サダックは『百獣王ゴライオン』の登場人物。
サダック | |
---|---|
外国語表記 | Sadatk |
登場作品 | 百獣王ゴライオン |
声優 | 緒方賢一 |
デザイン | 中村一夫 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦W |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 異星人 |
性別 | 男 |
所属 | ガルラ大帝国 |
役職 | 司令官 |
概要
ガルラ大帝国の初代前線指揮官。第1話~第14話まで登場(第13話のみ登場なし)。
奴隷狩りから帰還した直後、ゴライオンチームが逃亡した事を受け、アルテア星とゴライオンを攻略する指揮官となった。残虐な男でダイ・バザール大帝王の命令のもとにライモン王を斬り殺した張本人でもある。
第14話の冒頭でゴライオンチームと戦闘、自身の乗艦するガルラ大帝国戦艦を破壊され敗北。逃げ帰ったガルラ星で彼に待っていたのは、幹部連からの罵倒、そしてダイ・バザール大帝王からの死刑宣告だった。度重なる失敗によって指揮官を解任されたうえ処刑されそうになるが、凱旋したシンクライン皇太子の口利きで最後のチャンスが与えられ、シンクラインと共にアルテア星に侵入。シンクラインの策略で黄金旭を戦闘不能にしてゴライオンを合体不能に追い込んだ上で巨大デスブラック獣人となり、黒獅子不在のゴライオンチームを数々の武装と気迫で圧倒するも、復活した黄金が現れ、ゴライオンが現れた事で形勢逆転。スペースカッター・レーザーマグナム・ファイヤートルネード・フットミサイルの連続攻撃を受けるも倒れる事はなく反撃するが、ダブルソードで胴体を貫かれて攻撃の手を止めてしまい、その隙を付かれ十王剣でとどめを刺され、最後は雄叫びの断末魔をあげ、爆散した。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 初登場作品。シナリオ「出会いと別れの赤い星」から登場。原作通りガルラの指揮官だが、ホネルバの副官のような扱いになっている。地獄城の決戦で敗北後、処刑から逃れるためにあしゅら男爵を利用しようとしたが、彼に裏切者として攻撃され始末される。原作とは違いデスブラック獣人化する事はなく、終始ガルラ大帝国戦艦に乗る。
装備・機能
武装・必殺武器
- 爆弾(SRW未実装)
- ベルトに装備された手榴弾。
- ビームバルカン(SRW未実装)
- 両手の指から発射されるバルカン状のビーム火器。
- ミサイル(SRW未実装)
- 肩から発射される。
- 鎖分銅(SRW未実装)
- 腹部に隠されており、複数を発射可能。青獅子たち4体のメカライオンを縛り、引きずり回している。
- 破壊光線(SRW未実装)
- 耳から発射する光線。スペースカッターで耳を斬られた後は使われていない。
パイロットステータス
特殊技能
人間関係
- ダイ・バザール大帝王
- 主君。
- シンクライン皇太子
- 主君。彼の口利きでゴライオン攻略の為に最後のチャンスを与えられる。サダックの死後は対ゴライオン攻略の後任となる。
- ホネルバ
- 同僚。大帝王の側近のため、立場は彼女の方が上のような描かれ方をしている。『W』では完全に彼女の部下であり、側近といった立ち位置に。
- 黄金旭、銀貴、黒鋼勇、青銅強、錫石宏
- ガルラの奴隷だった彼らが脱走してしまい、討伐を任される事となる。
- ファーラ姫
- かつての敵、アルテア星の生き残り。彼女とも戦う事になる。
- ライモン王
- かつての敵。回想シーンでは彼を斬り殺している。その因果が廻ったか、彼の魂が宿ったゴライオンにサダックは殺されてしまう。
他作品との人間関係
スパロボシリーズの迷台詞
- ホネルバ「サ、サダック! 退却だ! 退却するのだ!」
- 「え…ホネルバ様…敵はタヌキしかおらぬようですが…」
- ボン太くん「ふも?」
- ホネルバ「馬鹿を言え! あれはネズミだ、地球の大ネズミだ! ああ、恐ろしい!」
- (そ、そういえば聞いたことがある…。ホネルバ様はネズミがお嫌いだと…)
- ホネルバ「早くしろ、サダック! お主、このワシに歯向かう気か!」
- 「め、滅相もない! …本艦は退却だ、急げ!!」
- 『W』のギャグ回として有名なシナリオ「放送不可のウォークライ」にて。典型的な悪役のサダック達だが、彼らにも地球人と同じく人間的な精神があると気づかされる一幕。
搭乗機体
余談
- ゴライオンのアメリカ輸出版である『ボルトロン』ではドゥーム星の司令官ユラックとして登場。規制によって暴力描写が検閲される中、死亡が明確に描写された数少ないキャラクターの一人となっている。
- 『ボルトロン』のリメイク作『ヴォルトロン』ではガルラ帝国の司令官センダックとして登場。左腕に戦闘用義手を装着しており、ダイ・バザールの忠臣で銀のライバルという設定になっている。序盤の強敵として登場し、シリーズ後半では地球を壊滅寸前まで追い詰めるなど、印象に残る活躍が多い。