ガンダムエクシアリペア
概要
1stシーズン最終話「刹那」におけるGNフラッグとの激闘で中破したガンダムエクシアの修復機。
機体概要
刹那・F・セイエイが4年間ソレスタルビーイングとの接触を断っていたために補給を受けられず、物資不足により欠けた装甲はほぼそのままにされている。
「GNフラッグとの激闘によって喪失した左腕はマントでカバーしたのみで、同じく喪失した右カメラアイはティエレンのカメラで代用、各部GNコンデンサーは全て破損、GN粒子制御用クラビカルアンテナも折れている」という満身創痍の状態である。
肝心の武装もGNソードを除く格闘兵装およびGNシールドが失われている上、頼みのGNソードは刃こぼれして切っ先が折れた状態になっている。
この満身創痍のこの状態でトランザムが可能かどうかは不明。[1]なお、「ガンダムエクシア改」という別名が記載された資料もあるが、この場合は「改修」の意味合いが強い。
劇中での様相
2ndシーズン第1話「天使再臨」にてコロニー・プラウドに現れてアロウズと交戦するが、新型機アヘッドとの性能差から敗北してしまう。しかし、アヘッドにあわや討たれるところを救援に来たティエリア・アーデのセラヴィーガンダムに助けられた。
刹那・F・セイエイがソレスタルビーイングに合流した後、本格的な修復のためソレスタルビーイングのラボへと送られ、エクシアリペアのGNドライヴはダブルオーガンダムへと受け継がれた。[2]
その後、本機体はソレスタルビーイングのラボで改修されて、最新技術が施されたガンダムエクシアリペアII(SRW未登場)へと生まれ変わる。そして、それはリボンズ・アルマークとの最終決戦時に刹那の手によって起動され、リボンズを討つ力となったのであった。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 初登場作品。序盤各ルートでスポット参戦。攻撃力はそこそこだが、運動性が低く攻撃を喰らいやすいのが問題である。あまり強くないので、無理は禁物。
- なお、残念ながらガンダムエクシアリペアIIは未登場[3]である。登場させるとダブルオーライザーが離脱してしまうので、仕方がないといえば仕方がない。
単独作品
装備・機能
武装・必殺武器
- GNバルカン
- 右腕に内蔵している小型ビームバルカン。やや非力であるが、戦闘機や旧世代MSであれば十分に破壊できる。
- 劇中未使用のためか、SRWでも未登場。
- GNソード
- 右腕に装着された複合武器。大型の実体剣とショートレンジ用GNビームライフル、GNコンデンサーを内蔵したバックラーで構成される。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 全ての格闘武器の攻撃力+400
- 改造する機会は無いので実質無意味。
機体BGM
- 「FIGHT」
- 劇中BGM。
対決・名場面
関連機体
余談
- ガンダムエクシアリペアは半壊した姿ながらも、ある意味悲壮感も感じさせる外見からか、ファンからは「ボロシア」の俗称(というか愛称)で呼ばれることもあり、地味ながら人気が高い。
- 実際、視聴者からの人気を反映してか『機動戦士ガンダム00』スペシャルエディションII「エンド・オブ・ワールド」の映像ソフトの表紙にガンダムエクシアリペアが採用されている。
- マントをまとったその姿からクロスボーン・ガンダムX1を連想した視聴者も多かった。
- なお、これに関して水島精二監督は「実際の宇宙空間ではマントははためいたりしないのだが、やはり『マントがはためいた方が格好良い』と思ったので、敢えて劇中でエクシアリペアのマントをはためかせる事にした」と述懐している。
- PSP用ソフト『SDガンダム GGENERATION WORLD』では、本機からティエレン宇宙型を開発できる。移植した右カメラアイがティエレン宇宙型のものだからなのか…?