デューク
デュークは『勇者警察ジェイデッカー』の登場メカ。
デューク | |
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外国語表記 | Duke[1] |
登場作品 | 勇者警察ジェイデッカー |
声優 | 森川智之 |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
スペック | |
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異名 | 騎士刑事 |
型式番号 | BP119型 |
全長 |
5.17m(ロボットモード) 4.75m(救急車モード) |
重量 | 3.17t |
最大出力 | 5200ps |
最高速度 |
93km/h(ロボットモード) 470km/h(救急車モード) |
合体形態 | デュークファイヤー |
所属組織 | 警視庁 |
所属部隊 | ブレイブポリス |
概要
イギリスの天才少女レジーナ・アルジーンによって開発された8人目のブレイブポリス。 救急車から変形し、消防車型のサポートマシンであるファイヤーローダーにコアユニットとして合体することでデュークファイヤーとなる。
先行した日本のブレイブポリスのデータをベースに開発されている為、単体では全メンバー中最高のスペックを誇り、ドリルボーイではドリル部分にしか使用されていなかったブレイブニウムγが全身の装甲に惜しみなく利用され、更にはシャドウ丸と同じ隠密回路によるステルス機能も備わっている等、贅沢な仕様となっている。
イギリス出身ということもあり、騎士道精神を重んじる紳士的な性格。開発者であるレジーナの「ブレイブポリスは感情に流されず、絶対的な正義でなければならない」という理想に応えようとする献身さも見せる。
ブレイブポリスとチーフテンコンビとの戦いの最中、レジーナと共に駆け付け、ブレイブポリスの窮地を救う。しかし、この頃のデュークはレジーナの偏った教育が裏目に出て、プライドが非常に高く、論理的で理屈っぽい面が目立つ様になってしまい、それが原因で他者の気持ちを理解できずにいた。デッカードが殉職してしまうと自らの性能の高さを理由にデッカードのことを蔑ろにする形で彼の席へと勝手に居座り、自らを「デッカードに代わる新リーダー」と称する等、横柄な態度を向けた結果、他のブレイブポリスや友永勇太からの猛反発を買ってしまう。
彼らのデッカードへの想いや完全な正義には不要なはずの怒りや憎しみといったマイナス的な感情をも受け入れている姿に困惑しながらも感化されていく中、デッカードが復活。デュークは自分はデッカードの代わりにはなれないことや完全な正義も完全な悪もないことを知ったことで本当の意味でブレイブポリスの一員となり、最終的にはブレイブポリス内でのサブリーダー格となる。
ガンピュレーターシステム導入の際は以前の合理的な考え方と異なる形で他のブレイブポリスと同様に否定の意見を述べており、自分たちを作業用の機械と同様に扱って欲しくないと自らの意見を述べている。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。
- 原作通りデッカードと入れ替わりで加入するが、機体としては常にデュークファイヤーとなる。
- ファイヤージェイデッカー登場後は掛け合い要員になる。エーストークは個別に存在するが、ファイヤージェイデッカー加入後は離脱扱いになり艦内ミッションから消失してしまうので注意。
- 単独の中断メッセージもある。
- 本作ではデッカードが離脱した際の戦闘での勇太が泣いている場面を見て失望しかけるが立ち直って、指示を行う場面を見たことでボスとして認める流れになっている。
装備・機能
武装・必殺武器
- 制式拳銃
- ブレイブポリス共通装備のリボルバー拳銃。
- 剣
- 主武装としているブレイブニウムγ製の両刃剣。第27話で初使用。オープニング映像では毎回使っているものの本編での使用回数は少ない。
人間関係
ブレイブポリス
- レジーナ・アルジーン
- 自身の開発者であり、パートナー。「レディ」と呼び、彼女の騎士としても活動。
- 友永勇太
