グラドス軍とは、『蒼き流星SPTレイズナー』にて地球へ侵略した軍隊。
概要
ブルドリア太陽系にある惑星「グラドス」の軍隊。SPTやMFを主力とし、地球人を遥かに上回る技術力を有している。作中では火星、月を壊滅させた後に地球へ侵攻、第1部ラストの後に地球を完全に占領して地球の文化を破壊して圧政を行い、第2部ではレジスタンスがグラドス占領軍の圧政に対抗するというストーリーとなる。
第1部の頃は近未来的なリアル系の敵キャラクターといった感じだが、第2部になると全体的な作中の雰囲気もあるが、当時流行っていた漫画『北斗の拳』に出ても充分違和感のないキャラばかりとなる(SRWではないが『サンライズ英雄譚』シリーズのアンソロジー漫画で「世紀末救世主菌に冒された」とネタにされた事も)。
登場作品
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 原作通りに単独の軍だが、木連と同盟を結ぶ。ボアザンと交戦したこともあるが、ハイネル達には完全に見下されている。今回も当初はエイジ達の設定に準じて第1部であるが、途中からル・カインらの2部のキャラクターが登場。また今回は『超獣機神ダンクーガ』のシャピロが寝返ってくる。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- バルマー帝国の配下。第1部に準じているが、ル・カイン等の第2部のキャラクターも登場する。
バルマー帝国内では優遇されており、辺境方面軍第8艦隊の要職に就くグラドス人もいる。 - スーパーロボット大戦64
- ムゲ・ゾルバドス帝国の配下であるが、あとは第2部に準じて地球を支配している。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 第2部準拠。星間連合を成す勢力の一つとして登場。主人公らがガンドールで外宇宙に出ている間に地球侵略を完了してしまう(ただし南北アメリカ大陸のみ)。XOではJ9がある程度その動きを察知している。ル・カインとの決着がついた後もグラドス本国の軍が登場する。
作中のエイジの言葉によるとグラドス本国は議会制の民主主義がしかれているらしく、帝政や王政による独裁が多い侵略者の中では割と珍しい存在である。そのためかル・カインが統治する地球での占領地域はともかく、グラドス本国はさほど苛烈な統治ではないようで(エイジも「グラドスでの暮らしもそんなに酷くはなかった」と言っている)、XOの終盤ではザール星間帝国の崩壊と連合に協力していたヌビア・コネクションの壊滅により星間連合が事実上瓦解したことを受け、グラドス政府も本国の世論に押されて和平路線に傾くだろうとゲイルが分析している。 - スーパーロボット大戦Operation Extend
- ポセイダル軍、バララント同盟とISTO(星間条約機構)を結成。火星にあるワープゲートを通じて地球侵略軍を送り込もうとしていたが、エイジからの情報を得たコネクト・フォースがワープゲートを防衛し、失敗。地球圏はグラドスの侵略を受けなかったものの、別の星系に存在する「刻印の星」を占領していた。
- コネクト・フォースにより、刻印の星が解放された後もポセイダル軍に協力を続けるが、ポセイダルの敗北後はロアンの手によって体制が改められ、ミューカスとの最終決戦ではコネクトに協力していた。