シュンパティア(sympathia)
スーパーロボット大戦Dで初登場したシステム。
リ・テクノロジストとルイーナの機体に組み込まれており、一種の精神感応機能を持つ。このため、搭載機は適合した人間しか乗ることが出来ない。
また、ある種の波長が合うことにより、搭載機のパイロット同士がテレパシーに近い精神共鳴を起こすこともある。
一体何者が、いつ、何のために作ったのかは定かではないが、ジョッシュによれば、かつてファブラ・フォレースから現れてしまった最初のもの(「破滅の王」)から星を守るために造り出されたのではないか、とのこと。
第2次OGでは特性はそのままだが設定が真逆になっている。先史文明の遺産である点は共通だが、こちらでは元々ルイーナ寄りの存在であり、糧となる知的生命体の心の在り様を調べるためのものであり、またクロスゲートを通じて異世界の魂を引き込む力を持っている。クリスはこれに触れたために「リアナ」という別の魂を持ってしまった。彼女が好戦的なのはメリオルエッセに近いためらしい。このため、同じくシステム搭載機を駆るジョッシュも存在の変質が始まっており、いずれはメリオルエッセと化してしまうことが示唆されている。
フェリオは完全に乗っ取られてしまっているが、これはユーゼスがシュンパティアに組み込ませたカルケリア・パルス・ティルゲムとの相乗効果によるもの。
ただ、このシステムには「破滅に打ち勝つための力」という別の側面があり、決戦に際してイルイ・ガンエデンの導きによってその力が発揮されることになる。
登場作品
関連人物
- クリアーナ・リムスカヤ
- 主人格はクリス。リアナの方はシュンパティアに触れたことで現れたメリオルエッセとしての魂。
- ジョシュア・ラドクリフ
- システム搭載機を駆る。Dでは何事もなかったが、OGでは乗り続けるとメリオルエッセと化すことが示唆されている。
- フェリオ・ラドクリフ
- システムに触れた際、門の向こうから引き込まれた「破滅の王」に乗っ取られてしまった。なお、OGではこの現象はユーゼスの差し金。