- ブレイブポリスのボス。当初はデッカードを蔑ろにした事で憎悪を向けられるも海上プリズンNo.6の戦いでデュークの勇気は勇太がデッカードに与えた勇気であることを勇太が知ったことで和解。
- デッカード
- ファイヤージェイデッカーに合体する相棒。当初は殉職したデッカードに代わるブレイブポリスのリーダーになると宣言する等、旧型の彼を完全に蔑ろにしており、それを認められないとなるとデッカードが必要では無い事を証明するためにレジーナに強化を要請する程の嫉妬を見せていた。しかし、デッカードの存在が勇太たちにどれだけ大きなものであるかを知ったこととデッカードが復活したことでデッカードのことを認めるようになり和解。
- マクレーン、パワージョー、ダンプソン、ドリルボーイ
- 駆動系はビルドチーム初期メンバー3人、装甲素材はドリルボーイのドリルと同じものが用いられている。
- ブレイブポリスに加わった当初はシャドウ丸とガンマックスが先のチーフテン戦での傷を癒していた為、ビルドチームと行動を共にするも彼らのことも殉職したデッカード同様に旧型として見下しており、デッカードをチーフテンに殺されたことからの怒りや憎しみに駆られて暴走する姿に失望していた。しかし、怒りも憎しみも心ゆえに受け入れている姿勢やデッカードを復活させることが出来ることを知った彼らが想いだけで合体妨害電磁波を跳ね除けたのを見てからは彼らにも嫉妬しながらも感化されていき、デッカード復活後に和解する。
- シャドウ丸
- 隠密回路を搭載者同士、連携することも多い。
- ガンマックス
- 共にジェイデッカーのパワーアップ要員でもある。
- ジョン、ポール、リンゴ、ジョージ
- スコットランドヤード時代の同僚。SRW未登場だが、『30』キーミッション「炎の合体」で「イギリスのブレイブポリス」名義で存在する事が確認できる。
その他
名(迷)台詞
- 「ラジャー、レディ!」
- レジーナの命令への返答。
- 『30』ではキャラクター事典に収録されている。
- 「訂正しよう。ここはブレイブポリスのリーダーの席だ、つまり…」
- 第26話より。チーフテンとの戦闘終了後、デッカールームにファイヤーローダーを置き、デッカードの席に座っていたことを注意された際の台詞。「つまり…」では自分を指差している。
- 「貴様ら、この私を…!」
「おのれ!」 - 同上。自分を「ナイト」と呼ぶことをマクレーン達に呆れた顔をされ、ドリルボーイに「ナ~イト、ナイト!」と侮辱されて怒る。直後レジーナに注意される。
- 「人間と同じでは……駄目なんだ」
- 同上。デッカードの代わりにリーダーとなるも、勇太から胸部を何度も殴られ「デッカードは僕の友達なんだ、人間と同じなんだよ!」と言われた際の返答。
- ビルドチームへの不遜な態度が目立ったデュークだが、レジーナの過去があるためか少し困惑した言い方になっている。
- 「私は私の勇気が君のものであることを誇りに思えた」
- 同上。海上プリズンNo.6での戦闘でデュークの中には勇太がデッカードに与えた勇気があることを知ったことで勇太が少しだけ立ち直り、サタンジェイデッカーを追うよりも囚人たちを助ける道を選んだ後の会話での一言。互いに信頼感が芽生え始めた。
- 「あの力説の仕方、気になるな」
ガンマックス「What?」
「もしかしたら、冴島総監もオバケが怖いのでは?」 - 第38話より。大門市のオバケ出現事件に力説した冴島総監への疑問。実際には図星であった模様。
- 「総監もパトロールにいらっしゃれば、実物が見られますよ」
冴島「ギク…!」
ガンマックス「チッチッ、総監はオバケが好きだけど、会うのは怖いのさ」 - 同上。前日のオバケ騒動の様子を見て、はしゃぐ冴島へのツッコミ。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「黙るがいい!」
「そちらがその気なら、誇りを懸けて決闘に応じる!」 - 『30』キーミッション「勇者の魂」より。第26話を基にした場面で、「完璧な警察官を自称しているのに救急車に変形することや合体相手は消防車」とドリルボーイやダンプソンにからかわれた際の台詞。
関連機体
- ファイヤーローダー
- 消防車型のサポートメカ。合体してデュークファイヤーになる。
余談
脚注
商品情報