アムロ・レイ
アムロ・レイは、『機動戦士ガンダム』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主人公。
アムロ・レイ | |
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漢字表記 | アムロ 嶺 |
外国語表記 | Amuro Ray[1] |
登場作品 | |
声優 | 古谷徹 |
デザイン |
安彦良和(1st・Ζ) 北爪宏幸(逆シャア) |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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異名 | 白い悪魔 連邦の白い流星 |
種族 | 地球人(日系人・アースノイド) |
性別 | 男 |
生年月日 | 宇宙世紀0063年11月4日 |
星座 | さそり座 |
年齢 |
15~16歳 23歳(Ζ) 29歳(逆シャア) |
没年月日 | 宇宙世紀0093年3月12日(行方不明) |
出身 | 日本・山陰地方[2] |
身長 |
168 cm 172 cm(逆シャア) |
髪色 | 茶色 |
所属組織 |
民間人 ⇒ 地球連邦軍 カラバ(Ζ) 地球連邦軍(逆シャア) |
所属部隊 |
ホワイトベース隊 ロンド・ベル(逆シャア) |
最終学歴 | 中卒 |
役職 | MS隊隊長(逆シャア) |
軍階級 |
曹長→准尉→少尉 大尉(Ζ以降) 中佐 (UC以降 MIAによる二階級特進) |
特技 | メカ弄り |
好きな食べ物 | ハンバーガー |
概要
一年戦争時、成り行きで地球連邦軍の新型モビルスーツであるRX-78ガンダムに搭乗し、戦い抜いた少年(青年)。
戦いを通じてニュータイプに覚醒し、その後もグリプス戦役や第1次ネオ・ジオン抗争、第2次ネオ・ジオン抗争等で戦い、宿命のライバルであるシャア・アズナブルとは敵・味方として何度も共闘したり戦う事になっていく。
地球連邦軍及びガンダムタイプのパイロットの中でもトップクラスの実力を持ったエースであり、ジオン公国軍からは「白い悪魔」の異名で恐れられ、連邦軍では「白き流星」の異名で呼ばれている。
人物
日系人で、地球連邦軍の技術士官であるテム・レイの息子として生まれた。少年時代の一人称は「僕」であったが、大人時代は「俺」に変わっている。ただしTV版『Zガンダム 』では、「僕」と呼ぶシーンも多々見受けられる。
機能不全家族の中で育ち、父親は仕事にしか頭になく、母親であるカマリアも情夫との密会を繰り返して育児放棄に近い仕打ちを受けていたアムロは、内向的な少年へと育っている。苛立ちやストレスを募らせていってしまうと爪を噛んでしまう癖があり、これは20代前半の時期まで治らなかった模様。また、興味のある事に関しては熱中する傾向がある半面、逆に興味の無い事に関しては無頓着になってしまう傾向があり、身の回りの物を片付けなかったり、自室はパンツとシャツだけの姿だったりと、プライベートでは冴えない面が目立ち、それを心配した隣家に住んでいた幼馴染みのフラウ・ボゥとその家族によく面倒を見てもらっていた。
父親の仕事を何度か見ていた影響なのか、自身もコンピューターや機械を弄る事が趣味であり、フラウと行動を共にしているガンダムシリーズの名マスコットでもあるAIロボットのハロもアムロが自作した物である等、技術者としての資質は非常に高い。この面に関しては大人になってからも変わらなかった様で、『逆襲のシャア』では、自らの専用モビルスーツとしてνガンダムの設計にも携わり、更に新たに自作したハロをハサウェイ・ノアにプレゼントしたりもしている。
モビルスーツパイロットとしての資質は非常に高く、搭乗していたガンダムが最新鋭の機体で教育型コンピューターのサポートもあったとはいえ、訓練もせずに初めて乗った状態で、2機のザクIIを撃破してしまう戦果を挙げており、やむを得ない状況からガンキャノンに乗り換えた際も、難無く乗りこなしている。また戦いを通じてニュータイプとして覚醒したのを機に、その卓越した能力はさらに加速していき、戦う相手のモビルスーツがガンダムよりも上であったとしても自らの技量によって圧倒し撃破する等、超人的な戦果を挙げている。7年近くの間軟禁状態に追い込まれていた『Ζガンダム』の時期も、当初は恐怖心に捉われてモビルスーツに搭乗すら出来なかったが、すぐにかつての覇気を取り戻していき、後輩となるカミーユ・ビダンの先輩の一人として導いている。また、この当時は銃を持った相手にも臆する事無く肉弾戦を挑んで倒す等、身体能力の高さも見せている。ニュータイプとしての能力はカミーユに一歩譲る形となっているが、『逆襲のシャア』の時期にはニュータイプの能力に依存しなくても、モビルスーツのパイロットとして純粋に高い技量を備えるまでに至っている。
一方、『初代ガンダム』の時期は、民間人の身から成り行きでガンダムのパイロットとして戦う事になってしまった上に、親から満足に愛情を得られず放任されて育った事で大人に対する不信感や反骨心も非常に強かった為か、戦いを拒否して周囲に反抗的な態度を見せる事も多く、特にブライト・ノアとは、暴力で強制されたり苦労を省みられずガンダムのパイロットを降ろされそうになった事で脱走してしまう程険悪になっていたが、様々な出会いと別れを経ていった事で人間的に成長していく。また、ブライトとの関係も『初代ガンダム』の時期は上官と部下であったのにし、『Ζガンダム』以降は対等な関係となり、互いに呼び捨てで名前を呼び合う良き戦友となっている。
なお、『初代ガンダム』の冒頭で既にスペースコロニーに居住している為、視聴者からはスペースノイドだと誤解される事が多いが、生まれたのは地球の日本であり、れっきとしたアースノイドである。幼少期にて母・カマリアと別れ、父・テムと共に宇宙のサイド7へ移民している。また、階級に関しては、『初代ガンダム』で曹長(劇場版では少尉)、『Ζガンダム』以降は大尉となっているが、士官学校は出ていない為に大尉止まりとなっている。ただし、『ガンダムUC』では、MIA認定された結果、二階級特進で中佐として扱われている。
劇中の様相
機動戦士ガンダム
年齢は15歳。地球圏で一年戦争が勃発する中、地球連邦軍の技術士官である父、テム・レイと共にスペースコロニーの『サイド7』に居住しており、自身もメカ弄りの得意な少年として面識のないミライ・ヤシマにも知られていた。サイド7に侵入してきたジオン公国軍のザクII2機の暴挙に怒りを覚えた結果、爆風で飛んできた操縦マニュアルを持って連邦軍の試作モビルスーツであるRX-78-2ガンダムに搭乗。2機のザクIIを撃破する事になるのだが、これを機になし崩し的にホワイトベースに乗船してガンダムのパイロットを務めさせられる事になる。
サイド7の脱出から宇宙を経て地球へ降下した後もシャアの執拗な追撃やガルマ・ザビ率いる部隊の猛攻を受けた結果、次第にアムロの厭戦意識が高まっていく。反抗的な態度を向けてもブライトに修正される形で結局は戦わされ、ガルマの死後に遭遇したイセリナ・エッシェンバッハに「仇」呼ばわりされて銃を向けられ、再会した母・カマリアにまでモビルスーツで戦うのを「情けない」と罵られてしまう等、元々内向的であったアムロの精神は摩耗していく一方となり、遂にはこれまでの苦労も顧みられずいきなりガンダムから降ろす事をブライトに宣言された結果、我慢の限界を迎えたアムロはガンダムごと脱走してしまう[3]。
しかし、ジオン公国軍のエースであるランバ・ラルとの出会いが精神的な変化をもたらす事になり、戦場での彼との直接対決を経た事で、ただ生き残る為以外の戦う意味を見出す。そして、信頼できる人物であったリュウ・ホセイや初恋の女性であるマチルダ・アジャンとの別れ、強敵である黒い三連星や再び相見えたシャアとの戦いも経て人間としての成長を見せていったアムロは、ガンダムのパイロットとして戦い続ける中でニュータイプとしての覚醒の兆しも見せ始め、後にアムロのニュータイプ能力の成長に合わせて、ガンダムにはマグネットコーティングを施されている。
再びホワイトベースは宇宙へ上がり、アムロの駆るガンダムはソロモンでドズル・ザビの駆るビグ・ザムを撃破するも、その後の戦いでテキサスコロニーで出会ったニュータイプの少女、ララァ・スンと戦場で再会。彼女とニュータイプ同士による共鳴を引き起こし、そこへ割り込んできたシャアの駆るゲルググを圧倒しトドメを刺そうとするが、誤ってシャアを庇ったララァの乗るエルメスを撃破してしまい、アムロとシャア両者の対立が決定的となる。
ア・バオア・クー攻防戦では、シャアが新たに受領したニュータイプ専用のモビルアーマーであるジオングと対峙。激しい攻防戦の末にモビルスーツ戦では相打ちで終わり、ア・バオア・クー内での生身での対決にまで発展するが、そこへセイラ・マスが駆けつけて戦いを制止。それによってアムロとシャアの決着はつかずに終わり、最終的には自らの思念波によってセイラやブライト達ホワイトベースのクルーに脱出を促した後、自らもまたア・バオア・クーから脱出。同じく脱出に成功していたホワイトベースのクルー達と無事に再会し、アムロの一年戦争は終わりを迎えた。(時代が下ること50年以上、木星帝国が入手してアマクサに搭載したバイオ脳の戦闘シミュレーション相手=コピー対象の戦闘データは、この一年戦争期のアムロ・レイ搭乗コアファイターのそれと言われている。)
最終的にアムロは、シャアとは対極的に、軍人として深く考えない方向を選んだ。
機動戦士Ζガンダム
年齢は24歳。一年戦争の後、英雄的扱いを受けていたものの、ニュータイプを危険視する上層部の意向によって地球で事実上の軟禁状態に置かれてしまう。
7年間の中で覇気を失った状態となっていたが、再会したフラウの養子となっていたカツ・コバヤシに説得され、再び戦場に戻る事になり、かつての友人・ハヤト・コバヤシがリーダーとなっている反政府組織カラバに参加する。しかし、当初は自分よりも若いカミーユ・ビダンをガンダムMk-IIに乗せている事を自分への当てつけだと被害妄想に駆られたり、7年間のブランクもあって戦いへの恐怖に駆られてモビルスーツに乗れない等、頼りない部分が目立っていたが、ベルトーチカ・イルマとの出会いを機に精神的に変化が生まれ、その後はリック・ディアスに搭乗し、宇宙へ行くカツに餞別として自らの銃を渡し、カミーユの窮地を救っている。
その後、ララァを失った哀しい記憶から宇宙には上がらなかったが、ホンコンシティに赴いた時には、罠である事を承知の上で再会したミライ親子を助ける為に単独で乗り込んだり、フォウ・ムラサメの駆るサイコガンダム襲撃の際には冷静な状況判断能力を見せる等、かつての一年戦争の英雄に相応しい精悍さを取り戻している。
カミーユ達が二度目に地球に降りてきた際には、ティターンズのキリマンジャロ基地攻略戦に参加し、リック・ディアスのカスタマイズ機であるディジェに搭乗。作戦は成功させるものの、カミーユは再会したフォウを目の前で失ってしまう悲劇に見舞われ、かつての自分やシャアと同じ悲劇を彼が経験してしまった事に、やるせなさを抱かずにはいられなかった様である。
作中での乗機はリック・ディアスとその陸戦型カスタム機であるディジェ。また、カラバが開発したΖガンダムの量産機ΖプラスA1やΖガンダム3号機、シュツルム・ディアスに乗っていたとする説があるが、これらの情報の相違については、カラバの手による情報操作や影武者の存在があったと思われる。
劇場版ではカミーユ達は1度だけ地球に降りるため、カミーユが宇宙に打ち上げ後出番はほぼ無く、特に第3部作「星の鼓動は愛」ではEDの新規カット以外で登場しない。
機動戦士ガンダムΖΖ
TV版ではOPとブライトの回想シーンのみの出番で直接登場はしなかったが、第1次ネオ・ジオン抗争時にはブライトとハヤトの会話から、宇宙に上がっていたようだ。
グリプス戦役の終盤で姿を晦ましてしまったシャアの今後の行動が気掛かりになっていたらしく、第1次ネオ・ジオン抗争以降は、数年に渡ってシャアの行方を追った内偵を行っている。
また、第1次ネオ・ジオン抗争直後の戦いでは、新規製造されたΖガンダム3号機に搭乗し、「ホワイト・ユニコーン」のコードネームで呼ばれていたとされている。
機動戦士ムーンガンダム(SRW未参戦)
地球連邦政府によるスペースノイド達の支配・管理に対しては決して賛同していないアムロであったが、人の可能性を信じようとしていた彼は地球連邦の内部改革を望んでいたため、ロンド・ベルの一員として反連邦活動を取り締まりつつ、シャアの足取りを追っていた。
『逆シャア』の前夜と言える宇宙世紀0092年においては、『ムーンガンダム』の主人公、ユッタ・カーシムと戦場で出会うことになる。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
年齢は29歳。行方を晦ませていたかつての宿敵であるシャア・アズナブルが、新生ネオ・ジオンの総帥として決起。地球にしがみつく人々の存在に絶望して人類の粛正を目論む彼の思惑を察知したアムロは、ブライトやロンド・ベルのメンバーと共に、最後の決着をつけるべく戦いを挑む事になる。
劇中の冒頭で起こったフィフス・ルナを巡る戦いにて、リ・ガズィに乗っていたアムロの前に、赤く塗装された最新鋭のニュータイプ専用モビルスーツであるサザビーに搭乗したシャアが姿を現し、激突。モビルスーツの圧倒的な性能差の前に太刀打ち出来なかったアムロは、フィフス・ルナの落下を阻止出来ずに終わる。このままではシャアに勝てないと判断したアムロは月のアナハイム・エレクトロニクスへ向かい、自らが設計に携わったνガンダムを受領。開発に関わったチェーン・アギと共にロンド・ベルに合流する。その後、コロニー「ロンデニオン」にてハサウェイとクェス・パラヤの二人と交流する中、連邦政府高官であるアデナウアー・パラヤと裏取引を行っていたシャアと再会。掴み合いとなり、シャアを自らの手で討とうとするも、同行していたクェスに妨害され、彼女はシャアと共に去ってしまう事になった。
ネオ・ジオンによって奪取されたアクシズが地球へ向かう中、νガンダムでシャアの駆るサザビーと直接対決する事となり、途中でアクシズ内で生身の直接対決を演じつ、再びモビルスーツ戦を展開。お互いに武装の全てを駆使し、徒手空拳での格闘戦の末にシャアのサザビーを撃破したアムロは、脱出したシャアをポッドごと捕獲して、分断されて地球に落ちていくアクシズの一部を押し返そうとする。
アムロの行動に惹かれ、地球連邦軍、ネオ・ジオン双方のパイロット達も自らの意志で協力してアクシズを押し返そうとする中、最後は人の可能性を最後まで信じようとする想いを貫いたアムロのニュータイプとしての能力とサイコフレームの力でもって地球への落下の阻止に成功するが、その後、消息不明となる。
本作が直接アムロが登場する最後の作品となっている。なお、同作の発表当時は「アムロももう30歳」という見出しが複数のメディアで見られたものだが、時間軸の設定上厳密には29歳の時点で行方不明となっている。
その後
『機動戦士ガンダムUC』ではアクシズでの戦闘でMIA(作戦行動中行方不明)とされている。愛機であったνガンダムのコクピットは無人となっており、連邦軍の公式記録でも戦死という事になっているが、彼の生存を信じ続けた者も少なくなかったという。なお、MIA認定された事で、階級は二階級特進となり、最終階級は中佐となっている。
OVA版『UC』第7話において、フル・フロンタルの肉体からシャアやララァと共に残留思念の状態で現れている様子が描かれている[4]。
小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』においてもMIA認定で登場しないが、後に『閃ハサ』が劇場アニメ化した際、幻影として登場するアニメオリジナル場面が存在する。
漫画『機動戦士ガンダムF90』ではシャアと共に意外な形で物語に関わる。同作ではかつてのアムロの部下を自称するボッシュ・ウェラー(SRW未登場)が登場していたが、後の漫画『機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ』ではそれが真実(それもカラバ時代からの古株)であると描写され、ボッシュ視点でのアムロが登場する。
登場作品と役柄
1st設定
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。攻撃を受けた際に「たかがメインカメラがやられただけだ」というセリフを連発する。乗機はガンダムだが、途中でνガンダムに乗りかえる。今作の顔グラフィックでは正確な年代は不明だが、カミーユはアムロをかなり年上のように見て丁寧に敬語で話す。甲児やリョウは普通に名前を呼び捨てている。
- PS版では顔グラフィックが分かりやすく1st時のものになっており、音声も1st時のものが収録されている。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 序盤はガンダムに乗って登場する。本作から「乗り換え」が可能となったため、νガンダムの入手まではガンダムMk-IIやディジェSE-Rあたりが主な乗機となる。
- 能力値的には攻撃力が低い反面、全キャラトップの直感・命中に加え、反応もトップクラス。極めて高い命中率と回避率を誇り、敵陣へ単騎で飛び込んで回避しながら反撃で削るという戦法が強い。しかし全体で見ると、攻撃力や精神ポイントはジュドーに劣り、集中を含むと回避はクワトロに劣り、カミーユは幸運を覚えるためレベル差を付けられて結果的に若干能力が劣り、シーブックにひらめきがある…総括すると能力値以外の面で、他主役ニュータイプに差を付けられている。尤も、最後まで主力として運用できる実力は充分すぎるほどあるため、深く考えずに普通に使えばよい。早期に友情を覚えるのも地味ながら好ポイント。
- PS版では、顔グラフィックが『Ζ』時のものになり、音声も『Ζ』時のものが収録されている。また、PS版では希少なひらめきを覚えるため、カミーユやジュドーとは異なった運用ができる。
- スーパーロボット大戦EX
- リューネの章に登場。ゲッターチームと共に主力を任される。最初から2回行動が可能で、νガンダムの射程が長いのでヴォルクルスの削り役をやらされることが多い。愛機νガンダムはビーム兵器主体でないため、ビーム吸収持ちの敵も怖くない。プルとプルツーにおじさん呼ばわりされてしまう。
- PS版では、顔グラフィックが『逆襲のシャア』時のものになるため、『第2次』から『EX』の7~8ヶ月間で1stから『逆シャア』間の14年分という驚異的な歳の取り方をしている。
単独作品
- スーパーロボット大戦GC
- かなり久々…というよりいろいろとごちゃまぜな旧シリーズ以外では初の1st設定での登場。同時にαシリーズから過去や原作の設定や展開に忠実気味であるため、スパロボで初めて原作寄りの一年戦争が繰り広げられる。序盤が一年戦争の展開を辿っているため、原作でお馴染みの台詞がバンバン出てくる。狙い撃ち技能持ちのためか、リュウに敵機を捕獲するために部位攻撃するよう頼まれるシナリオがある。性格が気力の上がりにくい「普通」のため、撃墜より部位攻撃ばかりしているとボス戦で合体攻撃用の気力が足りない…となりかねないので序盤は注意。今回νガンダムはサブシナリオを通らないと入手できないため、最短クリアを目指したりすると攻撃力の高いアレックス辺りに乗せることになるだろう。序盤は原作通り弱気な戦闘台詞が多いが、宇宙に戻るころには勇ましい戦闘台詞が増えている。これも原作再現の一種か。また、『OE』が配信終了になった関係上、今でも購入してプレイできる中で、1st設定での最新出演作は『XO』を含めた本作となっている。
- スーパーロボット大戦XO
- 『GC』の移植版なので基本的に『GC』と違いはない。インターミッションでの会話が増えたのに伴って、カミーユやジュドーとの会話も増加している。戦闘台詞の傾向が変わるのと同時にカットインも勇ましいものに変更される。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 初代アムロが『ガンダムW』以降のアナザーガンダムと共演するのはスパロボでは初である。また、『OE』の地球はガンダムファイトが行われている世界観なので、アムロは数多いガンダム「RX-78」のパイロットという扱いになる(後述の『T』とは違い、軍用兵器としてのガンダムもガンダムエクシアやウイングガンダムゼロが同時期に存在する)。
- 序章で登場して次の登場時はオデッサ戦直前なので、問題行動を取る場面は見受けられない。ララァが登場すらしないためシャアとの因縁は深刻化せず、ランバ・ラルやガルマは戦死を免れ、更にマチルダ、リュウ、スレッガー達も登場しないので、結果的にはトラウマ的成長が多分に回避されている。シャアとの戦士としての決着は、最終的にはヒイロ・刹那と共に「3対3のガンダムファイト」により図られる。しかし、EDでは他のガンダム主人公達がそれぞれの道を歩む中、アムロは原作通り軟禁生活に入ることが示唆されて終了するという暗い結末になってしまった…。
- 珍しい原作再現要素としては、初登場時に「ニュータイプ技能のないアムロ」という貴重なものを見ることができる(レベルアップで習得する)。精神コマンドは単独でも十分戦える構成になっており、DLC限定のνガンダムに乗ることによってグループから切り離されても特に問題はない。『GC(XO)』とは異なり、全編を通じて弱気な戦闘台詞と強気な戦闘台詞の両方をしゃべる。
関連作品
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- 少年の姿で登場。本作のメイン主人公で、別名は「白い流星」。戦闘中はガンダム、νガンダムの姿となる。本作は部隊が地球ではなく連邦軍が存在しない為エゥーゴ所属。
- ゲーム開始時は少尉だが、ゼウス機関に参加するにあたり二階級特進し大尉になっている。
- リアルロボット戦線
- ファースト版の設定で第1面から味方として登場。ルート確定後はハヤトの戦死に耐えきれず脱走する。
- 能力は高いが、ハマーン・ロシュルートでは後半まで離脱したまま。
Ζ・逆シャア設定
SRWでは基本的に『Ζ』~『逆シャア』時代の設定で登場することが多い。多くの作品で、クワトロ(シャア)と並んで自軍最強の能力値を誇り、作品によっては敵からもその能力を評価されたり、警戒されることもある。原作では1機だけ突出しすぎて、味方機にフォローされるシーンなどがあるが、SRWでは歴戦の戦士として、ガンダムシリーズのみならず他作品のキャラからも信頼も厚く、部隊のまとめ役という立場で描かれる事が多い。
また、激務の合間の息抜きも兼ねてか、少年時代からの趣味である機械弄りの腕も所々で披露。扱う物は家電製品から他作品のマスコットキャラ的ロボットまでと幅広い。人間関係についてはシャアやカミーユのパイロット同士の会話、ベルトーチカとチェーンとの三角関係による、ガンダムスタッフ曰く「ニュータイプの修羅場」が見られる。
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦コンプリートボックス
- 先述の通り、『第3次』では『Ζ』時・『EX』では『逆シャア』時のアムロとして参戦。明確に『Ζ』設定のアムロが参戦したのはこれが初。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 顔グラフィックが年をとったものに変更される[5]。そのため、マサキに「暫く見ない内に老けた」と言われてしまう。序盤はブライトの代理でロンド・ベル隊のリーダーとして活躍。ロンド・ベルを率いるという都合上からか、階級が「少佐」である。そんな激務を行う羽目になったせいか、過労で倒れて出撃出来なくなるシナリオがある。武装が縮小されているため、最初はガンダムに乗って登場し、νガンダムは後半入手することになる。
- 書籍『一生楽しむ本』のスタッフインタビューで明言されている通り、実用性だけを重視した精神コマンドを設定されているため[6]「幸運」持ちであり、マップ兵器を持つ百式やΖΖガンダムに乗り敵を壊滅させたりてかげんでレベル上げのサポートをしたりと大活躍。第1話から最終話まで参戦し、名実ともにロンド・ベルのエースとして君臨する。
- EDでは、軍の材質研究部へ異動。テストパイロットと研究者の二足の草鞋を履いている様子。しかし、相変わらず女性関係は優柔不断で、ベルトーチカとチェーン2人に二股をかけている。
- 『S』ではシリーズで初めて音声を収録。
- スーパーロボット大戦F
- 今度は甲児に「すっかり老け込んじまった」と言われてしまう。今回から戦闘時の顔グラフィックが複数用意されたため、攻撃時や被弾したときは顔がかわる。能力はリアル系最高峰。NT能力も相成り、射撃・命中・回避・反応・技量とトップクラスで精神コマンドも粒揃い。2回行動も味方パイロット中で最速な事から、今作も名実共に終始ロンド・ベルのエースパイロットである。ただし、てかげんは健在だが幸運を覚えない為削り役に回されやすく、覚醒も使えないのが玉にキズ。更に『F』では機体に恵まれず、カミーユとジュドーの三人でΖガンダムとリ・ガズィの取り合いになりがち。
- 声優ネタで、葛城ミサトとフラグが立ちかけた(しかし二股かけていることを知られ、呆れられる)。本作でも少佐に昇進しているが、ミサトより階級が下にならないための処置だったのだろう(『第4次』を引き継いだ可能性の方が高いが)。シンジが目の前でブライトに修正される様を見てどう思ったかは不明。新規音声収録をしていないため、キャラクター事典でも戦闘台詞になっている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- カトルの説得、セイラの発見など、味方キャラの加入に関わってくる。MSが充実し始め、機体不足がようやく解消。当然、νガンダムに乗せても鬼の様な強さを発揮する。他エースと比較して覚醒の代わりにてかげんを持つため、圧倒的な技量値も相まって他パイロットのレベリングにも大活躍する。資金はかさむが、これのためにマップ兵器版フィンファンネルの追加も悪くない。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 『Ζ』初登場時に着用していた連邦軍一般士官用のベージュ色制服で初登場し、フラウやカツに叱咤激励されるイベントがある。カツに「地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言って下さい!」と原作で言われたとおり、そんな彼の期待に見事応えて地下にガンダム(条件を満たせばG-3ガンダムに変化)が隠してあった。仲間になってからは『逆襲のシャア』バージョンのロンド=ベルのパイロット制服になる。
- その後の乗り替えはリ・ガズィ→νガンダム(条件を満たすとHWS装着型に強化される)。大体はV2ガンダムの加入でVダッシュガンダムが余るのでνガンダム加入までの間に回してやると無駄が無い。
- 今回の見所として、仲間がマクロス艦内と外の宙域に分かれて戦闘するステージでアムロは艦内居残り組。居残り組はミンメイのコンサートを楽しみにしていたメンツで、寺田P曰く「アムロの心情を汲み取ってやってください」とのこと。本作ではアムロの2回行動レベルも60近くとかなり高くなった。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 当初はブライトと共にティターンズに拘束された状況で、第6話にて参戦。第6話では味方増援の際に熟練度によって乗ってくる機体が違っている。今回は地上戦が多く、νガンダムの地形適応などがいまいちなのもあり、最後まで別の機体に乗り続けることにもなりうる。その際は援護がなく2回行動が廃止された中で覚醒を持っているため、マップ兵器が強力なユニットに乗せたい。また、ルートによっては多忙なアストナージに変わってアーガマの洗濯機の修理を行い、ブライトから「アムロも大変だな…」と言われる一幕が見られる。黒歴史が暴露される場面では自分の戦闘記録を発見した。
- 本作では乗り換え台詞や武器台詞などが大幅に新規収録。ギム・ギンガナムへのDVEなどもある。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 最初は量産型νガンダムに乗っている。νガンダムの加入までが長い上にHWS装備までは全体攻撃が無いため、デフォルトパイロット無しのガンダムF91を回してやるのも手か。『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』のような組み合わせである。
- 今回はシャアが敵対するため、ネオ・ジオン軍がらみで結構出番が多く、『逆襲のシャア』を再現したDVEが多い。Hi-νガンダムに乗せると鬼のように強くなる。
- 『冒険王』連載の漫画版に因むネタ「ギレン・ザビの演説にキレて、モニターを素手で叩き割った」という武勇伝をオリジナルキャラのツグミから聞かされ、あんなのは架空のお話の中のことだと戸惑うシーンも。しかしこの後、万丈の「(その種のゴシップ記事は)70%以上は史実に基づいていると聞くけどね」という台詞が続くため、モニターについてはともかく「くそっしょうがねえな」が『α』世界における若きアムロの名台詞だった可能性も示唆されてしまった。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 最初からνガンダムに乗っている。νガンダムが鬼の強さであり、抜きん出て強い。『逆襲のシャア』の話は終わっているものの、同作のカミーユほど深刻には悩んでいないようだがシャアのことを持ち出す言動が多い。年上&大尉&経験豊富からか、いつも通りに部隊のリーダー的立場で、今作で初登場のキラに対してもアドバイスしている。ガンダム系主人公や副主人公クラスに援護台詞がある。全ての戦いが終わった後は、軍に籍は置いているものの以前のように現場の戦場に行く事はなく、主にテストパイロットをやっている様子である。また、恋人のチェーンや仲間であったカミーユの働いているアナハイム・エレクトロニクスにもちょくちょく顔を出している。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 『劇場版Ζ』設定で参戦。クワトロと同じく、部隊のまとめ役になることが多い。今回は原作通りリック・ディアス⇒ディジェ(隠し)⇒リ・ガズィ⇒νガンダムの順番で搭乗するが、条件次第で最初に黒いガンダムMk-IIに乗る(ちなみに黒いMk-IIは古谷氏が好きなMSとして挙げた機体でもある)。リ・ガズィも悪くないが、改造引き継ぎの関係で強化されているスーパーガンダムと合わせるのも良い。νガンダムを見越したヒット&アウェイとの相性も良好。
- 初期技能に再攻撃、隊長効果に回避率10%とクリティカル率20%を持ち、ライフルやサーベルでも大ダメージ。νガンダムの気力130でサイコフレームが発動すれば、もはや手が付けられない。熱血と覚醒の消費SPも優秀。後半でνガンダムと共にアムロの大ファンの「彼女」から白と赤のツートンのパイロットスーツの差し入れで衣替えし、劇場版Ζ顔の逆シャアアムロが誕生。終盤では、彼とνガンダムのサイコフレームが重要な役割を果たす。本作では珍しく魂を習得しない。また、初めてスパロボでディジェに搭乗する事も可能。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 顔グラフィックが追加されている。続投キャラの中では正式加入は遅め。こちらの世界に転移してからはクワトロと共にトレーズに保護されていた。
- 本作でも魂を習得しない。一方で突撃を習得するようになり、νガンダムのフィン・ファンネルの射程が恐ろしい事となる。
- 戦闘前会話でクワトロが主人公扱いされなくなったが、アムロは前作に続き主人公扱いされている。『Ζガンダム』では脇役なのだが、『逆襲のシャア』が参戦作品に入っているためだろうか?
