A21とは、「フルメタル・パニック! シリーズ」に登場する組織。
概要
元々は青少年の更生を目指すための組織だった。しかし創設者の武知が持っていた爆発物を、A21の活動を取材しようと潜入したマスコミが爆発させた事故が原因で「反社会組織」の烙印を押されてしまう。
もっとも、武知の考えた「非行少年達を無人島に連れて行き、サバイバル技術および戦闘技術を叩き込む事で自信を与える」という救済方法自体が、一般社会の常識にそぐわないのもまた事実である(A21の真意を知らない第三者から見れば、「彼等はテロリストを育成している」と捉えられかねない)。さらに言えば所持していた爆発物の点に関しても、それが合法的な所持であったのか疑わしい。</ref>。
武知はその後獄中で自殺したが、残された構成員のセイナがA21のリーダーとなって社会への復讐のため暗躍。その際にアマルガムから武器供与を受けている。
登場作品
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 『コードギアス』の黒の騎士団に零番隊として参加していた事が語られ、彼らの復讐はゼロの罪の一つという事となっている。「A21」名義で構成員も登場する他、セイナと張五飛との絡みも健在。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- DLCで登場。五飛に引き取られ、村を守るために戦ってくれている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- セイナとタクマのみ登場。人間関係も掘り下げられることはなく、武知も名前すら出て来ない。背景も出ないどころかアマルガムの存在すらないため、正直影は薄い。
- スーパーロボット大戦W
- 『フルメタル・パニック!』の原作再現が増えたことを受けて出番が増加。ベヘモスのイベントなども原作に近い形に差し替えられ、武知は「トレーズの理想に共鳴した男」として語られる。ベヘモスの事件後は原作通り壊滅するが、セイナは五飛に救助され、第2部の中盤まで行動を共にする。