ジェノブレイカー
ジェノブレイカーは『ゾイド -ZOIDS-』の登場メカ。
ジェノブレイカー | |
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外国語表記 | GENO BREAKER |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦Operation Extend |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
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分類 | ティラノサウルス型ゾイド |
生産形態 | 進化 |
型式番号 | EZ-034 |
全長 | 23m |
全高 | 13.7m |
重量 | 137.5t |
動力 | ゾイドコア |
最高速度 | 345km/h |
所属 | ガイロス帝国 |
乗員人数 | 1名 |
主なパイロット | レイヴン |
概要
ジェノザウラーとブレードライガーの交戦データを参考に元々遠距離寄りの高機動万能型だったジェノザウラーに、対ブレードライガー戦の為に格闘能力を特化させた強化発展型。カラーリングは赤でフリーラウンドシールドとその中に仕込まれているチタン合金で作られた巨大なハサミ型の「エクスブレイカー」が特徴。近接戦闘に特化したブレードライガーを格闘戦で圧倒するため接近戦に主眼を置いた設計となっており、中型ゾイドを容易に破壊できるエクスブレイカーの他にも頭部には「レーザーチャージングブレード」、背部には機動力強化のための大型可変式スラスター「ウイングスラスター」が搭載され、その両側にはEシールド以上の防御力を発揮する特殊チタン合金製の盾「フリーラウンドシールド」を装備、アニメでは両エクスブレイカーの先端を合わせる事でEシールドも発生できた。
遠距離攻撃面も小回りの利く射撃武器の「ウェポンバインダー」が装備され、荷電粒子コンバーターにより最大の武器である荷電粒子砲の出力は30%向上、連続発射も可能となった上、その莫大な推力をアンカー代わりに使用することでホバリング中でも荷電粒子砲の発射ができるようにもなり近遠距離、防御、機動性が全ての面においてブレードライガーを上回った。
元々ジェノザウラーの時点でも高性能で接近戦以外はブレードライガーのスペックを上回っている(その接近戦でも他ゾイドに比べるとかなり高い方)中で、更に性能が強化されますます隙が無くなり、驚異的な戦闘能力から「魔装竜」の異名を持つようになった。ただし操縦性は元々扱いづらかったジェノザウラー以上に悪化し、エースパイロットでも乗りこなせる者はごく僅かで生産されることも殆どない。他シリーズで例えるならウイングガンダムゼロに紅蓮聖天八極式の互いの性能を盛り込んだようなピーキー過ぎる極端な性能を持ち、装備も、某ガンダム作品のライバル兄弟のガンダム及びその改修形態の装備を一纏めにしたような代物である。
アニメではシャドーが形成した光の繭「エヴォリューション・コクーン」により2代目のジェノザウラーから進化した。化け物じみた戦闘力を持つが他のオーガノイドと比べて高性能なシャドーですら、3分間しか合体時フルパワーを発揮できない欠点もある。ガイロス帝国軍を一蹴(この時はオーガノイドのシャドーが操作していた)。レイヴンが使用したときはアーバインのコマンドウルフを大破させた他、バンのブレードライガーも難なく制し、10個師団以上もの戦力を壊滅させた。単体では太刀打ちできない為バン・アーバイン・トーマによる3機の包囲網で対抗するもそれを破るなど、その高い戦闘能力を存分に振るった。黒が主体のジェノザウラーが赤が主体のカラーリングとなったことから、ジェノブレイカーへの進化にはヒルツのオーガノイド・アンビエントが干渉したことが作中で示唆されている。
こうした設定やバトルストーリーやアニメでの驚異的な活躍の為ブレードライガーのライバル機体として印象を強く残し、コロコロコミック内やアニメでもそれは全面的に推しだされており対ジェノブレイカーの対抗策としてブレードライガー改造計画が扱われブレードライガーABが採用、Eシールド対策にはガンスナイパーの特殊徹甲弾が用いられた。
そしてブレードライガーやライトニングサイクスとの戦闘で、元々シャドーが負担に耐え切れなくなる中で特殊徹甲弾によるシールド突破、潜在能力を引き出したブレードライガーにより追い詰められる中デススティンガーの無差別攻撃に遭い、制限時間を迎えたシャドーが機能を停止してしまう。戦闘の傷が癒えないまま単機でデススティンガーに挑み、追い詰められるが生還しリーゼと共にダークカイザーに反旗を翻す。イヴポリスでの戦闘ではダークカイザーの部下である3匹のジェノザウラーに苦戦しつつも全滅させ、最終決戦ではバンと共にヒルツの完全体デスザウラーと戦った。
上記の通り圧倒的なスペックを誇っており、万全なら負けなしの驚異的な強さであるがデススティンガーやデスザウラーなどそれ以上に化け物じみた強さを持つゾイドが登場した事もあり、この作品の凄まじいインフレを象徴するゾイドと言える。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第3章にて、レイヴンがジェノザウラーではなくこちらに乗ってくる。第8章メイン30話-3「破滅の魔獣デスザウラー」でスポット参戦し、同ミッションクリア後に自軍ユニットとして運用可能となる。
- バンのブレードライガー同様にオーガノイド合体がシステムとして再現されている。ブレードライガーのものと異なり、回避ではなく防御が上昇する。
- 元々強敵だっただけに強力なユニットで、全項目6段階改造済み。即戦力として期待できるが、やはり加入時期が遅い(全味方ユニットで一番最後の加入)ことと、ゾイド全般の弱点である宇宙適正なしがネック。以降のミッションは宇宙マップが増えるが幸い足場のあるマップが多いので、射程距離のある集束荷電粒子砲で宇宙の敵を狙い撃つ運用もできる。
装備・機能
武装・必殺武器
- ハイパーキラーファング
- ショックガン
- OEでは「押出」「ヒット&アウェイ」特性付き。
- ハイパーキラークロー
- OEでは「スタン」特性付き。
- レーザーチャージングブレード
- OEでは「突破攻撃」として採用。
- 集束荷電粒子砲
- OEでは「貫通」「対大型」特性付き。
- 自機中心型のマップ兵器版も使用できる。
- フリーラウンドシールド
- 高い防御力を持つ特殊チタン合金製の盾。
- ウイングスラスター
- 短時間の長距離ジャンプと低空飛行が可能。
特殊能力
- ゾイドコア
- オーガノイド合体(オーガノイド)
- 「オーガノイド合体」はシャドーと合体し、HPとENが全回復。また基本能力値が向上し、特殊能力オーガノイドが発動。シャドーがサブパイロットになる。
- Eシールド
移動タイプ
サイズ
- Lまたは4
機体BGM
- 「威風堂々」
- スパロボオリジナル曲。通常の戦闘曲。
- 「挑発」
- 原作BGM。集束荷電粒子砲のBGMに採用。
関連機体
- ジェノザウラー
- ジェノブレイカーの進化前。
- ジェノハイドラ
- ジェノブレイカー同様、ジェノザウラーから進化した青色のゾイド。
- ジェノブレイカージェット
- 漆黒のカラーリングが施されたジェノブレイカー。
- ジェノシザース
- 改造ジェノブレイカー。接近戦においてほぼ無敵の強さを誇るとされ、全長41.7m、全高12.9m、重量139tと大型。
- プロトブレイカー
- 本機の試作機。エクスブレイカーは左右に一対ずつしかないが戦闘能力は向上している。
- ジェノリッター
- 本機とは別コプセントで開発されたゾイド。
商品情報