ラスヴェート
ラスヴェートは『機動新世紀ガンダムX』の登場メカ。
ラスヴェート | |
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外国語表記 |
Rasveyt Rasverht |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦R |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ニュータイプ用モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | NRX-016 |
全高 | 17.8 m |
重量 | 8.1 t |
開発 | ニュータイプ研究所 |
所属 | 新地球連邦軍 |
パイロット | アベル・バウアー |
概要
第7次宇宙戦争後にニュータイプ研究所が開発したモビルスーツ。
意匠がガンダムタイプと同様であり、機体性能も同様に優れた機体である。背部に大型スラスターを搭載し高い飛行能力と機動性を発揮する。パイロットのアベル・バウアー共々、運用はフロスト兄弟に任される。
フラッシュシステムを用いた「ビットモビルスーツ」を使用する前提で開発されたのだが、ニュータイプ研究所から出向したアベルはニュータイプとして覚醒しておらず、使用できなかった。その後フリーデンのモビルスーツ部隊と対峙した際に窮地に陥ったアベルがニュータイプとして完全覚醒することにより、フラッシュシステムの起動に成功する。
当機のビットモビルスーツは母機と同じ外見であるため、母機を隠した上で数と統制の取れた連携撹乱戦法による攻撃でフリーデンを窮地に陥れるが、ティファ・アディールのニュータイプ能力により母機を見抜かれ送信コア部である頭部を破壊され撤退。しかし、ニュータイプ(厳密には「フラッシュシステム対応者」だが)として覚醒したアベルはフロスト兄弟にとっては邪魔者であったため、彼らに謀殺され、機体も破壊された。報告上はフリーデンのモビルスーツ部隊により撃破された扱いでありパイロットもカテゴリーF判定となっている。
なお、名前はロシア語で「夜明け」を意味する。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 中盤戦以降にランド編で何度も交戦する。アベルのニュータイプ能力のおかげで回避率が高く、少々厄介な相手となる。ダイダロス基地での決戦では、一定のダメージを与えるか撃墜すると、武装に「ビット・ラスヴェート」が追加され、無人機のラスヴェートの小隊を連れてくる。ビット・ラスヴェートは高火力全体攻撃・弾数20・サイズ差補正無視バリア貫通という非常に高性能な武装だが気力が110必要な上に武装追加された時点で気力が105に戻る為、使われないまま倒される事もしばしば。
- なお、前半戦で倒さず放置したまま後半戦へ突入すると、フロスト兄弟のサテライトランチャーで消滅させられてしまう。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 初登場作品。ネオ・ジオン所属として登場。耐久力や回避率が心許ないので敵ではない。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ビームサーベル
- 新連邦製のビームサーベル。ダブルエックスのシールドを切り裂きバックパックを損傷させる活躍を見せるが、Gビット6機と共に滅多切りにしてもダブルエックス本体が強固過ぎて装甲部分には一切ダメージを与える事が出来なかった。
- ビームライフル
- 当機オリジナルデザインの専用ライフルを用いる。機能そのものは特に特筆するような設定の記述は無い。
召喚攻撃
- ビット・ラスヴェート 「Gビット」
- 5機の無人ビットモビルスーツによる連携攻撃。母機と同型であり、撹乱し翻弄する。
- 『Z』では全体攻撃。上述の通り最終決戦でのイベント後に追加されるのだが、前述のように気力が初期値に戻ってしまう上にターン制限もあるため、大抵は披露する間もなく瞬殺されてしまう運命。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
余談
- ときた氏の漫画版では当機とベルティゴをミックスビルドしたデザインの「ラスヴェートβ」という機体が存在する。この機体は連載時に唐突に最終決戦時に出現していた(パイロットもカリスである)が本来は出現エピソードが存在したもののアニメ本編とのシナリオ整合性を大幅に崩す等の問題があった為エピソード自体を抹消されており、そのエピソードが氏の個人創作の同人誌で発表されている。当然この機体は氏の個人創作機体扱いの非公式機体である。
- なお原型機のラスヴェートは漫画版には未登場のため、ラスヴェートβの登場は尚更唐突であった。
- 後年、BD-BOX特典漫画「NEXT PROLOUGE『あなたと、一緒なら』」にて、上記のラスヴェートβをブラッシュアップした「ガンダムヌーヴェル」が発表された。ベルティゴとラスヴェートの特徴を色濃く引き継いだ正式なガンダムとなる。