ロミナ・ラドリオ

2018年8月18日 (土) 22:09時点におけるエンドラン (トーク | 投稿記録)による版

ロミナ・ラドリオは『忍者戦士飛影』の登場人物。SRWにおけるパイロットの一人。

ロミナ・ラドリオ
外国語表記 Lomyna Radoulio
登場作品 忍者戦士飛影
声優 島本須美
デザイン 平野俊弘
種族 ラドリオ星人
性別
年齢 15歳
出身 シェーマ星系ラドリオ星
身長 158 cm
体重 39 kg
所属 エルシャンク
称号 プリンセス
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概要

シェーマ星系ラドリオ星のプリンセスで、本作のもう一人のヒロイン

アネックス・ザブームの野望を阻止する為に、伝説の忍者を探しに地球圏までやってきた。彼女の乗るエルシャンク火星に不時着した事から、ジョウ・マヤ達の戦いの日々が始まる。

おっとりとした、しとやかな性格だが、天然とも言える素直さで行動にためらいがなく、また、敵に屈しない気丈さも持ち合わせてエルシャンクの指導者として家臣たちから信頼されている。頼りになる異星の戦士であるジョウを信頼し、やがて恋心を抱くようになる。

登場作品と役柄

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
エルシャンクに乗るNPCとして登場。レベルが6しかなく能力も低いので攻撃が絶対に当たらない。
スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
エルシャンクに乗るNPCとして登場。ピンチになったロミナたちを助けに現れたロム・ストールの声をジョウと聞き違えるという声優ネタがある。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
エルシャンクが母艦として使えるようになったので、自軍ユニットとして活躍……して欲しいが、戦闘系コマンドを全く覚えない。育てることも難しいので放置してもかまわない。必修コマンドは信頼補給
スーパーロボット大戦IMPACT
声つきで参戦。役目は『COMPACT2』と同じだが、NPCではなくほぼ全編操作可能。精神コマンドも使い勝手が良い。貴重な脱力使いなので優先して集中力を付けた方が得策。『機動戦艦ナデシコ』の参戦により、「なぜなにナデシコ」へ飛び入り出演するイベントが追加されている。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
音声が新規収録された。なお島本氏のスパロボ出演は『IMPACT』以来実に11年ぶりとなる。終盤のIMではDVEもある。今回は祝福要員になれる。エルシャンクに補給装置があるので育てるのは楽。ルート分岐によって、衣装をドレスから戦闘服に変更できるイベントが発生する。なおイルボラ生存フラグにも関わっている。
衣装を変更すると彼女の顔グラフィックとエルシャンクの武器のカットインが変わるが、能力値などに変化は無い。ぶっちゃけ着替えただけなので仕方ないとはいえ、何かしらのパワーアップは欲しかったところである。
まぁ、全ての隠しキャラを揃える場合は必ずスルーしなければならない要素であるため、正解だったのかもしれないが。

パイロットステータス

能力値

全般に能力は低いが、射撃だけはそこそこ、彼女の強みは精神コマンドにありSPは一級。典型的な精神型艦長。

精神コマンド

『COMPACT2』では戦闘系コマンドを全く覚えない。

IMPACT
信頼脱力献身幸運奇襲
ジョウより早く奇襲を覚える。
UX
信頼てかげん祝福理想
序盤では貴重なてかげん要因で、隠しキャラの加入フラグを満たしたいときなどに重宝する……と言いたいところだが、ロミナの能力値が低いため使いやすくはない。むしろエルシャンクがダメージを受ける→飛影が出てきて大惨事、という事態になりかねないので、他のキャラに任せたほうが無難だろう。本領は、本作で希少な祝福要員ということ。

特殊技能(特殊スキル)

IMPACT
がんばり屋援護攻撃L3、援護防御L3
毎ターン努力の効果をもたらす「がんばり屋」のおかげで育てやすい。
UX
援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L1、指揮L3

戦術指揮

搭載・回収時の回復率50%、精神耐性、獲得資金10%上昇
イルボラが離脱した後から選択できるようになる。もともと戦闘指揮官ではないためか、あまり強力な効果は持っていない。
ただし、彼女の戦術指揮もイルボラの参入条件に関わるので、第48話以外のイルボラ交戦ステージは必ず選択したい。特に蒼穹作戦など、他作品がメインとなっているステージでもイルボラの生死に関わるものがあるので注意(ちなみに唯一の例外とも言える第48話では1周目で彼女を選択するとグラハムが死んでしまう)。

パイロットBGM

「LOVEサバイバー」

人間関係

ラドリオ7世
父。ロミナに忍者を探すよう言い渡した直後にザ・ブーム軍の攻撃で命を落とす。
フランソワ王妃
母。ザ・ブーム軍に囚われの身。
ジョウ・マヤ
次第に思いを寄せていく。
レニー・アイ
仲間であり、最大の恋敵とも言える存在。
シャフ
侍女。
イルボラ・サロ
エルシャンク指揮官だったが、ザ・ブーム軍に寝返った。
ガメラン
エルシャンクの副官。イルボラ離反後は指揮官になる。
アネックス・ザブーム
最大の仇敵。
ハザード・パシャ
彼によって何度か人質に取られた。