- 加入がかなり終盤な上にエースボーナスが微妙、シナリオでもあまり目立たないとスパロボのアムロにしては珍しく冴えない立ち位置となっている。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- アムロと同じ古谷氏が演じるガンダムキャラクター、リボンズ・アルマークとの本格的な共演が遂に実現。ファンの期待通り、彼と大きく関わる事になる。彼との対話からイオリア計画の目的を察知し、リボンズらとは違い、イオリアの目的に誰よりも深い理解を示す。ゼクスやトレーズには人類の為とはいえ、その方法を強く否定しており、彼らに対して殺気だっている印象が強い。
- 本作でも参戦は中盤からだが、愛機のνガンダム共々非常に強力なステータスを持ち、即戦力として活躍できる。自身の技量の高さにいわせた再攻撃をはじめ、νガンダムに最初からサイコフレームがある事やエースボーナスの変更により(元々弱くはなかった)『破界篇』と比較してまるで別物のように強いのが特徴で数値以上の戦果をもたらしてくれる。カミーユやシンらと同様にカットインが書き直されているが、「フィン・ファンネルのトドメ演出は前作までのカットインの方が合っていた」との声も(変更後のカットインはオーソドックスな左向きカットインとなっている。トドメ演出では機体が正面を向いてRX-78のラストシューティングを彷彿とさせるポーズをとるので、以前の正面向きカットインとの親和性が高かった)。
- シナリオ面では『ガンダムW』や『ガンダム00』の物語にも大きく関わり、ZEUTHのメンバーの中でも特に目立つ。前作がガンダム先輩なら、今回はニュータイプ先輩といったところ。刹那を導き、新たなるステージへと登らせる導き手として活躍する。今回はクワトロの迷いに関してあまり干渉することはなかったものの、終盤のIMでしっかりと釘を刺している。だが……(名台詞の項も参照)。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- コンシューマの完全新作としては『第3次α』以来実に約9年ぶりに『逆襲のシャア』設定での登場となる(『Ζガンダム』版も冒頭で登場する)。ボイスが新録され、中断メッセージにも登場(『逆襲のシャア』でのアムロは初)。
- 初期搭乗機体はリ・ガズィだが、リ・ガズィはBWS装備状態では地上戦が不得手である為、同時に入手できるデルタプラスを回した方が戦いやすいだろう(当人は搭乗を嫌がっているようだが)。相変わらず強いが、νガンダムに乗り換えてからが本領発揮。この時点でエースになっていれば、前作と同じように殆どの敵に再攻撃が適用されるため一気に手数が増す。今作ではシステムの関係上、前作より強く感じるはず。今回は宿敵だけではなく、そのそっくりさんまで相手にするので、最終決戦に備えて育成はできる限り行っておくようにしよう。
- Zシリーズでは初めて魂を習得したが、本作では魂の効果が「最終与ダメージ2.2倍」なので熱血とあまり使用感が変わらない。
- 第37話終了時にνガンダムを持ち出したベルトーチカの通信から、チェーンも登場し、久々の修羅場が展開されている。このことにブライトから「家庭を持たないのか?」と茶化される場面もある。
- ちなみにZシリーズのアムロは極めつけに特殊な存在のようで、今作において先駆者と呼ばれる一幕があった。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 第一話からリ・ガズィで登場。νガンダムを紛失したという展開だが、序盤で奪還。前作終盤から続くシャアとのタッグは健在で、ラプラスの箱やネオ・ジオンを巡る展開を盛り上げてくれる。
- 今作でついに、ニュータイプやイノベイターとは異なる「先駆者」と呼ばれることとなった理由が判明。「ガンダム」という文明の利器を最初に使った人物であり、文明の象徴であるために先駆者と呼ばれていた。彼の存在が、火の文明の先にある太陽の輝きに至るために必要なキーとなっている。運用は前作と同様で、中盤の中頃で追加される新武装で更に猛威を振るうことになる。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 最初から登場。序盤~中盤にかけては機体に恵まれないが、2回行動も早くやはり自軍のエースとして活躍。ララァもチェーンもクェス(条件付き)も仲間になり、クワトロもいる。修羅場となる、珍しいパターン。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
- ガンドール隊に所属する。今度はリ・ガズィを地下に隠していたらしい。今回は珍しくブライトとは別部隊になる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- ようやくνガンダムに搭乗できる。隠しステージでのみ、シャアが逆襲する。出現させないほうがある意味ハッピーな展開か。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 第1部前半でガンドール隊に合流する。『COMPACT2』の時と同様、無人島でノリス率いる部隊の援助とテスト飛行を兼ねて向ったアイナの乗るアプサラスをリ・ガズィで追ってやってきた。G-3ガンダムの性能が神がかっているためνガンダム or HWSが来るまでリ・ガズィではなく改造されたG-3ガンダムに搭乗している可能性が高い。下手をすればそのまま隠しシナリオまでνガンダムに乗らない可能性もある。今作では攻撃時にビームサーベルやメガビームキャノンなどの武器の名前を口にするなど、更に戦闘台詞が増加した。『A』に続き奇跡を覚えるが習得レベルは66と最終盤でギリギリ使えるかどうかといった所。とはいえ他の習得者と違い修理・補給ユニットに乗れるので時間さえかければレベル上げは容易。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 中盤にチェーンと共に参戦。νガンダムは結構強いのだが、射撃が本作は通じにくいので使い辛く、ヤルダバオトの前に霞んでしまう。今回も奇跡を覚える。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 『逆襲のシャア』設定で登場。グリプス戦役では宇宙に上がっていなかったらしい。ロンド・ベル隊所属としてリアル系主人公の場合は第1話から、スーパー系主人公の場合は第4話から登場する。
- 初期搭乗機体はリ・ガズィではなく初代ガンダム。だが、今作ではGファイターとの合体orフルアーマー化するため、νガンダムに乗り換えずガンダムのまま最終決戦まで戦うことができる。本作で奇跡を習得できるのは、彼とフォウ・ムラサメのみ。習得レベルも31と非常に早いのが特徴。殆どのリアル系主役各が魂を習得しなくなった本作だが、アムロだけは好待遇。
- なお、主人公(ラミアorアクセル)の元いた平行世界のアムロは小説版ガンダムの史実に沿ったらしく、ア・バオア・クーでの戦いの中で戦死している(そのため階級が曹長)。
- スーパーロボット大戦R
- 初登場時は『逆襲のシャア』バージョンだがすぐに永久離脱。主人公が過去の世界にタイムスリップしてからは『Ζ』バージョンで登場し自軍参入する。なぜか過去でも最初からリ・ガズィに搭乗している。『ガンダムX』のシナリオ、特にティファがらみで登場し、一緒に捕まることもしばしば。最初から本人の能力は高いが、νガンダムは序盤合体攻撃が使えない上に、過去では終盤のみ使用可能なので乗せる機体に困る。ガンダムタイプに乗る、または相手にすると専用セリフがある。
- スーパーロボット大戦D
- いきなりOZのクーデターで失脚した上、ブライト共々ネオ・ジオンに軟禁され、アクシズ落下作戦を傍観するしかないと冴えない登場。しかし、地球消滅でアクシズ落下作戦が失敗し、シャアの要請を受けて渋々ネオ・ジオンに参加。他作品と比べ、剣呑な事を部隊内でよくよく口走りがちなシャアやゼクスへのツッコミ・諌め役を務める。シャアがアクシズ落としを行った事を絶対に許すつもりはなく、その件を度々面と向かって批判もするが、内心ではシャアの気持ちを理解し、彼の努力や活躍を認めている。シャアと合体攻撃が可能なのは、その象徴なのかも知れない。アムロ・カミーユ・ジュドー・シャア(クワトロではなく)の四者が膝を交えて話す様は、歴代スパロボを通じても珍しい光景である。
- 今回もベルトーチカとチェーンとの三角関係。なお時系列(本作では一年戦争が本編の16年前の出来事になっている)を考えると、本作のアムロは30代。
- スーパーロボット大戦BX
- 今回は『UC』のみ参戦である為、既に故人。その為名前のみの登場となっている。また、並行世界の人物である『SDガンダム外伝』の騎士アムロも若干ながら、存在自体を表している。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 『逆襲のシャア』版だが、序盤はガンダムに搭乗。後半でνガンダムに乗り換える。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 劇場版設定とはいえ、かなり久しぶりの『Ζ』設定で登場。着ている服もカラバの時のものを最後まで着用する。まだブライトのことを「ブライトさん」と呼ぶ。
VXT三部作
全て『逆襲のシャア』設定。
- スーパーロボット大戦V
- シリーズ作品を除けばSRW初となる『逆シャア』終了後設定の登場となる。アクシズ・ショックの際に西暦世界へ転移しており、火星の後継者に囚われて演算ユニットにサイコフレームを用いてアクセスするための実験体にさせられていた。そのため救出された後に同じく転移していたジュドーらに驚かれている。また、宇宙世紀世界では一年戦争が15年前に勃発し、更に第2次ネオ・ジオン抗争も1年前に行われているため今作では30代になっている。
- 新正暦世界のアムロはアクシズ・ショックで完全に行方不明となっているが、『スカルハート』の原作通り、木星帝国に戦闘データを回収されてアマクサに搭載されたバイオ脳にデータを移植されている。
- スーパーロボット大戦X
- 今作ではアクシズでの最終決戦の最中にシャア共々アル・ワースに転移した設定で決着はついていない。
- 異世界なのでロンド・ベルでの階級は気にしていないが、シャアがネオ・ジオン総帥として振る舞っている為、ロンド・ベル時代の制服をホープスに用意してもらって着用している(初登場時は『逆襲のシャア』劇中で着ていたスーツ姿)。ベルリ達のいたリギルド・センチュリーが、自分たちがいた宇宙世紀の遥か未来であることをシャア共々見抜いている。
- 軍人という立場から解放されたことで、自分自身の生き方を見つめ直す機会を得ている。その流れを汲んでいるボーナスシナリオ「アムロ・レイの夢」は(課金等が必要だが)一見の価値あり。
- 本作では3人しか習得しない覚醒の使い手で、アムロは唯一のメインパイロットでの習得者である(残りの2人のシルキーと龍神丸は共にサブパイロットである)。精神コマンドの期待による覚醒の連発はアムロの特権。デフォルトで再攻撃を習得していることもあり手数の多さは本作トップクラス。
- イベントでHi-νガンダムに乗り換えるが、νガンダムの最強武器がアムロ専用なため、νに乗せ続けたほうが自軍の総合的戦力は増す。
- スーパーロボット大戦T
- 今回はクワトロが行方不明になった事に塞ぎ込んでおり、参戦は何と正規部隊ルート第30話と主人公の中では最も遅い。また、今作の世界観では本編の50年前に第1回ガンダムファイトが開催されているため、アムロは「軍用兵器としてのガンダムの初のパイロット」となっている。
- 『α』のようにカツの「地下にモビルスーツを隠してある~」という言葉に今更ではあるが応えて、本作ではνガンダムを隠していた。『ベルトーチカ・チルドレン』の設定も取り入れられており、終盤ではベルトーチカが子供を身ごもった事を示唆する描写がある。
- 本作でも終盤にHi-νガンダムが入手でき、更にデフォルトでヒット&アウェイを習得したため長射程武器が充実しているあちらとの相性が良くなっているが、『X』同様νガンダムと性能が大差ないうえに最強武器もニュータイプであれば誰でも扱えるため、拘りが無ければやはりアムロはνガンダムに乗せ続けたほうが戦力的には良い。
- また、本作では数少ない「てかげん」とマップ兵器を両立できるパイロットなので、シャアと乗機を交換してマップ兵器持ちのナイチンゲールに乗せる手もある。(アムロの他にイーグルとNSX、マシュマーとZZまたHi-νガンダム、さらマサキ・アンドーとサイバスターが該当する。)アムロが「突撃」を使えることもあり、『てかげん+マップ兵器』『突撃+ファンネルの移動後長射程攻撃』という、二重の意味で相性が良い。
- 甲児や竜馬にはフランクな口調で話したり、ボーナスシナリオ『十年越しの三人』では甲児たちと共に無断出撃しジェットストリームアタックや推力全開の大ジャンプを披露するなど、少年時代に戻ったような珍しい一面も描かれている。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 『第4次』発売後に初となる逆襲のシャアイベントが再現され、顔グラフィックも『逆襲のシャア』バージョンになる。宇宙編第18話で参戦、ウッソと共に宇宙編におけるロンド・ベルの主力。オリジナルキャラのアヤ・コバヤシに言い寄られている。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトル、おまけマップに登場。
- スーパーロボット大戦64
- 最初は『Ζ』のストーリーのため、グリプス戦役時代の黒いジャケットで登場。部隊名にマーチウィンドを提案する。終盤、シャアが逆襲するので青い連邦軍制服へ替わるが、首から上は『Ζガンダム』時代のままである[7]。ベルトーチカとチェーンの出番が強化されているため、旧シリーズ以上に三角関係で困る場面も。『F』に続き、本作でも2回行動最速男。
- スーパーロボット大戦MX
- シャアが裏切らないためほぼオリジナルの展開といえる。νガンダムの組み立てに必要なサイコフレームはネルガル重工から提供される。デビルガンダム事件の際には初代ガンダムを駆ってガンダム連合に参戦していたようだが、あまりの数のガンダムに暫くの間、うなされていたとか。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 『逆シャア』仕様で参戦。νガンダムとHi-νガンダムに搭乗。
- 2016年8月のイベント「アクシズの攻防」ではボイス付きパイロットパーツが登場。
- 2021年1月のイベント「兵たちの足跡」では『Ζ』設定の立ち絵が登場した。
- スーパーロボット大戦DD
- 『逆襲のシャア』設定。序章ワールド2より参戦。デフォルト搭乗機はνガンダムで、1章Part13からはHi-νガンダムに搭乗。
- 2019年12月のイベント「クロッシング・パイロット」では、なんと版権を超えてマジンガーZに搭乗。プレイアブルユニットとして使用できる。ボイスも新規収録された専用のものが用意されている。
- スーパーロボット大戦30
- 『逆襲のシャア』設定。音声が新規収録されている。
- アクシズ・ショック後、生存していたところを連邦軍に救助され、人知を越えた現象の当事者として危険視され、シャイアンで軟禁されていた。襲撃を受けた際、手慰みとして整備していたレプリカのガンダムに乗って再び戦場に立つ。
- 自軍復帰後はいつも通りモビルスーツ隊の隊長格を務める場面も多い。
- 今作では一年戦争が本編の10年前になっているため、26歳前後の設定で珍しく年齢に言及される会話もある。『T』と同じく甲児や竜馬とは10年来の戦友で『T』以上に2人との絆を拝める場面が多い。
- DLCでは成長し続けるアムロに対して新たに用意された機体としてHi-νガンダムが参戦。ただし、フィン・ファンネルが移動後使用可能かつEN式であるため、νガンダムでの運用を前提にBセーブを習得させていた場合は噛み合わない。νガンダムのオールレンジ・アタックがパイロット依存でなくなった点、Hi-νガンダムの最強武器がハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーである点などを考えて最終的な乗機を見据えた育成をする必要がある。
- なお、グラフィックは安彦良和氏の画風を意識した立ち絵やカットインが新たに採用されたほか、DLCミッションでのみ本編とは異なる別パターンの立ち絵も用意されている。
その他
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- 1stではガンダムとガンダム(最終決戦仕様)、『Z』ではディジェ、『逆襲のシャア』ではνガンダムに搭乗している。
関連作品
- リアルロボットレジメント
- ストーリー及びG-3ガンダムに搭乗する際は『Z』のカラバの姿で、νガンダムに搭乗する際は『逆襲のシャア』のパイロットスーツの姿になる。
- ストーリーでは使用出来ないが隠しキャラのガンダムではファースト時代のアムロが搭乗しているので、3作品のアムロが揃っているという珍しい事に。
- Another Century's Episode
- Another Century's Episode: R
- Another Century's Episode Portable
パイロットステータス
能力値
射撃、回避、命中、技量はトップクラス。逆に防御はリアル系としても下位の傾向にあり、ニュータイプ技能も相まって回避前提のバランスとなっている。格闘は低い事が多かったが、『逆襲のシャア』では格闘戦にてシャアを圧倒していたこともあり近年では格闘も高めになりつつある(『第3次Z』では格闘値が甲児や竜馬に匹敵するほど高く成長する)。
精神コマンド
集中、覚醒を修得する傾向にあるため、リアル系として申し分ない。第4次以降はてかげんを覚える事が多いのも特徴。また、ガンダムシリーズ初代主人公ということもあり強力な精神コマンド奇跡を覚える作品も多い。旧シリーズでは幸運や加速を覚える事もあった。
- 第2次
- 根性、気合、必殺、疾風、ひらめき、熱血
- 第2次(PS版)
- 加速、根性、熱血、気合、ド根性、友情
- 第2次G
- 集中、熱血、加速、幸運、てかげん、覚醒
- 第3次
- 加速、根性、熱血、ド根性、気合、友情
- 第3次(PS版)
- 加速、根性、熱血、気合、ひらめき、友情
- EX
- 加速、根性、熱血、覚醒、信頼、威圧
- EX(PS版)
- 加速、根性、熱血、てかげん、覚醒、友情
- 第4次(S)
- 加速、集中、幸運、熱血、てかげん、魂
- F、F完結編、64
- ひらめき、熱血、てかげん、集中、加速、魂
- α、α外伝
- ひらめき、集中、熱血、てかげん、覚醒、魂
- 第2次α、MX
- 集中、ひらめき、直撃、熱血、覚醒、魂
- 第3次α
- 集中、直感、直撃、熱血、覚醒、魂
- Z
- 集中、てかげん、直感、熱血、覚醒
- 第2次Z(破界篇/再世篇)
- 集中、てかげん、直感、突撃、熱血、覚醒
- 第3次Z(時獄篇/天獄篇)
- 集中+、てかげん、直感、魂、覚醒
- IMPACT
- てかげん、加速、集中、熱血、誘爆、奇跡
- COMPACT3
- 加速、ひらめき、集中、熱血、てかげん、奇跡
- A
- ひらめき、集中、てかげん、熱血、加速、奇跡
- A PORTABLE
- ひらめき、集中、てかげん、熱血、加速、魂
- R
- ひらめき、集中、てかげん、熱血、覚醒、魂
- D
- ひらめき、集中、加速、熱血、覚醒、魂
- V、X、T、30
- 集中、てかげん、直感、突撃、魂、覚醒
- 新
- 幸運、加速、集中、熱血、てかげん、魂
- リンクバトラー
- ひらめき、集中、熱血、加速、てかげん、魂
- OE
- 集中、ひらめき、熱血、必中
- X-Ω
- 集中、魂、覚醒
特殊技能(特殊スキル)
ニュータイプレベルは8~9まで。切り払いやシールド防御も高レベル。また、再攻撃が採用されているのは『第2次』(FC版)と『Z』で、その両作品とも技量の高さから発動率が高い。『α外伝』や一部の携帯機シリーズでは指揮官を修得する。愛機のνガンダムが長射程非P武器が主力になるのでヒット&アウェイがある作品で養成できるなら早めに習得したい。
- 第2次(PS版)、第3次(PS版)
- ニュータイプL5、シールド防御L5、切り払いL5
- EX(PS版)
- ニュータイプL8、シールド防御L8、切り払いL8
- 第4次(S)
- 切り払いL8、シールド防御L8、ニュータイプ
- F、F完結編、COMPACT、64
- ニュータイプL9、シールド防御L7、切り払いL8
- α
- ニュータイプL8、シールド防御L5、切り払いL9
- α外伝
- ニュータイプL8、指揮官L2、切り払いL4
- 第2次α、第3次α
- ニュータイプL9、切り払いL6、シールド防御L2
- Z、第2次Z破界篇
- ニュータイプL8、ブロッキング、再攻撃
- 第2次Z再世篇
- ニュータイプL8、再攻撃、カウンターL6
- 第3次Z時獄篇
- ニュータイプL9、再攻撃、カウンターL6
- 第3次Z天獄篇
- ニュータイプL9、再攻撃、シングルアタック
- IMPACT
- ニュータイプL9、統率L3、防御L8、援護攻撃L1
- A(A PORTABLE)
- ニュータイプL9、切り払いL9、シールド防御L4
- R
- D
- ニュータイプL9、シールド防御、斬り払い、撃ち落とし、援護攻撃L1、指揮L2、コンボL2
- V、X
- ニュータイプL9、再攻撃、サイズ差補正無視L2
- T
- ニュータイプL9、再攻撃、サイズ差補正無視L2、ヒット&アウェイ
- 新
- 切り払いL6、シールド防御L6、ニュータイプ
- MX
- ニュータイプL9、切り払いL8、シールド防御L8、統率
- GC(XO)
- ニュータイプL9、援護L1、シールド防御、狙い撃ち
- OE
- 底力:CT率、ニュータイプ、見切り
- DD
- ニュータイプ(アムロ)
- 必殺技威力と照準値、運動性に補正がかかる。
- 一年戦争の英雄
- 攻撃力に補正がかかる。気力が130以上の時、ステージ中一度だけ「ひらめき」(レベルが上がると「奮起」も追加される)がかかる。
- ロンド・ベルのエース
- 全ての攻撃の与ダメージが増加する。攻撃を命中させたときの気力上昇量が増加する。
- 精密攻撃(アムロ)
- 攻撃力が上昇。敵ユニットの弱点属性で攻撃した際に自身の照準値が増加する。
- 集中力(アムロ)
- 運動性が増加する。気力上限が増加する。
- 見切り(アムロ)
- 気力が10上昇する毎に、運動性が増加する。
- アタッカー(アムロ)
- 攻撃力と運動性が増加する。
- 30
- ニュータイプL9、再攻撃、ヒット&アウェイ
小隊長能力(隊長効果)
エースボーナス
- ガンダムと名の付くユニットに搭乗した場合に運動性+10%
- 『A PORTABLE』で採用。
- 1stガンダムにおける名台詞(詳しくは後述)が元になっていると思われる。ちなみにリ・ガズィ(リファイン・ガンダム・ゼータ)は対象外。
