ウェンディ・ギャレット(Wendy Garrett)
エヴァーグリーンの町に兄のミハエル・ギャレットと一緒に住んでいたが、ミハエルが野盗ラッキー・バンチに売り飛ばされ、自らも殺されそうになったところをヴァンに助けられ、兄を捜すために彼と一緒に旅に出ることになる。中盤に再会した兄ミハエルがカギ爪の男の一派に組みしていたという衝撃がありながらも、ヴァンや多くの仲間との出会いによって成長していき、再びミハエルと対峙する。
チョココロネのようなお下げが特徴的で、常にペットであるカメオを下げている。ちなみにこの髪はエビフライとも呼ばれてる。『ガン×ソードさん』では公式にネタにされており、こっちが本体とまでされている。
ちなみに名前を略すと「うぎゃー」。でも略して欲しくないらしい。
回想録スタイルで進行する次回予告のナレーションも、彼女の重要な役目のひとつ。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦K
- 今回はダリウス軍に襲われていた村を守るためヴァンを頼りお嫁さん発言。また、ファフナー組との絡みもそれなりにある。
人間関係
- ヴァン
- 第1話で共に旅をすることになる。ウェンディにとって「世界一のヒーロー」。
- カメオ
- ウェンディが飼っている亀。『ガン×ソードさん』では彼に「姐さん」と呼ばれる。そして、よく彼女に殺される。
- カルメン99
- 最初に出会った時は仲が悪かったが、すぐに意気投合する。
- ジョシュア・ラングレン
- 近い境遇を持っており仲が良い。
- ユキコ・スティーブンス
- 同じく旅の仲間となり、仲間内の中では姉的存在となる。
- エルドラメンバー(ネロ、ホセ、バリヨ、カルロス)
- 彼女が言うにはあんな、かっこいいヒーローを見たことが無い。そうである。
- ミハエル・ギャレット
- 兄。仲がよく、当初の旅の目的こそ自分をかばって野盗に連れ去られた彼を捜す事であったが、カギ爪の男に従っていた彼の姿に衝撃を受ける事になり、その後再会したときは強引に止めようとするが…
- カギ爪の男
- 作中では二度邂逅。彼を悪人と認識しながらもその温厚な性格に触れて戸惑うことになる。しかし彼自身に同志へと誘われながらもきっぱりと拒否し、後にカギ爪の男を否定する発言をする。
他作品との人間関係
- キラ・ヤマト
- 兄と同じ声。それを意識したようなやり取りがKでは見られた。
- シン・アスカ
- 妹のマユを失っている事もあってか、誰よりもウェンディとミハエルの兄妹仲を心配していた。ステラと同じ声だから、というのもありそうである。
- 小楯衛
- 歳が近いせいか仲が良く、彼は自分の決意を新たに戦う時に彼女にゴウバインヘルメットを預けられる。まるで死亡フラグ成立時のようなやり取りであり、事実その通りになってしまうが、フラグ次第では衛が他の死亡した(と思われていた)ファフナーパイロットらと同様に生還するため、その後預かったゴウバインヘルメットを彼に返すシーンがある。
- シェルディア・ルージュ
名台詞
- 「わたし…わたし…あなたの、お嫁さんになってあげる!」
- 賊に襲われた村を助けようとしないヴァンに、自分に何ができるか考えてみろと言われて。その後、ヴァンの名(迷?)言へと繋がる。
- 「あたし… 貴方が悪い人には思えなくなってきました。」
- 22話より。ひょんな事によりカギ爪の男とデートする事になり、警戒しながらカギ爪の男の人間性に触れる事になるが、ミハエルを強引に連れ去った事を謝罪される等、あまりにも温厚な人間性の為に困惑してしまう。
- 「あの人は世界や夢という言葉でごまかして、本当のみんなを見ていないのよ!」
「自分のわがままを押しつけるだけの人を兄さん、ただ信じたいだけなんだわ、あんな偽物を!」 - 最終話にてウェンディとミハエルが対峙した際、同志の夢とその正当性を主張する兄を否定した際の台詞。旅によって多くの人間に出会い、その悲喜を見てきたウェンディだからこその台詞。世界や他者のためとしながら、ヴァンやレイの恋人をはじめ、多くの人間を巻き込んできたカギ爪の男の本質を最も痛烈に突いた言葉といえる。
- 「みんな、元気!?わたしは元気!元気なわたしの名前はウェンディ・ギャレット!略して、『ウギャー』!お願いだから略さないでね!」
- 『ガン×ソードさん』第1話冒頭での台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「この子、ジョシュアさんより強力かもしれないですね」
- 仲間になった直後に空気の読めない発言をしたシェルディアに対して言った台詞。
- 「キラさんに優しくしてもらうと…なんだか安心する…」
- 兄と同じ声。早い話が声優ネタ。
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