他作品との人間関係

スーパー系

兜甲児
選択肢次第では、地球に降り立ったロミナの最初の理解者になる。
デューク・フリード
彼が発した「我が大地、緑なりき」という言葉を甲児から聞かされ、感銘を受ける。後にデュークと対面した際にこの言葉を口にしている事から、自らの指針にもなっている様子。
神勝平神江宇宙太神北恵子
ブッチャーを撃破したものの、バンドックの胴体部分に逃げられた事で血気にはやる彼らを一喝し、自重を促す。
ロム・ストール
助っ人に現れた彼の声を聞いて、ジョウと誤解する声優ネタが有る。
石神邦生
UX』では彼によって保護される。
アウグストゥス
『UX』では「地球皇帝」を名乗って悦に浸る彼に対し、その人の上に立つ者にあるまじき思想や振る舞いについて痛烈に非難した。

ガンダムシリーズ

宇宙世紀ガンダムシリーズ

ブライト・ノア
IMPACT』終盤でエルシャンクがロンド・ベル隊の旗艦を担う事になった為、戦闘指揮を彼に委ねる。
ジュドー・アーシタ
彼に、エルシャンクで保護しているプルの身柄の安全を約束する。丁寧なロミナの応対に、ジュドーも畏まって謝意を述べた。
ニナ・パープルトン
彼女からガンドール隊による「ジャブロー奪還作戦」成功の吉報を齎され、ジョウの無事を知り安堵する。
シロー・アマダ
COMPACT2第1部』及び『IMPACT』では、地上に降りてガンドール隊に合流して指揮官の葉月長官が、所用で手が離せないのでその間自習室で待機していた際に、不本意ながらも見張りとして来た彼の柔和な対応に親近感を覚えた。

アナザーガンダムシリーズ

シュバルツ・ブルーダー
『IMPACT』では、忍者繋がり故か彼の操るガンダムシュピーゲルの動きが飛影に似ていた事から気がかりになり、アレンビーから彼がゲルマン流忍術の使い手であるという事を聞き出し、彼こそが伝説の忍者ではないのかと勘繰る。
アレンビー・ビアズリー
『IMPACT』では、他者に対して何かと畏まった口調で話すため、彼女も例外ではなく「アレンビーさま」と呼んでしまい彼女を照れさせてしまう。そして、彼女から伝説の忍者ではないのかと思われるシュバルツの事を聞き出す。

リアル系

シーラ・ラパーナ
『IMPACT』で邂逅した際、彼女と優雅な挨拶を交わし周囲の空気を一変させる。
テンカワ・アキト
ボソンジャンプへと跳躍した事で、意識を失った彼をエルシャンクに収容し、介抱していた。
ウリバタケ・セイヤ
オモイカネへのデバック作業で彼が用意していた隠し球=飛影に驚愕し、後述の珍言を発する事に。
ミスマル・ユリカ
先に火星に向かった彼女を追いかけ独断先攻を抗議した。流石のユリカもその時は珍しく降参気味だった。
ミツヒロ・バートランド
『UX』にて、彼の狂気じみた発言に対し、哀れみを覚えていた。

バンプレストオリジナル

アインスト・アルフィミィ
ノイ・レジセイア戦で助力してくれた彼女を「仲間」と認め、手を差し伸べるが…。

名台詞

「ラドリオ星の誇りにかけて、私はどんな取引にも応ずるつもりはありません」
第3話より。ロミナ姫を人質に異星の軍事技術を手に入れようとしたハザードへの台詞。彼女の気丈な一面が初めて表れた場面でもある。
「ジョウ達の気持ちも分かります… 私も父がザ・ブーム軍に攻撃されていると知りながらラドリオ星を離れなければならなかったのですから…」
第9話で親を助ける為に戦おうとするジョウ達の姿を見て自身の境遇と重ね合わせて彼らの行動を理解した際の台詞。
「ただ、仲間同士で争うのは止めてください。失われたとはいえ、私達は同じラドリオの人間なのです。それだけは… お願いします」
第15話より。グラサンハザードの謀略によってラドリオ星がザ・ブーム軍に滅ぼされた事実を知らされ、その動揺が原因でエルシャンクの乗組員同士が喧嘩になった際、ラドリオ星の現状を伝えなかった事を詫び、彼らに頭を下げるまでした台詞。
結局、このロミナの言葉を持ってしてもエルシャンク側の動揺は止まらずにイルボラを頼ってザ・ブーム軍に投降する乗組員が続出するが、一方でこのロミナの姿を見たジョウは衝撃を受け、今までのロミナに対する考え方を改める事になる。
「わたくしが闘います。そうすれば、皆もついてくるでしょう!」
敵として登場したイルボラに対し、乗組員達が攻撃できない中、専用の戦闘服に身を包んで出撃したロミナの台詞。
「ただ、わたくしにできることは、ラドリオ星人としての名誉と誇りにかけて、最後まで戦い抜くこと!…たとえ…たとえ、一人になったとしても…。」
第21話でアネックス皇帝の登場に恐れをなしてエルシャンクを出て行こうとするガメランらに対し、その行動を否定はせず、自身の決意を語った場面での台詞。
「イルボラ!わたくしは、あなたからそう呼ばれる覚えはありません! あなたはわたくしたちにとっては裏切り者。…敵でしかないのです…」
第35話でジョウを助ける為に出撃したロミナをイルボラが呼びかけた際の台詞。流石にイルボラも彼女の拒絶にショックを受けたようでロミナ姫を抱えた飛影もろとも攻撃する事になる。
「ジョウが…好きです…」
第36話でレニーに吐露したジョウへの想い。UXではDVEとなった。
「イェイ! …あっ…」
第36話ラストでの勝利で「イェイ!」とVサインをしたジョウにつられてVサインをし、直後に赤面した時の台詞。
「皆さん、わたくし達はこの戦いでアネックスを打ち破り、祖国ラドリオ星へ帰らなければなりません。地球連邦の協力を無駄にしてはなりません。この戦いは祖国ラドリオ星解放の輝かしい第一歩なのです!」
第40話でのザ・ブーム軍との決戦の前に行なったエルシャンク乗組員への激励。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

