ソ=デス・ズォー

2016年8月5日 (金) 12:37時点におけるケニー (トーク | 投稿記録)による版 (→‎概要)

概要

フューリア聖騎士団の裏方として、情報収集や暗殺などの隠密任務を遂行する「諜士」の一人。残忍な性格の男で、遊び感覚で人を殺める危険な趣向を持つ。

フューリー人と地球人の共存の可能性を探る「同化計画」を潰すための尖兵として送り込まれ、ゾヴォークの機体を用いてアシュアリー・クロイツェル本社を破壊。グランティードを奪取して離反したエ=セルダに見つかり撤退したが、そのしばらく後に地球に下りたエ=セルダを追って北海道に襲来した。

その後はグランティード奪還のためフー=ルーやアル=ヴァンの部隊に送り込まれ、ラースエイレムを用いた奪還作戦の要を担当していたが、いずれも失敗。万全を期すためカロ=ランが出撃した三度目の作戦でようやく奪還に成功する。

しかし、その作戦後の帰り際、ベルゼルート・ブリガンディを受領したカルヴィナの奇襲を受ける。 ラースエイレムのチャージの時間を部下に稼がせた後、詰め寄って来たカルヴィナに対して、アシュアリーを破壊したのは自分であり、アル=ヴァンは後からやって来ただけだと暴露。 仇に殺される屈辱を味わわせようという思惑だったが、エイテルムが奪還作戦で限界を迎えておりラースエイレムが不発。さらに、本来は情報を求めて捕獲に現れたはずが、真相を暴露された怒りとラースエイレムへの焦りでパニックを起こしたカルヴィナに、全力の攻撃を叩き込まれたことで機体が爆散。真の死に怯えながら消え去ることになった。

登場作品と役柄

OGシリーズ

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
初登場作品。敵パイロットとしてはそんなに強くはなく、実質イベント用の敵。

人間関係

カロ=ラン・ヴイ
上司。残忍なソ=デスも彼には忠実。
ジュア=ム・ダルービ
騎士団を追放された彼をカロ=ランの命令で諜士団に迎え入れた。
カルヴィナ・クーランジュ
彼女にとっては真の仇。最後の最後で余裕をかまして真相を暴露したばかりに、彼女の怒りを買ってヴォーダの闇へ消え去ることになった。

名台詞

「僕はね、人殺しってあまり好きじゃないんだ。人間は脆いからね、ちょっと遊んだだけですぐ死んでしまう。でも、相手が機体に乗っていれば別さ! 特に玉座機と遊べるチャンスなんて、めったにないからねぇ!」
『OGMD』プロローグでエ=セルダと対峙した際に。
「出力最大! ラァァァスエイレム!」
ラースエイレム起動時。そんな風に叫ぶものではないのだが。
「これで僕達が戻れば、任務完了だ。以前はここでオルゴ転送基を破壊されたが……」
「なあああああっ!?」
第29話「希望の行方」後半ステージにて。「以前」というのは第10話「ラースエイレム」にて、ユウキ・ジェグナンの砲撃を食らったことを指している。噂をすれば影が差すとでも言うのか、生まれ変わったベルゼルートの射撃でまたも転送基が破壊されてしまった。
(ラースエイレムが使えるようになれば、お前達は終わりなんだよ!)
同ステージにて、カルヴィナとの戦闘前会話より。怒涛の勢いで詰め寄るブリガンディを前にしても、ラースエイレムのチャージが終わればそれまでだと余裕を崩さない。
「冥土の土産に教えてやるよ! アシュアリー・クロイツェルを襲ったのは僕さ!」
「あいつは、後から駆けつけただけさ!」
「そう、お前達は仲間や両親の仇に殺されるんだよ! 今ここでねぇ! ラァァァスエイレム! クハハハハハァ!!!」
勝利条件達成時。カルヴィナとパートナーにアシュアリー壊滅の真相を明かし、絶望を与えた上でトドメを刺そうとチャージの終わったラースエイレムを起動する。が……。
「何だ? 起動しない!? ま、まさか、エイテルムの限界!? こ、こ、このタイミングでぇぇぇぇ!?」
システムのコアになっていたエイテルムはとうに限界を迎えており、ラースエイレムは沈黙していた。さらに直後、時間停止攻撃が来るとパニックを起こしたカルヴィナの攻撃が襲い掛かり…。
「い、嫌だ! ヴォーダに堕ちるなんて! ぼ、僕はもっと! もっともっとぉぉぉ……!!」
断末魔。任務の名の下で多くの命を無残に奪い続けた男は、その報いを受けるかのようにヴォーダの闇へ消えて行った。

搭乗機体・関連機体

カレイツェド
アシュアリー・クロイツェル襲撃の際にゾヴォークに偽装するために使用。
ガンジャール
エ=セルダ追撃の際に使用。諜士団所属の機体である為、全身が黒く塗装されている。
ラフトクランズ
騎士団から特別に貸与された新米騎士用の機体を、諜士団のカラーリングにリペイントして使用している。なお、ソ=デスに貸与された機体のエイテルムは既に酷く消耗している事を隠して渡されたものである。

余談

  • 名前の語呂からユーザーからは「そーですぞー」と呼ばれている。