西暦(Anno Domini)とはイエス・キリストが誕生したとされる年の翌年を紀元として考案された紀年法である(尤も、現在ではキリスト誕生は紀元前4年頃だったと考えられているが)。
キリスト教に由来する概念であるために、非キリスト教圏では用いられなかったり、A.D.(Anno Domini)やB.C.(Before Christ)を略称はそのままに他の言葉に置き換える動きがあったりはするものの、現代社会で最も普及しているのは間違いない。
スパロボ参戦作品に限らず、現代~近未来の地球を舞台にした作品では、まず間違いなく西暦の下にあると考えても良い。現実では当たり前に普及している概念であるために西暦の部分を抜かして1999年などと表記する場合も多いので、数字のみの年代表記は基本的に西暦と見なしても良いと思われる。
特に70~90年代の頃には所謂『ノストラダムスの大予言』の流行もあり、非ロボット系作品なども含めて1999年を舞台として設定したフィクション作品が数多い。
これが現代よりも格段に技術水準の高いSF要素の強い作品となると、宇宙世紀のような架空の紀年法が用いられるケースが増加する。
キリスト教に由来するものである以上、キリスト教がそもそも存在しない異星・異世界のみを舞台にした作品ではまったく登場することがない。
西暦の存在する作品
西暦の使用が(設定上含め)確認できる、もしくは西暦と見なされる年代表記がある作品
- 蒼き流星SPTレイズナー
- 1996年~1999年
- 宇宙戦士バルディオス
- 2100年
- 宇宙大帝ゴッドシグマ
- 2050年
- 完全勝利ダイテイオー
- 1994年
- 機動戦士ガンダム00
- 2307年~
- 機甲戦記ドラグナー
- 2087年
- 機動戦艦ナデシコ
- 2196年~(劇場版は2201年)
- 銀河疾風サスライガー
- 2911年
- 銀河旋風ブライガー
- 2111年
- 銀河烈風バクシンガー
- 前作から600年後の28世紀(2711年?)
- 鉄のラインバレル
- 2019年(実際には2712年)
- 元気爆発ガンバルガー
- 1992年
- 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい
- 2054年
- 鋼鉄ジーグ
- 1975年
- 鋼鉄神ジーグ
- 2025年
- 獣装機攻ダンクーガノヴァ
- 前作から200年後の22世紀(2185年?)
- 超獣機神ダンクーガ
- 1985年
- 神魂合体ゴーダンナー!!
- 2042年
- 新世紀エヴァンゲリオン
- 2015年(『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』では年代が明記されなくなった)
- 絶対無敵ライジンオー
- 1991年
- 戦国魔神ゴーショーグン
- 2001年~
- 蒼穹のファフナー
- 2145年
- 地球防衛企業ダイ・ガード
- 2030年
- 超時空要塞マクロス
- 2009年
- 超重神グラヴィオン
- 2041年
- デトネイター・オーガン
- 2292年
- 闘将ダイモス
- 1999年
- トップをねらえ!
- 2022年~
- 熱血最強ゴウザウラー
- 1993年
- 百獣王ゴライオン
- 1999年
- フルメタル・パニック!
- 2001年(原作は1998年)
- ベターマン
- 2006年
- マクロス7
- 2045年
- マクロスゼロ
- 2008年
- マクロスプラス
- 2040年
- マクロスF
- 2059年
- 未来ロボ ダルタニアス
- 1995年
- 勇者王ガオガイガー
- 2005年
- 勇者王ガオガイガーFINAL
- 2007年
- メガゾーン23
- 2855年(IIIは数百年後)
西暦から移行したことが設定上存在または作中で明言されている作品
各作品を含めた西暦年表
1996年
- 10月6日
- グラドス軍の地球侵攻が始まる。
1999年
2000年
2001年
- 地球統合政府樹立。
2045年
- 3月
- 新マクロス級7番艦マクロス7を中核とする第37次超長距離移民船団(通称マクロス7船団)が、正体不明の敵の奇襲を受ける(バロータ戦役)。