アッシマー

2013年6月15日 (土) 19:36時点におけるPLW7709 (トーク | 投稿記録)による版

NRX-044 アッシマー(Asshimar)

地球連邦軍のオークランド研究所が開発した可変型モビルアーマー。分類上は『MS形態に変形可能なMA』とされている。MA形態では大気圏飛行能力を持ち、この状態での機動力が本機の最大の特徴である。円盤型の特異なフォルムは、空力特性を活かすためのリフティングボディである。また、可動部にはマグネットコーティングが施されており、僅か0.5秒で変形する。耐弾性にも優れているが、変形時に胸部のフレームが露出してしまうという欠点もある。Zの時代の初期に登場したMSなので、ムーバブル・フレームは使っていない。

劇中ではブラン・ブルターク少佐の愛機として活躍しており、ロベルトリック・ディアスを撃墜したり、カミーユクワトロを苦戦させるなどしている。その後、ブラン機はアムロによって撃墜された。他にもTV版ではダカールの防衛部隊に配備されていたり、『ガンダム新体験-0087-グリーンダイバーズ』にてティターンズカラーの本機が登場したりしている。

SRWではブランが搭乗するイメージが極端に強い。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦G
DC所属。ブランが乗り、イベントで変形を披露する。
第3次スーパーロボット大戦
DC所属。シナリオ「陽動作戦」においてブランの機体がデュークに攻撃をかけられる時に「でたな、円盤獣!」と言われる。他、ウッダーも乗る。
第4次スーパーロボット大戦S
DCやティターンズの戦力として登場。
スーパーロボット大戦F
DCの戦力として登場。MSとしては装甲が高く設定されている
スーパーロボット大戦F完結編
ティターンズ、連邦軍、DCの戦力として登場。原作では地上専用なのだが、宇宙にも登場する。ブラン機はハイスペックを誇り、ビームライフル一撃で落とされることも。一般兵のアッシマーは強くはないのだが、ティターンズ残党がかなり後半のMAPでも使用してくる。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
第1部でMA形態のみ登場。敵の守りが堅牢な本作では比較的撃墜しやすい方。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
殆どがMA形態で登場。MS形態はティターンズがネルフ本部を襲撃してくる時(アスカ覚醒)のみに見れる。
スーパーロボット大戦α外伝
作中ではブランの他にティターンズの一般兵もMS・MA双方に乗ってくるが、ブラン搭乗機以外は雑魚。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
今回はモビルスーツ形態が演出のみとなった。ブランが乗ってくる他、一般兵も搭乗。特にブラン機は序盤、かなりの脅威となる。また、今回もバザーで購入可能。小隊制のおかげで優秀な小隊員機として活躍できる。しかし、宇宙の適応はCなので、宇宙で使う際は強化パーツが必須。なお、内部に残っている没データにはアムロカミーユも「アッシマーが!」と叫んでいるセリフも収録されている。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
変形できない。ブランも出てこず、ザコのみ。性能はそこそこ高いが…MA形態ならまだしもMS形態のみのアッシマー2度目。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
劇場版仕様。今作ではちゃんとMA形態で登場する。常に飛び回って動きが速い上に装甲も高く、しかも雑魚なので何体も出てくるというかなりの強敵となっている。格闘も射撃も当てにくいので、必殺技を使わないと撃破するのは大変。ちなみにブランの「アッシマーが!」はデモ中の台詞のため残念ながらボイス無し。

単独作品

スーパーロボット大戦64
ブランが乗り、イベントで変形を披露する…のだが、実際の戦闘では変形できない。アッシマーに限らず、64に登場する全ての敵専用の可変機は変形できずMS形態のみなのだが、MA形態ならまだしもMS形態のみのアッシマー1度目。

装備・機能

武装

ビームサーベル
元々はカミーユのガンダムMk-IIから奪ったもので、アッシマーの本来の格闘戦は徒手空拳。何故かαなど一部作品ではMS形態の標準装備になっている。
大口径ビームライフル
アッシマーが持つ唯一の武器。空力特性を考慮された設計なので、『大型』といっても威力は並より少し高い程度。MA形態時は機体下部に装着される。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。上記の通り、本当はビームサーベルは装備していない。
変形
モビルアーマー形態から、モビルスーツ形態へと変形する。

移動タイプ

MA形態時は飛行可能。

サイズ

M

対決

リック・ディアス
ロベルト中尉のリック・ディアスを撃破。味方の名前有りパイロットでは初の戦死者だった。

名場面

アジス・アジバ
アッシマーといえばブランの戦いぶりばかりが有名だが、クワトロのダカール演説も見逃せないところ。ティターンズにも話の分かる人間がいるという珍しいエピソードである。まあ、アッシマーはさほど活躍していないが・・・

関連機体

ギャプラン
同じ研究所で開発された機体。
バウンド・ドック
同じ研究所で開発された機体。
キハール
「ADVANCE OF Ζ ティターンズの旗のもとに」に登場したアッシマーのプロトタイプ。連邦軍で開発されていた試作機をティターンズが半ば強引に接収して改修した機体であり、使用された特殊フレームはムーバブル・フレームの開発に大きく貢献している。劇中では宇宙と地上とで姿が換装され、試験が行われた。
アッシマー[ダンダチャクラ]
「ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者」に登場した、ユーイン・バーダー少佐への改修機。頭部のセンサーとアンテナが大型化されているのが大きな特徴だが、脚部を伸縮式にすることでMA時での旋回性能も向上。武装もビームピストル2丁や4連装メガ粒子砲を標準装備しており性能は遥かに向上している。
アンクシャ
「機動戦士ガンダムUC」(SRW未参戦)に登場したアッシマーの派生機。機体上部にMS運搬用のプラットフォームが増設されており、ベースジャバーやドダイのようなSFS(サブフライトシステム)としても機能する。MS形態時の顔がジム系になっている。

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