ギンドロ・ジンム

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ギンドロ・ジンム()

バッフ・クランの貴族でオーメ財団の代表である。通称「ギンドロ公」。薄緑のちぢれた髪の毛と高い鼻が特徴。

ズオウ大帝による支配体制を打破するという目的においてドバ・アジバと一致しているが、当初は子飼いの私設軍によるイデオンソロシップの捕獲を目指していた。しかし私設軍が壊滅するのと前後してドバと協力体制を結び、終盤の対イデオン包囲網の段階ではドバと共にバイラル・ジンに座乗していた。

発動篇の後半で、流星群によるズオウ大帝の死及びバッフ・クランの地球壊滅を受け入れられず、それが事実としてなおイデオンとの戦いを止めようとしないドバに疑念を抱き、その思い上がりを非難したが粛清された。
その後残留思念としてドバに謝罪したが、当のドバは死者の声が聞こえることを「イデの真の発動が始まっている」と捉え、後戻りはもはや出来ないものと悟る。
なおギンドロ自身は発動前にドバに謝って消えたためか、因果地平の果てにおいて出番がなかった。

登場作品と役柄

αシリーズ

第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
今のところ唯一の出演作品。NPCであり、通常ルート、イデエンドともにほぼ原作通りドバに粛清される。

人間関係

ドバ・アジバ
同志と言える存在ではあったが、彼の考えが理解できず、仲たがいの末に殺されてしまう。
ダラム・ズバ
私設軍の隊長で部下にあたる。イデオンの捕獲を命じるが最終的に失敗した。
カララ・アジバ
かつて面識があり「嬢ちゃん」と呼んでいた。イデの導きで彼女がバイラル・ジンに飛んできたのを知ったときは「多少、女らしくなってはいるが、あれはカララ嬢ちゃんだよ」と評していた。

名台詞

「ドバめ! 貴公は己の力一つで、このバッフ・クランの全てを動かしていると思うてか…ああっ!?」
発動篇の終盤にて。バッフ・クランの地球は壊滅、旗艦バイラル・ジンは1/3が吹き飛ばされるという状況に半ば恐慌状態となり、なお戦おうとするドバを非難したが、言い終わるが早いかドバに心臓を撃ち抜かれ絶命した。
「ふふふ…気にするなドバ。死んでみて、貴公の本音がよう分かる。貴公は本気でバッフ・クラン一族のことを考えているのだな、疑って悪かった…」
ガンド・ロワの第一射を発射した直後、ギンドロは幻となってドバに語りかける。思わず当たり前に返事して戸惑うドバに対し彼は謝罪して消えた。