アラウンザー

2017年1月14日 (土) 00:21時点におけるTake (トーク | 投稿記録)による版

概要

ヘルルーガ・イズベルガが搭乗する機体。

C.U.B.E(X.E.N.O.N)そのものを動力源として組み込み、それを制御・コントロールする為、機体が巨大になった。 この機体にはC.U.B.E(X.E.N.O.N)の力で複製機体を作り出す複製プラントの技術が応用されているため、損傷を大小に関わらず回復させることが出来る。

地球・大気圏のガディソード要塞における最終決戦でホワイトベース隊と死闘を繰り広げた末に、要塞もろとも破壊された。 こちらも例に漏れず、サンライズ英雄譚の機体の意匠がある。基となったデザインは最終ボス「ミーディエイター」だが、面影は頭部をわずかに残して殆どない。そのため設定画そのままでOGシリーズに登場した。

OGシリーズ

今回のアラウンザーは、ヘルルーガが設計した大型機動兵器シリーズの名称となっており、機体の固有名はフロラーガ

外見はGC/XOと変わらないが、C.U.B.E/X.E.N.O.Nの代わりにクロスゲートのエネルギーを使用するジーベ・ドライブ(X.E.B.Eドライブ)を搭載しており、クロスゲートの近くであれば理論上はほぼ無限に行動可能。また、通常の動力もサブとして積み込んでいるため、クロスゲートを離れても性能は落ちるものの行動可能。

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦GC
本作のラスボス精神コマンドを駆使すれば苦戦することはないが、一度撃墜するとHP満タンで復活する。復活後はHP15000以下になると再生により全回復してしまうので、減らしすぎない程度まで減らしてから援護攻撃を行うなどして15000以上のダメージを与える必要がある。
スーパーロボット大戦XO
GCとの変更点としてある程度ダメージを与えると追い詰められたヘルルーガが最終兵器を放つのを防ぐため一定ターン毎に主人公機を隣接させる必要がある。させないと強制的にゲームオーバー。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
アラウンザー”フロラーガ”名義で登場。終盤戦のボスラッシュの先陣を飾る。
基本能力はGC/XOと同じだが、長射程の最強武器が追加されている上、よりによってバラン=シュナイルと大量のライグ=ゲイオスギャノニアと一緒に現れるため、下手をすると押し込まれる可能性もある。ダメージを与えると戦場に出ているこちらのユニット全ての2割程度のダメージを与えてくる。
ちなみに、このステージのSRポイントは「15ターン以内にフロラーガ以外の敵を全滅させる」なのだが、敵は何故か揃いも揃って進軍が遅い上にほとんどがある程度ターン経過しないとプレイヤーフェイズでは防御か回避しか選択しないという、非常に面倒なステージとなっている。ただし、フロラーガさえ撃破すればクリアになるので、的を絞れば実質の障害はレジアーネのギャノニア・ブラガくらいである。SRポイントコンプリートを狙うのでなければ、精神コマンドをフル活用して速攻をかけよう。強力なユニットを1体でも送り込めば大分楽になる。

装備・機能

武装・必殺武器

エネルギーボール / ソルーション・ボール
絶大な出力を利用した両手に発生させるエネルギー球。巨大化させて敵にぶつける。
アラウンザー・インフェルノ
エネルギーボールを上空に打ち上げた後、広範囲に拡散させる。
ミサイル・ボルケーノ
背部から大量のミサイルを発射する。
OGMDでは脇腹にある半球体のミサイルポッドから発射される。
ゲート・デバステイター
OGMDで追加。クロスゲートを利用して強大なビームを広範囲に撃って相手の逃げ場をなくしたうえで、包み込むように粉砕する。なお自機のエネルギーでは無くクロスゲートのエネルギーを直接利用しているためかEN無消費である。

特殊能力

EN回復(大)
OGMDで追加。ジーベ・ドライブの恩恵によりエネルギーを回復させているが、クロスゲートから動かず、フロラーガにはEN消費行動が無いため実質飾りである。
フルブロック
OGMDで追加。あらゆる状態異常を無力化。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

LL
『GC』や『XO』ではこの巨大さが厄介。狙撃狙い撃ちを持たないMサイズ以下ユニットの攻撃は実質無力化も同然。最終ステージは雑魚もLサイズばかりのため、こちらもLサイズ以上のスーパーロボット主体で対抗するのが無難だろう。

関連機体

ギャノニアギャノニア・オーガギャノニア・ブラガ
アラウンザーシリーズの関連機。