突撃
突撃(精神コマンド)
使用後1回だけ(あるいは1ターン)、マップ兵器以外の全武器をP属性(移動後使用可能)にする精神コマンド。略字は「突」。
珍しい精神コマンドで、登場作品が少ない上に覚えるパイロットも少ない。長射程で、P属性を持たない遠距離武器を主力とする機体と相性がよい。逃げながら撃つよりは、時間制限のあるマップで文字通り突撃しながら撃つ方が有効だろう。
登場作品
- スーパーロボット大戦A
- SP消費25で上記効果が基本
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 効果は1ターン。消費SP20。
- 第2次スーパーロボット大戦Z
- 王道シリーズにおいては初採用。消費SPはパイロットごと変動で上記効果が基本
扱いが特殊な登場作品
- 無限のフロンティアシリーズ
- 次の攻撃のみ、敵の浮く高さが重量に関係なく一定になる。習得者はKOS-MOSとネージュ・ハウゼン。消費SPは25(1作目)、20(EXCEED)。EXCEEDになって消費SPが少なくなった数少ない精神である。
主な使用者
猪突猛進タイプのキャラ(あるいは強襲型の機体乗り)が覚えることが多いと思われがちだが、機動戦艦ナデシコのアオイ・ジュンのように押しが弱いキャラが覚える事があり、外面的なイメージとは必ずしも一致しない。
- カミーユ・ビダン
- デフォルト機のΖガンダムでは、長射程且つ高威力を誇るハイパー・メガ・ランチャーを移動後使用可能にできる。だがビーム・サーベル(ハイパー)や、ウェーブライダー突撃などの移動後必殺技を持ち合わせる事も多い。有効活用したいなら、ファンネル装備機に乗り換えさせる手もある。
- キョウスケ・ナンブ
- アルトアイゼンの必殺技『切り札』が射程1なのにP武器ではないので、多くの場合突撃する必要がある。スクエア・クレイモアも射程1-2にも関わらずP武器ではない。
- シロー・アマダ
- ガンダム試作3号機に乗せたときの移動後メガ・ビーム・キャノンは恐ろしく強い。後はキョウスケ同様、Ez-8の必殺技の全弾発射を使うにはまず突撃する必要がある。
- ゼクス・マーキス
- Dにて所持しているが、愛機ガンダムエピオンは全武器がP属性なので不要。乗り換えすれば使い道はあるのだが、Dのゼクスは射撃が低めに調整されているため効率はよくない。しかもヒット&アウェイまで持っている。
- 剣鉄也
- グレートマジンガーのサンダーブレークや、シリーズによってはP武器でないグレートブースターを発射可能。マジンガーZに乗り換えて、ルストハリケーンで相手の装甲を減らすという使い方もできる。
- 藤原忍
- GC・XOやJではダンクーガ(ファイナルダンクーガ)の最強武器断空光牙剣を移動後使用可能に出来る。断空砲などの射撃武器もあるので役立つ事が多い。第2次Z再世篇ではエースボーナスで気力150以上で突撃が掛かる。
- クラン・クラン
- もっとも相性のいい機体は反応弾とMDE弾が使えるVF-25G メサイアだが、搭乗できるのはミシェル死亡時のみ。メサイア搭乗時のみクランの顔グラやカットインがマイクローン版になる事も相まって、プレイヤーによってはミシェルの命が危うい事に…。
- 紫雲統夜(リアル系)
- 1周目ではグランティード選択時以外必ず習得。P武器に乏しく、長距離射撃武器主体のベルゼルートとは相性が抜群。だが、全ての武装がP属性のクストウェルを選ぶと死に精神と化す。2周目以降はクリアエディットで変更可能。
- ダヤッカ・リットナー
- 精神は持たないが、エースボーナスで"気力130以上で自軍フェイズ開始時に突撃が掛かる"を習得する。
- エイーダ・ロッサ
- ダンクーガノヴァ・マックスゴッドの最強武器であるアブソリュートノヴァビーストは携帯機シリーズでは長射程非P武器のため、突撃との相性が非常に良い。R-ダイガン搭乗時にも射程ダウン効果のあるアブソリュートハリケーンを移動後に使用して一方的に攻撃ができる。
- エルザ
- 破壊ロボの最強武器であるジェノサイドクロスファイヤーは移動後に使用できず射程もそう長くないため、エルザの有無で使い勝手が大きく変わる。デモンベイン搭乗時には全武装がP属性の為デモンべインには無用の長物となる(PU全体に効果があるので相方次第では使い道はある)が、アルが帰ってくると長射程非P武器のクトゥグア=イタクァが使用可能になって今度は突撃が欲しくなるという難儀なことになっている。
覚えるが全く使い道がないパイロット