IMPACT

「飛影…!ウリバタケ様!? あなたはニンジャを作る事が出来るのですか…!?」
「もしや…あなたが…伝説の…」
第3部銀河決戦篇第9話「そのために今、生きている」より。オモイカネの記憶中枢部にまで参上した飛影を見て、驚愕のあまり口走った迷言。ロミナの天然ぶりに流石のジョウも頭を抱える。
「私も皆様のお役に立ちたいのです…それに葉月様やブライト様なら、こう決断されると思います」
第3部銀河決戦篇第22話「ただ地球の平和のために」より。エルシャンクのワーム航法を用いて火星基地へと強行突入する作戦を自ら提案し、周囲から驚かれた事に対する返答。長く行動を共にする内、葉月ブライトの采配に感化されてしまったようである。
「どうかここは、お気持ちを鎮められて…私は…共に戦って頂いた方々が危険に身を晒すのを見るのは…辛いのです…」
第3部銀河決戦篇第17話「ブッチャーの最期」より。バンドックの胴体部分が逃亡した事で激怒し、追撃をかけようとする勝平達を一喝した後、彼らへ冷静になるよう説く。
「ジョウ、そんな言い方はおやめなさい。…ナデシコも同じ航法が使えるようですし、今度はナデシコになってもらえばよいのですから」
同上。かんなづきの懐にエルシャンクを誘導する事で、近距離ではボソン砲が使えない弱点を突いたユリカだったが、結果的に囮にされた事で流石のロミナも上述の嫌味を発せずにはいられなかった模様。
「ファースト…クラス? 戦闘陣形の事なのですか? 私、まだまだ勉強が…」
第3部銀河決戦篇第30話「誠実な心で」より。ワーム航法でバンカー要塞中枢部に辿り着いたものの、あまりの揺れの酷さを旅客機に喩えるエクセレンのジョークを受けて発したボケ。
「エリナ様、ナデシコが空間移動をするための石はどれくらい残っておられますか?」
「…エリナ様、どれくらい残っておられますか?」
第3部銀河決戦篇第31話「失われた者たちへの鎮魂歌」より。最終決戦の場であるアインスト空間へと向かうべく、チューリップ・クリスタルのストックについてスッ惚けるエリナへ詰め寄った際の台詞。その剣幕にエリナも折れるが、傍らで見ていたジョウは若干引き気味だった。
「あなたは、私達に協力してくれました…この恐ろしい宇宙から、私達の宇宙を救うお手伝いを」
「…もう、立派なお仲間です」
第3部銀河決戦篇最終話「そして決戦の銀河へ」より。ノイ・レジセイア戦で協力してくれたアルフィミィを仲間と認めた際の台詞。だが、彼女の生命は既に…。

UX

「わたくしたちの故郷、ラドリオ星はこの地球にそっくりの、緑と水にあふれた美しい星でした」
第1部第5話「伝説の忍者」におけるラドリオ星の紹介。さらっと言っているが原作とは真逆の説明をしている。気付いたプレイヤーはまずいないだろうが、ある意味では今作における設定の盛大なネタバレ。
「あの方…フェストゥムを憎むあまり、戦いを始めた目的すらも見失ってしまったのでしょうか?」
第2部第29話「燈火-ともしび-」シナリオエンドデモより。フェストゥムを憎むあまり、「人としてあるべき心」を失ったミツヒロに対して。なおスカーレットもまた、ミツヒロについてはロミナ姫と同様の感想を述べている。
「皇帝とは民を導くべき存在です! 人を見下す者が名乗って良いものではありません!」
第3部第43話ユニオンルート「THE RETURN OF THE SORCERER」でのアウグストゥスとの戦闘前会話
(あなたの行動は、決して褒められたものではありませんでした)
(ですが、未来を見つめた孤独の闘い…。その忠義はしかと受け取りました)
(共に往きましょう、イルボラ。運命を越える鵬翼となって…)
第3部第49話「侵略の終焉」にてイルボラが死亡した際のモノローグ。

搭乗機体

エルシャンク

商品情報