」
「ちっ、ここまでか……いや、俺は死なねえ……いつかまた、てめえらと……」
最期の台詞だが、なんと4通りの台詞がある(上から「ガッッツォーの脅威」「ファング絶叫」「復讐は誰のために」「ガッツォー再び」)。死んだように思える台詞が一つもないが、魔装機神IIでは登場しない辺り、死亡した可能性が高い。

OGシリーズ

(ふん、ゼンガー・ゾンボルトか。何を考えているかは知らんが…どう考えても負け戦、ご苦労なことだな)
(総戦力投入か。…これはいよいよもって最後だな。グッドラック、DC。俺はゲームから降りさせてもらうぜ)
OG1「ゲイム・システム」にて。LOEではゼツが狂乱しようとも最期まで付き合ったのだが、DCは早々に見限った。テンザンが「楽しめればいい」と言ってゲイム・システムに取り込まれて散った(さらにその後も散々いいように使われた)のを考えれば、テンザンよりは周囲を見る目があったのだろう。