覇道瑠璃(Ruri Hadou)
- 登場作品:機神咆吼デモンベイン
- 声優:麻見順子(全年齢対象作品)、赤白杏奈(『斬魔大聖』)
- 種族:地球人(日系人)
- 性別:女
- 所属:覇道財閥
- キャラクターデザイン:Niθ(ゲーム版/アニメ版原案)、橋本秀樹、桜井正明
世界屈指の大財閥でありアーカムシティの実質的支配者、覇道財閥の二代目総帥。前総帥・覇道鋼造の孫娘であり、才色兼備のお嬢様。
両親は幼い頃にブラックロッジのテロにより死亡しており、祖父の鋼造が育ての親となった。そのためおじいちゃんっ子の気がある。
鋼造の信念を継ぐ強い正義感の持ち主で、「祖父からデモンベインを託された」という自負があるため、勝手にデモンベインの所有者となった九郎とアルを当初は「軽い気持ちでデモンベインを扱っている」として嫌っていたが、九郎の戦いを間近で見たことで彼こそが鋼造が望んだ人物であると認識し、信頼を置くようになる。
有事の際には地下秘密基地に移動、専用の戦闘服を着用して「司令」として、市民の避難誘導などのバックアップを行う。また、デモンベインのレムリア・インパクトを解禁するための「ナアカル・コード」の送信は彼女の権限によって行われる。
アニメにおいては再現されていないが、ゲーム版における彼女の固有ルートでは九郎の代わりにデモンベインを駆ったりマギウス・スタイルになるエピソードがある。ただし彼女に魔術の才はなく、本来の能力を発揮するのは難しくなっていた。
酒癖は最悪で、酔うと周囲に絡む事が多く、しかも翌朝には酔っていた時の記憶が綺麗に無くなってしまう。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦UX
- アニメ版準拠の参戦なので、マギウススタイルでの戦闘などは再現されていないが、戦術指揮担当キャラのひとりに採用されている。
- デモンベインのレムリアインパクト使用時の戦闘アニメでは、ナアカル・コード送信の演出として前代未聞のパンモロカットインを披露する。再現されたカットインでは原典たるアニメ版よりも作画演出がしっかりしているという謎の徹底ぶりである。
- ちなみに(18禁版含む)ゲーム版における同シーンにおいてもこの演出はアニメーションで挿入されているが、そちらにはパンモロはおろかパンチラすら存在しない。
人間関係
- 大十字九郎
- 依頼先。関係については上記も参照。彼には「お姫様のようだ」という認識を持たれており、「姫さん」と呼ばれる。
- アル・アジフ
- プライドの高い者同士というのもあり喧嘩が絶えない。九郎と和解してからは根底の険悪さはなくなっているが、表面的にはあまり変わっていない。
- 覇道鋼造
- 祖父。超人と謳われるほどの人物だったが普段は孫煩悩だった。
- 覇道兼定
- 父。本編開始時点でティベリウスにより殺害されている。
- オーガスタ・エイダ・ダーレス
- 母。外伝「機神胎動デモンベイン」の主人公。「発明女王」の異名を持つ才媛であり、デモンベインの開発(正確には復元)にも関わっていた人物。本編開始時点ではティベリウスにより殺害されている。
- ウィンフィールド
- 従者。過保護な面もあるが、信頼関係は強い。
- チアキ、ソーニャ、マコト
- 従者。
他作品との人間関係
名台詞
迷台詞
- 「大十字さんをどこに出しても恥ずかしくないような素敵な淑女に仕立て上げなさい。」
- 酒の席で酔った際に九郎を女装させようとした命令、このせいで後の悲劇を生むことに…
スパロボシリーズの名台詞
搭乗機体・関連機体
- デモンベイン
- 鋼造から託された機体であり、後に九郎へ託す。一種の形見でもある。