マイトガンナー

2021年1月3日 (日) 17:42時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版 (→‎人間関係)

マイトガンナーは『勇者特急マイトガイン』の登場メカ。

マイトガンナー
外国語表記 Might Gunner
登場作品 勇者特急マイトガイン
声優 鈴木勝美
デザイン 大河原邦男
初登場SRW スーパーロボット大戦V
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スペック
全長 18.5 m
重量 46.7 t
最大モーター出力 260,000 HP
走行速度 280.6 km/h
ジャンプ力 160.2 m
合体形態 グレートマイトガイン・パーフェクトモード
開発者 大阪次郎
所属 勇者特急隊
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概要

勇者特急隊最後のメンバーとして完成したガンマンロボ。勇者特急隊の各合体形態より一回り小さいが、唯一単体で巨大ロボとして完成している。またマイトガンナーとしての超AIが搭載されるよりも前に、超電導砲として登場している。荒っぽい性格だが、冷静さも兼ね備えている。自称「正義の早撃ちガンファイター」。

体中にキャノン砲が付いているのが特徴で、胴体はリボルバー拳銃から手足が生えたような姿になっている。トレインモードでは「弾丸特急」という砲身を持ったSL形態に変形する。胸部のセルフキャノンが主武装で、浜田満彦いわく「500km先の標的を誤差1cmで撃ち抜ける」とのこと。

戦いの際は単独で戦うこともあるが、パーフェクトキャノンモードに変形してグレートマイトガインと合体し、トドメに使われることが最も多かった。

インペリアルのビームで跡形もなく破壊されてしまったが、最終決戦後に他の勇者特急隊と共に修復される様子が描かれている。

各形態

弾丸特急
SL型のトレイン形態。『V』では、パーフェクトキャノンへの変形途中で確認できる。『X』では「マイトガンナー・セルフキャノン」時にこの形態で現れる。
超電導砲モード
弾丸特急形態の中央部分からグリップを出した手持ちキャノン砲形態。
パーフェクトキャノンモード
超電導砲モードから各部のキャノンを展開しつつ後部(脚部)を折り畳んだ、リボルバー拳銃のような形状のキャノン砲形態。グレートマイトガインの右肩に合体し、パーフェクトモードとなる。

登場作品と操縦者

VXT三部作

スーパーロボット大戦V
初登場作品。ユニットアイコンは用意されているが、召喚攻撃の武装召喚型タイプBに位置する。
スーパーロボット大戦X
グレートマイトガインの召喚攻撃として「マイトガンナー・セルフキャノン」名義で登録されている。またグレートマイトガインの合体攻撃「ジョイントドラゴンファイヤー」では原作にはいなかったブラックマイトガインと共に、原作にはなかったマイトガンナーのカットインが存在する。
スーパーロボット大戦T
今回もグレートマイトガインの召喚攻撃要員。当初はドリル特急と共に別任務についており、第29話で自軍に合流する。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
2021年1月のイベント「勇者との友情」期間限定参戦。イベントシナリオのほか、グレートマイトガインの攻撃演出に登場する。

装備・機能

武装・必殺武器

セルフキャノン
胸部に備えているビーム砲。弾丸特急でも使用でき、機首に位置する。
上述の通り、「500km先の標的を誤差1cmで撃ち抜ける」というだけはあり、ぎりぎり目視できる程上空にいた飛行要塞ライゴー(SRW未登場)の、合体阻止光線発生装置(セルフキャノンの直径程度)には一発で命中させている。逆に相手の機動性までは流石に考慮できないらしく、初戦となるドライツェン1313(SRW未登場)戦やライジン、ジンライ戦(SRW未登場)など盛大に外す場面も。
ヘッドキャノン
ショルダーキャノン
レッグキャノン
各部に装備された大小様々な砲塔。まさに全身武器といった風情だが、劇中では専らセルフキャノンばかりが使われてこれらは全くと言っていいほど使っていない。
シールド
弾丸特急形態の車両先端部(連結器)が変形する。劇中未使用。

合体攻撃

ジョイントドラゴンファイヤー
『X』で追加されたグレートマイトガインバトルボンバーガードダイバーブラックマイトガインとの合体攻撃。
勇者特急隊の全ロボが列車形態で連結し、ドラゴン型の炎に包まれながら突撃する五体連結攻撃。マイトガンナーは弾丸特急で3輌目に位置する。

人間関係

ガインバトルボンバー
仲間。
ガードダイバー
仲間。洗礼ロボットとの戦いでは共に行動していた。
旋風寺舞人
勇者特急隊の隊長。彼からは「ガンナー」とも呼ばれる。

名台詞

「決して悪を許さない! 正義の早撃ちガンファイター、マイトガンナーとは、俺の事だ!!」
現場到着後の名乗り。『V』『X』ではDVE。省略して「マイトガンナーとは、俺の事だ!!」と言うだけパターンもある。
「おおっと!あぶねぇ、あぶねぇ!」
第32話。シミュレーション訓練において、敵ロボットを撃破していく最中、民間用ロボットを撃ちそうになった際の台詞。この直後、民間用ロボットの後ろから現れた敵を速射で撃破している。荒っぽい性格ながらも冷静さを兼ね備えていることが覗える流れ。
なお、民間用ロボットの形状は、『太陽の勇者ファイバード』(SRW未参戦)のガードレスキューに酷似。
「変形! パーフェクトキャノォン!」
第42話にのみ使われたパーフェクトキャノンモードへの変形コール。『V』ではパーフェクトキャノン使用時のパターンの一つになっている。
「あっ…あぁ……ガァァァァドダイバァァァァァァ!!」
第46話より。洗礼ロボットの攻撃でガードダイバーが爆散した時の慟哭。この時マイトガンナーはイプシロンの不意打ちでビルに叩きつけられてしまい、その後も援護に入れずガードダイバーが爆散する所を見ているしかなかった。
「ま、舞人ぉぉぉぉぉ!!」
最終話より。インペリアルに放ったパーフェクトキャノンが競り負け、インペリアルのビームの直撃をくらいながらの断末魔。

スパロボシリーズの名台詞

「チェェェンジ! パーフェクトキャノン!」
パーフェクトキャノン使用時の変形コール。原作にはない台詞。もっとも原作ではマイトガイン、マイトカイザーを除いて決まった変形合体コールは存在しないが。
「おう! 俺を使え、グレートマイトガイン!」
V』第33話「飛び立て、偉大な勇者!」より。同じく武器に変形する勇者のような台詞。
「剣は銃より強し…か…。そいつは聞き捨てならないな」
X』第33話対ドアクダールート「白き翼」より。銃弾やミサイルをショーグンの刀で叩き落とし、「まさに剣は銃より強し!」と得意気のショーグン・ミフネを狙撃した際の台詞。

余談

  • 以前の勇者シリーズでも武装形態に変形する勇者はいたが、武装形態がメインの勇者はマイトガンナーが初。後のシリーズでも、このポジションの勇者の登場が定番となった。