アルティム・フィーニは『スーパーロボット大戦30』の登場メカ。
アルティム・フィーニ | |
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外国語表記 | Ultim Fini |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
SRWでの分類 |
機体 ラストボス |
スペック | |
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分類 |
決戦兵器 MAGINE |
全長 | 333 m |
重量 | 6900 t |
開発 | クエスターズ |
所属 | クエスターズ |
パイロット |
クエスター カールレウム・ヴァウル |
概要
神文明エーオス打倒の為に開発された、クエスターズの決戦兵器にして、彼等の文明における「世界の理を変える存在」=MAGINEである。クエスター曰く「クエスターズの知の結晶」。
その姿は黒を基調とした巨大な人型機動兵器だが、比較的人間に近いフォルムをした腕や脚部を持ち、目には黒い瞳があるなど生物的な要素が見られ、さながら漆黒の巨人の様である。頭部の意匠は「先生」や師父達の被っている仮面のベースとなっている。
過去におけるエーオスとの戦いでは、決戦時にエーオスの最終兵器を単独で撃破する活躍を果たしている。しかし、エーオスとの決戦以降は実戦投入された事例はなく、それ故か行動隊長であるカールレウムすらこの機体の存在を知らなかった。
高次元エネルギーを武装に転用する技術が使われており、決戦兵器に相応しい高い戦闘能力を誇る。また、様々な文明のテクノロジーをフィードバックする機能を持っており、これによってエーオスとの決戦以降も強化を続けており、強さが更に増してゆく。防御面にも優れ、多大なダメージを受けたとしても高次元エネルギーの転用による自己修復を行う事が可能。
内部にはクエスターズが集う「審判の間」があり、まさにこの機体の存在自体がクエスターズそのものと言える。
ドライクロイツと激戦を繰り広げるが、最期は彼等に敗れ爆散、消滅した。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。本作のラスボス。
- ロボット大図鑑では左手を腰に当てたポーズをとり、ダメージを受けた際は両手をはたく様な挙動を見せる等、人間的な仕草が見受けられる。
- 各ルートによって本機との戦いの展開が異なっており、矯正実行ルートではHPを減らしても何も起こらずに終わるが、抹消実行・カールレウム同行許可ルートではHPを半分以下に減らすと、カールレウムが永久離脱するイベントが発生してHPが全回復する。
- 抹消実行・カールレウム同行拒否ルートでは一度撃墜するとパイロットがカールレウムに変わり、機体性能も全体的に上昇するが味方全員のSPが全回復。HPを半分以下に減らすと味方全機のHPを半分に減らすイベントが発生する。
- ただし、乗り換え後の敵HP回復イベントは無く、イベント発生前の時点から一気に倒し切ると続けて進行するため、若干拍子抜けに終わる。
- なお、ルートによって機体能力の若干異なる3つのバージョンが存在する。
- 通常版:矯正実行ルート 及び 抹消実行・カールレウム同行許可ルート
- 強化版:抹消実行・カールレウム同行拒否ルート(カールレウム搭乗時)
- 弱体版:抹消実行・カールレウム同行拒否ルート(クエスター搭乗時)※HPが上記2verより10万程低く、武器にカウンター属性が付与されていない。
装備・機能
武装・必殺武器
- オムニ・ディールプト
- MAP兵器。自機を中心に高次元エネルギーを放出し、周囲の敵を殲滅する。
- 自身を中心とする全周囲型だが射程1にのみ隙間があり、また弾数制なのでコンティニューバグの対象になりうると隙は多め。
- 抹消実行・カールレウム同行拒否ルートでは、上述の味方全機のHPを半分に減らすイベントでも使用。
- アブソルート・ファクトム
- 敵に向かってゆっくりと歩行しつつ、その軌跡をなぞる形で実体のある3体の分身を生み出す。そこから分身を敵に突撃させ、凄まじいまでの拳のラッシュや蹴りを叩き込む。
- 敵が分身の攻撃で吹き飛ばされる中、なおもゆっくりと接近。敵の目前に辿り着くと、全身から高次元エネルギーを一気に放出し敵を爆散させる。
- 攻撃力・命中補正が非常に高く(同行拒否ルートの乗換後だと難易度ノーマルでも6700、命中補正も+65)、リアル系の機体は一撃で倒される危険性が高い。また、移動後使用可能の上に射程が1〜9、カウンター属性持ちと非常に強力。
- 反面、これ以外の通常武装は無く、グラヴァリンのグラヴィスフィア・カノンの射程外から攻撃できる手段があるならば、そのまま応用できる。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 2L
- 300m超の巨体。
機体BGM
- 「孤高の探究者、絶対の真理と共に」
- 『30』における初期設定曲。
- 「Drei Kreuz ~鋼のサバイバー~」
- 『30』イベント後。同作主題歌。
余談
- 全長300mを超える機体でありながら、重量は6900tとかなり軽く、前作『スーパーロボット大戦T』のラスボスであるダイガイアン同様、巨体と重量が釣り合わないラスボス機となった。