多元世界(Plural Worlds)
『超時空世紀オーガス』の相克界と同様に桂木桂が時空振動弾を作動させたことで、並行世界の様々な地球を含む、あらゆる次元の並行世界が融合した。
元ネタとなった『オーガス』の相克界(もしくは混乱時空世紀の世界)ではその混乱は地球上にしか及ばなかったが、『スーパーロボット大戦Z』では宇宙空間や他の星にも影響が及ぶ。また、宇宙は他の平行世界を映しているのか、闇ではなくオーロラがかかったようになっており、地球に他の星や未来の地球の一部を融合させたりと、空間・時間軸を超えて規模が大きくなっている。
『第2次スーパーロボット大戦Z』では、その多元世界自体が大時空振動により複数誕生したとされており、『Z』と『第2次Z』とではそれぞれ違う多元世界が舞台となる。
その世界観については『世界観/Zシリーズ』もしくは相克界の記事を参照。
またスーパーロボット大戦Vの劇中で登場する三つの世界、新西暦世界、西暦世界、宇宙世紀世界も多元世界の並行世界の一つであり、この3つの世界でも劇中でもたびたび次元震の発動が確認されている。
そのためZシリーズ桂木桂が時空振動弾を発動させたことによりスーパーロボット大戦Vの世界にも大きく影響を与えたことになる。
またスーパーロボット大戦Vでの次元震は早乙女研究所内に貯蔵されていた大量のゲッター戦を地球の各地に振りまき局地的な柄大きな被害を生み出した。
余談
- 特撮番組『仮面ライダーディケイド』(2009年1月25日~2009年8月30日)のストーリー内容は「並行世界を彷徨い、戦う仮面ライダー」というものである。その作品における並行世界が一つの多元世界を構築する過程が『スーパーロボット大戦Z』と似ており、これについて寺田貴信プロデューサーが『熱血!必中!スパログ!』内で語っている。