- ガンダムと名のつく機体に搭乗している場合、運動性・照準値+10
- 『第2次Z破界篇』で採用。『A PORTABLE』に近いボーナスだが補正値はあまり高くないため、オマケ程度。
- 『第2次Z』ではアムロが乗り換え出来るUC系モビルスーツが少なく、更にガンダム系のモビルスーツは3機しかないので、大抵発動しているはず(ちなみに百式は対象外)。
- ニュータイプ専用武器の射程+1、技量+20
- 『第2次Z再世篇』、『第3次Z』、『V』、『X』、『T』『30』で採用。
- νガンダムのカスタムボーナス(フィン・ファンネルの攻撃力+400、射程+1)もつけ、更に精神コマンドを駆使すれば数値以上の活躍を見せてくれる。また、技量+20によって元々高い技量がさらに高くなる。アムロはデフォルトで再攻撃を習得しており、ABを習得すればほとんどの敵に対して再攻撃が発動するので実際の数値以上に高い攻撃力を持つ。『第3次Z』ではニュータイプがLv9まで上がるので射程が+3上がるが、νガンダムのカスタムボーナスが変更されたため『再世篇』と変わらない。
- 命中
- 『OE』で採用。命中+20%軽減。
サポートアビリティ
- 歴戦のニュータイプ
- SSR。敵戦艦に対してダメージ大アップ。
- 『逆襲のシャア』出典。
パイロットBGM
機動戦士ガンダム
- 「翔べ! ガンダム」
- OPテーマであるが、採用されたのは初代スパロボと、ファミコン版『第2次』など。採用率は低い。
- 「颯爽たるシャア」
- 『第4次』まで採用。本来はシャアのテーマであるが、原作ではシャア未登場でも流れる。
- 「灼熱」
- 原作で戦闘BGMとして採用された。
- 「哀・戦士」
- 劇場版第2部のメインテーマ。
- 「めぐりあい」
- 劇場版第3部のメインテーマ。
機動戦士Ζガンダム
- 「モビルスーツ戦~交戦~」
- Ζガンダム時代の機体に乗るとこのテーマ。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 「MAIN TITLE」
- メイン戦闘BGMとして数多くの作品で扱われている。
- 「SegmentIII SALLY(出撃)」
- 扱いは少ないが、「MAIN TITLE」に共にファンの認識が高いBGM。
- 「SegmentIV GUNDAM(ニュー・ガンダム)」
- 初期の旧シリーズではこちらを採用している。
- 「BEYOND THE TIME ~メビウスの宇宙を越えて~」
- 本作品のメインテーマソング。νガンダム単体では使用せず、イベント用に扱われる事も多い。後継機のHi-νではこちらを採用。
人間関係
機動戦士ガンダム
家族等
- テム・レイ
- 父親(本人はSRW未登場だがテム=レイの回路は登場する)。第1話で離ればなれになり、後に酸素欠乏症にかかった父の姿を見たときは衝撃を受けた。
- 現実と向き合おうとしない一面があり、その事にアムロは苛立ちを感じていたようである。アムロ自身はテムを嫌っていたわけではなく、自分が機械いじりが好きなのは父からの遺伝だと理解しており、父が設計したガンダムのマニュアルを目にした時も「親父が熱中するわけだ。」とあっさり納得している。
- 漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」では一年戦争以前の親子関係が描写されており、仕事での出張が多く、私生活がだらしないアムロを親として叱責する場面もあるが、アムロをコロニーに見せたかったことを語るなど普通の親子関係だった。セキュリティには疎かった様で、自宅にガンダムの小型パーツや仕事用のサーバを持ち込んでおり、アムロに室内へ踏み込まれた結果、テムの本当の仕事に感付きつつあった。
- カマリア・レイ(SRW未登場)
- 母親。アムロ及びテムとは別居して地上に残っており、アムロと再会した時は軍人となって銃を構える彼に衝撃を受けていた。
- その後の消息は不明で、アムロがもう一度会ったかは定かではない。
- 小説版や没になった富野監督が切った絵コンテでは、夫とは別に情夫がおりアムロが小さいころから不倫をしていた事が描写されている。
- ハロ
- アムロが作った自律型ロボットの玩具であり、フラウにプレゼントしている。
- フラウ・ボゥ
- アムロの幼馴染。
- 共にホワイトベース隊で戦うことになり、彼女に励まされて奮起する場面もあるが、アムロがニュータイプとして覚醒していくのにつれて次第に距離が遠くなっていった。
- しかし、『Ζ』においてもその信頼関係は変わらず、彼の再起に影響を与える事になる。さらには別れ際には人妻になった彼女と口づけまで交わしている。
ホワイトベース隊
- ブライト・ノア
- 一年戦争時はホワイトベースの艦長として、シャアの反乱時はラー・カイラムの艦長としてアムロと一緒に戦った。一年戦争時は「ブライトさん」だったがいつの間にか「ブライト」と呼び捨てるようになった(もしくは「艦長」)。関係も、シャアの反乱時には、一年戦争時代からは考えられないフランクなものになっており、文字通り「戦友」といえる間柄となっている。『F』の冒頭では、「ブライト大佐と呼ぶべきか」というアムロに対しブライトは「よしてくれ、いつも通りで頼む。」と返している。
- 『機動戦士ガンダムUC』の時代には、ラー・カイラムの艦長室にアムロの遺影が飾られている。
- リュウ・ホセイ、スレッガー・ロウ
- 立場や性格こそ違えど、共にアムロたち新兵にとっての良き兄貴分といえる立ち位置を担う。
- ハヤト・コバヤシ
- アムロの幼馴染の少年。戦果を上げるアムロを羨望と嫉妬の対象としていたが、『Ζ』時代は良き戦友関係。
- ミライ・ヤシマ
- 高圧的なブライトがムチなら、彼女はアメのような存在でアムロも彼女に対しては従順であり、彼女もアムロを信頼していた。『Ζ』でも、香港で再会する。
- カイ・シデン
- 皮肉屋であるが、彼もまた成長してアムロ達のバックアップをする。パイロットとして戦った仲間ではあったが、それ以上の関係は築くことはなく互いに一定の距離を置いた間柄となっている。
- 彼が一度ホワイトベースを降りた際に、アムロは正直に「あなたの事は特に好きだったわけではない。」と前置きしたうえで惜別の言葉を贈っており、カイも同じような言い回しで礼を返している。実は『Ζ』TVシリーズの物語上では顔を合わせたことはない。
- セイラ・マス
- アニメにおいてはあくまでも仲間であるが、小説版では大人の関係を結んでいる。
- 『Ζ』時代に会う事はなかったが、シャイアン基地を訪問したフラウが「まだセイラさんのこと好きなんでしょう?」と揶揄われていた事から、アムロも未だ彼女に好意を抱いていたようである。
- なお『Z』での恋人は本来セイラが担当するはずだったが、井上氏の都合で急遽ベルトーチカになったという逸話がある。声優問題で恋人が変わるのもロボットアニメに限らず後にも先にもアムロだけだろう。
- カツ・コバヤシ
- 『Ζ』ではハヤト・コバヤシの養子として、軟禁状態のアムロに会い叱咤。再起のきっかけとなる。1st時代からカツはアムロを尊敬し、目指すべき相手としていた。
- その後カツは宇宙に上がった後にアムロと再会する事無く死亡するが、アムロがその事実をどう捉えたかは描かれなかった。
- 彼の「地下にMSが隠してあるくらい言って下さい」というセリフは『α』および『COMPACT2』、『IMPACT』で実現されることになる。
- レツ・コバヤシ、キッカ・コバヤシ
- カツと共にファースト時代から慕われており、『Ζ』でも再会している。
地球連邦軍
- レビル将軍
- ベルファストにて会うが、逆に自分らの厳しい現状を突きつけられる事になる。
- ワッケイン
- 初めてルナツーで出会った際は快く思わなかったが、後にワッケインはアムロの資質を認めるようになる。
- マチルダ・アジャン
- 少年アムロにとっては初恋ともいうべき憧れの大人の女性。
- ウッディ・マルデン
- SRW未登場。マチルダの婚約者である連邦の技術大尉で、アムロがそれを知った時は自分がガンダムをうまく使えていれば(マチルダは死なずに済んだ)と謝罪したが、逆に、戦争はガンダム一機でどうとできるものではないと諭される。この後のシャア率いるMS部隊の襲撃においてマチルダが守ったホワイトベースを守るためにファンファンで出撃し、シャアの攻撃により死亡する。
ジオン公国軍
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- 日本アニメ史上最も有名なライバル関係のひとつで、アムロを戦争へと導きニュータイプへと覚醒させるきっかけを作った張本人。
- グリプス戦役では共闘するが第2次ネオ・ジオン抗争において再び対峙、シャアの気持ちを理解しつつもその考えを真っ向から否定した。
- とはいえ、シャアとアムロの共闘は多くのファンの望んだ展開だったからか、『機動戦士ガンダム 新ギレンの野望』ではなんと、アムロがシャアのネオ・ジオンに合流する形で共闘が実現することになった。スパロボシリーズにおいても、最終的に和解を果たして共闘する展開に移ることが非常に多い。
- ジーン、デニム
- 共にザクのパイロットで宇宙世紀史上最初のMS同士の戦いにもなった、アムロの初陣の相手。
- ガルマ・ザビ
- 地球降下以降彼の部隊と幾度となく交戦。
- ランバ・ラル
- シャアに次ぐ強敵で、アムロにとっては最大の理解者になってくれたかも知れない人物。脱走中に彼と出会った事と戦いによって戦士として成長する事になる。最後は彼の部隊がホワイトベースに白兵戦を仕掛けてきた際に、追い詰められた彼が手榴弾を抱いてガンダムの掌の上で自決する様子をその目に焼き付けられる事に。
- クラウレ・ハモン
- ラルと同じく彼女からも気に入られる事になるが、最後は敵対する事になる。
- マ・クベ
- TV版では彼の乗るアッザムと交戦し撃退。第37話にてギャンに搭乗した彼と交戦し、ビームサーベルの二刀流で撃破した。
- キシリア・ザビ
- TV版では18話でマ・クベと共に彼女の乗ったアッザムと交戦。
- なお、この時の戦闘でガンダムの性能を目の当たりにした彼女はテスト中のモビルスーツの実戦配備を急ぐようになり、ジオン軍の戦力増強を促してしまう結果となった。
- ガイア、オルテガ、マッシュ
- 「黒い三連星」の異名を持つドムのパイロット達。ジェットストリームアタックに苦戦するもこれを下した。
- ドレン
- シャアの副官であり、序盤から何度も交戦。
- ララァ・スン
- ニュータイプとして心を通わせたが、シャアとアムロの板ばさみになってしまう。最期はアムロの攻撃からシャアを庇って死亡。この死がアムロとシャアを長く苦しめる事になり、逆シャアにおいても夢の中で登場する。
その他
- イセリナ・エッシェンバッハ
- TV版ではガルマの仇を討つ目的で彼女が搭乗していたガウを撃墜するが、撃墜後にガウから出てきた死に際の彼女に仇と呼ばれて衝撃を受ける。そのせいか次の話では気の抜けた状態になった。
機動戦士Ζガンダム
エゥーゴ・カラバ
- カミーユ・ビダン
- 『Ζ』の主人公。当初はガンダムMk-IIに乗る彼を見てハヤトに怒りを燃やす事もあったが、先輩として良きアドバイザーとなる。
- ただし『GC(XO)』ではアムロの方が一年戦争時の設定のため、同年代どころか彼より年下という事態になり、タメ口をきかれる。
- ファ・ユイリィ
- 原作では会っていない。
- スパロボでは部下であり、カミーユよりも早く合流している事が多い。
- エマ・シーン
- 幽閉時代に友人と旅行中であった学生だった頃の彼女と出会う。
- スパロボでは部下になることも。
- ベルトーチカ・イルマ
- 『Ζガンダム』にて登場。鬱屈していたアムロを奮起させ、やがて恋仲に落ちた。
- 『逆襲のシャア』では制作スタッフの意見により別れてしまったが、小説版(『ベルトーチカ・チルドレン』)ではアムロの子を身篭る。
- スパロボではアムロを巡ってチェーンと火花を散らすことが多い。
- ヘンケン・ベッケナー
- 原作で会うことは無い。
- スパロボではブライト同様に仲が良い。
ティターンズ
- フォウ・ムラサメ
- 原作では、彼女の乗るサイコガンダムと幾度となく交戦。カミーユには自分とシャアの経験した過ちを味わって欲しくないという思いから、再三再四彼女に近づくなと警告する。しかし、現実はアムロとシャアの努力を嘲笑するかのように二人の眼前で七年前の悲劇は繰り返されてしまい、彼女は第二のララァとなってしまうのだった。
- 生存する事の多いスパロボでは部下。また、カミーユで彼女を説得させる時でも、なにかしらアムロが絡んでいる事が非常に多い。
- ロザミア・バダム
- TV版では、特に面識も交戦もしていないが、劇場版では彼女の操るギャプランと激戦を繰り広げる。
- ジェリド・メサ
- 原作では面識は特になく、数回交戦した程度。
- スパロボでは彼に一方的に敵愾心を燃やされる事も。
- パプテマス・シロッコ
- 原作では面識はない。
- スパロボシリーズではニュータイプ同士という事で対決する場面が多々ある。シャアと同じく過去の時代の遺物と断じられる事も。
その他
- ハサウェイ・ノア
- ブライトの息子。『逆襲のシャア』ではハサウェイにとっての良き大人であったが、付き合いが短かった。恋人のチェーンを逆に殺害した張本人だが、アムロはそれを知る機会は無かった。
- ハマーン・カーン
- 原作では面識が無かったが、スパロボにおいては絡む事も多い。大抵の場合『逆襲のシャア』時のシャアのように、強大なニュータイプでありながら、いちパイロットの身分のままでいるアムロが気に入らない様子。
- ミネバ・ラオ・ザビ(オードリー・バーン)
- ハマーン同様に原作では絡みは無く、スパロボでも大きな絡みは無いが、『第3次Z』では『機動戦士ガンダムUC』の成長したミネバことオードリーと対面。父であるドズルの仇と言うこともあってか、頑なな態度で接されている。
- この時のアムロは父ドズルの命がけの行為にスレッガー・ロウもまた命を懸け、そしてスレッガーの死を悲しむミライ…という「戦争の現実」を直視しているのだが、それをアムロもシャア含む他人さえも口にしたことはスパロボ含む他の媒体でも取り上げられないのはファンの救いともいえる。
- 逆に『ヒーロー戦記』においては仲間達と共にミネバを保護し、彼女に懐かれた。…『ヒーロー戦記』においてミネバがアムロに懐いた切欠であるムンゾのたこ焼きを、『第3次Z』ではアムロに頑なな態度を示すオードリーが話に出しているというのは皮肉としか言いようがない。
- 一方、Vでは、シャアの関係もあってか、良好な関係を築いている。
機動戦士ガンダムΖΖ
エゥーゴ
- ジュドー・アーシタ
- 原作ではTV版では共演せず、小説版や一部の漫画作品で共演。スパロボではカミーユと同様に将来を期待している。
- エルピー・プル
- 小説版において、ジュドーには当初、つまらない大人扱いをされたアムロだが、彼女には好意的に見られ、「このおじちゃん好き」(でもジュドーのがもっと好き、と続く)と言われベルトーチカにからかわれる。
- 旧シリーズでおじちゃん扱いされたのはこの小説版が元ネタかもしれない。
- ビーチャ・オーレグ、エル・ビアンノ
- 『F』では、ニュータイプだからという事でついつい調子に乗る彼らを一喝する。
ネオ・ジオン
その他
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
ロンド・ベル隊
- チェーン・アギ
- 『逆襲のシャア』でのアムロの恋人。クェスを殺した事で逆上したハサウェイに殺されてしまうが、アムロはチェーンの持っていた何かを見て「チェーンか?」と言っていたが、彼女が戦死していたことを把握していたかは不明。
- スパロボではアムロを巡ってベルトーチカと火花を散らすことが多い。
- ケーラ・スゥ
- 部下。
ネオ・ジオン
他作品との人間関係
初代ガンダム主人公という立場から、他のガンダムシリーズの主人公との交流は恒例。勿論援護専用セリフも用意されている。また、リアル系、スーパー系を問わず、多くの作品のキャラと絡む事が多く、よき先輩として後輩キャラを導いていく事も多い。
ガンダムシリーズ
モビルスーツ部隊隊長という役職柄、宇宙世紀作品で階級が下の場合は、アムロの部下になる人物が多い。但し直属かどうかは作品によってまちまち。
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- クリスチーナ・マッケンジー
- 本来自分の専用機になる予定だったNT-1アレックスのパイロット。本来の宇宙世紀ではクリスの方が年上であるが、二人の年齢差が忠実に再現されているのは『GC(XO)』や『OE』くらいで、基本的にアムロの方が年上でクリスはアムロの部下という設定が多い。
- 『α』では、幽閉されていたシャイアン基地で部下の彼女と共に新しいガンダムの開発に携わっていた。
- コウ・ウラキ
- 本来の宇宙世紀世界では同世代だが、ゲーム作品では部下であることが多く、尊敬されている。
- サウス・バニング
- 共にチームのまとめ役であり、お互いを信頼し合っている事が多い。
- ジョン・コーウェン
- 旧シリーズでは信頼できる上司という役柄。
- アナベル・ガトー
- 原作では交戦していないが、スパロボ等のクロスオーバー作品においては多くの同胞を討った仇敵として憎まれている。ただし共闘する作品も一部あり、旧シリーズではアムロ殿と呼んで評価している。
- なお、アムロが「連邦の白い悪魔」と初めて呼ばれたのはゲーム『ギレンの野望』での二人の会話イベントである[8]。
- ウッソ・エヴィン
- ニュータイプパイロットの大先輩として、ニュータイプパイロットとして年少者である彼を導く事も多い。ハロつながりで絡むこともある。
- シャクティ・カリン
- 『α』では、彼女とクリスが焼いたキャロットケーキを食べて美味しいと絶賛した。
- オリファー・イノエ
- 『D』では共にチームのまとめ役という事もあり、彼とも仲が良い。
- シロー・アマダ
- 『逆襲のシャア』設定では階級上部下であるのだが、一年戦争設定の『GC(XO)』や『OE』では彼が上官である。その性格ゆえか、ファースト時代のアムロも彼にはブライトほど反発してはいない。
- エレドア・マシス、ミケル・ニノリッチ
- 『GC(XO)』では彼らとともに脱走する事になる。
- バナージ・リンクス
- 『第3次Z』では大先輩として時には厳しく彼を導いている。
- リディ・マーセナス
- 『第3次Z』ではロンド・ベルでの上官として、彼の危うさを警戒していた。
- 『V』では彼がミネバを撃とうとした際に静止した。
- 24話、初顔合わせ時の印象は(思い込みが激しいようだが、悪い人間ではなさそうだな…)との事
- フル・フロンタル
- 自身の宿敵のそっくりさん。『第3次Z時獄篇』では宿敵に似ている部分があったため、一時は一人の宿敵と認めていたが、密かに自身を暗殺しようとしていたことが判明したことやアクシズ落としを確実にするために前線から離脱する事を決めるという「宿敵ならば絶対に取らない行為」をした事で決別。『第3次Z天獄篇』でも戦闘時特殊台詞で強く非難していたので、相当腹に据えかねたことが伺える。
- 『V』では『第3次Z』と違い彼を強く否定的に見ることは無く、彼を「シャアの再来」「赤い彗星」以前に「フル・フロンタル」という一人の人間として見ており、対峙の度に、彼にシャアに捉われる事無く一人の人間として生きるように訴えており、最終的には「シャアの亡霊」から開放され、「器」ではなく「フル・フロンタル」という一人の人間として人の可能性を信じて生きていく道を選んだ彼と完全に和解する。
- ザビーネ・シャル
- 『V』ではニュータイプを戦争の道具にしかならないと否定されるも、その在り方を自分の意志で決めるべく彼が用意したバイオ脳の軍団と戦う。
- ウモン・サモン
- 『第2次α』では年齢が離れすぎている気もするが、「ソロモンで肩を並べて戦った仲」……もちろんアムロ側の認識は無い。
アナザーガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- 『64』では暴走するアレンビーと対峙し、戸惑う彼に檄を飛ばし、救出のためにアドバイスする。
- 『MX』ではアムロもかつてのデビルガンダムとの決戦の際に、ガンダム連合に参加していた。余談だが寺田Pはこの時、同作に参戦していないシロー・アマダやコウ・ウラキもガンダム連合に参加していたと述べている。
- アレンビー・ビアズリー
- 声優ネタの影響か、彼女のノーベルガンダムに興味津々だった。
- ヒイロ・ユイ
- 彼から敬意を表されており、アムロも彼に一目置いている。尚、彼の名前の由来はアムロの名前から。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 『F完結編』では彼の説得において重要な役割を果たす。『α』でも味方に回った際に最初に信用した。
- 張五飛
- 『A』では「切り捨てられた兵士」の代表格として彼に言及されていたが、後にその彼にシャドウミラーと決別する最後のきっかけを与えている。
- ゼクス・マーキス
- ライバルのシャアと良く似た人物その1。彼やシャア(クワトロ)と共に部隊を引っ張る事になる事も多い。
- ルクレツィア・ノイン
- 携帯機シリーズではよくアムロやブライトと共に行動している。『D』では部隊名に「マーチウィンド」を提案しようとした際に、彼女に止められた。
- トレーズ・クシュリナーダ
- 『第2次Z破界篇』でクワトロ、アポリー、ロベルトらと時空転移に巻き込まれた後、彼によって保護されていた。以後は暫しの間、彼の許でZEXIS世界の情勢を見届ける事に。
- ガロード・ラン
- 『R』ではアルタネイティヴ社の施設にティファと共に捕らわれていたところを彼に救出される。その後のフォートセバーンでも囚われていたところを彼と竜馬に救出された。
- ティファ・アディール
- ニュータイプ同士なので共鳴する場面も。『R』では2人一緒に拉致されてしまう。
- ジャミル・ニート
- 似たような境遇故か、『α外伝』においての別れでジャミルに声をかけたのは彼である。『R』や『Z』でも、アムロに対してニュータイプの意味を問う事がある。
- カリス・ノーティラス
- 『R』ではティファと一緒に彼に拉致されてしまう。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- 自身が優れたニュータイプであるが故に、彼らからも憎悪されている。『Z』ではジ・エーデルに吹き込まれた彼らに「世界に破滅をもたらす者」呼ばわりされる。
- デマー・グライフ
- 『R』では白にまつわる異名を持つ者としてライバル視されている。アムロも彼には異質なものを感じていた。
- カロン・ラット
- 『R』では、彼女が所長を務めるニュータイプ研究所に脅迫され投降する。
- アベル・バウアー
- 『R』では、ニュータイプに覚醒しフラッシュシステムを起動させた彼の放つ禍々しい波動を感じ取り、彼の力を「邪気の塊」と評する。
- ランスロー・ダーウェル
- 原作での立ち位置が互いに似通っている。『Z』ではわりと親しく話をしていた。
- D.O.M.E.
