ルビッカ・ハッキネン
ルビッカ・ハッキネン(Rubicka Hakkinen)
魔装機操者候補として地上からラ・ギアスに召喚された人物。しかし地上では殺人鬼であり、既に召喚されていたテュッティ・ノールバックはその被害者の家族であった。その事実が露見したため地上に強制送還されるはずだったが、見張りの兵士2人を殺害し、逃走。その後は傭兵を営んでおり、魔装機神第一章ではラセツ・ノバステに雇われ、シュテドニアスの傭兵として活動した。
催眠術を利用した一種の洗脳を得意としており、彼にトラウマを持つテュッティを言葉巧みに催眠状態に陥らせ支配下に置く場面がある。その際リカルド・シルベイラに妨害され催眠状態を解かれるが、直後にリカルドを殺害することに成功している。
魔装機神第二章でも引き続きシュテドニアスの傭兵として活動した。ただし、魔装機神操者との決着が描かれるのは一部ルートでのみ。その最期は、デュラクシールに搭乗して撃墜された際に、機体に脱出装置が搭載されていないことに気付き、そのまま死亡するというもの。
登場作品と役柄
- 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- ほぼラセツらと行動を共にする。パイロットとしては格闘に優れ、また再攻撃のレベルも高い。
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
- スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD
- 初回限定版での魔装機神Iにて長嶝高士氏の声が入った。IIには全く登場しないので、死亡が正史と思われる。
パイロットステータス設定の傾向
だいぶ格闘寄りのステータスになっている。ダイオンで「砂嵐」より「パワーヴァイス」を優先的に使うのは彼くらいである。
特殊技能(特殊スキル)
気配察知、分身、再攻撃
人間関係
- テュッティ・ノールバック
- 魔装機神第一章の2年前に彼女の両親と兄を目の前で殺害。ルビッカは彼女に対して「愛情と憎悪は紙一重」として、時には殺害しようとしたり、時には自分のものにしようとしたりと、かなり歪んだ感情をもっている。ルートにもよるが、不幸を呼ぶ女(SRW史上最凶レベルの死亡フラグ持ち)である彼女に惚れたのが運の尽き。ルビッカは無意識に破滅へとひた走る羽目に…。
- リカルド・シルベイラ
- テュッティの彼氏で魔装機神ザムジードの操者。第一章「崩壊の序曲」でテュッティをかばってルビッカの銃弾を受け、殺害される。
- フェイルロード・グラン・ビルセイア
- 直接絡む場面こそないが、魔装機神第二章では彼が脱出装置を取り外したデュラクシールに止めを刺される結果となった。
- エリス・ラディウス
- 魔装機神第二章にて、「ロドニー・ジェスハは魔装機神操者に殺された」という催眠術をかけられる。
- ラセツ・ノバステ
- 雇い主。あくまで報酬で繋がっている関係であるためか、彼と最後まで行動を共にする分岐は少ない。
名台詞
- 「いや、仕事と報酬は、常に等価であれというのが信念なのでね」
- 第二章「イスマイル強奪」より。仕事に関してはきっちりしているようである。
- 「テュッティ、私が憎いかね?いいだろう、いくらでも憎みたまえ。愛情と憎悪は紙一重なのだから……」
- 「クーデター」より。ストーカーの理屈。
- 「むう……ち、脱出するしかないか……なにっ!?脱出装置が……ないのか、このデュラクシールには!?バカなっ!?こんなことで……こんなことでぇぇぇぇっ!!」
- 「ラセツの最期」で機体から脱出できずに死ぬ際の台詞。ちなみに、キャラが似ているといわれるOGのアーチボルド・グリムズの最期もこれとそっくりである。しかし、デュラクシールから脱出装置を取り払ったのはテュッティのもう一人の想い人であるフェイルだったとは、何とも因果な最期である。
パイロットBGM
- 「巨大な闇」
- 第二章における彼のパイロットBGM。