シルヴィア・ド・アリシア(Silvia de Alisia)
DEAVA所属のエレメント候補生で、実の兄であるシリウスこそ太陽の翼であると信じて疑わないブラコン気味の少女。
元はアリシア王家の王女……なのだがその割に意地汚く、行儀も悪い。また、自分で頭を叩きつけて、アポロ達の飛ばされた夢の世界に向かう[1]。等、無茶な真似も多い。エレメント能力は念動力。[2]
アポロニアスと共に堕天翅族と戦った女戦士セリアンの生まれ変わりでセリアンの光の記憶を持つ。アリシア王家はアポロニアスとセリアンの子孫であるため、兄のシリウス同様に左腕(シリウスは右)のリストバンドの下には紅い翅を持つ。
アポロとは当初、非常に険悪な間柄で、彼がアポロニアスの生まれ変わりである事は断固として認めていなかったが、彼の諦めずに立ち向かおうとする姿勢や、堕天翅の血を引いている自分やシリウスを仲間として受け入れてくれた事、大切な親友であるバロンを失い悲しみに暮れる彼に何もしてやれない事に涙を流す等を経て、過去生や記憶の共有、お互いの優しさを認め合い、やがて相思相愛の存在になる。また、数々の戦いを経ることで、仲間たちとの絆も深めていく。
逆に人類を裏切り堕天翅族となったシリウスとは溝が深まってしまい悩ませられるが、アトランディア行きは拒絶。直接対決では
最終決戦にて、音翅に殺されそうになるが自力で脱出して頭翅を撃破。その後、不動の助言もあり、いがみ合うアポロ、シリウス、頭翅をなだめて無限合體拳を成功に導く。一万二千年後の再会を約束し、地球を救う人柱となったアポロやシリウス、頭翅と別れ、彼の忘れ形見といえるチビコ達孤児を救出する。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- エレメントシステムの技量担当。ルナでの援護にも長ける。
- 第2次スーパーロボット大戦Z(破界篇/再世篇)
- 相変わらず技量担当だが、エースボーナスにより射撃も育成しやすくなった。Z続投組で数少ない顔グラが書き直された人物の一人。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 12000年前の世界から不動GENに呼ばれる形で参戦。今回はソーラーのサブ固定。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
小隊長能力(隊長効果)
- 命中率+10%
- Zでの隊長効果。
固有エースボーナス
人間関係
- アポロ
- 初対面時から険悪。「ボケ姫」、「野良犬」と罵り合う仲だが、なぜか合体はいつもうまく行く。バロンの死や、数々の戦いを経て関係は良好になっていき。お互いにかけがえのない人となる。一万二千年後の再会を約束して別れるが、Zの完全エンドでは帰還を果たす。
- シリウス・ド・アリシア
- 最愛の兄。シリウスが前世の恋人である太陽の翼アポロニアスの生まれ変わりと信じていたが、アポロが現れたことで、次第に揺らいでいく事になる。シルヴィアはシリウスへの思いを恋愛感情と思っていたが、後に両親を失った過去のトラウマと判明。
- 最終回でシリウスがセリアンの闇の記憶を持つことがわかり、「かけがえのない半身」としてアポロ、頭翅と共に旅立つ兄を見送った。Zの完全エンドでは帰還を果たす。
- 紅麗花
- シリウスを巡り一方的に噛みつく。しかし一方で、麗花の方も自分のみならずシリウスまで困らせるシルヴィアには、苛立ちを感じていた模様。「水底のしあわせ」での合体で麗花の不幸を知り、「食べたくて合体」や「魂のコスプレイヤー」を通じて次第に信頼関係を築く。特に「食べたくて合体」ではダイエット成功のためにつぐみを含む三人で協力する。
- 頭翅
- 生命の樹が危機に瀕したとき、頭翅に人の心の暖かさを教え、無限合體拳を成功させた。スペシャルディスクの追加シナリオでは次元の向こうからアクエリオンと共に帰還した頭翅から感謝され、ベクタールナを託される。
- 双翅
- 彼の「けがれなき悪戯」によって変な世界に飛ばされ、”みっともない姿”にされてしまった事も。
- アリシア・ド・アポロニアス
- アポロニアスとセリアンの娘で、人と天翅の二つの命を継ぐ。アリシア家の始祖。
- ミコノ・スズシロ
- 続編『アクエリオンEVOL』のヒロインで、シルヴィアの転生姿。破天荒なシルヴィアと違い、気弱でネカティブな性格だが、この弱い性格を変えたいという思いが強い。また、仲間を思いやる本質的な部分は共通している。
- アリシア
- 続編『アクエリオンEVOL』に登場する女優。堕天翅族との戦いを描いた映画「アクエリアの舞う空」にてシルフィー(シルヴィア)を演じた。
他作品との人間関係
名台詞
- 「何これ?気持ちぃぃ~!」
- 合体時の台詞だが、本編よりもパチンコやそのCMで有名になった。
- (麗花&つぐみ「食べ物の恨み…」)
「思い知れぇぇぇぇぇ!!」 - 「食べたくて合体」にて、食料を奪った敵に対して怒りを露にした台詞。