- 『X』世界のファーストニュータイプ。アムロもまた彼のニュータイプ論を受け入れている。また、初期案では彼の声優をアムロの声優である古谷徹が演じるプランもあったのは有名な話。
正暦作品
- グエン・サード・ラインフォード
- 『Z』ではジ・エーデルに吹き込まれた彼に黒歴史の終焉に自分とシャアの戦いが勃発する事を彼から告げられる。
- ギム・ギンガナム
- 『α外伝』では黒歴史の英雄として敬意を表され、アムロやクワトロ(シャア)と刃を交えられる事を心から喜んでいた。しかしアムロ自身は彼の横暴を否定している。
ガンダムSEEDシリーズ
- キラ・ヤマト
- 『第3次α』ではシンジと同様、昔の自分と重ね合わせている部分があり(初対面にいきなりブライトから彼へのアドバイスを任されたのもあるが)、彼に幾度となく助言を行った。
- 『Z』では彼とシンの和解を助ける一幕も。
- アスラン・ザラ
- 悩むアスランに度々アドバイスをしては、彼を導いている。
- ムウ・ラ・フラガ
- 『第3次α』では出会う前から共にエースとしての実力を認め合っていた。
- ナタル・バジルール
- 『第3次α』では彼女の実力を認め信頼しているものの、一方で厳格すぎる面を危惧し、敵に回った際はブルーコスモス派に毒された連邦軍に従い続ける彼女の行動を否定している。
- サイ・アーガイル
- 『第3次α』では彼の心根の強さを認め、「君のような友人がいればキラも大丈夫」と労いの言葉をかけた。
- ラウ・ル・クルーゼ
- 『第3次α』にて激突。身勝手な私怨の為に世界を破滅へと導こうとする彼に対して怒りを露にした。
- シン・アスカ
- Zシリーズでは彼のよき先輩になる。また、初登場時に彼の暴走を食い止めた。彼とキラの和解を助ける一幕も。
- ルナマリア・ホーク
- 『SC2』にて大気圏突入に際して疲れを特に示さないアムロとシンを「二人は特別」と評した。
- ギルバート・デュランダル
- 『SC2』では彼のまわりくどいところをクワトロと似ていると評した。
- 『Z』ではメサイア攻防戦にて対峙する。その際、やはりジ・エーデルに吹き込まれた彼に黒歴史の終末の戦いを示唆される。
西暦作品
- 刹那・F・セイエイ
- 『第2次Z』では彼に人生およびガンダムに乗る先輩としてニュータイプの概念や敵と解り合うことなどへのアドバイスを送った。『第2次Z再世篇』では変革しようとする彼に気づき、導く。彼もまた、アムロに対して『再世篇』ではより素直に敬意を表している。『再世篇』ではガンダム先輩ではなく、ニュータイプ先輩という側面が強い。
- 『OE』ではアムロが1st設定のため、逆に刹那に気後れする場面も見られる。
- ロックオン・ストラトス
- 『第2次Z』では異世界とはいえガンダムに乗る先輩として彼から一目おかれている。
- イオリア・シュヘンベルグ
- 未知の生物とも相互理解のできる進化を目指した彼のやろうとしていることに誰よりも深い理解を示し、後を継いだかのように真のイノベイターの誕生を見届けた。
- リボンズ・アルマーク
- 古谷氏が「蒼月昇」の名で演じているキャラ。『第2次Z再世篇』ではファンの期待通り濃い絡みが描かれた。『再世篇』開始に前後して転属させられたのは彼のもとで、そこで軟禁される。彼と未知なるものとの対話方法、世界の行く末について論議を繰り返す。彼からは自身の同志となり、共に人類を導くことができる者として認められていたが、当然アムロは彼を否定して敵対する事になる。自分の願い=人類の革新というエゴを剥き出しにして人類を見下す彼を必ず倒す事を誓う。最終決戦では論破し、ニュータイプの貫禄を見せつける。声優ネタも多分に含まれているだろうが、重大な伏線も含まれていることも。
- ルイス・ハレヴィ
- 『第2次Z再世篇』において、直接の絡みはないがクワトロ、カミーユと共に過去の悲劇の再来を危惧していた。また、リボンズの彼女への仕打ちが彼への敵意を強めることにもなっている。
Gのレコンギスタ
- ラライヤ・マンディ
- 『X』ではシャアと共に彼女に優しく接している事がノレドから語られている。
- クンパ・ルシータ
- 『X』ではアムロの兵士としての力に目をつけ争いを加速させる事を目論む彼からHi-νガンダムを提供されるが、彼の思想については否定している。そのため彼から「所詮は一兵士」と失望されるが、戦争の手を引き操ろうとする彼をアムロが認めるはずがなかった。
ガンダムビルドファイターズ
リアル系
マクロスシリーズ
- ロイ・フォッカー
- 共にリアル系パイロットのリーダー格として部隊を引っ張っていく事も多い。
- リン・ミンメイ
- 『α』では彼女のコンサートを楽しみにしていた。
- ミリア・ファリーナ・ジーナス
- 『D』では彼女とマックスの冷めた仲を見て、何も知らなかったためブライトと共に「公私の区別が徹底している」と評した。
- 『第3次α』ではアムロは彼女にとって真っ先に再会できた戦友の一人で、再会をお互い喜び合った。
- ガムリン木崎
- 『D』の中盤、ヒイロにチェーンと二人で出かけていた事をベルトーチカにバラされてしまい非常に居辛い雰囲気でいたところ、彼が仲間に出撃を促してくれたので彼に感謝するが、事情を知らない彼は首を傾げてしまう。
- 金竜
- 『D』では共にチームのまとめ役ということで、オリファーと同じく仲が良い。
その他のリアル系
- シーラ・ラパーナ
- 『F』では地上に出てきた際には、自分達への協力を惜しまずに申し出た彼女に感謝を示した。
- 『COMPACT2第1部』及び『IMPACT』第1部では、嵐の玉に捕えられていた彼女を救出した。
- ジェリル・クチビ
- 『IMPACT』でハイパー化した彼女の悪しきオーラ力を「人の憎しみの光」と評し、必ず仕留めなければならない敵である事を周囲へと主張する。
- ダバ・マイロード、リリス・ファウ、ミラウー・キャオ、ファンネリア・アム
- 『F』のリアル系ルート序盤から、ポセイダル軍に反抗する反乱軍の彼らを救助し仲間に加える。なお、リリスを初めて見た際にラ・ギアス事件で知り合ったチャムにそっくりな彼女を見てびっくりする事に。
- エイファ
- 『Z』では彼女にララァの面影を重ね、親切にした。
- ケーン・ワカバ、タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- 『A』及び『MX』では年下で部下。自分と同じような状況に放り込まれたが、自分とは違う彼らの軽いノリに、『A』では意味深な反応をする。
- 一年戦争時の設定の『GC(XO)』では同じサイド7の住人になり、年上である彼らに振り回される。
- マイヨ・プラート
- 彼もまた、ライバルのシャアと良く似た人物。『MX』では彼にシャアと並んで尊敬されている。
- ワイズマン
- 『第2次Z再世篇』では人類の進化を導く先導者の一人として、その存在を危険視される。
- テンカワ・アキト
- 『BX』ではアムロの著書を読んだことがあり、それを引き合いにフロンタルの態度を批判する。
- イネス・フレサンジュ
- 『V』ではアクシズショックの際、彼女との入れ違いで西暦世界へと転移する。
- アンジュ
- 『V』ではヴィルキスのモードチェンジを使いこなすために竜馬と共に彼女のコーチ役を引き受ける。しかし観念的な教えは彼女には難しかったようで「よくわからない」と言われてしまっていた。
- 『X』では互いの機体で、因果の果てに飛ばされた甲児と鉄也を救うための大きな役割を果たす。ミスルギ皇国との決戦に勝利した際には、皇国の市民達へ真実の暴露を試みるアンジュを止めようとするも、彼女が聞くはずもなく振り切られてしまう。
- サラマンディーネ
- 『V』では彼女の口から自分達の世界が彼女達のおかげで守られていた事実を知って、事情を知らなかったとはいえ彼女達と戦ってしまったことを、謝罪するとともに共闘を申し出ている。
- エルヴィラ・ヒル
- 『X』では、サイコフレームとカップリングシステムの類似性に気付いた彼女の研究にサイコフレームの情報を提供。後に研究は大きな力として結実する。
- スバル・イチノセ
- 『X-Ω』のイベント「BY NECESSITY」ではコックピット依存症を発症し苦しむ彼を見かね、格納庫まで連れていくのに手を貸している。
- エルネスティ・エチェバルリア
- 『30』では、転移されたにもかかわらず直ぐに現状把握した彼を見て只者ではないと察する。またアムロ自身が機械弄りを趣味とする事もあってか、エルのロボットへの情熱に少なからず理解を示している。
スーパー系
ダイナミック系
- 兜甲児
- スパロボシリーズにおいては、『第2次』以来の長い付き合いである。特に旧シリーズではタメ口で呼ばれているのだが、アムロだけが数ヶ月で成長しているので『第4次』や『F』では変な雰囲気に。
- 甲児が『INFINITY』設定で登場した『T』や『30』では互いに一年戦争やDr.ヘルとの戦いを経験した親友同士であり、ホワイトベース隊の一員でもあった事が語られている。『30』では加えてアムロが一時MIAとなっていたことが甲児にとって心の傷として残っていた。因みに、アムロからの甲児や竜馬への援護台詞があるのは『30』から。
- 弓さやか
- 『IMPACT』では、彼女からカミーユと共にニュータイプを超能力か何かと誤解されていた。
- 剣鉄也
- 『第3次α』では、戦死したシャアの分まで背負い込もうとするアムロを気遣う。
- 流竜馬、神隼人、車弁慶
- スパロボシリーズにおいては、甲児と並んで『第2次』以来の長い付き合いである。
- 流竜馬 (OVA)
- 『R』ではフォートセバーンに囚われていたところを彼とガロードに救出された。
- 『D』ではアムロの女性関係に微妙に呆れていた。
- 『T』、『30』では甲児や隼人、武蔵と共に十年来の戦友。
- 車弁慶 (OVA)、シュワルツ
- 『D』では部隊の纏め役同士という事で、オリファーや金竜と同じく彼らとも仲が良い。
- コーウェン、スティンガー
- 『第2次Z再世篇』では人類の進化を導く先導者の一人として、その存在を危険視される。
- 司馬宙
- 無印TV版では、声優がアムロと同じ。ただし初対面時以外、直接的な絡みは余り無い。戦闘台詞は特殊なものがある。
- マジンガーZERO
- 『X』では、戦闘前会話で「ガンダムの始原パイロット」と呼ばれ、新たな可能性を生む者として敵視される。
ガイナックス系
- 碇シンジ
- アムロといくつもの共通点を持つキャラクターであり、スパロボで共演した際には彼の人生の先輩的存在となる。かつての自分と重ねている部分があり、『F』ではブライトに修正されたシンジをフォローしている。
- 『α』ではそこまで絡まないが、シンクロ率400%になって溶けたシンジに精神世界で最後に語りかけたのはアムロであり、『第3次α』においても昔の自分と重ね合わせている。
- 惣流・アスカ・ラングレー
- 『F』では、彼女の毒舌が原因で甲児と喧嘩になった際に仲裁に入り、両者を諭す。
- 葛城ミサト
- 声優同士が某美少女戦士アニメで共演した故か、声優ネタ絡みで絡む部分が多く、『MX』ではベガと紫東遙も加わっている。『F』ではその関連もあってか好意を寄せている節もあるが、スパロボでは基本的に仲の良い同僚という関係に落ち着いている。
- 赤木リツコ
- 『F完結編』では、彼女から自分やカミーユの持つニュータイプ能力を、非論理的と断じられ信じてもらえなかった。
- 碇ゲンドウ
- 『第3次α』では人が互いの領域に踏み込む事で傷付く事を自身とシャアの関係を引き合いに出されて語られ、人類補完計画への理解を求められるが、アムロは彼の補完計画を真っ向から否定した。
- ニコラス・バセロン
- 『第3次Z天獄篇』にてあがり(トップレス能力の喪失)への焦りから荒れる彼を一年戦争時にガンダムのパイロットを下ろされそうになった自分と重ね合わせ、冷静に諭し立ち直るきっかけを作った。
その他のスーパー系
- 破嵐万丈
- 初共演の『第3次』以来数多くの作品で共演しており、互いに強い信頼関係で結ばれている。
- ギャリソン時田
- 万丈の執事であるため、彼とも数多くの作品で共演している。
- 『F完結編』では、彼からティターンズがドレイクたちと手を組んだという情報を知らされる。
- ドン・ザウサー
- 『R』では、彼から深い悲しみの心を感じ取っていた。
- グッドサンダーチーム(北条真吾、キリー・ギャグレー、レミー島田)
- 『F』では、ラ・ギアス事件で彼らのゴーショーグンと共闘したため、再会した時は驚いていた。
- OVA
- 『第2次α』では、彼女のメンテナンスまで行う面倒見の良さを発揮。
- イザベル・クロンカイト
- 『第2次α』にてαナンバーズへの密着取材を切望する彼女の申し出に戸惑うが、報道も効果的な戦術になり得る事を理解し許可を出す。
- 獣戦機隊(藤原忍、結城沙羅、式部雅人、司馬亮)
- 殆どのシリーズでは部下。
- 『F』で初めて会った時は柄にもなく緊張するリーダーの忍を和ませ、彼から尊敬を意を受ける。
- 『GC(XO)』では、珍しくアムロが一年戦争時の設定であるため先輩にあたる。ガンダムを無断で持ち出した時は彼らから一喝される。
- シャピロ・キーツ
- 『GC(XO)』においては優れたニュータイプとして覚醒した自身の力を認められていたが、アムロは彼を「力を誤った方向に向ける者」として否定する。
- ベガ、紫東遙
- やはり中の人繋がりか、仲が良い。『MX』では3人で飲みに行く場面も(ミサトも参加する予定だったが、急遽欠席)。ちなみに、その際アムロの仕事は全てクワトロに押し付けられてしまった。
- ゼロ
- 『R』終盤にて散々自分達を見下す態度を取っていながらいざフェニックスエールの出現で激昂した彼の態度を見苦しいと一蹴する。
- エルフィ・ハディヤット
- 『MX』中盤では綾人の身を案じるが故に、ラーゼフォンを凍結すべきと主張する彼女の心情を理解しつつも、気負い過ぎぬよう諭す。また、ヴァーミリオンがドーレムに近い存在である事も敏感に感じ取った。
- 猿渡ゴオ
- 『SC2』では共に前大戦の英雄同士。彼やクワトロ・ゼクス・フォッカーの前大戦の英雄仲間の五人で一緒に仲良く天津飯を食べている場面もある。
- 真夏ダイチ
- 『X-Ω』のイベント「時代を継ぐ者」にて共闘。次の時代を任せられる若者の一人として、彼に期待を寄せている。
- 獅子王凱
- 『30』では竜馬や甲児と同じく10年前の戦友。当時は凱の方が年長だったため「子供だった自分に戦う意味を教えてくれた男」として強く尊敬しているが、帰還時の時間軸のずれにより年齢を追い越してしまったため対等に接している。
- 蒼斧蛍汰
- 『30』で共演。今作では同年代設定で、大脳生理学研究所で被検体となっていた時に偶然出会っており、火乃紀を護ろうと研究員に食ってかかっていた彼の姿に励まされたと礼を言っている。
バンプレストオリジナル
- ギリアム・イェーガー
- 『ヒーロー戦記』ではゼウスでの仲間であり、最後の敵であった。そのため、旧シリーズはギリアムの名前を聞くと動揺する。
- 『IMPACT』ではアムロはアインスト空間から脱出するため、自身のνガンダムに搭載されたサイコフレームを使って仲間達の意思により脱出口を探るよう自ら率先する。そしてギリアムもまた、アインスト空間から脱出するため、自身の乗機に搭載されていたシステムXNを使って仲間達の意思により脱出口を探るよう自ら率先する。『ヒーロー戦記』を深くプレイした人には感涙する名場面である。
- アヤ・コバヤシ
- 『新』ではアムロに好意を抱き、チェーンと三角関係を形成する。
- アイビス・ダグラス
- 『第2次α』序盤に於ける彼女のナーバスな態度を嗜めつつも、その姿に自らの若かりし頃を重ねたようで、ある程度の理解を示す。
- エルマ
- 『第3次α』で共演。ハロに似ているので、彼にも興味津々である。
- バラン・ドバン
- アムロがハンマー使いだったことを見抜く。そしてアムロはハンマーの弱点を突く。『第3次α』には肝心の初代ガンダムが無いのが残念。
- エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ
- 『第3次α』では、高圧的な態度を崩さない発言が多い中でアムロに対しては「強者」とその実力を高く評価。アムロもまた、ゼ・バルマリィ帝国の防人たる使命を全うしようという彼の信念に一定の理解を示す。
- ジョシュア・ラドクリフ
- 先輩として、彼の相談を聞いたり、状況に振り回される彼にアドバイスを送る。
- エルデ・ミッテ
- 彼女にも「最強の兵士」と呼ばれるが、アムロは一人の人間として彼女を否定した。
- セツコ・オハラ
- シミュレーターで熱心に彼女を指導した。
- レーベン・ゲネラール
- 本性を現した彼にカイメラに来るように招かれるが、当然アムロは蹴る。
- ジ・エーデル・ベルナル
- 『Z』では皮肉にも彼によってニュータイプ研から救出されている。彼がアムロを助けた理由は、黒歴史の終末に起こるアムロとシャアの戦いを見たいが為である。彼に吹き込まれた事によって、フロスト兄弟やデュランダル、グエンは黒歴史の終末に起こるアムロとシャアの戦いを知る事になる。
- アサキム・ドーウィン
- 『第2次Z破界篇』後半のヴォダラ宮での戦闘で、ブラスタに止めを刺そうとする彼に奇襲を仕掛け、撤退に追い込む。
- クロウ・ブルースト
- 『第2次Z破界篇』にてヴォダラ宮での戦闘で彼の窮地を救い、ZEXISと合流する。彼から「ガンダム先輩」と独自の呼称をされ、面喰らう一幕も。
- ガイオウ
- 『第2次Z再世篇』最終話で、彼から銀河レベルで見ても最強の戦士になれる資質があると高評価される。
- ガドライト・メオンサム
- 『第3次Z時獄篇』にて、彼からも自身の実力とニュータイプ能力を強く警戒された。
- 叢雲総司、如月千歳
- 『V』ではヤマトのクルーやトビア、キンケドゥと同様に、彼らにとってもアムロは100年以上前の伝説の英雄である、アムロとの対面時には非常に驚いている。
ロボットアニメ以外の作品
- モロボシ・ダン / ウルトラセブン
- 『ウルトラセブン』の主人公。『ヒーロー戦記』ではゼウスでの仲間。
- 南光太郎 / 仮面ライダーBLACK(仮面ライダーBLACK RX)
- 『仮面ライダーBLACK』及び『仮面ライダーBLACK RX』の主人公。『ヒーロー戦記』ではゼウスでの仲間。
- ヤマトクルーの面々
- 『V』では彼らにとってアムロは100年以上前の伝説の英雄であり、その伝説の英雄が目の前に現れたことに、誰もが驚きを隠せないでいた。
- アベルト・デスラー
- 『V』では交戦時にアムロの卓越したパイロットとしての実力を瞬時に見抜き、良き戦士であるとし自身の部下に迎えたいと認めるなど高く評価していた。一方のアムロは理想のために道をも踏み外してしまい尚も地球艦隊・天駆に挑む彼を「正気を失っている」と評した。
- オータム・フォー
- 『Another Century's Episode:R』の主人公。記憶を失っている彼女を度々導いていく事になり、彼女からも深い信頼を寄せられると共に、彼女の心に「人の心の光」への希望も芽生えさせる事に。また、彼女を見ていると、ハロを思い出すらしい。
名台詞
機動戦士ガンダム
当時のアムロが内向的な性格であった事は言わずもがなであるが、内向的であっても決して気が弱いというわけではなく、言う事はしっかり言うし、ブライトに対しても何度も反発している(気が弱ければ、そもそも反発など出来るはずもない)。
- 「ハロ、今日も元気だね」
- アムロの第一声。自分でそう作っておきながら、ぼやく様に言い放つ。メカいじりに没頭する様と合わせてアムロの元々の性格がよく出ている。
- 古谷氏にとっても司馬宙のような熱血ヒーローからの脱却の切っ掛けとなった台詞として記憶に残っているとのこと。
- 「父さん! 人間よりモビルスーツの方が大切なんですか!」
- 第1話で、民間人の安全より軍の都合を優先させる父テム・レイに対して。
- アムロ「フラウ、君までやられる、逃げるんだフラウ」
- フラウ「嫌よ…」
- アムロ「しっかりしろ、君は強い女の子じゃないか!?」
- フラウ「ううっ…」
- アムロ「港まで走るんだ。走れるな?フラウ・ボゥ!!僕もすぐ行く。行くんだ。走れ、フラウ・ボゥ!!」
- アムロ「走れ、フラウ…」
- 「そ、そうだ。フラウ・ボゥ、い、いいぞ…」
- 両親を失ったフラウに対して逃げろというアムロの台詞。
- 「こいつ……動くぞ!?」
- ガンダムに初めて乗り込み、コクピットを見て驚いた際の台詞。ちなみに、ガンダムに乗った際の初台詞は上記の台詞ではなく、マニュアルを見て呟いた「同じだ」というもの。
- 「すごい、五倍以上のエネルギーゲインがある」
- 同じくガンダムに初めて乗った時に言った台詞。実は「エネルギーゲイン」という単語自体には特に意味が無く、わかりやすく「他のメカよりすごい」という印象を持たせたかった、との事。
- 「アムロ、行きまーす!!」
- 有名なガンダム発進時の台詞。古谷徹氏もお気に入りの台詞。『コンプリートボックス』のボイス編集でも聴くことができる。
- 後のガンダムシリーズ作品でもアムロに声が非常に良く似たあるキャラクターが似たような台詞を発言している他、同じく古谷氏が演じる『ビデオ戦士レザリオン』の主人公・香取敬もこの台詞を放つ。今ではもうすっかり敵味方キャラ問わず発進時にこれと類似した台詞と共に出撃するのがシリーズのお約束となった。
- ただし、実際は類似する台詞(「ガンダム、行きまーす!」や単に「行きまーす!」等)こそ劇中に度々登場するものの、この台詞は全43話中第21話の1回だけしか登場せず、しかもその1回でアムロが乗っていたのはガンダムではなくコアファイターである[9]。
- 余談だが、2018年に公開されたスピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』では、アバターの一人「ダイトウ」がガンダムへの変身時に「俺はガンダムで行く(I choose the from of Gundam)!」と(英語ではなく)日本語で叫ぶ、というガンダムシリーズファンならばニヤリとさせられる場面が存在している[10]。
- 「相手がザクなら人間じゃないんだ!」
- 第2話でザクにビームライフルの照準を合わせつつ発した台詞。
- TV版ではこの前に「生身のシャア一行に向けてビームライフルを撃ったが、あまりに目標が小さすぎて全然当たらなかった」というシーンが描かれており、「今度は人間のような小さな目標ではないから当てられる」という意味が込められているが、劇場版ではそのシーンがカットされている為、あたかも「ザクは人間ではないから人殺しにあたらない」とパイロットのことを無視して自己正当化しているような印象を受ける。ただし後者の解釈だとしても、なし崩しで戦争に参加した15歳の少年がそう思い込むことで自己を保っているとも取れるため、そう不自然でもない。
- 「こ、これが、た、戦い…」
- シャアに先手を打たれ武者震いした台詞。
- 「わあああああああああ!!」
- 少年時のアムロはビームサーベルで斬りかかる際に大声を出して相手に立ち向かっていく癖があった。もはやそれは絶叫のレベルに近い。叫び自体は大人しいが、SRWでも戦闘台詞で再現されている。
- 似たような言葉に「やあああああああああ!!」「かあああああああああ!!」「このおおおおおおお!!」など。
- ブライト「ガンダムの性能を当てにしすぎる。戦いはもっと有効に行うべきだ」
「な、何?」
ブライト「甘ったれるな! ガンダムを任されたからには、貴様はパイロットなのだ。この船を守る義務がある」
「い…言ったな!」
ブライト「こう言わざるを得ないのが、現在の我々の状態なのだ。やれなければ、今からでもサイド7に帰るんだな」
フラウ「ブライトさん!」
「やれるとは言えない。けど、やるしかないんだ。僕にはあなたが!」
ブライト「憎んでくれていいよ。ガンダムの整備をしておけ。人を使ってもいい。アムロ、君が中心になってな」 - シャアのザクIIを退け、ホワイトベースに帰艦したアムロだったが、ブライトに「ガンダムの性能を当てにしすぎる」と非難されてしまう。
- 「あなた方は自分のことしか考えられないんですか!?」
「誰が自分だけの為に戦うもんか! 皆さんがいると思えばこそ戦ってるんじゃないか!! 僕はもうやめますよ!?」 - 第7話で、ホワイトベースに収容していた避難民たちが騒ぎ出した時の台詞。ホワイトベースのクルー全員の心情を代弁した台詞とも言える。
- 「やめてくださいよ!そんなにガンダムを動かしたいなら、あなた自身がやればいいんですよ!」
- 第9話で、度重なる戦闘で溜まり溜まった疲労とストレスからか、部屋に篭ってダダをこねている所に、ブライトに無理矢理立たせ様とされて言った台詞。
- 当然、ブライトは操縦など出来ない為、「それが出来ればやっている。貴様に言われるまでもなくな」と開き直るしかなく、アムロも「僕だって出来るからやっているんじゃありません」と売り言葉に買い言葉で返した。そして、ついに。
- 余談だが、「Gジェネ」のアンソロジーコミックにはこの台詞を受けて本当にブライトがガンダムに乗ってしまい、後のアムロの名場面を全てブライトが奪ってしまうというネタがあった。
- 「殴ったね……」
「ぼ、僕がそんなに安っぽい人間ですか!」
「二度もぶった……! 親父にもぶたれた事ないのに!!」 - 上記の台詞の続きでブライトに鉄拳制裁を受けた時に言った言葉。激怒したアムロは「誰が二度とガンダムになんか乗るものか」と当時のロボットアニメではまずあり得ない台詞を吐いて戦闘を拒否するが、ブライトからアムロに対する期待を露呈し、フラウからの叱責を受け「悔しいけど、僕は男なんだな…」と意を決してジオンとの戦いに向かうこととなる。
- この台詞はガンダムシリーズの中では有名であり、アナザーガンダムだけでなく他作品などでもよくパロディやオマージュに使われる事が多い。ファーストの姿で出ている『リアルロボット戦線』ではルート次第だが、よりにもよってカミーユに修正されてこの台詞を発する。
- 「ぼ、僕が……かたき……」
- 第11話にて、見も知らぬ人間であるイセリナから、突如「ガルマ様のかたき」呼ばわりされて茫然とする。
- イセリナの実際の仇とすべき人物は、婚約者であるガルマの友人だった上に、当時のアムロは単独行動でモビルスーツ隊を誘導する役割を担っていたため、実際にガルマのガウを撃墜したホワイトベース、カイのガンキャノン、ハヤトのガンタンクだった。当時のホワイトベース隊の中では実はアムロはガルマ戦死の当事者としては一番関与が薄い。
- 「これからもお達者で、お母さん」
- 第13話にて、母カマリアの眼前でジオン公国軍兵を銃撃したことから、アムロは非難されてしまう。そこで、自分の状況を理解してくれない母に失望し、もう遠い存在になっていた事を思い知る。その後他人行儀な挨拶で別れを告げるのだが、もしかすると母に向けた最後の優しさだったのかもしれない。しかし、カマリアにとっては自身への拒絶でしかなく、両者は最後まですれ違ったままであった。
- ぎこちなく敬礼をし、自分の元から立ち去って行った息子の姿にカマリアは何を思ったのか…。
- 「あなたの体に染み付いている戦いの匂いが、追跡者を引き付けるんじゃないんでしょうか?」
- 第15話で、ジオン公国軍の脱走兵であるククルス・ドアンは、島の子供たちの親を殺してしまったという過去があった。そして、その贖罪のために軍を抜け、子供たちを守るべく戦い続けてきたことをアムロは知る。
