ブレイブポリスとは勇者警察ジェイデッカーに登場する組織。及びそこに所属するロボット刑事の別名。
概要
21世紀、最新の科学技術はロボットを使用した凶悪犯罪やバイオ怪物の出現といった新しいタイプの事件を生み、これまで考えられなかった未知の災害といった新しい社会的脅威をも生み出すようになった。これらの事件に対して警視総監冴島十三は人工知能「超AI」を搭載したロボット刑事チームを創設しこれに対抗した。勇者警察「ブレイブポリス」の誕生である。
ブレイブポリス1号機であるデッカードは開発中に秘密工場に迷い込んだ友永勇太との交友によって人間に近い心を持つようになっており、両者の絆が想定以上の性能を発揮すると見た冴島によって勇太はブレイブポリスのボスとして登用され、以降のブレイブポリスも心を持った超AIが採用されるようになった。
心を持つ故に各々に葛藤を抱え、時としてメンバー同士の衝突を生むこともあり、それを不安視する反対派も存在するが、同時に心があるからこそそれを乗り越えて成長する可能性も秘めている。
平時は警視庁に隣接する専用基地「デッカールーム」で待機している。同基地は整備ハンガー等を備えた格納庫型の基地となる予定であったが、ロボット形態でのデスクワークを行えるよう彼らの体格に合わせた事務所型の基地として完成した。
なお、通常のロボット犯罪の他、超常現象に対する捜査などもブレイブポリスの管轄であるが、必要とあれば潜入を含む国外での捜査も認められている模様。
SRWにおいて
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初参戦作品。レベル制の特殊スキルとして採用され、所属する勇者達が所持している。レベルごとに命中・回避率に補正がかかる他、自軍フェイズ開始時毎のSP回復量が上昇。Lv2以降は技量も上昇する。
- この技能のためか、勇者シリーズのキャラクターが有していた「勇者(ヒーロー)」をブレイブポリスは持たない。
- 原作とは異なりGGGという先達が既に存在しているため、ブレイブポリスには開発当初から心が存在し、時間をかけてそれを育てる予定であったことが語られている。また、太陽系各地を転戦とするドライクロイツの性質から、デッカールームはドライストレーガー内部に建造されている。
- 条件を満たしカゲロウが復活した場合、彼も正式にブレイブポリスに迎え入れられ、彼も加入後にブレイブポリスの特殊スキルが解禁される。
Lv | 命中・回避率 | 技量 | SP回復量 |
---|---|---|---|
1 | +2% | +0 | +1 |
2 | +4% | +2 | +1 |
3 | +6% | +4 | +2 |
4 | +8% | +6 | +2 |
5 | +10% | +8 | +3 |
6 | +12% | +10 | +3 |
7 | +14% | +12 | +4 |
8 | +16% | +14 | +5 |
9 | +19% | +16 | +5 |
所属人物
- 友永勇太
- ブレイブポリスのボス。小学生でありながら冴島の異例の人事によって警察官に登用された。当人も警察官としての資質と勇気を持つ。
- 藤堂俊助
- ブレイブポリスの開発責任者。彼らの身体や装備のメンテナンスも行っている。
- レジーナ・アルジーン
- イギリスの天才少女。イギリスのブレイブポリス開発を主導している。
関連人物
主なブレイブポリス
- デッカード
- ブレイブポリスの第1号機となる勇者刑事。
- ジェイデッカー
- デッカードがジェイローダーと合体した姿。
- ファイヤージェイデッカー
- ジェイデッカーとデュークファイヤーの合体した最強のブレイブポリス。
- マクレーン
- ショットガンを武器とするコンバット刑事。ビルドチームのリーダー。
- パワージョー
- 中国拳法を得意とするカンフー刑事。ビルドチームの一員。
- ダンプソン
- プロレス技を得意とするレスラー刑事。ビルドチームの一員。
- ビルドタイガー
- ビルドチームの3体が合体した形態。
- シャドウ丸
- 6つの形態への多段変形機構を持つ忍者刑事。
- カゲロウ
- シャドウ丸のプロトタイプであり、影のブレイブポリスであった。
- 原作では正式所属することなく失われてしまったが、『30』では条件を満たすと、もうひとりの忍者刑事として復活。特殊スキルとしてのブレイブポリスも習得する。
- ドリルボーイ
- 地中移動能力を持ったサッカー刑事。ビルドチームの新メンバー。
- スーパービルドタイガー
- ビルドタイガーとドリルボーイが合体したビルドタイガーの強化形態。
- ガンマックス
- ハイウェイパトロールから異動してきた白バイ刑事。
- ガンマックスアーマー
- ガンマックスが愛車のガンバイクと合体した姿。