ナデシコ・Yユニット

2018年6月16日 (土) 20:18時点における忠犬キャット (トーク | 投稿記録)による版 (→‎装備・機能)
ナデシコ・Yユニット
外国語表記 Nadesico Y-Unit
登場作品 機動戦艦ナデシコ
分類 ナデシコ級宇宙戦艦
動力 相転移エンジン4基
核パルスエンジン4基
AI オモイカネ
原型機 ナデシコ
乗員人数 最大214名
主な搭乗員
【艦長】
ミスマル・ユリカ
【副長】
アオイ・ジュン
【オペレーター】
ホシノ・ルリ
【操舵士】
ハルカ・ミナト
【副操舵士】
エリナ・キンジョウ・ウォン
【通信士】
メグミ・レイナード
【戦闘指揮】
ゴート・ホーリー
【会計・監査役】
プロスペクター
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概要

「Yナデシコ」とも称する。ナデシコにYユニットを無理矢理接続した姿。

これによって大幅なパワーアップを果たし、目標周辺の空間を丸ごと相転移させることが可能となった。

Yユニット

追加の相転移エンジン2基と相転移砲を内蔵したユニットと、大型レドーム付き連装式グラビティブラストのセット。オモイカネと同様の独立型コンピュータ「サルタヒコ」によって制御されている。

元々はナデシコ級4番艦「シャクヤク」用に建造されたものだが、シャクヤクは木連優人部隊の攻撃により撃沈どころか出撃前に落盤で潰れてしまったためこのユニットを接続することはなかった。

ユリカが言うには「もったいない」発破をかけるために部下に指示を出したウリバタケいわく「4番艦に着くもんが1番艦に着かないはずない」とのことだが、やはり無理に接続したための不具合が生じ、その対処に奔走するシーンも。

なお、漫画『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』ではナデシコが改修された際「ヤマト=ナデシコ」と改名されたが、YユニットのYがそのYなのかは不明である。

登場作品と操縦者

SRWでも弱点が殆どない万能戦艦。目立つ弱点はP武器がないこと。でも最近の作品ではミサイルがP武器だったり突撃もあったりで弱点がない。あえて言うならばディストーションフィールドやグラビティ・ブラストのコストが高く、高燃費でガス欠を起こしやすい点か。それすらも最近はエネルギー回復があるために弱点に生らなくなりつつある

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦IMPACT
ディストーションブロックが採用されているので、難易度が高い本作の壁役に最適。乗り換えルリを艦長にできる。精神コマンドも5人分だが『J』と違い使いにくい精神コマンドが多い。熱血がないのがネック。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦APORTABLE
初登場作品。当てて避けて耐える自軍最強の戦艦。ただしフル改造しても燃費は悪い。
スーパーロボット大戦R
中盤にナデシコがYユニットを装備する形で登場。ミス一番星コンテストの直後にコマンダー・ネンドルに指揮権を奪われる。終盤に火星で航行不能となり、改造ナデシコCに引き継がれる。ユリカので戦闘でも活躍できる。
スーパーロボット大戦J
中盤にナデシコがYユニットを装備する形で登場。5人精神・バリア持ち・EN回復持ち・マップ兵器2種所持と、戦艦でありながら並の主力ユニットを凌駕する性能を持ち、メイオウ主人公機と並んでJの凶悪ユニットとされている。全51話の中の第24話から登場するため、かなり早期からその高性能を堪能できる。本作では命中率0%スルーがあるのでYナデシコも必然的に良く狙われ、撃墜数を稼ぐことができる。追加武装0の上にどんどん退艦者がでるアークエンジェルとはエライ違いである。乗り換えルリを艦長にできる。Jでは数少ないトドメ演出がある武器を持つ。
スーパーロボット大戦W
第1部終盤に登場するも第2部開始前には引退する(というかYユニットを演算ユニットごと木星に沈めてしまうため、第1部最終話には素のナデシコに戻っている)。第2部序盤では火星の後継者によるYユニット運搬目的のレプリカが登場。第2部終盤でミスマル・ユリカが戦線復帰し、なんとユーチャリスを改造したという設定で、戦場に2隻のナデシコが存在することに。また、サブパイロットとしてラピス・ラズリが搭乗している。
なおこのユーチャリス改修型は第1部のナデシコではなくその時点でのナデシコCの改造が反映されるため、第1部でナデシコをお気に入りに入れて15段階改造していても、第2部で劇場版ナデシコをお気に入りから外していると改造段階が下がってしまうことになる。
スーパーロボット大戦BX
やはり中盤頃にパワーアップする。なお、本作では「シャクヤク」は、軍の内通者の手でヴェイガンに渡るのを阻止するべくビシディアンによって爆破され、そのためシャクヤクのパワーアップ用のパーツをナデシコに取り付ける展開になっている。
無理矢理接続した弊害なのか、HPがYユニット接続前より減っている(むしろ、接続前のHPが他の母艦に比べて多いのではあるが)が、引き続き宇宙適応がSであることやIFS持ちになったユリカの能力も手伝い、戦艦でありながらかなりの回避率を誇る。
何より、同作では気力制限がディスクPのお陰で制限になっていないため、相転移砲(MAP版)の使い勝手があまりにも良好で、「ヒット&アウェイ」(または「強襲」)と「連続行動」を養成すれば、先制攻撃で敵雑魚を一掃可能。MAP兵器の範囲が全体的に控えめな『BX』においては、グラン・ガラン(自機中心型)やマイク・サウンダース13世(敵味方識別つき扇型)と並びかなり広く、使い勝手はそれらをさらに上回る。
精神コマンドの揃いも抜群で、相も変わらずバランスブレイカーの一機。

装備・機能

武装・必殺武器

レーザー砲
IMPACT』のみ実装。
ミサイル
ミサイル発射口があるディストーションフィールド発生装置がYユニットに換装されてしまったのでそちらから発射される。
グラビティブラスト
艦首に内蔵の重力波砲。こちらもYユニット由来。
MAP兵器版も所持。
相転移砲
艦首の砲口から発射された併行ビームが目標点に入ると、目標点から相転移フィールドが形成されて相手を空間ごと消滅させる。
J』以降はMAP兵器版と通常兵器版、そして相手がそのまま消滅するトドメ演出がある。
ディストーションフィールド
自艦の周囲の空間を歪ませ、敵の攻撃を逸らすバリア

特殊能力

搭載
ディストーションフィールド
ディストーションブロック
IMPACT』のみ実装。艦内ブロックごとにフィールドを形成してダメージを軽減する。
EN回復 / EN・MP回復L2
A』や『IMPACT』等を除いて実装。真空を取りこんでエネルギーにする相転移エンジンの再現だが、大気圏内でも性能が落ちることはない。
重力波ビーム

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

2L(LL)

カスタムボーナス

EWAC』の効果+15%
A PORTABLE』で採用。

機体ボーナス

BX
  • 初期段階:CRT補正+10 HP+500
  • 第二段階:CRT補正+15 HP+750 EN+50
  • 第三段階:CRT補正+20 HP+1000 EN+75
  • 最終段階:CRT補正+30 HP+1500 EN+100 射程+1

機体BGM

「YOU GET TO BURNING」