- 「それを消させてください、ククルス・ドアン」
- 前述のセリフのあと、この台詞とともにガンダムでドアンのザクを海に沈める。
- 子供を守ろうとするあまり所属を問わず接近する兵器に攻撃を加えていた行為こそが更なる敵を呼んでいたとし、ザクを海に沈めることでドアンを戦いの呪縛から解き放った。
- 「いいぞ、ハヤト。この程度の地上基地ならこのガンタンクの機動力と火力で十分に対抗できる」
「用兵の問題はまだブライトさんには分かりゃしない。なんでもかんでもガンダムで戦わせればいいってものじゃない」 - 第17話で、アムロは「ガンダムで出ろ」というブライトの命令を無視し、こう言いながらガンタンクで出撃する。確かに鉱山基地の攻略だけならガンダムは不要というアムロの判断自体は間違いではないのかもしれない。
- だが、命令を無視されたブライトがどう思うか、組織の一員としての行動をまったく考えておらず、明らかにブライトのことを軽視していることがこの発言から見て取れる。
- この後ギャロップも戦場に現れたことでガンダムへの乗り換えを余儀なくされ、「兵士には作戦全体を見通す事ができる訳ないんだ」とブライトからの手痛い一言が待っていた。
- 「僕、乞食じゃありませんし」
- 第19話にて、ホワイトベースから脱走、放浪中に食堂でランバ・ラル夫妻と出会い、ラルの「おごらせてくれないか」という好意をこの台詞で断った。ラルは敵国の軍人を目の前にしても動じないアムロの態度を気に入る。
- ちなみに当時は問題なかったものの現代では「乞食」は差別用語として扱われているが、『GC』では原文そのままに再現してしまっている。さすがにまずかったのか、リメイクの『XO』では「物乞い」に修正された。
- 「僕が一番、ガンダムを上手く使えるんだ……!」
「一番…一番上手く使えるんだ!!」 - ランバ・ラルのグフを撃破し、ホワイトベースに戻ってきたアムロだったが、ブライトらによって独房に入れられてしまう。この処分に対し、アムロは自分がガンダムを一番うまく使えると叫び続けた。
- 自分で言ってしまうのは傲慢でしかないのだが、そんなことすら気づかない。アムロの未熟さの表れだが、勝てたのはガンダムの性能のおかげだというラルへの言葉への反発から飛び出した言葉でもあった。
- 恐らく上記のエースボーナスの効果の元になった台詞と思われる。
- 『GC』では戦闘中でも「僕が一番、こいつを上手く扱えるんだ!」と喋る事があり、さらに『OE』ではレベルアップ時の台詞に。
- 「僕は……あの人に勝ちたい!」
- 上記の台詞の直後に発した台詞。ラルから「自分の実力ではなく、ガンダムの性能のおかげで勝ったに過ぎない」と言われた事を思い出して。
- 「むふふ…………やっほーーう!!」
- 第24話にて、マチルダと撮った写真を見つめて。カイがマチルダと写真を撮る事を思い付いたのに彼もそれに便乗した格好であり、実際のところ写真はマチルダ以外に多数の少年兵も参加したため集合写真の様相を呈しており、アムロの位置もマチルダから離れたフレーム右端だったのだが、憧れのマチルダと一緒に写真に写れたことで文字通り飛び上がって歓喜するのだった。
- この時期のアムロにしては珍しい全身で喜びを表現するシーンである。
- (に、二階級特進?二階級特進で。二階級特進……)
「そ、それ、だけ、なんですか?」
「二階級特進だけで……それだけで、おしまいなんですか!」
「戦っている時はなんにもしてくれないで、階級章だけで」
「リュウさんやほかの人にありがとうの一言ぐらい・・・」 - 第30話で、戦死したリュウの処遇を聞いての憤り。
- 実際の所、戦死時の階級に下駄を履かせることで戦死見舞金や遺族年金の査定額が引きあがるため、「それだけ」というほど冷たい処遇ではない。
- ちなみに、士官相手に反抗的な態度を見せたためか、この直後に手痛い暴力を受ける羽目に。
- 「小さい子が人の殺しあい見るの……いけないよ……」
- 同上。カツ・レツ・キッカを連れていくかジャブローに残していくかの議論で、ボソッと呟く。何度もの死線をくぐり抜けてきたアムロだからこそ言える、重みある一言。
- (こ、こんな古い物を……父さん、酸素欠乏症にかかって……)
- 酸素欠乏症にかかって精神に異常をきたしたテム・レイからガンダムの部品を渡されて。
- 「あ、圧倒的じゃないか……!!」
- 第36話で、ビグ・ザムの絶大な力を見て戦慄。
- 「ラ……ラァ?」
- 第37話、テキサス・コロニーでマ・クベのギャンを撃破した後で、近くにシャアと共にいるララァの存在を感じ取って。ニュータイプとしての素養が開花し始めていた。
- 『CB』の『第2次』ではDVE。
- 「ララァ! なら、なぜ戦う!?」
- 第41話で、シャアのゲルググ、ララァのエルメスと交戦した時、互いのニュータイプ能力が共鳴。アムロはこの台詞でララァに戦う理由を問うた。
- PS版の『第2次』ではDVE。
- 「ラ……ララァ……! 取り返しのつかない事を……取り返しのつかない事をしてしまった……! うぅ……」
- 心ならずもララァを討ってしまい、号泣するアムロ。以降のアムロとシャアにとって、この出来事は一生消えない心の傷となった。
- なおSFC版のSRWではバグ等によるセーブデータ破損時のメッセージとして採用。
- 「僕は……取り返しのつかない事をしてしまった…。僕はララァを殺してしまった……」
- 劇場版でのララァを討ってしまった台詞はこちら。
- 『A』ではララァ死亡時に、大人のアムロがこの発言をする。
- 「やるしかないのか…。な! なぜ出てくるっ!」
- ア・バオア・クーの戦場にて。ガンダムとジオングが相対する中、間に突っ込んできた学徒兵のザクを返り討ちにしながら。
- 「こう近づけば四方からの攻撃は無理だな、シャア!」
「…なぜ、ララァを巻き込んだのだ!? ララァは戦いをする人ではなかった!」 - ア・バオア・クー攻略戦でシャアの乗るジオングと交戦し、ララァを結果的に自ら殺すハメになった事を責める。
- 「まだだ、たかがメインカメラをやられただけだ!」
- ジオングに頭部を破壊された時の台詞。
- ニュータイプとしてアムロの研ぎ澄まされた感覚の前には、メインカメラの有無は関係無かったのかもしれない。ガンダムに無断搭乗してメインカメラを破壊されたセイラは大いに混乱していた事を考えると、すでに人間の域を超えている。
- この台詞を含めたジオングとの交戦は、後に『機動戦士ガンダム F90』でオマージュされる。
- SWRでは『第2次』でガンダム搭乗時に被弾した際のセリフに採用されているが、被弾するたびにこのセリフを発するため、「メインカメラはいったいいくつあるのか」というツッコミを呼ぶことに…。
- 「ごめんよ…。まだ僕には、帰れるところがあるんだ…。こんなにうれしい事はない…。わかってくれるよね? ララァには、いつでも会いに行けるから……」
- 『機動戦士ガンダム』の最終話を締めくくった台詞。ここだけを見ると完全に吹っ切ったように思えるのだが、シャアほどではないにしろ13年間も取り憑かれるハメに。
機動戦士Ζガンダム(劇場版)
- 「なんだ? 今の光は……。誰だ? 誰が呼んだんだ?」
- 第6話で、待ちに待った久々の登場。サングラスをかけているなど、ファースト時代のイメージを吹っ飛ばすようなインパクトのある登場である。
- 寝そべりながら、空を見上げるその姿は未だ断ち切れずにいる宇宙への想いが溢れている。
- 「ここの生活は地獄だよ…」
- 第13話にて、カツから「あなたは、ここの生活がなくなるのが怖くって、軍の言いなりになってるんでしょ?」と問い詰められて答えた返答。
- 実際、アムロもカツの言う通り現状に不満を抱きながらも、結局はこの生活が崩れるのが嫌なのである。
- 「下がってろ、シャア!」
- 第14話にて、操縦していた輸送機をアッシマーにぶつけるという離れ業を披露する直前のセリフ。
- アッシマーの近くにいた百式に向けて警告を発するという普通のセリフに見えるが、実はこの言葉を発した時点ではアムロは百式に誰が乗っているのか知らないのである。
- 「確か「シャア」って言ったな…。俺は」
- 上記のセリフの直後、輸送機から脱出したのち発したセリフ。
- 無意識に紡がれたかつての宿敵の名前を反芻するように呟く。そして、百式のコックピットハッチが開き、その人物が姿を現す……。
- 『アムロ再び』Zガンダム屈指の名シーンである。
- (俺に対しての当てつけなんだ。シャアもハヤトも、ガンダムを若いヤツに使わせて、俺を無視して)
- 第15話にて、アウドムラの自室の浴室でシャワーを浴びながら呟いた独白。7年という歳月による軟禁生活は、シャアやハヤトに対してさえ被害妄想を抱いてしまう程、アムロの心を屈折させてしまっていた。
- 「俺は…ガンダムのパイロットだったんだ…!」
- 同上。無断出撃してしまったカツを追って出撃しようとしたアムロをハヤト達が止めた際に発した台詞。しかし、実際は数年間もモビルスーツに乗っていなかったブランクから、戦う恐怖に駆られて動けなくなってしまい、彼の復活にはまだ時間が必要である事を物語っていた。
- 「行きたくはない。あの無重力帯の感覚は怖い」
- 第16話より。クワトロから「君も宇宙に来ればいい」と勧められた時の返答。すかさず、クワトロに「ララァに会うのが怖いのだろう?」と言われると、頭の中ララァを殺してしまった記憶の蘇ったアムロは、「喋るな!」と立腹するのであった。
- 「守って見せる!クワトロ大尉は宇宙でやる事が山ほどあるはずだ!」
- カツと共にリック・ディアスに乗ったアムロ。クワトロ達を宇宙へ上げる為に遭遇したブランの部隊と交戦し、次第にかつての精悍さを取り戻していったアムロは、カツを送り届けた後、シャトルを心配するクワトロに必ず守る事を断言した。アムロ、復活の瞬間であった…。
- 「カミーユくん、気合がボケているぞ!聞こえているか!?」
「カミーユ、正面やや下!バズーカだ!」「もっと下だ!」
「後ろにも目を付けるんだ!」
「敵はパワーダウンしている、押し込め!見ろ!」
「カミーユ、撃て!」 - 同上。カミーユと共にブランが駆るアッシマーと戦闘した際のカミーユに対するアドバイスの数々。特にこの中の「後ろにも目を付けるんだ!」は、戦士としてNTとしての卓越した感性を示す台詞ではある[11]が、常人からしてみたら「観念的でわからない」と言いたくもなるだろう…。
- 現実世界でも確かに後ろを意識するのは重要であり、戦闘機乗りの合言葉の中には「Check Six」[12]という物もある。
- なお、この戦闘においてアムロはリック・ディアスで敵機アッシマーを難無く撃墜させている。アムロファン必見の名場面であると言えよう。
- 「カミーユ、危険だ。その女には近付かない方がいい」
- 第19話で、カミーユから偶然出会った「フォウ」という少女の事について聞かされた時に。
- 「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ!」
- TV版第20話でのみ発した(フォウの助力の元で)カミーユを宇宙に戻そうとした時におけるアムロの台詞。
- SRWでは『第2次』でフォウがホワイトベース隊を宇宙へ送る上で時間稼ぎを買って出た際に発言する。
- 「人は同じ過ちを繰り返す……まったく……!」
- TV版第36話でのみ発したフォウの死にララァの最期をだぶらせたアムロの台詞。この台詞が出た後、以後の宇宙世紀(というよりガンダムシリーズ)の世界でも同じ過ちは繰り返され続けるのだった。
- 「人身御供の家系かもな」
- TV版第37話でのみ発したアムロの台詞。ダカール演説の後「これで私は自由を失った」と寂しそうにつぶやくシャアに「誰かが人身御供にならなければならないんだ」と言い、さらに「私は人身御供か?」と冗談めかして返すシャアをからかって。良い意味で遠慮のない会話であり、この直後にはお互い微笑を浮かべながら乾杯する等、視聴者に二人の和解を印象付けたシーンだったのだが、後に決別することになる。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 「エゴだよ、それは!」
- フィフス・ルナでの戦闘時、人類の粛正を掲げるシャアに投げかけた否定の言葉。
- 「エゴ」とは他人が蒙る被害を考えずに自らの考えを押し通す事であるが、後年の作品ではシャア以外の敵に対してもよく使っており、「~伊達じゃない!」と共に『逆襲のシャア』時代のアムロを象徴する台詞となっている。いわゆる「富野節」の代表格。
- なお本来の「エゴ」は自己や自我という意味。「エゴイズム」の略として「エゴ」とするのは和製英語である。この台詞で広まったのではないのかという意見もある。
- 「チェーンがチャーミングすぎるからさ」
- オクトバーにラー・カイラムのクルーだと信じてもらえなかったのをアムロに愚痴るチェーンに対して。
- かつて女性に奥手だった少年は、今や息をするように女性を口説く大人の男へと成長していた。
- 「シャアは否定しろ!」
- 夢の中で「永遠にアムロとシャアといたい」と言ったララァに対して。
- シャア「地球は人間のエゴ全部を飲み込めやしない!」
アムロ「人間の知恵は、そんなものだって乗り越えられる!」
シャア「ならば今すぐ愚民ども全てに英知を授けてみせろ!」
アムロ「貴様を殺ってからそうさせてもらう!」 - ロンデニオンでシャアと鉢合わせたアムロは、殴り合いの末、シャアに対して銃を向ける。これが原因でクェスはシャアの元へ行った。
- 「世直しの事、知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるからいつも過激な事しかやらない。しかし、革命の後では、気高い革命の心だって、官僚主義と大衆に呑み込まれていくから、インテリは、それを嫌って世間からも政治からも身を引いて、世捨て人になる。だったら!」
- シャアに対する痛烈な批判。『革命の後』に関してはかつてエゥーゴの顛末が当てはまっていると言え、実際にエゥーゴの幹部格達ははティターンズの壊滅やハマーンの打倒によって「革命」が達成された後、結局は自らの地位と保身を優先し、ブレックスが理解を示していたニュータイプの存在を危険視してその存在を否定するかの様な方針を取っていた。例えネオ・ジオンによる「革命」が達成されたとしても、結局はネオ・ジオンの人間達もエゥーゴの上層部と同じく自分達の権威獲得に走るだけで、それにシャアが絶望し全てを諦めて表舞台から消える顛末になるだけだろうと、アムロは理解していたのだと思われる。
- 小説『ベルトーチカ・チルドレン』では、「だったら!」ではなく、「それがあんたのことだってわかってるのかい?」と、明確にシャアのことだと断言している。富野流の革命・インテリ批判の代表例として採り上げられる事がある。「革命=人類の革新」と解釈するのであれば、ニュータイプの代表たるアムロ直々のニュータイプ批判として読む事が出来るであろう。
- これは、貴族でありながらコスモ貴族主義を批判したベラ・ロナや、後のD.O.M.E.の発言を先取りするものと言えるかもしれない。
- 「たかが石っころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」
- アクシズを押し返す時の台詞。スパロボでは味方全員で押す時もある。
- 「νガンダムは伊達じゃない!」
- アクシズを押し返す時の台詞。後に『機動戦士ガンダムUC』の主人公バナージ・リンクスも同じ台詞を言っている(ただしバナージ本人がこの台詞を知っている可能性は低く、著者の遊び心だと思われる)。
- 「貴様ほど急ぎ過ぎもしなければ、人類に絶望もしちゃいない!」
- 「だから、世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだろ!」
- サイコフレームの光が広がっていく中、シャアに対して。『D』では、EDにおいて人がまた過ちを起こす事を不安がるシャアに対して言った台詞となっており、原作とはまた違った、希望のある台詞となっている。
- また、ときた洸一氏による漫画版では、この発言の後のシャアとのケンカがカットされた為、こちらも希望のあるシーンとなっている。
- 「貴様ほどの男が、なんて器量の小さい…!!」
- 「人の心の光」に対して揚げ足をとるシャアが父性を求めたクェスをマシーンのように戦いに駆り立てた彼を非難して。「貴様ほどの男が」と誰よりも認めていたからこそ、狭量な行動に憤りと呆れが入り混じった感想を向ける。
- 「お母さん……? ララァが!? ……うわっ!!」
- シャアに戦闘で勝利し、口論でも論破し続けてきたアムロだったが、シャアの動機の一つである性癖の暴露に対してはただただ驚き、オウム返しするしかできなかった。
- 直後、コックピットをサイコフレームの光が包み、驚きの声を上げる。これを最後に、アムロとシャアは歴史からその姿を消したのであった……。
- 「『相互理解力に優れている』とされる最高のニュータイプ達の最期の台詞が、相手を真に理解できていなかった・理解が追いつかない」という断絶の言葉であるという事実は、皮肉でしかない。
GUNDAM EVOLVE版
- 「そんな道具の使い方では、間違って人を殺すのも当たり前だ!それでは、家族だって殺してしまう!!」
- ハサウェイが死んだと思い込み錯乱し攻撃するクェスを叱咤した際の言葉。しかし、ハサウェイの生存を感じて穏やかにクェスを諭すなど、劇場版と比較して彼女やハサウェイなど次代を担うであろう若者たちと真正面から向き合おうとする姿勢を見せた
- 「ハサウェイ、ちゃんと迎えてやるんだぞ…?」
- エピローグで助けに来てくれたクェスの想いを受け取り、心の中で諭す。劇場版に比べ、希望の見える結末になった。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン
- 「両親に見放されたぼくが、ひとりの子供の親になれるなんて思いもしなかった」「…ぼくは幸せな男だ。いい子を産んでくれ」
- 「ぼくにはベルトーチカとお腹の赤ちゃんがいる。この違いは絶対的な力だ」
- 以上、ベルトーチカに妊娠している事実を知らされ、最後の出撃前に交わした台詞の一部。
アムロはシャアの心情を理解して、それを甘んじて受け止めて乗り越えることで真に父親になれるのだと信じ、出撃するのであった。
機動戦士ガンダムUC
- アムロ「もう、いいのか?」
シャア「後は彼らに任せよう」
ララァ「ウフフフフ……」 - OVA版の第7話ラストにて、バナージとの語らいのさなか、フロンタルの肉体から出てきた残留思念からは、かつての第2次ネオ・ジオン抗争より消息不明となったアムロやシャア、そして一年戦争で散ったララァの三人が語り合う声が聞こえた。[13][14]
その他媒体
- 「身構えている時に死神は来ないものだ、ハサウェイ…」
- 映画版『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』にて、Ξガンダムを収納したカーゴ・ピサが損傷した際にハサウェイの脳裏に聞こえたアムロの声。原作小説における地の文の「身構えている時には、死神は来ない。それも戦場の摂理なのだ」を、(ハサウェイの記憶の中の)アムロが語りかけるような演出にしている。
- 一部の作品ではハサウェイの台詞になっており、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS.』シリーズにおいてはデュオへの特殊台詞になっている。確かに死神だが…。
迷台詞
- アムロ「ハヤト、ガンキャノンの弾は残っているか?」
ハヤト「今ので最後だ」
アムロ「よし、援護を頼むぞ」 - 1st第22話。ハヤトのガンキャノンと共に戦っていたアムロだが、接近戦に持ち込むためにハヤトに支援を要請する。が、ガンキャノンの弾が切れていたことを聞いていたにもかかわらず援護を頼んでしまう。アムロの無茶振りにハヤトは近くにあった巨大な岩を抱え上げ、敵に向かって投げつけることで応える。アムロも岩に隠れる形で敵に強襲、なんだかんだで良好なコンビネーションを見せ付け敵の撃破に成功している。
- 確かにガンキャノンの弾が切れてしまっていれば、遠距離への打撃力が落ちるため、アムロが懐に飛び込むか、二人揃って引かない限り戦況は打開しないのではあるが…。一般解は「ガンキャノンの弾が残っている間にアムロが突っ込む」なので、アムロの判断ミスといえば判断ミス。
- 「ええい、このスイッチだ!!」
「ざまあみろ!!」
「くそっ、しょうがねえな」
「満足に眠らせてもくれえねぇのかよ…」
「きさまらの思い通りにはさせんぞ!ガンダムが相手だ!」
「僕の力が必要だとわかったんですね」
「ちくしょーっ 出せよブライト! 何のつもりだ~っ!!」
「ガンダム、ゴ――――ッ!!」
「敵をバラバラにするんだ!」
「来るなら来いジオン軍、ガンダムがあるかぎり平和な宇宙をオマエたちの勝手にはさせんぞ!!」 - 以上、漫画版(冒険王版)における迷台詞の数々。作者自身が(当時家にテレビが無く)原作を見ていなかったことと、それにも関わらず資料収集を行わなかった&サンライズがロクな資料を渡さなかった為、アニメの「内向的な少年」設定から見ると別人に近い、これまでのロボットアニメの主人公キャラ同様の熱血漢(?)然とした性格になっている。
- 流石に打ち切り後に続編として掲載された『めぐりあい宇宙編』においてはここまで逸脱はしておらず、(多少ヘンな所はあれど)原作準拠の性格となっている。
- なおこの熱血漢なアムロの発言・行動は、ネタとしてスパロボにも時折登場する。
- 「うお――――っ!!」
「負けんぞ………絶対にキサマらなどに負けるものか…!!」 - 同じく『冒険王』の漫画版にて。ギレン・ザビの演説を聞いて怒りのあまりモニターを素手で叩き割った際のセリフ。ちなみに同シーンは作者の意向から復刻版で削除されていたが、マンガショップ版では復活。
- しかし実は、同シーンはTVアニメ本編でも脚本段階では存在していた(セリフは「吹っ切れたよ」という一言だけだが)。
- ゲーム『SDガンダム バトルアライアンス』でドモンと一緒に出撃させた場合、ドモンの勢いに押されて「負けないぞ、絶対にお前たちなんかに負けるもんか……!」と発言する。
- このシーンは『第2次α』でもネタにされ、有名になったためか以後のシリーズでもネタにされ続ける羽目になった。
- 「そいつはどうした!?どんな武器を使った!?」
キティ「武器?ねぇアムロ、とりあえず落ち着いてお話しよ?」
「来るな!こ、こないでくれーーっ!!」 - ガンダムvsハローキティプロジェクト3話「愛・戦士」より。戦場(宇宙)に現れたキティがゲルググのビームを防ぎ、挙句の果てに謎の光線でゲルググをSD化させ、お友達になる光景を目の当たりにして。キティを問い詰めても要領を得ず、「お話しよ?」と迫ってくる彼女に対するあまりの恐怖に、ガンダムで文字通り白い流星となって全力逃走してしまった。そりゃこんなもの見せられたらニュータイプでなくても誰だって怖い。
スパロボシリーズの名台詞
特殊戦闘台詞
- 「行け!フィン・ファンネル!!」
「フィン・ファンネル!」
「フィン・ファンネルはまだ保つはずだ!行けっ!」 - フィン・ファンネル使用時にお約束のように使われる台詞だが、これはスパロボ開発側の発案であり[15]、原作では言っていない。スパロボ以外のゲームで叫ぶ事も少なくなく、シャアを始めとした他のニュータイプ達がこの台詞を叫んだり、ゲームによってはオールドタイプ、果ては宇宙世紀以外のキャラが叫ぶ事も。ちなみに同じくスパロボにおけるフィン・ファンネル使用時の台詞である「フィン・ファンネルなら勝てる!」は原作でも出撃前に同様の台詞を発言している。
- 基本的には『Z』『逆シャア』時代が準拠だが、『GC/XO』『OE』では終始一年戦争時代のため、古谷氏の演技も少年時代のアムロに合わせたものとなっている。
- また『T』では甲児らスーパーロボット乗りの影響を受けて叫ぶようになったという理由付けが書かれている(後述)。
- 「Hi-νガンダムは伊達じゃない!」
「このHi-νガンダムで突破してみせる!」
「Hi-νガンダムで敵の動きを止める!」
「このHi-νガンダムならやれるはずだ!」
「Hi-νガンダムの機動性についてこられるものか!」 - Hi-νガンダム搭乗時の戦闘台詞各種。
- 「こちらの火力ならば、仕留められるはずだ!」
「直撃させるっ!!」 - 『X』でのHi-νガンダムのハイパー・メガ・バズーカ・ランチャーを使用した際の台詞。
- 「照準を合わせるまでもない…!」
- こちらは『30』でハイパー・メガ・バズーカ・ランチャー使用時に、新たに追加された台詞。頼もしさを感じると同時に、百式のメガ・バズーカ・ランチャー使用時に照準を合わせようとするクワトロとは対照的である。
- 「光の翼を使う!」
- 『α』及び『α外伝』において、アムロをV2ガンダムに乗せ光の翼(MAP兵器バージョン)を使用した際の台詞。古谷徹氏による音声で収録されている。音声はないが、携帯ゲームの『D』でも似たようなバリエーションがいくつかある。なお、『α』・『α外伝』で、ウッソ以外に光の翼(通常またはMAP兵器)を使用した時に専用の台詞が出てくるのは、彼やウッソの他にカミーユ、クワトロ、フォウ、ルーがいる。
- 「僕らの帰る所を守るんだ!」
- 戦艦援護防御の際のセリフ。
- 「懐かしい武器だが…威力は折り紙つきだ!」
- Zシリーズで∀ガンダム搭乗時におけるガンダムハンマーの使用時の台詞。宇宙世紀の世界観を考えれば確かにこれほど思い切った武器は初代ガンダム以来であろう。
- 「人工的なものか…? 違和感が拭えん!」
- 『Z』での強化人間からの攻撃を回避した際の戦闘台詞。次回作以降もソーマ・ピーリスやイノベイドからの攻撃回避時にこの台詞を言う。
- ちなみにアベルもこの台詞の対象者となっている。世界が違うとは言え、正真正銘のニュータイプのはずなのにニュータイプ扱いされていないアベルが哀れ。
- 「チッ、邪気がきたか!」
- 『逆襲のシャア』で御馴染の台詞だが、こちらはZでキングゲイナーのシンシア、エウレカセブンのアネモネ、アクエリオンの双翅との特殊戦闘台詞である。子供っぽい敵用の台詞というところか。
- 「パプテマス・シロッコ…!そのプレッシャーを止める!」
「シロッコ!一握りの天才だけで変えられるほど、世界は小さくない!」 - Zでのシロッコと戦闘した際に、発生する特殊戦闘台詞。互いにトップクラスのニュータイプではあるが、ニュータイプとしての自分の力を過信し地球圏を掌握を目論むシロッコをいかに危険視しているかがわかる。
- 「ジ・エーデル! 貴様の望む世界を俺は認めない!」
「消えろ、ジ・エーデル! その醜いエゴと共に!」 - Zでのジ・エーデルとの特殊戦闘台詞。二行目はシャアがアクシズを地球へ落とす時に言った言葉を意識した模様。
- 「機体性能はガンダムと同クラスか…!」
- 『第2次Z破界篇』でのGN-X、および『第2次Z再世篇』での疑似太陽炉搭載機との戦闘台詞。
- 「リボンズ! 俺とお前は違う!」
「リボンズ・アルマーク! 人の革新の意味を履き違えるか!」 - 『第2次Z再世篇』でのリボンズとの戦闘時台詞。ついにやってきた最終決戦。エゴを剥き出しにして目的を果たそうとするリボンズに対し、アムロは革新者を導く者として偽りのイノベイターに鉄槌を下す。
- 「まがい物の分際で赤い彗星を名乗るなど!」
