日野美羽

2016年3月9日 (水) 09:00時点における61.120.167.177 (トーク)による版 (→‎余談)

日野美羽(Miwa Hino)

日野(遠見)弓子日野道生の間に生まれた娘。

人工子宮から生まれた「島の子供たち」が産んだ初めての子供であり、フェストゥム因子を持つ両親の影響か「成長が普通の人間より早い」「常時クロッシング状態にある」「フェストゥムと意思の疎通ができる」などの特殊な兆候が現れている。年齢の割に言語能力が発達しており、表現が独特であるという点はあるものの、周囲との意思疎通は問題無く行っている。

父方の祖父がマークザインの開発者である日野洋治、母方の祖父がマークニヒトの開発者であるミツヒロ・バートランドという、とんでもない家系となっている。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
蒼穹作戦から劇場版エピソードまでの時間経過が3ヶ月程度になってしまったため、ただでさえ早まっている成長が物凄く早まってしまった。その件はちゃんと作中でも言及されている。スパロボではいつものこととはいえ(例えばコンプリートボックス版アムロ・レイは、2次~EXの8ヶ月で1st~逆シャアの14年分成長してしまっている)、ちょっと早すぎである。
一応、両親が愛しあった場所やフェストゥムが目指している「高い次元」の本作における設定などを考えれば、異常な成長速度の理由付けはできなくもない。UXにおいてもマスターテリオンが胎児の段階から一気に成人まで(母体を突き破り)成長している。一歩間違えれば母親が酷いことになっていたかもしれない。余談ではあるが、マスターテリオンの名前の由来は父親である日野道生のコードネームと同じである。
なお、微妙に似たような名前の「みう」がいるので多少ややこしいが、彼女は「みわ」である。

人間関係

日野弓子
母。同世代の友や夫を失った彼女にとって、美羽はある意味で最後の砦であり、子に対する愛は人一倍である。
日野道生
父。しかし、互いに対面することすらなく死別してしまっている。UXでは条件を満たすことで対面することが出来る。道夫をちゃんと「パパ」と呼んでおり、原作では見られなかった愛らしい家族模様を描いている。
遠見千鶴
お母さん並に若い祖母。美羽は「ママのお母さん」と呼んでいる。美羽から見れば、母親が二人いるというような認識らしい。
遠見真矢
歳の離れた姉と言える叔母(真矢自身、弓子とは11年も歳が離れている)。あまり絡まないのでどう呼んでいるかは不明。
来主操
クロッシングして共振したフェストゥム。彼と同じく空が好き。

スパロボシリーズの名台詞

(フェストゥムの声)
美羽「うん、そうだね」
「美羽も嬉しいよ、生まれたこと」
「ママ、お空って……こんなに綺麗だったんだね……」

余談

  • 年齢は2歳となっているが、「蒼穹作戦から2年」という時間経過をそのまま解釈するならまだ1歳のはずである(蒼穹作戦の頃には明らかに美羽は生まれていないため)。
  • 間違えられやすいが、美羽は「島で初めて自然受胎により生まれた子供」ではない。受胎能力を失わずに済んでいた近藤彩乃が産んだ子供、近藤剣司が既にいるためである。
  • UXでは、一気に二年も成長が加速していたが、原作の続編である『EXODUS』(SRW未参戦)においては、ある事情により、4才から一気に10才まで、急激に成長させられている。