メルヴェーユ | |
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外国語表記 | Merveille |
登場作品 | |
全高 | 17.2 m |
重量 | 36.6 t |
開発 | エルンスト機関 |
パイロット | シャーリィ・ルノイエ |
概要
エルンスト機関によって開発されたシャルの専用機。
本来はアームドファントマ制御のための実験用として開発されたが、完成度が高かったために実戦用へ改修が施され、継続使用されることとなった。その後、シャルがエルンスト機関から離脱する際に彼女によって奪還され、彼女の下で運用されることになる。本機にはシグザール、イオニアの持つオニキス化に似た能力が備わっているため、シャルは単独での行動の際には髪飾りの水晶に本機を格納している。
主人公機であるシグザールが鎧武者型であるのに対し、本機のデザインは完璧に女性型。スレンダーな女性を思わせるボディラインに、胸当て・ミニスカート・ブーツを身に付けた金髪ショートヘアの少女といった出で立ちをしている。更に頭部にはネコ耳を思わせる突起物が付いている。
また、本機の飛行用推進装置である「フォルトゥシャス」はちょうど魔法の箒のような形状をしており、フォルトゥシャスで飛行するその姿は、所謂『魔女っ娘』を彷彿とさせる絵姿(尚、乗り方は「箒に跨る」「横に腰掛ける」という二大定番の格好を場合により使い分けている)。歴代のバンプレオリジナルロボットの中でもヴァルシオーネに比肩する女の子っぽさを備えたマシンであると言えよう。
戦闘スタイルは基本的に遠距離戦を軸としており、魔法攻撃や前述のフォルトゥシャスをエネルギーランチャーとしても使用する。その一方近接攻撃についてはこれといった兵装がないため、シャルが独自に編み出した格闘専用技でカバーしている。
なお『Merveille』には、フランス語で「奇跡」や「驚異」、「傑作」といった意味がある。完成度の高さから戦闘用に改修された、という経緯に因んだネーミングと思われる。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦NEO
- NEOのオープニングはシャルによって本機が強奪されるシーンから始まる。味方としてのスポット参戦と何度かの交戦を経て自軍に加入するが、暫くするとシャルがイオニアの制御を担当することになるため、イオニアの武装としてのみ登場する形に。天音の復帰後はメルヴェーユ単機でも出撃できるようになるため、状況に応じて使い分けられるようになる。
性能的には所謂リアル系の「避けて当てる」タイプのユニット。敵対時は常に飛行状態で現れるので、命中と武器攻撃力に補正が付く『対空特性』武器で手早く撃墜するのがベター。味方加入後は低めのHPや防御を補っておきたい。しかし加入後すぐにシャルがイオニアにかかりきりとなってしまい長期間出撃できなくなり、天音復帰後もシャルをサブパイロットとして運用するためあえて出撃させないプレイヤーも多く、ある意味不遇な機体といえる。
なおイオニアで『ミーティア・サンクション』を使用した際のBGMは当機のBGM設定1(戦闘BGM)に、『インペリアル・ブレイズ』を使用した際のBGMはBGM設定2(必殺技BGM)に連動している。
装備・機能
武装・必殺武器
- ライト・ブレット
- 手の先に魔法陣を展開しエネルギー弾を連射。ヒット&アウェイ特性付き。
- レイ・シャワー
- 魔法により広範囲にエネルギーの矢を浴びせる、着弾点指定型のマップ兵器。消耗が少ないので連発できる。
- ミーティア・サンクション
- シャルが独自に編み出した回転蹴り攻撃。相手の周囲を旋回しながらエネルギー弾攻撃、その後急上昇を行い、落下エネルギーを加えた回転蹴りを浴びせる。対地特性を持つので地上に居る相手に対しては数値以上に攻撃力が高い。
- インペリアル・ブレイズ
- フォルトゥシャスにネコミミ後部から伸びる専用のコードを接続し、エネルギーを注入して放つ、必殺のエネルギー砲。移動後使用不可なのがネック。
備考
ミーティア・サンクション、インペリアル・ブレイズの2種類は、シャルがイオニアに搭乗している際、イオニアの武装としても使用可能。燃費は恐ろしく悪化するものの、武装の貧弱なイオニアで経験値を稼ぐためのトドメ用兵器として重宝する。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- 3(NEO基準)
機体BGM
- 「Magical Spectrum」
- 基本の戦闘BGM。
- 「Brilliant Valkyrie」
- 必殺技使用時の基本BGM。