ヴィット

2023年9月19日 (火) 02:55時点における110.132.192.33 (トーク)による版 (→‎概要)

ヴィットは『SSSS.GRIDMAN』の登場人物。

ヴィット
外国語表記 Vit[1]
登場作品 SSSS.GRIDMAN
声優 松風雅也
デザイン 坂本勝
初登場SRW スーパーロボット大戦30
テンプレートを表示
プロフィール
種族 アシストウェポン
性別
身長 180cm
体重 72kg
所属 新世紀中学生
趣味 アクアリウム
テンプレートを表示

概要

グリッドマンをサポートする「新世紀中学生」の一人。スーツ姿の青年。非常に個性的な外見の他の3人と異なり、整った顔立ちのイケメンであること以外、さほど特徴のない外見をしている。

その正体は人間ではなく、グリッドマンを支援する「アシストウェポン」。本来の姿は戦闘機の「スカイヴィッター」。ジャンクの前で「アクセスコード・スカイヴィッター」とコールする事で変身する。人間時においても弓銃型の武器「ブリッツボウガン」を所持しているのだが、opでの携帯のみで劇中では戦闘で使わなかっただけでなく取り出したことすらなかった。同じアシストウェポンであるサムライ・キャリバーマックスボラーと共に活動しており、普段はジャンクショップ「絢」にいることが多い。普段はやる気なさげな性格で、常に自分のスマホを見ており、周りの話を聞いていないこともしばしばだが、女性には優しく、仕事はきちんとこなす。

キャリバーやマックス達はそれぞれグリッドマン同盟の護衛を担当するが、ヴィットだけは対象者がいないため、大抵はジャンクショップで留守番している。ちなみに、本編では生身での戦闘シーンは無い。

スカイヴィッター

ヴィットが変身する戦闘機。アンプレーザーサーカスやラッキースモークスクリーンなどを活用した空中戦を得意とする。

グリッドマンと合体する事でスカイグリッドマンとなる。また、合体せずに背中にグリッドマンを乗せて移動する事も可能。パワードゼノン時には腕部を構成するが、スカイヴィッターには肘にあたる可動部が無い。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦30
初登場作品。グリッドマンの戦闘時の掛け合いで登場。
スカイグリッドマンは艦内ミッション「飛・翔」、あるいはキーミッション「炎の合体」で追加。アシストウェポンの中では最も遅い追加になる。
「飛・翔」ではヂリバーの代わりにジェノサイダーF9とのシミュレーター戦闘に合わせて参戦する。
本編ではサブパイロットとしては登場しないが、2022年4月8日に公式サイトにて公開された攻略情報のパイロットページには、フルパワーグリッドマンのサブパイロットとして記載されている。これが記載ミスなのか没データなのかは不明だが、SPや精神コマンドといったサブパイロット用のステータスがしっかり記載されている為後者の可能性が高い。

パイロットステータス

精神コマンド

30
てかげんひらめき加速
公式サイト掲載の攻略情報にのみ記載されており、ゲーム本編では確認できない。

人間関係

新世紀中学生

サムライ・キャリバーマックスボラー
同じアシストウェポンに変身する仲間。

グリッドマン同盟

グリッドマン
彼の支援者。
響裕太宝多六花内海将
グリッドマン同盟の仲間達。

その他

六花ママ
彼女の店に入り浸ることから世話になる。

名台詞

六花「何盛り上がってんの?あの二人」
「きっと馬鹿なんでしょ?」
第4回。六花達の合コンを尾行すべく、グリッドマンと話す裕太と将に対して。
「うーわ。大変そー」
同話より。ゴングリーと戦うグリッドマンの前にアンチが出現するが、どこか他人事である。
「おぉ~。派手に燃えてるなあ」
第5回。ゴーヤベックのせいで炎上する山を見ての一言。やはり他人事である。
「意外とデリケートな奴だなあ」
同話より。足場が悪すぎて動けないというバスターボラーを見た際に。
「あ、ボラーのミサイル、パクられてる」
マックス「コピー能力か!」
同話より。アンチのバスターアンチへの変化を見て。2人揃って驚く事無く淡々と状況を解説する。
「あー……そこになかったら、ないっすねー」
第6回。六花ママから留守番を頼まれ、客から他にキーボードないかと聞かれて。この時の客を演じているのは『電光超人グリッドマン』で主人公の翔直人を演じた小尾昌也氏。初代主人公のゲスト出演に対してこのぞんざいな扱いという、メタ的にはとんでもないことをしている。
「あ、俺か」
第7回。街中を飛び回るUFO状の物体に翻弄されるグリッドマンを前に、新世紀中学生の中で「飛べるやつが行ったほうが良い」という結論になったものの、話を聞いていなかったのか、全く反応せず、数秒後にボラーにツッコミを入れられてやっと自覚する。10秒近くの間、誰も何もリアクションしない店内の空気はシュール(コミカライズでは、さらに沈黙の間に手元のスマホに目を落とす描写まで追加されている)。
「悪い。遅くなったグリッドマン」
同話より。ヂリバーに苦戦するグリッドマンのもとに駆けつけた際の台詞。
『30』でもスカイグリッドマンの演出時に発言する。
「学校って、普通に入れるんだねー」
第8回。土足でマックス達と来校し、六花から入っちゃ駄目だと突っ込まれる。
六花ママ「君達のお友達?」
「違いますよ。うちらと一緒に見えますか?」
六花ママ「うん」
「えぇ~…」
同話より。六花ママからアンチと同類扱いされ、ショックを受けてしまう。
「こっちの怪獣は、うちらでやれってことね」
第9回。バジャックが実体化し、新世紀中学生のみでの対処を受け入れる。
「いやたぶん、バラバラにされた、でしょ」
第10回。自分達、新世紀中学生の面々がアレクシスの手で分轄されたと結論付ける。
「キャリ…バー笑ったの初めて見た」
第11回。借りを返すというアンチの成長を見て大笑いするキャリバーに驚く。
六花ママ「君たち忘れてるかもしれないけどそれお店の物だよ」
キャリバー「だから一緒に来てもらったです」
「このお店の物だからこそ、大事にしたいんです」
同話より。新条アカネに破壊されたジャンクを修理するのにショップのパーツを用いることに苦言を呈した六花ママに対して。
「六花ちゃんの大胆な行動には、何度も助けられたね」
最終回。ハイパーワールドへ帰還前に六花や内海との別れに際して。

余談

  • 原典である『電光超人グリッドマン』では「サンダージェット」として登場している。名前はサンダージェットの英語名「ヴィッター」から。

脚注

  1. 登場人物|SSSS.GRIDMAN 2023年4月7日閲覧。