「容れ物だけの男が仮面を被ったところで!」 - 『第3次Z天獄篇』における対フロンタル台詞。シャアではないことを強調して否定していることを考えると、相当腹に据えかねていることが分かる。
- 「敵意!?サイコミュ的な何かか!?」
「何だ!?この機体の発するプレッシャーは!?」 - 『第3次Z天獄篇』および『V』におけるバンシィ、バンシィ・ノルンとの特殊戦闘台詞。アムロなりの感覚でバンシィの危険性を感じ取る。
- 「この感覚…!何なんだ、あれは…!?」
「何だ?意思のようなものが感じられる…!」
「互いが理解できる時が来るまで、希望は捨てない!」 - 『第3次Z天獄篇』や『V』でのELSとの特殊台詞。3行目の台詞は刹那が対話を試みるシナリオのみに発生する。
- 「押し付けるだけの愛など!」
- トワノ・ミカゲ、エンブリヲとの特殊台詞。それぞれ別作品のキャラ相手ながら本質を言い当てている台詞。
- 「装備に頼り過ぎるのも良くないが…」
- バリア等で、敵の攻撃を完全に防いだ際の台詞。
- 「モビルスーツと同じように扱ってみせる…!」
「同じ人型ならば、やりようはある!」 - 『DD』でのマジンガーZ搭乗時の台詞。
- 「この拳で!」
「フィン・ファンネルと要領は違うが…!」 - 同じくマジンガーZ搭乗時のロケットパンチ使用時。「鉄の塊を直接相手にぶつける」点がガンダムハンマーと似ているらしい[16]。
- 「焼き尽くす!」
- 同じくマジンガーZ搭乗時のブレストファイヤー使用時の台詞。なお、マジンガー搭乗時のセリフは全て新録されてはいるのだが、残念ながらマジンガーの武装名など、固有名詞に類するものは口にしない。
- 「さすがの耐久性だ」
「確かに頑丈な機体だ」
「今のでも軽傷か」 - マジンガーZ搭乗時の被弾台詞。鉄の城の強固な装甲に操縦するアムロ自身が驚いている。
- 「機体サイズがほぼ同じだと、扱いやすい」
- マジンガーZ搭乗時の回避台詞。ガンダムとマジンガーZの全高が同じという設定を拾った、ファンならニヤリとする台詞である。
- 「装甲に頼るつもりはない」
- 同じくマジンガーZ搭乗時の回避台詞。作品の枠を乗り越えた乗り換えでもさすがアムロといったところ。
- 「頼むぞ、ガンダム…!」
「こいつは、ただの旧式じゃないぞ…!」
「こいつの事は、俺が一番よく分かっている…!」
「気恥ずかしくもあるが、今は…!」 - 『30』でのガンダム搭乗時の専用台詞各種。三行目は「僕が一番、ガンダムを上手く使えるんだ……!」を意識したと思われる。
- 「νガンダムを元にしているならば…!」
「こいつだって伊達じゃないはずだ…!」 - 量産型νガンダム搭乗時の専用台詞各種。
- 「モビルスーツで怪獣退治とはな…!」
- 『30』での対怪獣の戦闘台詞。確かに珍しい光景かもしれないが、ガンダムが怪獣と戦っている世界観は他にも存在するし、なんならアムロも怪獣退治に勤しんでいた世界もある。ギリアムが聞いたら苦笑いしていそうである。[17]
- 「生命が感じられない…。あれは生物なのか…?」
- 同じく対怪獣の戦闘台詞。早くも核心を突いている。
- 「手を貸すぞ、甲児!」
「お前のフォローは慣れてるからな、甲児」 - 『30』での甲児への援護攻撃台詞。
- 「詰めが甘いな、竜馬!」
「ゲッターのフォローは任せろ!」 - 『30』での竜馬への援護攻撃台詞。甲児と竜馬には『T』の時点でアムロに向けた援護台詞が用意されていたため、満を辞しての実装となった。
- 「出てこなければ、よかったものを…!」
「一度、この場を離れる…!」 - 『30』でシルヴァ・バレト・サプレッサーのビーム・マグナムを、敵に命中させて離脱する際の台詞。一行目はカミーユがよく言う台詞とほぼ同じ台詞を発している。
- 「知性と人間性は比例しないようだな…!」
- 『30』での対クェーサーの戦闘台詞。至言であると同時に、裏で操っている黒幕への痛快な皮肉と言える。
旧シリーズ
- EX
-
- 「…だから、プル、おじさんはやめてくれって」
- 「リューネの章」第10話「捕虜救出」にてプルに「アムロおじさん」と言われて。確かに1stガンダム時代の顔でおじさん呼ばわりされたらかなりキツイものがあるだろう(逆襲のシャア時代の顔をしているCB版ならまだしも)。しかも、この時1st時代のアムロより老けてるはずのカミーユは「カミーユお兄ちゃん」なのがなおキツイ。PS版で顔グラが『CCA』になったのを思うと先読みと云えなくもない。
- 第4次(S)
-
- 「管理職なんて、性に合わない事をやらされたからね。君達もそうだったろうが、こっちも大変だった」
- 第27(『S』では28)話「グランゾンの謎」にてたった2ヶ月の間にずいぶん老けたことをマサキに指摘されて。
- F
-
- 「調子に乗るな! そんな事では戦場で早死にするぞ!! ニュータイプが万能だなどと思うな!」
- リアル系ルート第3話「シャングリラ・チルドレン」のシナリオエンドデモにて、自分達はニュータイプだからと調子づくビーチャとエルを一喝した台詞。
- 「シンジ君、君がエヴァに乗りたくないと言うのなら、せめてこの戦いが終わってからネルフの人たちに相談するんだ」
「ただし、その前に自分自身でよく考えてみてくれ。なぜ、きみがエヴァに乗っていたのか…なぜ戦っていたのかね」 - 第19話「ネルフ襲撃」のシナリオデモにて、ブライトから修正を受けたシンジをフォローした台詞。
- この言葉により、シンジは戦う事を決意する。
- 「そうか。俺で良ければいつでも言ってくれ。相談くらいには乗るよ」
- 上記と同じく「ネルフ襲撃」のシナリオ終了後にて。これでもかというほどシンジにとっての良き先輩像を描いており、その言葉はシンジに深い影響を与えた。
- 「それだけ苦労したんだよ。アスカ、君がプライドを守りたいからと言って、そう他人を見下していちゃダメだ。それじゃ疲れるだけだぞ」
- 上記と同じく「ネルフ襲撃」のシナリオ終了後の台詞。甲児に『第2次』~『F』の変化を老けたなと突っ込まれての返答で。
- 「……誤解があるようだな。ニュータイプだからって人の心を読めるわけじゃない。それじゃ超能力者だ。今のは、人生の先輩としての助言だよ。他人の価値を認めたって、自分の価値が下がるわけじゃないんだ。少しでいい、考えてみてくれ」
- 上記の台詞の後、なおも自分の非を認めないアスカを諭した台詞。
- 「ふう、時間がかかりそうだな」
- 上記の台詞の後、面白くなさそうに去っていったアスカの背中を眺めながら呟いた台詞。
- 「ああ。前回の戦いの時には、かなり万丈君に財政的に助けてもらったからな…破嵐財閥に倒産されては、我々もつらくなる」
- 第20話「ドクーガの野望」のシナリオデモで、ブライトと共に破嵐財閥の経営の為復帰が遅れている万丈について話して。
- マチルダ「久しぶりですね、アムロ大尉。あ、今は少佐だったかしら」
「いえ、いいんですよ。階級なんて気にしないでください。それよりマチルダさん、近々結婚されると聞いたんですが、どうなったんです?」
マチルダ「戦争が始まってしまったから、しばらくは延期ね。そういうアムロ君はどうなの? 恋人がいるってウワサだけど、結婚は?」
「そんな、まだそんな気はないですよ」 - 第23話「目覚めよ超獣機神」または「合体!!超獣機神ダンクーガ」のシナリオエンドデモにおいて、マチルダと再会した時のやり取り。一年戦争の頃と比べていくらか大人になり階級も上にはなったが、やはりいくつになっても彼女には頭が上がらない様子。マチルダの方も戦争が起こってからはゆっくり休む暇もないのか、ウッディと中々結婚できずお互い苦労している様子である。
- F完結編
αシリーズ
- α
-
- 「少尉、モビルスーツの出撃準備をさせてくれ。NT-1と地下格納庫のあれを出そう」
- 第10話ジャブロールート「アムロ再び」で味方がシャイアン基地に着いた時のイベントでの台詞。幼馴染からの影響を受け遂に戦場へ赴く決意をし、かつて自分が乗っていた機体(じゃない場合もあるが)と共に再び戦場という名の大地に立つ。
- 「だからと言って、我々は何もしないわけにはいかない。助けを待っている人達がいるのも事実なんだ」
- 第11話ジャブロールート「白いモビルスーツ」のシナリオエンドデモにて。カテジナのロンド・ベルに対して顰蹙を買うような発言に対して。
- 「シンジ君…君には帰れる所があるんだ」
- 第47話「男の戦い」にて。覚醒した初号機に取り込まれたシンジへの呼びかけ。言うまでもなく、1stラストシーンのセリフが元。
- シンジ「…でも、僕はもうEVAには乗らないって決めたんです…」
アムロ「だが、君は自分の意志でEVAに乗った」
シンジ「!」
アムロ「君はEVA初号機に乗ったことによって、ロンド=ベル隊のみんなと出会うことができた」
「そのことを…EVAに乗っていた事実を…今までの自分を否定することは出来ない」
シンジ(………)
アムロ「これから自分がどうするか…それは君が決めろ」
シンジ「…僕は…」 - 同上。シンジに呼びかける他作品キャラの中で、アムロは最も台詞が多い。さすがと言うべきか。
- α外伝
- 第2次α
-
- 「クェス…君は俺とシャアの間で犠牲になったのか…」
「僕は…僕達はまた過ちを繰り返してしまった…」(または「僕は…僕達はまた過ちを繰り返してしまったのか…」) - 第54話(休戦ルート)「逆襲のシャア」or(ハマーン拒絶ルート)「忌まわしい記憶と共に」より。クェス死亡後の台詞。
- 「あの世界は可能性の一つに過ぎない!未来は少しずつみんなの手で作ればいいものだ!」
- 同話でのシャアとの戦闘前会話にて、「何万年か先の未来まで見て何故、それが理会出来ん!」への反論。特に彼を主人公に選んでいたときには納得のセリフであろう。
- 「目を覚ませ、イルイ!お前は神じゃない、人間なんだ!」
「人間が神を造る事は出来ない!ガンエデンはまやかしに過ぎないんだ!」 - 最終話でのイルイ説得イベントより。ガンエデンによる封印を「エゴ」と断じた上で、上述の台詞をぶつける。ちなみに、劇場版第3作主題歌『めぐりあい』の歌詞から引用したような説得も行っている。
- 「クェス…君は俺とシャアの間で犠牲になったのか…」
- 第3次α
-
- 「君のような友人がいればキラは大丈夫だろう…」
- 第23話地上部隊へ編成するルート「エモーション・ハイ」より。「…サイ、君は強いな」に続いてサイに言った台詞だが、キラ云々は兎も角、サイ自体は原作よりも救われたと言える。
- 「正論だな。だが、それだけでは人を動かす事はできないな」
- 第29話「押された烙印」より。アスランとの戦いで行方不明になったカガリをMIA認定し、ザフトの勢力圏内であることを理由に捜索を打ち切ろうとするナタルに釘を差した言葉。軍人としてナタルの言い分が間違っている訳ではないと理解しつつも、人としての冷たさを感じて諫言したものと思われる。
- 「…帰る場所を失う事で、人は新たな何かを見つける事が出来るかも知れない…」
「シャアの見つけたかった未来もな…」 - 第37話「果て無き旅路の始まり」より。同胞達の手で地球を追われ再度、ナーバスな状態に陥ろうとしていたカミーユへ上述の言葉を贈り、人類の新たな可能性を示唆する。
- 「各機、深追いはするな。さっさと片付けて帰ろう」
「やあ…宙…君も来ていたのか」 - 第40話惑星キャラルルート「勇者王、最期の刻!」より。レプリ地球にて、パレッス粒子の影響を受け戦う意思を奪われてしまった状態の台詞。もはや、歴戦の戦士としての面影は欠片もない。この後、キレたバサラによって正気に戻される。
- ジュドー「駄目だ…!」
- カミーユ「それは…その憎しみは…!」
- 「放たれてはいけない!!」
- 第51話「終わらない明日へ」前半マップより、射出直前のジェネシスを見て。三者共に、ソーラ・レイに対するアムロの反応のオマージュとなっている。
- 「あの光を見てもなおお前は闇を広げるというのか!」
「シャアはそこまで絶望しちゃいない!絶望するとしたら、貴様のようなエゴの塊の人間ばかりとなった世界にだ!」
「戦いのメビウスの環は、あの男が断ち切ったはずだ!」 - 第51話「終わらない明日へ」後半マップより、クルーゼとの戦闘前会話。曲がりなりにも一度は人類の為に戦い、結果的に人類に絶望して粛清へと走ってしまったシャアの想いを否定はすれど誰よりも理解していたアムロにとって、シャアとは異なり完全に私怨で人類を滅ぼそうとしながら、自身をシャアと重ねるように語るクルーゼのエゴが許せなかったのだろう。
- 「シンジ…君は昔の俺と同じだ。周囲におびえ、自らのカラの中で独りの世界を創る…」
「だが、俺は信じているぞ。この試練を乗り越えたら、また君が一つ強くなることを!」 - 第52話「世界の中心でアイを叫んだけもの」より。EVA初号機に取り込まれたシンジに心の中で語りかけて。アムロもまたシンジの成長を認め、彼の再起と復活を信じていた。
- ゲンドウ「君ならわかるだろう。ヒトは互いの領域に入り込めば互いに傷ついていくことを…」
「そう…君と赤い彗星のように…」
アムロ「………」
ゲンドウ「だから、私は最初からその壁を取り払い、全てのヒトが一つになる方法を選んだ…」
アムロ「あなたはわかっていない…」
ゲンドウ「………」
アムロ「確かにヒトは互いを傷つけ合うかも知れない…。だが、それゆえに互いを理解しようと務める…」
「その一つの形がニュータイプであるはずだ!」
「だから、俺はあなたの計画を認めない!ヒトはまだ先に行けることを信じて!」 - 同上。ゲンドウと対峙した際の戦闘前台詞。あっさりと人類の可能性を諦め、逃避のみに走ろうとする補完計画を、散っていったシャア達の想いを汲んで戦うアムロは認めなかった。
- 「シンジ…君の選択が正しかったかを決めるのは他の誰でもない…」
「君自身が決めるしかないんだ」 - 同上。シナリオエンドデモで、長きに亘る因縁による親子の相克を乗り越えたものの、結局父も自分と同じで周りから傷付けられるのを恐れるあまり自分の殻に閉じこもっていただけだったのだと分かり、そんな父を否定して死に追いやったシンジが自分の行いを後悔するのをフォローした台詞。
- 「シャア…俺は今でもお前のやり方を認めていない…」
「だが…俺達のやり方では確かに遅すぎたようだ…!」 - イデENDにて。シャアを否定しながらも行動に理解を示している。
- 「それは違う…!俺達の戦いは、そこから抜け出てよりよき未来を創る為のものだった!」
「お前のように憎しみの環に生きてる者を引き摺り込もうとする事と同じだと思うなよ!」 - 最終話「今遥か遠い彼方…」or「終焉の銀河」におけるケイサル・エフェスとの戦闘前会話。アムロを「嘗ては憎しみの環の中に居た」、自分と同類の存在と見做す霊帝からの指摘を、真っ向から否定する。
- 「人に罰を与える者だと言うのか、貴様が!」
「貴様もシャアと同じだ…!人の死に乗った世直ししか出来ない!」
「ケイサル・エフェス!貴様のエゴで、この銀河を滅ぼさせはしない!」 - 同・特殊戦闘台詞の数々。2番目の台詞は、この戦いを直に見守っている筈のシャアに複雑な思いを抱かせたのでは…? やはり信念はともかくそのやり方は認められなかったらしい。
- 「さよなら…。そして、ありがとう…。俺達を守ってくれた魂達……」
「またいつか…会える日が来るさ、きっと…」
「そう…いつか遠い彼方で…」 - 最終話のラストシーン、最後の戦いが終わり、無事に地球へと帰還した際、最後の戦いで自分達を助けてくれたライバル、大切な人、そして多くの英霊たちの魂を想い、彼方へと呟いた台詞。
- (見えるか、シャア…。俺達はそれぞれの道を歩んでいくぞ…)
(お前の望んだ未来の中をな…) - エンディングにて。ついに真の平和を取り戻し、希望に満ちた未来が幕を開ける中、心の中でシャアの魂へと語りかける。
Zシリーズ
- Z
-
- 「頭を冷やせ! 君は人殺しをやりたいのか!?」
- 第18話太平洋ルート「血に染まる瞳」より。後退態勢に入っていたザムザザーをも撃墜しようとしたシンを咎めて。なお、このシナリオでのアムロはザムザザーの陽電子リフレクターの死角を突いて攻撃した他、SEEDが発動したシンの攻撃を、汎用機のリック・ディアス(もしくはガンダムMk-II)で切り払うという神業を披露している。
- 「確かに速い…!だが、動きに殺気がない以上、恐れる事はない!」
「説得力のない幼稚な理想論に付き合っていられるか!消えてもらうぞ!」 - セツコ編第30話「罪の在処」に於けるキラとの戦闘前会話より。キラ達の行動の矛盾ぶりを指摘する台詞でもあるが、「消えてもらうぞ!」と言うあたりアムロにしては上記のシャアへの発言同様珍しく殺気立った台詞である。
- 「グラディス艦長が言っていただろう。人は想いと力を持つって」
「人はわかりあえる…」
「それは幻想かも知れないが、その努力もしないのなら、俺達は滅んでも仕方のない生物かも知れない」 - 第51話ミネルバ一時残留ルート「決別」シナリオエンドデモより。本作の名場面の一つであるアーガマのMSデッキで、互いを誤解しすれ違いを繰り返したシン・アスラン・キラの3人が和解する場面で、彼らを後押しするような形でカミーユと共にフォローを入れた台詞。
- ガンダムシリーズの生みの親である富野由悠季監督の「人はわかりあえる」「ニュータイプとは人間と人間とが誤解なく分かり合える人」、ガンダムSEEDシリーズの監督である福田己津央監督の「想いと力」「言葉を介さなければ人間は分かり合えない」という2大監督が提示した、歴代ガンダムにおける究極的なテーマが一つに融和した名シーンでもある。これによって刃を向け合っていた3人の心は一つになったのである。
- 「戦いをやめろ、シン!自分の意志で戦っていない君を討つ気はない!」
「目を覚ませ、シン!今の君はすがるものを求めて泣いている子供と同じだ!お前には、まだ帰る所がある!それを思い出すんだ!!」 - 第56話ミネルバ離脱ルート「最後の力」に於けるでシンとの戦闘前会話より。アムロなりに彼を心配した台詞と言える。原作とは違い『Z』ではZEUTHのような存在がある分、まだ救われていたのかもしれない。
- 「人は過ちを繰り返す…。人類全体でも個人でもな」
「だが、それに気づけば、やり直す事はできるはずだ。…違うか、キラ?」 - 原作ルートでシンが自軍に戻り、キラと出会って彼から謝罪された際、自分の過ちを認めながらも自分やレイが貫いてきた信念による戦いも完全に否定する事が出来ずに苦悩するシンとキラにかけた言葉。この言葉によって互いに苦悩してきたシンとキラの二人が和解する事になる。
- 「あの男は過去の傷をエーデル・ベルナルにすがる事で癒そうとした」
「奴の凶行は弱さの裏返しだ。そんなものは覚悟でも信念でも無い…」 - ランド編第59話「塗り潰される明日」より。レーベンが戦死した後の台詞。
- 「見せて欲しいな…。シャア・アズナブルの逆襲ではなく、今のあなたの望む未来を」
- 同上。カイメラの不正を告発しようとするクワトロを後押しして。わざわざ『逆襲』と言うのはスタッフの遊び心だろう。
- 「何より、あのふざけた男が3人もいるとは!」
- 最終話「俺の未来、お前の未来」より。ジ・エーデルが並行世界の自分を呼び出した際の台詞。確かに常人には理解しがたい性格を持つジ・エーデルが3人もいたことで悪態をついてしまう。しかし、後々の作品で実によく似た力と人間性を持つ男が、同じ芸当を見せる時が来ようとは…。
- ZSPD
-
- 「たとえ、この世界が守るべき価値が無いのだとしても、世界を守ってから変えていけばいいさ」
- バックストーリー メモリー第3話「この世界の真ん中で」より。時空修復作業まで6時間を切る中、安定した世界に対して期待と不安交じりで思いを馳せるZEUTHクルーへ前向きに捉えるよう促す。
- 「言っている事は理解出来るが、そんな事を人間が人間に行う事が許されるものか…!」
「その場に居ない人間が、無差別に人を裁くなどあってはならない…!」 - シークレットエピローグ第2話「執行者」より。エグゼクターシステムの意図が「地球再生」を免罪符とする人類の淘汰である事を知り、システムを仕掛けた黒歴史時代の開発者へ怒りを募らせるが、傍らにはアムロの怒りを沈黙を以って見守るクワトロの姿が有った。
- 第2次Z再世篇
-
- 「お前の言う人類の革新の先駆けとなる者…。その資格をお前は持っていない」
「お前はイノベイターではない。そして、人間でもない…!」 - 第32話「メメントモリ攻略戦」より。自身を神と称し、人も他のイノベイターも同列に見下してのぼせ上がるリボンズに対して。自分以外を駒としか見做せず、独裁者の如き物言いを繰り返すリボンズを痛烈に批判する。
- かつて自身がソーラ・レイで感じた「人の命が溶けていく感覚」の話をリボンズが一笑に付したことで、完全に彼の器を見限ったと思われる。
- 「何もしゃべる必要はない、クワトロ大尉。あなたが迷っているのなら、俺が目を覚まさせるまでだ…!」
「自分が正しいと思うのならば、俺を力でねじ伏せてみろ!」 - 第34話宇宙ルート「白き牙」に於けるクワトロとの戦闘前会話。説得する気ゼロどころか、殴り飛ばす気満々である。おそらくこの後、多くのプレイヤーのνガンダムが百式に鉄拳制裁を行ったであろう。
- リボンズ「やっとこの時が来たね、アムロ!決着をつけようじゃないか!」
アムロ「哀れだな、リボンズ。戦いの勝敗でしか、己の存在を示す術を知らないとは」
リボンズ「僕の力を前にして敗北の言い訳かい?」
アムロ「イオリア・シュヘンベルグの望みは人類が力を獲得する事ではない!人と人がわかり合う事で新たな時代を創り出す事だ!お前のように他人を支配する事で自己を確立するような者の存在などイオリアも世界も望んでいない!」
リボンズ「そうまでして僕を怒らせたいのかい?」
アムロ「まだ理解できないのか、リボンズ!お前が真に人類の未来を望むのなら、その力を世界のために使え!それこそがお前に与えられた使命のはずだ!」
リボンズ「そうやって人間に仕えるために僕は生まれたんじゃない!」
アムロ「それは違う、リボンズ…!」
リボンズ「黙れ、アムロ!僕はリボンズ・アルマーク!この世界を導くイノベイターだ!」
アムロ「孤立した魂…。これだけの力を持ちながらもお前はイノベイターにはなれない…もう俺の声も届かないなら、その業をこの手で掃ってやる!」 - 第56話ゼロ・レクイエムルート「BEYOND」、第58話黒の騎士団ルート「革新」に於けるリボンズとの戦闘前会話。自らの有用性を証明しようと、人間を支配しようとするリボンズをそれでも導こうとするアムロ。だが、リボンズは自身の存在の優位性が揺らぐことを恐れるように、否定を続ける。平行線にもならない、もはや違えるだけとなったこの関係に決着をつけるべく、純粋種のイノベイターと同じ存在であるニュータイプが仮初の支配者に牙を剥く。この一連のセリフは、主人公である刹那のセリフより遥かに長い。
- 「奴等に教えてやるんだ! 人の意思が一つになる事の本当の形を!」
- 第58話黒の騎士団ルート「革新」より。イノベイター、バジュラを操るグレイスとの決戦。無理矢理に意思を統合させ、猛威を奮うグレイスにアムロとヒイロは刹那にトランザムを使えと促す。そして、緑色の粒子が宇宙を伝わった時――一つの奇跡が生まれた。
- 「いい機会だから、はっきり言っておく」
「俺は何かを犠牲にした変革も誰かが人の在り方を強いるのも認めるつもりはない」 - エンディングより。トレーズの事で思いを馳せるクワトロに対して。『第2次Z』ではクワトロの迷いに積極的には干渉しなかったアムロだが、やはり思うところはあったようでしっかり釘を刺し、クワトロも「その言葉を覚えておく」と笑顔で返した。そして……。
- 「お前の言う人類の革新の先駆けとなる者…。その資格をお前は持っていない」
- 第3次Z時獄篇
-
- 「カミーユにヒイロにシンにキラに刹那…おかしい、後2人ぐらいガンダムのパイロットがいたはずなのに…」
- ガンダム勢が集まった時に発した衝撃発言。これは哀しみのサクリファイの手によって彼らに関する記憶を封印されてしまったため。正確にはもう3人ほどいるのだが。
- 「シャア…これがお前の答えなのか!!」
- ネオ・ジオンの新たな代表として就任したシャアを見ての激昂。机を叩くようなSEと『Z』・『第2次Z』でのシャアの動向を思えば、その失望感がよく解る。
- 「忘れるな、バナージ。ユニコーンを殺戮のマシンにするか、しないかはお前にかかっている事を」
「それと目の前で誰かを死なせたくなかったら強くなるんだ」
バナージ「大尉も、そうだったんですか?」
「…今ここにこうして俺がいるのは、多くの人が生命を捨てて俺を助けてくれたからだ」
「リュウさん、マチルダさん、ウッディ大尉、スレッガーさん…」
「今でも、その人達の事を思い出す事がある」 - ボーナスシナリオ「新世代とニュータイプ」より。バナージに対して。
- 「人類は文明を手にした…それはプロメテウスの火なのか…」
「だが、それによって人は世界を広げ、冷たく暗い宇宙さえも生活の場としていった…。そして、人は新たな可能性を見つけた…」
「その先に何がある…! 教えてくれ、ララァ!!」 - 第32話「忘却の霧の中」でパラダイムシティに飛ばされる中でのうわ言。己の手に余る科学を手にした人類は、その力によって宇宙へと進出し、新たな生活圏を求め、そして宇宙での身体たるモビルスーツが生まれた。暗く冷たい宇宙で生きていくために人はわかりあうことを求め、そして彼のような存在が生まれた。それをなさしめたのは、鍛冶の神に準えられ、地球を離れて尚発展を続ける人類――――「火の文明」。
- 「ずっと気になっていた。君の事を知っているような気がして」
「だけど、俺が知っていたのは君じゃなかった。誇りのため、信じた未来のため……そして、君のためにソロモンで最後まで戦ったあの人だった」 - メリダ島ルート46話にてオードリーに対して。ところで、容姿はどう考えてもその人物の面影なんか影も形もないはずだが、さすがはニュータイプというところか。
- 「甘ったれるな!」
「彼女を止める気も救う気もないのなら、この場から消えろ!」 - メリダ島ルート48話にて、暴走したロニとシャンブロを撃つことをためらうバナージに対して。撃たなければ多くの人が死ぬ、かといってロニを止めて救うそぶりも見せないバナージの中途半端さを、先輩として、大人として厳しく叱責する。この言葉の先に、バナージに何をさせるかはプレイヤー次第である。
- 「お前は…確かにシャアだ…」
「お前は…強い。お前はシャアから迷いを取り去ったような男だからな」
「だが、弱さを持たないお前に…誰も愛していないお前に世界を背負う事は出来ない!」 - 第57話「BEYOND OF THE TIME」より。シャアに変わってアクシズを落とそうとするフロンタルに対し、一度は彼をもう一人のシャアとして認めるが…。
- 「訂正するぞ。フル・フロンタル。やはり、お前はシャアではない…! それどころか、赤い彗星でもない!お前のような男に世界を任せるわけにはいかない!」
- 直後に、フロンタルがアクシズ落としを確実にするために前線から離脱する事を決めるという「シャアならば絶対に取らない行為」をした事で、決別。改めて世界を守るために戦うことを誓う。
- 「来たか…!」
- アクシズ落としのタイムリミットが迫る中、フロンタルを抑えられない面々。猛攻が続く中、アムロはかつて感じた波長を感じ取る。それは最大の敵であり、戦友でもある男――ジオンの赤い彗星。この後、地球へ落ちゆくアクシズを舞台に、流星と彗星が共闘する。
- (だが子供だからこそ、クェスは素直に自分を出せた。それがお前との違いだ、ハマーン…!)
