アクセル・サーストン
アクセル・サーストン(Axel Thurston)
- 登場作品:交響詩篇エウレカセブン
- 声優:青野武
- 種族:地球人
- 性別:男
- 生年:11937年
- 年齢:67歳
- 役職:ガレヱジサーストン店主
辺境の地のベルフォレストにおけるガレヱジサーストンの店主で、レントン・サーストンの祖父。一流のメカニックマンで、職人肌らしく口調は厳しいが、子供には優しい。自分の子供であるアドロックやダイアンが相次いで行方不明となった為、孫のレントンにはベルフォレストで静かに育って欲しかったが、その思いはレントンがエウレカやゲッコーステイトの出会いにより打ち砕かれた。寂しい思いをしつつも、レントンが成長してほしいとホランドに全てを託してレントンはアクセルの元から巣立っていった。
その後、ドミニク・ソレルが尋ねてきた際、赤の他人とも思えず親近感をもってドミニクと話したアクセルはレントンについて色々と語り、その気持ちはドミニクの心に深く刻み込まれた。そして、アクセル最後の仕事はかつて自分が担当したニルヴァーシュのリフボードの再設計であり、愛すべき孫レントンにプレゼントを届けた。自分の仕事に満足したアクセルはレントンが巣立っていったことを肌で感じ取って満足気であった。
そして、レントンやエウレカが残したモーリス、メーテル、リンクらを引き取り、サーストン家の絆の証として大きいハンバーグ「ビックバーグ」を振る舞う。いつかレントンらが戻ってくることを願い、今日も待ち続けている。
ちなみに整備はピーキーな仕上がりにするらしく孫のレントンにもこの腕が受け継がれており、ドミニクを困惑させたこともある。
劇場版では、人民解放軍東京杉並幼年学校の校長として登場するが、レントンとの血縁関係は無い。
名前の由来はアメリカの人気ロックバンド「Guns N’ Roses」のアクセル・ローズ(Axl Rose)から。
登場作品と役柄
Zシリーズ
人間関係
- レントン・サーストン
- 孫。
- アドロック・サーストン
- 息子。
- ダイアン・サーストン
- 孫娘。
- モーリス メーテル リンク
- レントンとエウレカの家族。
- ドミニク・ソレル
- 訪ねてきた彼に対してレントンの事を語る。
- モリタ
- トレゾア技術研究所の所長であり、弟子。かつてはトレゾア研の一員であった。
他作品との人間関係
名台詞
- 「あれは破滅の光だ…」
「しかし…なんと美しい」 - ニルヴァーシュのセブンスウェル現象を見て、「破滅の光」と表現したが、アクセルの目からは涙が毀れていた。そして、親不孝者であるアドロックのやる事を内心はどう思っているのだろうか…?
- 「戻ってまっておる。おまえがあのお嬢さんと一緒に帰ってくるのをずっとまっておる」
- ニルヴァーシュ type ZERO spec2のリフボードに添えられた納品書とレントンに宛てた手紙。手紙の一文にはレントンが何時の日かエウレカと共に戻ってくることを切に願っていることが書き記していた。思わずレントンがエウレカを前にして涙ぐむのである。手紙を読む青野武氏の熱演も見逃せない。
- 「おかけになった電話番号は現在使われておりません!」
- ホランドの回想にて、ダイアンに電話をかけようと思ったホランドに向かっていった台詞。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ワシも歳を食ってる分だけ礼儀は弁えているつもりだが、一言だけ言わせてくれ」
「お嬢さんの生みの親に、技術屋として敬意を払わせてもらう」 - ZSPDで自身を迎えに来たドロシーを一瞥して。この後、製作者への「敬意」として特別サービスで出張作業を了承する。
- 「ワシの家の周りで暴れまわるような奴を放ってはおけはせん!」
「ワシは孫の帰ってくる家を守らねばならんのだ」 - サーストン家周辺がビッグ・デュオの爆撃に晒される中、武装の使えないビッグ・オーに困惑するロジャーを鼓舞し、戦闘続行を促す。
- 「その通りだ、ロジャー君!メカは魔法の道具ではない!」
「だが、そこに宿った魂は手を掛け、慈しんだ者を裏切る事は決してない!」 - メガデウスを神格化するシュバルツへ「ビッグ・オーはパートナー」と告げたロジャーに同調し、持論を展開して彼を後押しする。
- 「歳を取れば、それも財産になりましょう。まだ若い君には分からんかも知れませんがな…」
「これから幾らでも思い出を作り、積み重ねる事が出来る…」
「若さというものは未来そのものなんですよ」 - 戦闘終了後、孫との思い出が詰まった家を守ってくれたロジャーへ感謝の念と共に贈った激励。アクセルの言葉を、ロジャーは黙って噛み締める。