早乙女元気(Genki Saotome)

TV版

早乙女博士の次男。この時期のアニメによくいる視聴者目線担当の子供。
人と仲良くなるのが上手で、車弁慶ゲッターロボGに乗る理由になった。

単に動かすだけなら、の愛機であるコマンドマシンの操縦も可能である。

漫画版

TV版と相違は殆ど無い。『ゲッターロボG』当時、アイドル歌手として活動していたアグネス・チャンのファン(ちなみに、桜多吾作版『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では山口百恵のファン)で、酒癖が悪い。
真ゲッターロボ (原作漫画版)』でも、愛犬ロボの調教に精を出す竜馬に付き合って登場するが、あまり成長が見受けられない。後に暴走したゲッター線に取り込まれてしまった。

キャラが変わっていない分、バイオレンスな漫画版の世界観に不釣り合いな感がある。そもそも、あのマッドな早乙女博士の息子とは思えない。

OVA設定は「早乙女元気 (OVA)」を参照。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦Z
初登場。全体的に兜シローと同じポジション。

人間関係

早乙女博士
父。
早乙女ミチル
姉。
早乙女達人
兄。第1話で死亡。SRWでは名前のみ登場。
早乙女ミユキ
義理の姉。
流竜馬
彼が九州へ連れ戻されそうになった時には激怒し、完全にヘソを曲げてしまう。
神隼人
TV版、漫画版とも彼にはストレートに憧れている様子。
巴武蔵
彼の自転車特訓のコーチを引き受けるも、途中で匙を投げてしまう。
車弁慶
仲良くなり、彼がゲッターチームに入る切欠となった。
地虫鬼
SRW未登場の少年百鬼衆。鬼である彼とも分け隔てなく接し、友情を育むが…彼の登場する『ゲッターロボG』第14話はゲッターシリーズ屈指の鬱エピソード。

他作品との人間関係

兜シロー
マジンガーZ』、『グレートマジンガー』に於ける同ポジション。元気がロボットに乗らない分、水を開けられている。
桜多吾作版『グレートマジンガー』の一編『グレートマジンガー対ゲッターロボ』では周りに釣られて喧嘩したが、すぐに和解。

名台詞

TV版

「そんなにニブくて、よくゲットマシンに乗れるね」
「せいぜい頑張るんだね…クビにならないようにさ」
自転車も乗りこなせない武蔵の運動神経の無さに、辟易して発した辛辣な言葉。容赦無さすぎである。
「残り物でもお正月の料理って、どうしてこんなに美味しいのかな?」
不在の早乙女博士や竜馬達の分まで、おせち料理を食い漁りながら。
「武蔵さぁぁぁん!!」
武蔵が死亡した時の台詞。