- 同シナリオにてクェスの参戦条件を満たしていた時。シャアに馴れ馴れしくするクェスを「小娘」と毒づくハマーンに対して。
- 「たかが石っころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」
- 地球へと落下をはじめるアクシズに張りつき、時空修復のための時間を稼ごうとするアムロたち。この後、地球と宇宙に祈りのための時間が訪れる。男は女たちを護るために、女たちは男たちの戦場へ祈りを捧げるのだった。祈りを捧げているキャラクターの比率が女性に傾いているのが、このイベント最大の見所。女性のみなら丁度『哀・戦士』の歌詞ピッタリだった。なお、DVEである。
- アムロ「俺は見てみたいんだ。人が向かう先を。いつか本当に、人が時間さえも支配できる日が来るのかを」
シャア「ララァとの出会いがきっかけか……」
アムロ「昔の話だ」
シャア「お互い、過去は捨て切れんようだな」
アムロ「過去じゃない。大切な思い出だ。それと共に前に進んでいくさ。俺達も、人類もな」 - 「決戦の銀河」シナリオデモにおけるシャアとの会話。1万2000年の環を廻る戦いの中、アムロが望んでいるのは、人の進化の行きつく先を見ること……人が時間さえも支配する、その時を見ること。いつか来るべき日のために、白き流星と赤い彗星は思いを新たにする。
- 第3次Z天獄篇
-
- 「俺達は……文明を手にした…そして、道具を…ガンダムを手にした…ガンダムは…戦争の中で生まれ、世界を焼き、その中で俺達は数え切れない罪を犯しながら、前へと進んでいく…世界を炎に包みながら、人は進化していく…それが…火の…文明…」
- 中盤のマクロスルート第20話「未知なる恐怖」にて、謎の空間でのうわごと。「火の文明」とは、人が自ら造り上げた力により、戦い、傷つき、その果てに得る進化のことであるらしい。そしてアムロは、最初に火の文明の利器を振るった…。
- アムロ「いい加減に気付け、フロンタル!そのアンジェロこそが、お前がシャアとは違う事の証だ!」
フロンタル「何?」
アムロ「お前とシャア…アンジェロとギュネイ…。そこには大きな違いがある。ギュネイはシャアの背中を追いかけた。いつか、それを超えようとするために」
アンジェロ「子飼いにまで反抗されるとは哀れな男だ」
「そうじゃない。それは、シャアがギュネイに未来を示した結果だ! だが、フロンタル!お前はアンジェロを肯定しただけだ! お前はアンジェロに今を与えたが、それは奴を成長させる事にはならない! 奴は永遠にお前の下にいるだけの男だ!」 - ネオ・ジオンルート第40話「赤い彗星の未来」にて。
- ただただ肯定して下に置くだけで、理解しあう事も先に進ませることもさせなかったフロンタルと、それを当然のものと甘受し続け、自分で考えることを放棄したアンジェロに対し、何度も正面からぶつかり合い、だからこそ最終的には理解しあい認め合うことが出来たシャアやギュネイたちと彼らとの決定的な差を「証」として突き付け、切り捨てる。
- 「人間は火という力を手にして文明を築いた。だが、初めて火に触れた人間は、その熱さに恐れ戦いただろう…」
「それを乗り越えた時、人は進化を…未来を手に入れた! 現状を維持するだけのお前達はこれより先に進むことは出来ない!」 - 上記のセリフののち、フロンタルたちに対して切った啖呵。
- 先導者たる男は語る。火とは大いなる力。扱い方を間違えれば全てを焼き尽くす熱。その恐怖を乗り越え、火を使いこなしたことによって人は進化し、未来を手に入れた。そうして生まれた人の手による力……それこそがガンダム。人の手による力は、人を生かし、また滅ぼしもする。人は人である以上、戦うことからは逃げられない。しかし、そうして戦い続け、血を流し続けた先に、確かに未来がある。
- 獣の血は争うことで進化し、水の交わりは融和することで進化し、風の行き先は切り開くことで進化していく。そして、その先にある火の文明―――己の創りしものと共に、己の手によって進化する文明。ガンダムの存在はいつだって、時代の先駆けだった。文明の利器といえるガンダムを最初に使い、今も進化を続けるアムロはガンダムと共に駆け上がっていく。現状維持に終始するフロンタルでは、決してたどり着くことのない場所―――太陽の輝きへ。
- 「放っておけばいい」
「年がら年中、世話を焼くだけが親切じゃない。特にニコラにはな」 - 第42話「炎」の開幕時、あがりの恐怖に怯えるニコラの荒れた言動が元で和の乱れたトップレスたちを気遣うバナージたちに対して。
- 一見、子供に付き合っていられるかとばかりに冷たく突き放している風であり、クェスにもそれを指摘されるが…(後述)
- (ニコラの焦りと苛立ち…。一年戦争の頃、ブライトにガンダムを降ろされそうになった時の俺と同じだ…)
(今となれば、笑い飛ばす事も出来るが、あの時は自分の全てを否定されたように思えた)
(結果として、俺はリュウさんを失った…。あの後悔をあいつにさせたくないな…) - 上記の直後の戦闘前会話でのモノローグ。
- かつて、増長の末にアイデンティティを喪失しかけ、そして大切な仲間をも喪った悲しみと後悔を、あがりの恐怖に怯え苦しむニコラに重ねており、同じ過ちを繰り返させまいと考えていることがわかる。
- もっとも、極限状態も同然の状況で戦い続けたにもかかわらず、それを省みないばかりか自らを個人的に恐れガンダムから降ろそうとしていた当時のブライトの器量の小ささにも問題があったと言え、一概にアムロが悪いとは言えないが…。
- (ありがとう、ララァ…)
- 第45話「虹の彼方に」でフロンタルの魂がララァと共に昇っていく様を見届けた際の胸中。
COMPACTシリーズ
- COMPACT
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- 「敵意が無邪気すぎる…君は?」
クェス「敵…」
「来るんだ! 君はそこにいてはいけない! 人の死によってしか目的を果たせないような者に利用されれば、君も死人に引っ張られるぞ!」
クェス「あ…わかる、わかるよ。あなたの言おうとしている意味が…。あたし、クェス。あなたは?」
「アムロだ。クェス、一緒に来るんだ」
クェス「うん!」 - シーン6「ペンタゴナワールド編」第29~30話「ジオンの血」のクェスとの説得台詞。本作では原作と違ってクェスが素直な性格なのか、説得もすんなりうまくいっている。
- 「敵意が無邪気すぎる…君は?」
- IMPACT
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- 「…僕も、そしてカミーユも…かつてジオンのパイロットに心を奪われた時があった」
「結果は…想像に任せるよ。だけど、覚悟はしておいた方がいい。これは…戦争だからだ」 - 第1部地上激動篇シーン3「世界編」終了後。アイナを追って消息を絶っていたシローがガンドール隊へと戻った際、彼の行為を咎める事無く自らの経験を静かに語り、覚悟を促す。「想像に任せる」という言い回しから、アムロが決して拭いきれないトラウマを抱えている事をシローも悟った。
- 「ぼくたちは死にに行くわけじゃない。このくらい明るい方が、ちょうどいいかもしれない」
- 第1部地上激動篇シーン4「魂の故郷編」自由選択ステージ終了後のインターミッションより。ドレイク城に攻め込む直前、エル&ベルが同行する事になり一気にガンドール隊が賑やかな雰囲気になった事で、思わず苦笑しながら発した台詞。
- 「シャア…次、会う時は…敵同士かもしれないな」
- 第3部銀河決戦篇エンディングより。去り際のクワトロを敢えて「シャア」の名で呼び止め発した不吉な予測。この発言に、傍らで聞いていたチェーンは激しく動揺する。
- 「邪気が…消えた!?」
- 第3部銀河決戦篇隠しシナリオ最終話「メビウスの宇宙を越えて」より。クェス死亡時の台詞。
- 「…僕も、そしてカミーユも…かつてジオンのパイロットに心を奪われた時があった」
携帯機シリーズ
- A(A PORTABLE)
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- 「ホワイトベースにも難民はいた。だが、俺は彼らほど明るくは振舞えなかった…」
- リアル系ルート第1話「異邦人」or「スパイ」より。なし崩しに戦うことになったとは思えない程のケーン・ワカバ達の軽いノリを目の当たりにし、自分が初めてガンダムに乗った時のことと対比してブライトにこうこぼした。呆れているようにも、ある種うらやましく思っているようにも見える。
- 「修正の後、営倉行きか。何年かすれば、これも笑い話になる。…僕にも経験があるからね」
- リアル系ルート第2話「妹たちの戦い」or「ギガノス包囲網」より。台詞通りの処分となったケーン達を見て、一年戦争当時の騒動を思い出しての発言。が、当事者のブライトの居る前で迂闊に発言してしまったせいで、即座に当時の事情をばらされてしまう。
- 「ああ、すまない、アクセル(ラミア)くん。スパイのまねごとみたいな事をさせてしまって」
- 第21話「決められた道をただ歩くよりも」/「ボソン・ジャンプ」より。ヨコスカ基地にてアキトがクビにされた理由にはネルガル重工が絡んでいると見て関係者の捜索をさせていた主人公が帰ってきたのを見て。実際にネルガル関係者達は基地からいなくなっていた。…一連の行動を「スパイのまねごと」とは言ったものの、主人公は本当に別の組織によってロンド・ベルに送り込まれたスパイだったが。
- 「戦うのは兵士さ。だが、戦いを続けさせるのも、終わらせるのも…それは兵士に限らない、人の意志の力だ」
- 第27話「あなたがいて、私がいる」or「エンドレス・ワルツ」。戦争のために生きた兵士のため、答えを求めて戦ってきた張五飛に対して。五飛の語る「戦いが終わった後に切り捨てられた兵士」の代表格であるアムロ自身が、平和を求め人々が立ち上がる光景を目にした五飛に、答えを見出すための最後の後押しをする。
- 「必要ない。僕のあとは、カミーユが、ジュドーが、ルーが…若い世代が引き継いでいく…!俺も奴も、そのための礎になれればいい…!」
- 最終話。ヴィンデルの「闘争を日常とする世界であれば君も再び輝かしいニュータイプへの道を歩める」という言葉を否定して。
- 「奴」が指す人物をヴィンデルは見抜けず「奴…?」と呟いているが、アムロと同年代で、彼が「奴」と呼ぶニュータイプ、と言えば…ガンダムファンやスパロボプレイヤーなら容易に想像がつくだろう(というよりも、あちらの世界では当人の名前の事情により、ヴィンデルが分からなかった事もある)。
- R
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- 「鉄也君達がうらやましいな。僕は、戦ってお礼をもらった事なんてないから」
- 第7話「危うしマジンガーチーム!!」にて、星見アミューズメントパーク戦で鉄也が負傷しながらも守り抜いた少女が、お礼に少ないお小遣いで安い花ばかりの花束をくれたのを目の当たりにして。原作でも誰かの命を守るために戦った事はあれど、それに対しては明確なお礼を一つも貰えた記憶はないため、本心から羨望を抱いているのが分かる。
- 「いや、こんな事になってしまったのは、ニュータイプとして戦果を残した僕にも責任があるような気がしてね」
- 第20話「ダブルエックス起動!」のシナリオデモにて。ニュータイプ研究所にフォウやプル姉妹が捕えられていると聞き、誤解なく分かり合える人類である筈のニュータイプが戦争の道具として軍事利用されてばかりいる現状に悲観に暮れた台詞。一年戦争の頃に成り行きでガンダムに乗って、大切な人や仲間達を守りそして生きるために必死で戦い、たまたま多大な戦果を上げたばかりに、軍部が戦闘力のみに注目してこのような事態を引き起こしてしまったため、責任を感じずにはいられなかった。
- D
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- 「…シャア、俺に殺されにきたのか」
- 第1話「惑乱の宇宙で」にて、軟禁を解きに来たシャアに向けて言い放った台詞。アムロにしては珍しく殺気立っており、「地球が消滅した」と話すシャアやゼクスの話をすぐには信じようとせず、彼らに対してかなり怒っている。この後、シャアから協力を要請され更に激昂してしまうが、結局、渋々シャアの要請を受ける事に。
- (感性がブレている…?妙な感じだ、この少女…まるで2人いるかのようだ)
- 同話にて、リムと対面した際に。ニュータイプの勘でもう一人の彼女も感じ取っていた。
- 「冗談じゃない! 貴様たちがやろうとしたことと、たいした違いなどありはしない! シャア、貴様まさか、このままやらせようなどと考えているんじゃないだろうな!?」
- 第22~24話(ルートにより変動)「壮絶!巨大ローラー作戦!」にて、ベスパの地球クリーン作戦に肯定的な意見を出したゼクス達に対して敵意をあらわにする。
- 「これが…破滅の、力だというのか、これが…くっ」
- 最終話「デザイア」にて、ルイーナとの最終決戦で、何度倒しても蘇ってくるペルフェクティオに勝機を見出せず、絶望的なまでの力の差を見せ付けられ恐怖のあまり震え出した台詞。今までのシリーズで様々な作品のメンバーを率いて陣頭に立っていたアムロも、これには戦慄せざるを得なかったのである。
VXT三部作
- V
-
- 「だが、これだけは言えるな。あいつはシャアではないし、シャアになる必要もないと思っている」
- ロンド・ベルルート第24話、独自ルート第25話のファクトリーイベントより。Zシリーズと異なり、フル・フロンタルを1人の人間として見ている事が伺える。
- 「俺が…君のお父さんの生命を奪った事を知っているんだな…」
ミネバ「はい… …戦争だったのです。あなたのせいではありません」
「そう言ってもらうと救われた気持ちになる。だから俺は…君の言葉を信じ、シャアを否定する君の理想を後押ししたい」 - 第36話の冒頭。ミネバに対して彼女の父ドズルにとどめを刺したことに対する会話。Zシリーズとは異なる二人の関係を表している。
- 「フル・フロンタル!カミーユの言葉を理解しろ!」
フロンタル「そうやって私を否定するのか?」
「そうじゃない、フロンタル!お前にはお前の役割があるはずだ!誰かのために生きる必要はない!」 - 第36話より。完全否定したZシリーズとは正反対の対応である。
- (エンブリヲと同一視された事に怒ったのか…?)
- 第50話より。ジュドーから「エンブリヲと同じように遊び半分なのか!?」と過去改変をする理由について問われたレナードの反応を見た時の心中の呟き。
- 「そして、戦うのは俺達だけじゃないようだ」
- 通常ルート第51話「因果の果てに」より。フロンタルが加入する為の条件を満たした際のシーン。邪神たちを迎え撃つ際にフロンタルが現れるのを予感して微笑む。
- 「ヒステリー…なのか?」
- 通常ルート最終話イベントより。威厳に満ちていた姿から、突如感情的になったネバンリンナの様子を見て、呆気に取られた際の言葉。
- 「俺も愛というものを本当は分かってないかもしれない」
「大丈夫だ、チェーン」
「誰かが誰かを想う気持ちが世界と人を前に進ませる…。その事は信じられる」 - 最終話におけるネバンリンナとの戦闘前会話より。かつて心を通わせた人からも「人を愛していない!」と言われてしまったことがあるためか、少なからず「人を愛していない」ことに対して自覚していたように捉えられる。
- だが3行目の台詞で、まさに愛とは何かについてアムロなりに説いている。
- 直後ネバンリンナはアムロとまるで心を通わせてしまったかのように、「それが人の進む先…」と呟いていた。
- X
-
- 「こうしてエースの称号を得て、祝福されると何だか不思議な気分になる」
「それはあくまでアムロ・レイ大尉の軍功であり今の状況とは違う」
「そうだな…。気分としては学生の頃に何かをやって表彰された時の気分に近いのだろう」 - エーストークにて。軍人の立場から解放された形でエースの祝福を受けた際の率直な感想を述べている場面。
- 「悪趣味だな…。別の世界に来たというのに、そんな服を着るとは…」
- 宇宙ルート第21話「未知の宇宙」より。異世界に召喚されたにもかかわらずネオ・ジオンの総帥服を着るシャアを見て。シャア曰く「私なりの責任の取り方」。後に地上での別働隊と合流した際に、ホープスにロンド・ベルの制服を用意してもらう。
- 「君はキンケドゥ・ナウから…未来のシーブックからアル・ワースに転移した話を聞いた事があったか?」
「もし、君の知るキンケドゥがここにいるシーブックならば、初めて君に会った時、その存在に驚いたはずだ」
「未来は不確定だ…。ここにいるシーブックが、君の知るキンケドゥになるとは限らないんだ」 - 宇宙部隊ルート第22話クリア後のファクトリーでのトビアとの会話。
- 「人類の未来を語りながら、あくまで個人のエゴで働く…。そういう男だ、シャアは」
「シャア…。ララァの生命を奪った俺の後悔をお前も繰り返すつもりなのか?」 - 対ミスルギルート第33話「シャアの迷い」より。迷いを断つ為にかつて自分達が将来を期待していたカミーユを討とうとするシャアの姿は、かつて自分が起こしてしまった悲劇を繰り返す事以外何物でもなかった。そしてシーブックからの真っ直ぐな批判を受けて、新たな決意を胸に、自分達と共に戦うシャアに期待を寄せる。
- 「面白い存在だろ?」
- 「呆れんばかりのバイタリティだろ?」
- 対ミスルギルート第34話「完全な世界」にて。和解したシャアと共に未来の若者達に早速、興味や期待を抱く。
- 「どういう意図かはわからないがむざむざやられるつもりはない」
「敵が俺を狙ってくるのなら囮役をやるまでだ」
甲児「大丈夫なんですか、それ!?」
鉄也「あの人には野暮な質問だろうな」
シモン「了解だ、アムロさん!その代わり、あんたに近付く連中は片っ端から叩き潰す!」
アンジュ「あなたの光に惹かれてきた奴等は飛んで火に入る夏の虫って奴ね!」
クリム「このクリム・ニックを無視した報いをあいつ等には与えねばなるまい」
イオリ「連中に教えてやるさ…!エクスクロスは、アムロさんだけじゃないってのを!」/アマリ「あの人達に教えてあげましょう!エクスクロスは、アムロさんだけじゃないって事を!」
「頼んだぞ、みんな」 - 第35話「さらなる高みへ」にて、ミスルギに協力するモビルスーツパイロット達と戦う直前での仲間達とのやりとり。自ら囮役を担うアムロに対し、仲間達もそれぞれ合点承知と言わんばかりに戦いに赴く。異世界に飛ばされても最強パイロットとして強い存在を持つアムロであった。
- 「この勢いと強い意思…!これが若さか…!?」
- 同話でのマスクとの戦闘前会話。…相手に若さを感じて、思わず呟いてしまう展開はもはやお約束か?
- (Hi-νガンダム…。本来の歴史の中で、俺はこの機体に乗ったのだろうか…)
(今は考えない…。俺が今やるべき事は、この無意味な戦いを終わらせる事だ…!) - 同話にて、Hi-νガンダムに乗り換えてからの初戦闘時。遥かな未来からの来訪者から受け取った、さらなる高みへと至ったνガンダムと共に、最強の兵士がアル・ワースを駆け抜ける。
- 「不思議な感覚だ…。もう親父は、俺の人生から完全に消えたと思っていたのに…」
「まさか、こんな所でその名前を聞く事になるなんて」 - ボーナスシナリオ「アムロ・レイの夢」にて、ハッパからヘルメスの薔薇の設計図の、G系の始まりの技術者としてテム・レイの名前を見つけたと聞いた際に。
- 「家庭を顧みなかった親父の事なんてもう関係ないと思っていたが、やっぱり、俺はその血を引いているらしい」
「元の世界に帰り、そこが平和の世界になったら、本気で考えてみるのも悪くないな…」
「戦いから離れて、メカと共に生きる自分ってものを…」 - 同話より。ちなみに第4次や第3次αなど、平和になった世界でアムロが戦場から身を引き、テストパイロットや研究者という形で「メカと共に生きる」という結末を迎えたスパロボはこれまでにも存在する。
- 「何だ、あの女のエゴは…」
- 第46話「新たなる皇帝」で、マリアンヌに対して。分かり合うための能力を持っているだけに、己の目的と欲望に何処までも忠実なマリアンヌに、引いてしまう。
- 「それがわからないから、お前は滅びる!」
- 通常ルート最終話「ここにある世界」で、因果応報の末路を辿るにもかかわらず、未だに往生際の悪さを見せるエンデに向けての至言を言い放つ。
- 「こうしてエースの称号を得て、祝福されると何だか不思議な気分になる」
- T
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- 「竜馬か…! 随分と…その…ワイルドになったな」
- 第33話「誓いのガンダムファイト」冒頭にて、竜馬と再会した際の台詞。
- OVA版の竜馬を初めて見たプレイヤーの意見を代弁するかのような台詞である。
- 「そりゃな。ブライトがお前達に感化されて、殴ってきた時の事は忘れられない」
- 第43話シャア共闘ルート「シャアの思惑」より、竜馬の励ましが分かりにくいと言ったところ、甲児から「俺達流の気合の入れ方は嫌だろ?」と返されて。
- 「おかげで、この歳になってもファンネルを使う時には声が出てしまう」
- 同上、あの頃のロボット乗りはみんな気合と根性でやってたと言われ、自分の場合は甲児と竜馬の影響も大きいと答えて。
- 「って言うが、竜馬…。人間離れしたお前に普通を語られてもなぁ…」
- 同上。ニュータイプでも普通の人間と変わらないと言われて。
- 元々シリーズでも成熟した姿で登場することが多くしっかりとした振る舞いが目立つアムロが、珍しくフランクに喋っている。
- 「お前がどれだけ絶望を振りまこうとも俺とベルトーチカには希望がある!」
「お前のような奴に教えられるか!」
(今わかったよ、ララァ…。守るべきもののために戦う事の意味が…) - 第49話「果てしなく広がる未来へ」におけるデボネアとの戦闘前会話。絶望を突き付けるデボネアに対してその一言を断ち切るように言い放つ。それは「自身が守るべきもののために命を懸けて戦うこと」が一体何であるのかを初めて理解した瞬間でもあった。
- シンプルな台詞であるものの、その言葉には意志の強さと不屈の精神、そしてベルトーチカと共に歩む未来への希望が表れていることが確認出来る。
- 「人の事をわかったような口の利き方…。それにすがる者もいるだろうが、俺は好きになれない」
「何よりお前は俺の事を何一つわかっちゃいない…!」
「俺は苦しみの果てに希望を見つけた! だから、俺は戦える!」
「そして、その希望を守るためにお前の計画をここで止めてみせる!」 - 第51話A「タキシードは明日に舞う」および第51話B「夢と復讐の果て 」におけるカギ爪の男との戦闘前会話。まるでアムロの全てをわかった気になったように同情の言葉をかけるカギ爪の男に不快感を露わにすると共に、彼がアムロの本質を何も見ていない事を突き付ける。大切な人を失った悲しみをはじめ、長く苦しんできたアムロも、今では愛する人を得て、旧友や後輩達と共に在り、ライバルとも和解する事ができた。そして、愛する人との間に、新しい命が芽生えようとしている。新しい命と希望を守るために、アムロは世界から希望も可能性も奪おうとする人の形をしたエゴの塊に銃口を向ける。
- 「Dr.ヘル! お前の10年越しの野望は俺達が終わらせる!」
「それは、これまでの話だ…! 俺の人生は、まだその先がある!」
「そうはさせるか! 俺にだって未来に進む権利はあるはずだ!」
「終わらせるぞ、Dr.ヘル! お前の野望と俺の少年期を!」 - 第52話A「無限の光」および第52話B「可能性を越えて」におけるDr.ヘルとの戦闘前会話。世界を否定しリセットを企てる十年越しの仇敵との決着を着けるべく、「子供」から「大人」になったアムロは少年時代にやり残した因縁を清算する戦いに臨む。
- 「たかが石ころ一つ、T3で押し出してやるんだ!」
- 上同52話。逆襲のシャアの有名な台詞を捩ったもの。実際に出撃中の機体アイコンが地球へ落下するアクシズを受け止める形で整列する。
- 「モコナがチャーミングだからさ」
「光がチャーミングだからさ」 - ボーナスシナリオ「妖精達の午後」にて、活躍したモコナに対してと、その後に「自分にも」とねだった光に対して。
- かつてCLAMPのもこな氏がTwitterで発言した要望が元ネタ。
単独作品
- 64
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- 「目的を果たさずに死ぬつもりか、ドモン・カッシュ!?」
- バーサーカーモードにて暴走するアレンビーに戸惑うドモンに対しての檄を飛ばす。
- アムロ「俺達と同じにはならなかったか…。余計な心配だったようだな」
クワトロ「ああ…。そうでなくては、人の未来に期待など持てんよ…」 - カミーユが無事にフォウの救出に成功してのやり取り。原作では見られなかった、どこか温かな光景である。この時点ではクワトロもまだ人の未来に希望を持てていたようだが……
- MX(MX PORTABLE)
-
- 「艦長代理、あまりブライトを困らせないでやってくれ」
「奴はああ見えても恐妻家っぽい所があるんだ」 - 第16~17話「Blue meets White」にて、ドモン&レインのロマンスに自分とブライトの関係をダブらせ、シンパシーを寄せるエマリーへ苦笑交じりに釘を刺す。何気に、ノア夫妻間のパワーバランスを熟知しているような台詞でもある。
- 「そうであるなら、俺からは言うことはない。また頼りにさせてもらうぞ、シャア」
- 第18話「火星からの逃亡者」 でクワトロと再会した際に。シャアがハマーンとの戦いから迷いを抱き始めた事を見抜きつつも、それでも逆襲ではなく一人のパイロットとしてギガノスとの戦いに臨む決意を固めた事を認め、全幅の信頼を口にする。『MX』ではシャアは最後まで人類への希望を捨てないのでアムロとシャアも物凄く良好な関係になっている。
- 「人間の可能性を甘く見るな…!お前が自分の興味のためだけに全ての人間の未来を閉ざすなら…」
「俺は一人の人間としてお前のやろうとすることを否定してやる!」 - 最終話「約束の地」にて、「人間の力でAI1を止める事は不可能」と嘯くエルデに対し、その傲慢さを断罪する。
- 「艦長代理、あまりブライトを困らせないでやってくれ」
- GC(XO)
- DD
-
- (刹那・F・セイエイ…そしてキラ・ヤマトと三日月・オーガス…)
(どこの世界でもガンダムと少年に縁があるのは、何の因果なのか…) - 第1章part1「箱庭」冒頭シナリオデモより、別ワールドのガンダムパイロットたちを見て胸中想う。
- 「常に勝利をもたらすガンダム神話か。そんなモノは偶然に過ぎないというのに」
- 第1章part2「飛べ、宇宙に向けて」冒頭シナリオデモより。直後の刹那の沈黙が示すように、ガンダムは絶対に勝利をもたらすものではない。…皮肉にも、ガンダムではなくアムロ自身を常に勝利をもたらす神話と認識して開発されたMSも存在するがこちらも勝利をもたらしたりはしなかった。
- 「俺を見たか、ブライト」
- 第1章part10「滅びの道」冒頭シナリオデモより。無断出撃した仲間の懲罰の話題になった際。修正の件はあまりにも有名な話であるため、経験もあるし自覚もある。
- アムロ「力には色々な種類がある。俺はあの時、人の心の力も必要だと思った。それだけのことさ」
カミーユ「つまり、大尉の勘だったんですね」
アムロ「そうとも言えるが。グリッドマンには人の意思を束ねる力があったのかも知れないな」 - 期間限定イベント「憑・依」より。味方から攻撃を浴びて、そのエネルギーを自身の力に変換して敵を倒すことを提言したグリッドマンに対して、サイコフレームで願いを集約する方向に転換した指示を出したことをカミーユに訊かれての答え。
