クレフ
クレフは『魔法騎士レイアース』の登場人物。
クレフ | |
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外国語表記 | Clef |
登場作品 | 魔法騎士レイアース |
声優 | 佐々木望 |
デザイン | 石田敦子 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
SRWでの分類 | サポーター |
プロフィール | |
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種族 | セフィーロ人 |
性別 | 男 |
年齢 | 745歳 |
役職 | 導師 |
趣味 | 散歩、精獣たちとの語らい |
好きな物 | 静けさ |
嫌いな物 | 騒がしさ |
概要
異世界セフィーロにおける最高位の導師。外見は少年風だが、実年齢は745歳。
セフィーロへと召喚された獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の3人が初めて出会った異世界人であり、彼女達に魔法を授ける。導師としての実力は高く、ザガート、ランティス、アルシオーネの師匠でもある。
直接明言されているわけではないが、エメロード姫の先代の柱にも仕えていた事、尚且つ先代の魔法騎士も援助しその使命の完遂を見届けていた事が示唆されている。
登場作品と役柄
VXT三部作
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。700年前に起きた「オーラバトラー事件」のことについても知っていた。
- 原作同様ザガートにより石化された後、ザガートが討たれた事で復活。ランティスをセフィーロから地球へと送る。
- エキスパンション・シナリオでは、第11話限定のサポーター「クレフ&セフィーロの仲間達」として登録される。
ステータス
サポーターコマンド
人間関係
- 獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- セフィーロに召喚された彼女達に防具一式と魔法を授ける。また、魔法騎士の真実についても知っており、第二章では、エメロードの件で彼女達に深い傷を与えてしまったことを悔やんでいた。
- アニメでは海から意識されている。
- ザガート、アルシオーネ、ランティス
- 弟子達。
- エメロード
- 彼女からモコナを受け取る。また、魔法騎士召喚のときに、彼女に『あなたがザガートを愛することを悪として否定することはできない』と諭すが、エメロードは『例え周囲が許してくれても、私は自分自身を許せない』と拒絶して、そのまま召喚してしまった。
- プレセア
- セフィーロで最高位の創師。彼女にモコナを託している。彼女から好意を抱かれているが気づいていない。
- シエラ
- プレセアの双子の妹。アニメオリジナルキャラクター。彼女からも好意を抱かれているがやはり気づいていない。SRW未登場。
名台詞
- 「お前たちが、伝説の魔法騎士か? なんと、まだ子供ではないか」
- 光、海、風と初めて出会った際の一言。この後、海に「そっちが子供」と返され下記のセリフへ続く。何気ないセリフだが、クレフが先代の「魔法騎士に会った事があり」且つ「先代の魔法騎士は成人だった」事を示唆するセリフである。
- また、クレフが真っ先に「性別より年齢」に懸念を示していることから、先代の魔法騎士も女性が居た(或いは全員女性だった)可能性が高い。
- 「私は745歳だ」
- 海に初対面で子供と言われた際の返し。
- アニメでは海にマントを引っ張られ「離せ、ふざけるな」と注意して海を杖で叩くが、総集編では発言する。
- 「ザガートに与するとは、我が教え子ながら呆れた奴だな。アルシオーネ」
- 魔法騎士達を逃がした所へザガートの刺客として現れたアルシオーネへのセリフ。魔法騎士の伝説の真意やザガートが「魔道」に落ちた理由を知っているクレフは、何も知らないでザガートに付いたアルシオーネに哀れみを抱いている。或いはエメロード付き魔導士(魔操師)でありながら姫とザガートの思いに気付けなかった弟子に本当に呆れているのかもしれない。
- 「アルシオーネに敗れるようならば伝説の成就は不可能だ」
- 「魔法騎士の真の敵はザガートなど比べものにならないほど強い」
- 上記の後、アルシオーネの精獣を倒し空を見上げて・・・。さり気なくザガート他に倒すべき敵が居ることを示唆している。
- 「私が授けたのは、魔法騎士となった戦士の為のものだ」
- 第2部で、光達に魔法と防具を授けた際のセリフ。これも何気ないセリフだが「魔法騎士専用の防具がある」=「過去に召喚された」事を示している。
- 「済まない……先の戦いは、お前たちの心を本当に傷つけてしまった……」
- 「侵略者たちが何を思っているか確かめたい。相手が何を望んでいるかわからないまま戦うのはもう嫌」と吐露して、出撃していった光たちを見送って。先の戦いが彼女たちの心を深く傷つけたことを悔やみ、心の中で謝罪する。その時、同席していたプレセアやフェリオたちも「はっ」としていたところから察するに、彼女たちも同じことを考えていたのだろう。
- 「この世界は本当に美しいか?」
- 原作で、過去セフィーロが「ある程度」安定していた時に、鍛錬に励むランティスに語ったセリフ。既に柱制度に疑念を持っており、セフィーロの安定が紛い物である事に気が付いていたセリフ。これを聞いた直後、ランティスはセフィーロを出奔している。
- それから間もなく魔法騎士が召喚されるので、この時既にセフィーロの崩壊は始まっているのである。
- 「姫、あなたは『柱』である以前に一人の人間だ。自分だけの幸せを願っても、誰もあなたを責める事は出来ない!!」
- 魔法騎士の召喚を決めたエメロード姫に対し。クレフは、姫に人間らしく生きて欲しいと、姫がセフィーロの国民を愛している様に我々も姫を愛しているから幸せになって欲しいと述べるが、エメロードは「皆が許してくれても自分が許せない」と水牢へと降りた。
- この時、いつもは冷静なクレフが声を荒げて反対し、悲鳴のような声でエメロードの名を叫んでいる。また繰り返される柱の交代劇を「もう見たくない」と言うクレフの心の叫びなのかもしれない・・・。
- 「エメロード姫を、その誕生より見守ってきた」
- 原作でプレセアに魔法騎士やセフィーロの今後を語った際に出たセリフ。クレフはセフィーロ最高齢なのだから当然のセリフ・・・ の様に見えるが、遠回しに「エメロード姫より前の柱にも仕えていた」「柱の交代を目の当たりにした」ことを示唆している。
- 「私は、新しい柱の誕生を望んでいない」
- 「エメロード姫は、今の私の心を知ったら攻めるだろうか? それとも・・・」
- 原作、第2部でのクレフの本心。プレセアやフェリオには「新しい柱」の話をしてるが、幾度も柱の交代劇を目撃した彼は、次の悲劇の始まりである次代の柱誕生をを望んでいなかった。
- ザガートやランティスが柱制度、魔法騎士の伝説に贖おうとしていたのに対し、幾度と柱の悲劇を目撃したクレフの心を支配していたのは諦めの感情であった。
- セフィーロ最高の導師と言われる彼だが、「心が未来さえも決める」と言われるセフィーロにおいて、「諦めてしまった」クレフの実力は既に限界であり、本当の実力では魔法騎士や弟子のランティスに遠く及ばなくなっている事を示唆している(創造主の「柱」選考基準でも枠外である)。
スパロボシリーズの名台詞
- 「私は子供ではない…。お前達の数十倍は長く生きている」
- 『T』第17話治安維持隊ルート「バランバランの秘法」より。原作同様海に「年下でしょ?」と聞かれた際の返し。
余談
- 名前の由来はマツダが1992年から1994年まで販売していた「マツダ・クレフ」から。
- アニメにおける海との恋愛事情について、中の人達から主にその年齢差をネタにされている。
- OVA版では青年の姿で登場している。アルシオーネ曰く「純粋な魔導士であり魔神を持たない」