- 「俺のνガンダムも人によってはニューガンダム…つまり、新しいガンダムだと勘違いされることもあるが…」
「ライジングラフディンズという名前にお前たちの想いが込められているなら、それが一番だ。後々、心の拠り所になるだろう」 - 第8回共闘戦のストーリー内にて。悪戦苦闘しながらも、漸く自分達のチーム名に「ライジングラフディンズ」という正式名称を捻り出した大門恵留に対して。自分の機体を例に挙げ、メグを激励する。
- (刹那・F・セイエイ…そしてキラ・ヤマトと三日月・オーガス…)
- 30
-
- 「自分の操縦する機体を自分で開発するとは、相当のこだわりだな」
- サイドミッション「Hero & Enemy」にて、光からエルについて聞かされた際の反応。アムロも自分でνガンダムを設計しているためか、思うところがあったようだが、実際に本人に会った際はそのテンションに苦笑している。
- 「そこそこの数がいる…! こいつで出たのは軽率だったか!」
「だが、やるしかない…! モビルスーツの性能の違いが決定的な戦力差ではないはずだ!」 - サイドミッション「荒野を一人往く」にて、ザンスカールのモビルスーツ部隊を一人で相手にすることになった際に。かつてガンダムに乗ったアムロに対してシャアが言った言葉を、再びガンダムに乗ったアムロが口にする感慨深いシチュエーションとなっている。
- ちなみに、νガンダム入手後は一行目が「νガンダムが整備中だからガンダムで出撃した」と言う旨の台詞に変わる。
- 「本物のニュータイプが、戦争なんてするものか」
- (強くなれ、ヨナ…。全てを越えていくために…)
(お前には未来があるんだ。過去や死人に取り込まれるなよ) - サイドミッション「舞い降りる不死鳥」の出撃時、及び、戦闘開始前台詞。
- 「自分は本物のニュータイプではない」とヨナ・バシュタに語るシーンで、「ニュータイプというのは戦争などしなくてもいい人間の事」という、人類の真なる進化への希望を抱いた一年戦争時のレビル将軍の論をなぞっている。
- 本作では辛くも生き残った事も相まって、かなり意味深な内容になっている。エースパイロット・軍兵としてだけでなく、次の世代を諭し、見つめる色の濃い『30』のアムロを象徴する述懐だろう。
- (エル自らが設計したという幻晶騎士イカルガ…)
(史上初の飛行可能な幻晶騎士だとは聞いていたが、全てにおいて異質な存在だ…)
(フレメヴィーラ王国にとってあんなものを作り上げたエルという存在がイレギュラーなのだろうな…) - サイドミッション「脅威の羽音」にて、エルが加入した場合に発生する追加台詞。機械に詳しいアムロだけに、エルの特異性にすぐ気づいている。
- 「その例の通り、ガンダムは反抗のシンボルとして使われる事も多い」
エル「では、もしガンダムを使う者が地球連邦の敵になったら…」
「下手をすれば民衆はそちらの方を支持するかもしれないだろう」 - ボーナスシナリオ「異種混合ロボット談義」にて。「その例」とは反連邦組織であるエゥーゴにMk-IIを奪われ、Ζを使われたこと。
- 事実、今作に参戦していないガンダムはコロニー側が反抗の象徴として送り込んだものであるし、宇宙世紀に限っても反連邦組織がガンダムを使う例が他に存在する。
- 「副長に一つだけアドバイスだ。二兎を追う者は一兎をも得ず、になる」
- アズメイン主人公時のキーミッション「進むべき道の先に」もしくは「定められた運命」で、ミツバからアズにアプローチする場合は自分からの許しを取ってからと言われて狼狽するレイノルドに向けての忠告。
- 原作やSRWにおけるアムロの恋愛事情を考えると、的確かつ説得力がある発言。この言葉を言われたレイノルドは気が抜けたかのような表情で「覚えておきます…」と言っていた。
関連作品
スパロボシリーズの迷台詞
旧シリーズ
- 第4次(S)
-
- 「ああ、そうか。あまりややこしいから、そのあたりは省いていたんだ」
- 第13話(『S』では第14話)「浮上」より。バイストン・ウェルについて、報告書では何も書かれていなかったというブライトの指摘に対して。確かに異世界に飛ばされた先でさらに別の異世界の住民と出会ったというのはあまりにややこしい話である……が、省いてしまっていいのだろうか。
- ちなみに『F』ではちゃんと報告書に書いたようで、ブライトもバイストン・ウェルについて把握していた。
- 「管理職なんて、性に合わない事をやらされてたからね。君達もそうだったろうが、こっちも大変だった」
- 第27話(『S』では第28話)「グランゾンの謎」より。マサキから「(EXから)2か月くらいしか経っていないのに老けた」と驚かれて。さらっと流しているが、15~16歳だった少年が2か月で20代前半~後半まで年取ってたのだから驚かれて当然である。ちなみにアムロが管理職をやってたのはブライトが左遷されたため。つまり、アムロが数か月で老け込むほどの激務をブライトは常日頃こなしている事になる……。ブライトと違い正規の軍教育を受けておらず、デスクワークに必要な教養が欠けているという点は考慮する必要があるとは思うが。
αシリーズ
- α
- 第2次α
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- 「ハヤト…また太ったか?」
- 第26話「相容れぬ存在」と「謀略の大地」にて。ハヤトの通信からの再会の台詞。
- ハヤトには「久々に顔を合わせた相手にそれはないだろう」と軽く窘められ、アムロも「冗談だ」と返している。やや空気を読めていない感はあるものの、気の置けない友人関係が今も続いていることが分かる。
Zシリーズ
- 第2次Z破界篇
-
- 「ガンダム先輩って…」
- 第43話宇宙ルート「ロゼの決意」より。刹那に忠告を送っている際にクロウにガンダム先輩と呼ばれたことに唖然とした表情を浮かべる。
- 第3次Z時獄篇
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- 「火消しの風のはずが、今日は煽られて大炎上だな」
- 第17話依頼を受けるルート「善意のトレスパス」より。ノインに問い詰められるゼクスを見て。うまい事を言ったものである。
- アムロ「ん?」
カミーユ「アムロさん……もしかして、あの人…」
アムロ「言うな…!」
カミーユ「でも…」
アムロ「何も言うな…!」 - 第17話依頼を受けないルート「後の祭りのフェスティバル」より。赤城龍之介のスピーチを聞いてのリアクション。赤城の元ネタでもある自身のライバルの若き日の台詞回しに、白き流星は何を思ったのか。
- カミーユ「あの台詞も…」
アムロ「言うな!」 - 同上。撃破された赤城の「認めたくないものだな」を聞いて。なお、アムロとカミーユはこの少し前のステージで通常の3倍のスピードで飛び回る赤いモビルスーツに乗ったシャアを思わせる謎の男と戦っているのがミソ。
- 「何度目だろうな、この台詞……」
- 第38話宇宙ルート「沸きあがれ、いのち」より。無限芭蕉実拳が発動、それに対しヒビキが「アクエリオンのトンデモ」と言ったのに続き、桂が「こういう展開なら大歓迎」と言ったのを受けて。
- 第3次Z天獄篇
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- AG「成長しましたね、アムロ様」
アムロ「な、何だ…?」
AG「ワタシ…てっきり、νガンダムを取り戻しにいくのは自分のオモチャをとられた子供の心理かと思いましたよ。それとも、あれですか?僕が一番うまくガンダムを使えるんだ…ってやつかと…」
アムロ「参ったな…。昔の話を出されると何も言えない」
AG「またまた…!そんな大人ぶったことを言わずに時には昔の激しいアムロ様を見せてくださいよ。ギレン・ザビの演説に切れてモニターを素手で叩き割ったり…パツキンさんとシクヨロやったりしていた頃のアムロ様はどこにいったんです?」
アムロ「何の話だ、それは…?一年戦争の時の俺に関するトンデモ本の内容か?」
AG「これは失礼しました!ワタシ…色々と勘違いしていました!」
アムロ「勘違いって…」
AG「先ほどの発言は忘れてください!ビーム・バズーカの直撃なんてありませんから!」
アムロ「ちょっと待て…!何の話だ、それは!?」
AG「申し訳ありません!そろそろDトレーダーの開店時間ですので!」
アムロ「そんな強引な話題の変え方をしたら、余計に気になるだろうが!」 - 蒼の地球ルート6話クリア後のDトレーダーでのAGとのやり取り。「うまくガンダムを~」の辺りまではアムロ本人も覚えがあるようだがそれ以降のAGのいう「激しいアムロ様」が取った行動には本作のアムロには覚えがなく、さらにそれが勘違いだとわかるや否やAGはすぐに強引に話題を切り替えてしまう。最後のアムロの台詞の際彼の顔グラが相当取り乱したものになっている。
- 上述のとおり、元ネタは岡崎優の漫画版と富野監督直々による小説版である。ついでに言うと、漫画版ネタは以前にも振られた事がある。
- …そしてスパロボもこうしてアムロのトンデモエピソードを増やしているような気が…?
- 「俺は…アストナージのサラダを食ったから」
- DLC「戦わざるもの食うべからず」にて、シモンが再現したニアの手料理を拒否する際の台詞。それはある意味ニアの手料理よりも遥かに危険な気がするが…。
- AG「成長しましたね、アムロ様」
携帯機シリーズ
- A(A PORTABLE)
-
- 「ミスマル艦長が正気に戻るまで待つかい?」
ルリ「出撃」 - 第23話「「僕たちの戦争」が始まる」or「正義と、愛と」より。ルリに出撃命令を促した際に。何故か分からず困惑していたルリだったが、ユリカが自分の世界に入り込んでいるのをこの台詞で指摘され、ルリは即答で出撃命令を出した。ユリカらのノリに慣れ過ぎて最早動じなくなっている。
- 「大尉、打ち合わせをしよう」
クワトロ「名案だ」 - 第28話「それぞれの戦う意味」or「ネオ・ジオン動乱」で左近寺博士のスパルタなランニングに、歴戦の勇士である二人はちゃっかりと打ち合わせの名を借りてバックれ、マリアにも「あ!ずるい!」と非難されてしまった。
- …ただし、アムロにとってはランニング逃れの方便だけというわけではなく、共に戦ううちに薄々気づき始めたクワトロの正体やその真意を問いただすため、という理由もあった(しかし、クワトロの方は本気でバックれるためだけに打ち合わせに賛成したとも受け取れる発言をしている)。
- 「ミスマル艦長が正気に戻るまで待つかい?」
- D
VXT三部作
- V
-
- 「ここで中断とはいい判断だ。疲労はつまらないミスを生むものだからな」
「ゆっくり休んだ後で再開して欲しいが、その前に一ついい事を教えよう」/「ゆっくり休んだ後で再開して欲しいが、その前に一つ忠告がある」 - 中断メッセージにて。ここまでは何らおかしくないが、本作のアムロは台詞が新録されておらず、『第3次Z』からこのメッセージを使い回しているので、前者ではジュドーを呼びつけて説明させる、後者では「こんな戦いを続けていたら、本気で人類はもたないぞ…!」と、無理矢理な繋がりになってしまっている。
- 『第3次Z』ではタッグバトルとDトレーダー会話の解説だったため他作品に流用が効かず、(アムロは中断メッセージに登場する機会が意外に少ないため)他の中断メッセージから流用することもできない影響だと思われる。
- ちなみに『X』『T』でも古谷氏の新録がされなかったため、そのまま流用されている。特に『T』では古谷氏が別口で収録に参加していたにもかかわらず、アムロは新録がなかった。加えて、音声の新録があった『30』でも、ここまでの部分は流用されている。ただしこれから繋がる台詞に関しては一つ新録がされている。
- 「ここで中断とはいい判断だ。疲労はつまらないミスを生むものだからな」
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
-
- 「真面目だな。案外、政治家に向いてるんじゃないのか? ヒゲでも生やせば、それらしく見えそうだ」
- 1章Part7「ディスインフォメーション」でブリーフィング用の原稿を用意するブライトに対して。『ベルトーチカ・チルドレン』や『閃光のハサウェイ』ネタだが、ブライトは「これ以上の気苦労を背負いたくない」と言った上で「髭は一度生やしてみたが、ハサウェイやチェーミンに不評だった」と返している。
- ちなみに『SDガンダム外伝』世界には実際に髭を生やしている「船長ブライト」が存在するが、恐ろしく似合っていない。
- スーパーロボット大戦30
-
- 「ああ…。あの時、武蔵とハヤトに教えてもらった巴投げが役に立った事もある」
- サイドミッション「血潮燃やして」にて、竜馬と再会した際の会話にて。第2次ネオ・ジオン抗争でシャア相手に巴投げをかましたシーンを指している。
- 2021年6月16日、Nintend Directにて公開されたティザーPVでもこのシーンが流れており、視聴者から「アムロが大雪山おろしを学んでいたらシャアも危なかった」などと発売以前からネタにされていた。
- 文脈的にややこしいが、ハヤトはゲッターチームのほうではなくホワイトベースクルーのほうである。しかし、大雪山おろしを弁慶に伝授した隼人の前例もあるため、違和感なくゲッターチームのほうだと勘違いしたユーザーもいたとか。
- (甲児と竜馬も友達甲斐がないな…。こういう時に付き合ってくれないとは)
(カミーユもカミーユだ。どんな機体が来るか、興味があるなら一緒に来ればよかったのに…)
(せめてヨナぐらいはついてくると思ったのだが…)
(ブライトもだ。艦長の権限で若いのを一人か二人、俺につけてくれてもいいだろう)
(…いかんな。こいつに乗って、一人で荒野を行くと家出した頃の心境になるようだ) - サイドミッション「荒野を一人往く」にて、ルオ商会が用意した機体を取りに行く際に近しいメンバーが誰もついてきてくれなかった事に対し、月の荒野をガンダムで一人行く道中心の中で盛大に拗ねる。本人も自覚している通り、まるで少年時代の様な面倒臭さである。しかもこの後も……
- ヨナ「無事ですか、アムロ大尉!」
「心配してくれるのなら、一緒に来てほしかったな」
ヨナ「え…あ…。申し訳ありません…」
「気にするな、少尉。言ってみただけだ」
甲児(まずいぜ。アムロの奴、すねてやがる)
竜馬(ああなると面倒だな…。あの歳じゃブライトの鉄拳制裁も効かねえだろうし…) - 同上。ザンスカールの襲撃を受けるも先行して駆けつけたクワトロの援護で窮地を脱し、続いてやって来たドライクロイツ本隊と合流した際のやり取り。甲児と竜馬の台詞は2人とも加入させていた時限定。若手の部下の心配にパワハラ染みた大人げなさで応えるMS部隊隊長の姿を見て、旧友達はいい歳した大人が拗ねた時の面倒臭さに頭を抱えるのだった。
- 「ウッソのV2には無限の可能性が秘められている…」
「早く戦いを終わらせて、あの光の翼で宇宙を自由に駆けたいな」 - サイドミッション「恐るべき罠」にて、サイコウェーブによる影響下での戦闘開始前台詞にて。他の影響下にいるニュータイプはネガティブな発言が目立つ中、一人だけポジティブな発言である。
主な搭乗機体・関連機体
一覧に無い機体はガンダムwikiを参照。
劇中での搭乗機体
- ガンダム
- 説明不要の元祖ガンダム。パイロット共々伝説となった。
- ガンキャノン
- セイラが無断でガンダムで出撃した時に乗った。
- ガンタンク
- 序盤でハヤトと一緒に乗る事も。
- リック・ディアス
- 復帰後初機体となったモビルスーツ。復帰戦でブランのアッシマーを撃墜するという凄腕を披露した。
- ディジェ
- リック・ディアスの地上戦闘型。追加設定で「ガンダムタイプ」にしたかったとか。
- ジェガン
- 『ベルトーチカ・チルドレン』で搭乗。
- リ・ガズィ
- 『逆襲のシャア』序盤に搭乗。シャア以外には優勢だったものの、シャア搭乗のサザビーには歯が立たなかった。
- νガンダム
- 此方も説明不要のアムロが自ら設計した専用機。パイロットと合わせてUC90年代最強のガンダムとされる。
- Hi-νガンダム
- 『ベルトーチカ・チルドレン』のνガンダム。
- 『CCA-MSV』では、νガンダムの発展型。
他作品での搭乗機体
- ジム
- 『THE ORIGIN』で搭乗。
- G-3ガンダム
- 小説版にて搭乗。
- フルアーマーガンダム
- ガンダム(もしくはG-3ガンダム)に増加装甲を施したMS。漫画『機動戦士ガンダム0079』で搭乗。
- シュツルム・ディアス
- 小説版ΖΖで搭乗。プルツーの乗るサイコガンダムMk-IIを撃破する。
- ガーディアル
- 『サンライズ英雄譚』で搭乗。
- ガンダムF91
- 『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』にて搭乗。
関連機体
- NT-1アレックス
- NTのアムロ用に開発されたが、アムロが搭乗する事はなかった。
- νガンダムHWS装備型
- νガンダムに追加装甲をした形態。反乱の早期終結のためプラン中止となった。
- ガンダムF90
- 1号機にアムロのデータを組み込まれたとも言われる擬似人格AI「Type-A.R」が搭載された。
- アマクサ
- アムロ搭乗機の学習型コンピュータの戦闘データを基にするバイオ脳をパイロットとして搭載した無人機。皮肉にもF9シリーズの末裔でもある。
SRWでの搭乗機体
声優について
- アムロ・レイの声優である古谷徹氏は「内向的なメカいじりの好きな少年というアムロの人物像は、ロボットアニメの主人公としては本放送当時類例の無いタイプだった」と回想しているように、暗中模索しながらキャラクターを作り上げたこと、それ故か思い入れが非常に強いことをしばしば述べている。
- 故に、ファンサービスも込めてかイベント等でもアムロになりきった発言をする事もあり、度々ファンを沸かせる。
- 古谷氏はガンダムシリーズにおいては「アムロ以外のキャラは演じない」事を信条としていたが(『機動新世紀ガンダムX』において、当初はD.O.M.E.を古谷氏が演じる案もあったが、監督の高松氏の意向で取りやめになっている)、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でシャアの声優である池田秀一氏がギルバート・デュランダルを演じたのを契機に、『機動戦士ガンダム00』にて「古谷徹」としてナレーションを担当している。
- さらに、『機動戦士ガンダム00』では、イノベイターの首魁にして本作のラスボスであるリボンズ・アルマークを演じた。ただし、同作の水島精二監督の意向で「蒼月昇」名義でクレジットし、番組終了後のイベントで古谷氏である事を公式にアナウンスした。
- アムロは声付きのスパロボ作品では、他キャラクターと比べて新規収録の回数がとても多い。
- ほぼ毎回新規収録が行われる理由として、アムロ・レイが世間一般にロボットアニメヒーローとして認知されている事、そして新規参戦する新しいガンダムシリーズとの共演で、それらのキャラクターとの掛け合いが収録されているからである。
- 古谷氏が自身の演じたキャラクターに敬意を込めて製作したトリビュートアルバム『HEROES〜to my treasure〜』収録のアムロのトリビュート曲「眠ったままでは」と「ララの夜想曲-nocturne-」は、富野由悠季監督(井萩麟名義)が作詞を手掛けた。
余談
- 『機動戦士ガンダム』の企画当初の段階では、アムロ・レイの名前は「本郷東」であった。まるで、地名か某改造人間の様な名前である。
- 『機動戦士ガンダム』放映直前に玩具屋向けに配布された資料である『クローバー製品カタログ1979年前期版』において、アムロ・レイは「アムロ峰」という名前で紹介されていた。
- 富野由悠季監督は『Ζ』でアムロをガンダムに乗せなかった理由については「アムロをガンダムに乗せてしまったら、本作の主役であるカミーユの存在感が薄れてしまうから」とコメントしている。『グレートマジンガー』で前作主人公が前作主人公機に乗って登場し、本来の主人公の存在を喰ってしまった例が過去にあったり、「次回作にガンダムに乗った前回作主人公を出した」という事例としては『機動戦士クロスボーン・ガンダム』や『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が挙げられるが、特に後者は結果的に富野氏の危惧がそのまま的中してしまっている(前者の場合はそもそも序盤は「本来の主人公」はガンダムに乗っていない新兵同然なので「前作の主人公」が目立つのは当然と言えば当然であり、むしろ、「前作主人公」「前作ヒロイン」「前作主人公のライバル」がすべて揃っている状況でありながら最後まで一貫して「本来の主人公」の冒険譚としても描かれている。そもそも『クロスボーン・ガンダム』は「ダブル主人公方式」と考える事も可能。)事を考えると、作劇面では間違った判断ではなかったと言える。ただし、『Ζ』におけるアムロの扱いに不満を感じるファンも存在しており、商業面ではこれを「アムロの持つ人気を商売に活かせず持ち腐れにしてしまった」という見方をすることもできる[18]。(上述の『SEED DESTINY』は商業的な成功を重要視して企画されており、「新旧三人の主役の対立を描く」という趣旨のもと前作主人公を主役兼ライバルキャラとして続投させたのは、作劇と商業のバランスを考慮した故と思われる。結果はともかくとしてだが)。
- 『冒険王』で連載された漫画版ファーストにおいては、アニメ版に比べて熱血漢的な描写が目立っている。
- 小説版ファーストでは、民間人ではなく連邦軍曹長、及びパイロット候補生になっている(カイ・シデン、ハヤト・コバヤシも同様)。また年齢も引き上げられ[19]、さらにはセイラとも付き合っていた。TV版と同じくニュータイプとして覚醒、終盤ではシャアとも分かり合うもののルロイ・ギリアム(未参戦)搭乗のリック・ドムに撃墜され、戦死している。しかし死した後も彼の思念は仲間を導いた。
- 小説版『ΖΖ』ではアウドムラのクルーとして行動しており、ベルトーチカ・イルマと共に登場し、ジュドー・アーシタ達と言葉を交わしている。この際はカラバのパイロットとして、シュツルム・ディアスに乗ってダカール襲撃やダブリンからのアーガマクルー打ち上げの防衛に参加した。そして、戦友であり幼馴染の死を目の前で見ることになる。こちらでも前作同様宇宙に上がることはなかったが、行方不明になったシャア・アズナブルが何らかの行動を起こす事を確信しており、彼との決着のためにいずれ宇宙へ上がる決意を固めていた。
- 漫画『機動戦士VS伝説巨神 逆襲のギガンティス』(SRW未参戦)では宇宙世紀0090年、ブライトを指揮官とする外郭新興部隊「ロンド・ベル」が結成され、連邦軍のパイロットとして復帰したアムロもその一員に加わる。この時、両名をよく知るジャーナリスト、カイ・シデンはその中継映像に映るアムロを偽物と発言、数日後に撤回するという小さな騒動が出来している。翌0091年、遠く木星圏にいるジュドー・アーシタにアムロは面会し、協力を求めた。木星圏のジオン軍残党が擁するとおぼしき全長100m超の超大型MS……”伝説巨神”の発見と破壊のために。
- 『U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ』に付属する映像特典『機動戦士ガンダム 光る命 Chronicle U.C.』においては案内役を務めた。ララァによって遥か未来に導かれたアムロの思念は、蝶の翼を広げた一機のガンダムが文明を終わらせる光景を目の当たりにする。埋葬され灰に沈む地球を見つめながら、アムロが「自分たちが生きて来た時代の意味は何であったのか」を問い直すという形で宇宙世紀作品のダイジェスト映像が展開していく。
- 歌手の安室奈美恵女史曰く「私と同じ『アムロ』という名前を持つアムロ・レイには、愛着が沸きますね」との事。
- 2009年、安室女史の強い要望によって自身の曲「Defend Love」(アルバム『PAST<FUTURE』収録)のミュージックビデオにおいて「二人のアムロの共演」が実現している。
脚注
- ↑ CHARACTER、機動戦士ガンダム公式web、サンライズ、2022年1月5日閲覧。
- ↑ 北米のプリンスルパートという説も存在する。
- ↑ ブライトがアムロをガンダムから降ろそうとしたのは、「アムロがガンダムで活躍した事で思い上がるようになった」とされているが、実際はアムロが想像以上の力量を見せていくのをブライトが個人的に恐れたのが理由である。
- ↑ 同作においてはアムロがシャアと共に、第2次ネオ・ジオン抗争終盤でサイコフレームに命を吸われる形で死亡したとも解釈できる一方で、『UC』のストーリーを担当した福井晴敏氏は、「死んだから出てきた、とは限らない。生き霊かも知れない」と発言しており、生存の可能性を否定していない(2014年8月10日 「アニメ!アニメ!」内のインタビュー後編から引用)。
- ↑ 『Ζ』版なのか『逆襲のシャア』版なのかは厳密には不明。出典も『機動戦士ガンダム』であるため、正確な判別は不能。ただし『第4次S』で設定されたパイロットBGMが『逆シャア』の「MAIN TITLE(本作では「逆襲のシャア」名義)」なので、少なくとも『S』の方は『逆シャア』版アムロであるという説が有力。
- ↑ ケイブンシャ『第4次スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』124頁。
- ↑ 今作では一年戦争が本編の3年前となっているため、本編の時点ではアムロはまだ10代の可能性すらある。もっとも、ガンダムキャラ全体に似たようなことが言えるのだが……。
- ↑ 元々小説版0083においてガトーの乗るノイエ・ジールが連邦から「白い悪魔」と呼ばれていたことにかけたゲームオリジナル台詞だと思われ、それ以前では作中はおろか設定でもアムロにそのような異名は無かった。
- ↑ 「トニーたけざきのガンダム漫画」第3巻による調査等
- ↑ 本来は別の英語の台詞が用意されていたが、監督の一存で急遽日本語に変更することになり、しかも現場にはダイトウを演じた森崎ウィン氏以外の日本人がいなかったことから森崎氏自身が台詞を考えたという。ちなみに考えた台詞の中には「ダイトウ、行きまーす!」という直球のものもあったらしい。
- ↑ アムロ自身はかつてガンダムに乗り始めて間もない頃にシャアと戦いながら後ろに迫ってきたザクを撃墜するくらいの事はやってのけていた。
- ↑ 時計盤の12時を進行方向とした時「6時=真後ろを確認せよ」という意味になる。
- ↑ ファンたちの間では「UCでアムロとシャアの死亡が確定した」と言われているが、UCスタッフ談によると「アムロとシャアが死んだことにしたくなかったからあくまで精神体での登場にした」とあり、公式設定としてはUCにおいては二人は「消息不明」のままである
- ↑ OVA最終巻の作中クレジットにおいては「アムロ」「ララァ」の表記でなく声優名(古谷徹・潘恵子)のみの表記であり、作中でも顔を一切見せないためあくまで「それらしい誰か」に留めた扱いとなっている。
- ↑ https://twitter.com/TakanobuTerada/status/1502653686321152006
- ↑ 余談だが、外伝漫画作品『逆襲のギガンティス』のアムロはロケットパンチによく似た武器を持ったガンダムに乗っている。
- ↑ ちなみに『ヒーロー戦記』でギリアムが仲間になってる間に怪獣と交戦する機会はないので、アムロとギリアムが肩を並べて怪獣退治をした事はない。
- ↑ 一部の媒体で『Ζ』時代のアムロがガンダムタイプのMSに乗るような設定や描写がされているのは、このことに対するフォローなのかもしれない。
- ↑ U.C.0080年時点で20歳。
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